FF8 
スコールとサイファーの使用する剣。
大型の剣に銃のメカニズムを組みこんだ、特異な形状の武器。
弾がセットされた状態で引き金を引くと、強烈な振動が刃先へと伝わり、それによって威力が増加する。
トリガーを引くタイミングを見きわめることで攻撃力を増加させられるが、扱いが非常に難しいため、使いこなすには高い技量が要求される。
その名前と形状から勘違いしている人もいるが、弾丸を発射しているわけではない。
- なお、「振動で威力を増す」の元ネタは、SF作品の刀剣としてしばしば登場する「振動剣(高周波ブレードといった呼称も)」。刃を高速で震わせて粉砕する力を与える、又は発生する熱で溶断するなどの原理で、切断する力を高めようというアイデアである。
- ちなみに、「相手の剣を受け止めるときなどにトリガーを引いてしまわないのか」はガンブレード最大の疑問の一つであるが、スコールのリボルバー等を見る限り、トリガーは指の届く範囲でグリップから離れた位置にあり、攻撃時にのみトリガーに指をかけるシステムだと思われる。
但し、サイファーはグリップがハンドガン型であるため上記の方式は不可能であり、例えばトリガーロック等、各ガンブレードで方式が異なるのだと思われる。- サイファーのガンブレードもよく見るとモデルになった拳銃(ベレッタ92)と比べてグリップが長い。またトリガーガードなどに人差し指を這わせて振るうなどトリガーから指を離して使うことは不可能でもないと思う。
- たぶんそのあたりの誤操作も含めて「扱いが難しい」のだろう。
ゲーム開始時点で既に使い手の数が減っていて、バラムガーデンでもスコールとサイファーしか使っていない。
(18年前のラグナも軍隊の研修でしか使ったことが無いと言っていた)
なんで、こんな絶滅必至の変態武器をこの二人が使っているかというと、サイファーはこの映画の影響。
スコールに関しては、作中で明言されていないので推測になってしまうが、過去に行ったスコールがガンブレードを使っているのを、幼い彼を育てていたイデアが見てしまったからという説がある。
- SeeD認定式の時、シドが「ひそひそ……(これでガンブレードのSeeDですね)」と言ってるから間違いなく噛んでるだろうね
- 銃と剣の強さを見事なまでに打ち消しあってしまう上製造もメンテナンスも面倒と廃れる武器・兵器の悪いところを体現したような武器。使い手によってはすさまじい破壊力を発揮するというが誰が使っても一定以上の水準の性能を発揮できなければいけない軍用武器のコンセプトに真っ向から反抗している武器(通称キワモノ武器、変態武器)。一見あり得ないように思えるが何かの拍子でこのガンブレードほどではないにせよ史実では実は結構変態武器が多い。なのでFF的にはこのガンブレードが変態武器なのだろう。
- それはどうだろう。
SeeD試験でドールに行く直前にシドは「ガンブレードを使うSeeDはいないから、スコールかサイファーにはSeeDになってもらいたい」的なことを言うので、単にこれのことだけを言ってるようにも見える。- やはりイデアから伝えられたのは「額に切り傷のあるガンブレード使い」だけであり、スコール個人を示す情報は無かったのだろう。
- まだ序盤も序盤、「あなたが魔女を倒す伝説のSeeDだ」などと言ってもスコールはおろかプレイヤーもポカーンである。
事実シドは魔女と戦う事に対して「これは君の運命だ」と明言している。(ちなみにこの発言に対してスコールはキレている)
- 超マイナー武器のはずなのに、「月刊武器」に毎号掲載されている。
通な愛好家が意外と多いのだろうか。- 使い手だけではなくコレクターも対象読者かもしれない。床の間の日本刀みたいな扱いで。
- あの世界では標準的な装備のはずのマシンガンや長剣も掲載されていないので、数多ある武器種の中から主人公たちに必要なページだけ抜き取って保管していると思われる。
- 他キャラ達の武器より突出して種類も多いしなあ。
- おっ、ガンブレードとは通好みだな
見えないところで弾丸の調達や装填にもGFを使っているのかもしれない。
タイミングよくトリガーを引くことでダメージ量が1.5倍になるが、暗闇状態だと成功しても据え置き。武器の特性上なのか通常攻撃ではクリティカルが出ない。
- 任意でクリティカルが出せるので、クリティカルが出る事を前提に設定されているのか、同じ攻撃力の仲間と比べてダメージが少ない。カンスト攻撃力なら他の仲間は9999なのに対し、スコールは8000程度。
クリティカルでようやく9999。 - クリティカルが暴発しないことと、必中であることから、カード化やたべるために、通常攻撃で敵のHP調整をするには便利。
無論割合攻撃ができる状況なら、そっちのが良いが。
「扱いが難しい」とは、メインキャラ補正にもっともらしさを与えるためによく使われる表現だが、実際の描写を伴わない言葉だけの設定であることが多い。このガンブレードのように、一目見ただけで使いづらさが分かるのは稀有な例である。
- 言うまでもないことだがあくまで描写内での話で、プレイヤー的にはただRボタンを押すだけだからそう難しくはない。
- あの構造でトリガーに指をかけていたら斬撃の際に骨折すること必至。そういう意味でも熟練が要るのかも。
- 某格闘漫画の空手の達人は貫き手(指で相手を突く技)の鍛練で束ねた竹を突いて、その度に指を脱臼したり骨折したらしい。スコールとサイファーもおそらくそうした修練を積んだのでは。
- ところが、実際の長剣には鍔に指を掛ける持ち方があり、そのために指を守る環を備えた鍔も存在した。
少なくとも、持ち方自体は意外にも特異ではない。
- わざわざ拳銃を模した形状にせず、形は普通の刀剣で、グリップの親指や人差し指が触れる辺りに振動を発生させるスイッチを設置するという発想は、あの世界ではなかったようである。最もそんなことしたら、他のSF作品の高周波ブレードと何ら変わらなくなってしまうが。
- 正味他のSeeDであるセルフィやキスティスの武器も扱いはクソ難しそうである。
扱いが非常に難しい割には命中率が255。
- 逆に考えるんだ。扱いが難しすぎてそれほどの技量がなければ使えないと(ry
- しかしハイペリオンの命中は普通…
- しかしどちらにせよサイファーの命中率はカンスト。
- 命中率255、狙ってクリティカルが出せると、正に主人公補正を体現した武器。
- ちなみに「255」は16進数で「FF」である。
サイファーとスコールでは攻撃アクションが異なるため、トリガーのタイミングも異なる。
- 正直サイファーは攻撃モーションが速いのでタイミングが難しい。
スコールのモーションが遅すぎるだけかもしれないが。- スコールのトリガータイミングは「ヒュッ」と音がした直後にボタンを押せば成功しやすい。
一方のサイファーは攻撃エフェクトが出る直前あたりなのだが、モーションが速いので遅れやすい。- スコールの攻撃モーションは遅いから慣れればサイファーの方を使いたいと思う事も。
- 目視でやるならば、スコールは斬ったことを確認してから、サイファーは斬る直前を目安に押すと成功しやすい。
- スコールのトリガータイミングは「ヒュッ」と音がした直後にボタンを押せば成功しやすい。
その特異な形状からしばしば包丁とネタにされる。
実際に包丁を材料にするガンブレードも存在したりする。
Man at Arms:ReforgedというWeb番組で、スコールのガンブレードが製作された。
無論機能までは再現していない。
http://www.youtube.com/watch?v=-GgijhlKbSc
スコールの『ガンブレード』一覧はこちら
サイファーの『ガンブレード』一覧はこちら
COMPILATION of FF7 
FF7AC 
ヤズーが、ガンブレードのようなデザインのベルベットナイトメアという武器を使う。
しかしガンブレードや剣としての機能は無く、あくまで剣のようなデザインの銃である……が、クラウドの合体剣と打ち合える程度には頑強なようだ。
CCFF7 
ジュノンで登場するジェネシス・コピーであるGブレイダーや、
それと同系統のコピーがデカいガンブレードを装備している。
DCFF7 
DCFF7のヴァイスも似た様な武器を持っているが
あれは本当に銃に刃がついただけのもので、ただのデカい銃剣である。
FF12 
ギルガメッシュが所持している。
「所持している」と言ってもエクスカリパーの様な贋作『ガンブレプリカ』なのだが。
この贋作にはチョコボの画が描かれていて可愛らしさが出ている。
FF14 
剣と銃を兼ね備えたガレマール帝国製の複合武器と、少数民族ロスガルの国ボズヤに伝わる魔器の2種類が存在。
初出のFF8に近いのはこのうち後者。
前者は魔法を使えないガレアン人が遠近の攻撃を使い分けるために生み出された。
普通の弾丸を発射する以外に、チャージする事でエネルギー波による砲撃も可能。砲撃の軌道や範囲は武器の違いによって多岐に渡る。
- 亜種としてガンハンマー、ガンバグナウ、ガンシールド等帝国の武器は様々なものに銃が仕込まれている。
後者は「ガンブレイカー」の武器。故国の女王親衛隊「グンヒルドの剣」がその名の由来。
エーテルパウダーを籠めた「ソイル」に攻撃時のエネルギーを魔力として蓄積し、引き金を引くことで攻防に効果を得る。
DFF 
スコールの専用武器として登場。
グラフィックは、ノーマルモードではリボルバー、EXモードではライオンハートを手にしている。
装備品としては、リボルバー・ランスオブスリット・クライム&ペナルティ・ライオンハートが存在。
スコールがガンブレードを使用していることについては、ミュージアムで
扱いづらく、いまやほぼ見ることのない
ガンブレードを使い続けるのは
彼なりの「強さ」に対する
こだわりなのかしれない。
と考察されている。
ちなみに、実際に装備するわけではないが、ストーリーモードのバッツ編のムービーにおいて、
バッツがガンブレードをものまねしており、バスターソードを片手に、片腕で振り回している。
- 「最初から俺は本気だよ!」の時にアップになるグリーヴァが、
マンボウのキーホルダーに見えて仕方がない…。
原作では「斬ると同時に振動を起こして剣の威力をアップする武器」であったが、
こちらでは「斬ると同時に爆発を起こしてその爆風で攻撃する」という、
扱いづらいを通り越して危険極まりない武器になってしまった。
しかもDFFのスコールはこれを片手で使う(一部の技を使うときは両手)。
珍しい武器という特性を強調した結果だろうが、爆風を間近で浴びても平気なスコールといい、
色々と成長し過ぎである。
- 「爆発させた勢いで自身が高速回転し、蹴りを放つ」
なる格好いい使い方もしている。
他、どういう原理かはわからないが
「爆発の火種?のようなものを剣の軌道に複数設置、トリガーを引くとそれらが一斉爆発」
という演出も。- そこはアレで何とかしてるんじゃないだろうか。
なかなかアクションゲームの派手な絵面にうまく落とし込めてる印象。 - ……だから危ないとか冷静なつっこみはやめてあげてっ。
- たぶん横回転して敵を蹴っ飛ばす技。
目が回ってそれどころではないので気づいたら敵が吹っ飛んでる、みたいなことになるかと。 - スコール「うわああああああああああ」→敵「ぐふっ」→スコール「や やったか?」
なんだこのスコールちょっとかわいい。
- そこはアレで何とかしてるんじゃないだろうか。
- 技使用後が反動の為かやたらとスコールの動きや体勢が不安定。
リボルバーにドライブされてると称された事も…。
悠々と使うにはウェイトが足らないのかもしれない。- スコールが爆発させる→飛ぶor回る→酔う→ふらつく なのか?
まあしっかりしたウェイトのある主人公ってなんかいやだけど。
- スコールが爆発させる→飛ぶor回る→酔う→ふらつく なのか?
エンカウントホイスによると、ねぎ小僧がこの武器に興味津々らしい。
DDFF 
ギルガメッシュのエンカウントボイスで「通好み」と評されている。
- そもそもガンブレードはFF8の世界特有の武器(という割には他作品にも出てはいるが)。
そこに赴いたことがあり、スコールとも面識がある(?)ギルガメッシュだからこそ、
ガンブレードの名をはっきりと出した上でコメントができるのだろう。
ガンブレプリカなんてのを手にしたこともあるしね。
FFBE 
第一章で仲間になるジェイク?が二刀流ガンブレードを装備しているが正確には銃口が付いているのでDCFF7のヴァイスの銃剣と同様FF8のガンブレードとは異なる。
また発射されるのは弾丸ではなく電気粒子のようなもの。
二つのガンブレードを双刃の剣のような形状に合体することも出来る。
補足だが第二章のジェイク?はガンブレードでなく魔電粒子砲という銃のみの武器に変えている。
チョコボレーシング 
スコールのアビリティとして登場している。バリア貫通。
発動させると白く透明なガンブレードを背負い、1位になるまでスピードとグリップがあがる。
相手をかわした時に斬撃が入りクラッシュさせられるので、気分は通り魔になれる。
ただ使用可になるのが非常に遅く、ブリザガなど大クラッシュの魔法などで消される。
滅多にしないだろうが、バック走行をしても消えてしまうので使えるのか微妙なアビリティ。
サボテンダーやジャックを使うならこのアビリティがいいかもしれない。
大クラッシュで効果が消えるのが致命的に痛い。
なので、強アビリティの魔石アップやメガフレア相手だと役立たず確定。
どうしてこんな仕様にしたんだろう?
他にもスピードが一定以上に落とせないため、幻界みたいなコースだと操作が難しいという難点もある。
- 幻界でCOMに使わせるとショートカット付近の急カーブを曲がりきれずコースアウトしてしまうことがある。
しかもその場合、復帰地点がカーブ直前になるため復帰するたびフルスロットルでカーブに突っ込み延々とコースアウトを繰り返すことになる。
タイミングを合わせればファイガやサンダガで一応の救出は可能…だがそんなことを考える時にはすでにファイナルラップに入っているだろう。
一位ならほとんど無用の長物、
二位以下なら使えるが順位が下過ぎると間に合わなかったり大クラッシュ魔法を貯められたり。
短いコースで速いクラスだと、貯まったと思ったら一位がゴールインしていたり。
二位から一位になったと思ったらすぐに後続に抜かれる、
などすると、次に貯める前に勝負が終わってしまったりする。
COMの操るスコール向けのアビリティかもしれない。素人にはおすすめできない。
- 「一位になるまでスピード&グリップ&攻撃力増加、バリア貫通」って、字面だけ見れば反則モノの性能なんだけどなあ……。
- とにかくゲージの増加速度が遅いのが難点。コースの長い幻界ですら3周に1回発動するのがやっと。シドのテストコースに至っては溜まりきる前に3周してしまうことも…
速度の上昇量はダッシュよりやや低い程度で、瞬発力は(すれ違い時の攻撃を除けば)あまりない。
なのでいかに長く発動し続けられるかがこのアビリティを使う上での鍵。
他のダッシュ系アビリティと同じく、速度を上げるのではなく一定速度に固定するのが正しい。
故に最高速が低いキャラに持たせると最も性能を生かせる。
逆にもともと所有しているスコールは隠しキャラを除けば最も最高速が高く、やや相性が悪い。
余談 
FF7/8/10とキャラクターデザイナーを同じくするパラサイト・イブIIでも2周目以降の隠し武器として登場。
紅く染まったガンブレードを手に異形のクリーチャーを蹴散らすアヤ・ブレア捜査官を見ることができる。
こちらのガンブレードはショットガン+銃剣で、斬ることも撃つこともできる。
が、その真価は斬撃すると同時に散弾を撃ちこむ「バーストストライク」にある。
ゲーム中最大の威力。ボスですら一撃で沈める。
- 本編中のボス、キングゴーレムNo.9も使用しているが、
バーストストライクはおろかショットガンの機能も使わずただ斬撃に使用するのみである。意味なし。- 使われたら一撃でアヤが沈んじまう・・・
- そう、非常に強力な武器なのだがその唯一にして最大の弱点は「肉弾攻撃が届かないと弱い」と言う
事である。その場合はただのショットガンと同レベルであり、使っている弾にもよるものの通常使うで
あろうバックショットはお世辞にもそれほど攻撃力の高い弾ではない。
このゲームには何体か「手が届かない」場所にいるボスがいるので注意しよう。
多分、野村タンが好きなんだろうな、このアイデアw
乱戦時のリロードをどうするのか? そもそもぶれてしまって切れないのでは?
とか考えはじめると著しく萎えるので考えない様にしよう!
FF13のライトニングが持つブレイズエッジはガンブレードに似ているが、こちらとは異なる武器である。
単なる銃剣ではなく銃の機構を持った剣という独創的なデザインの武器ということで、
FFのみならず様々な作品でそのモチーフが取り入れられている(気がする)。
物珍しさ故か、FF8ではゼルとNPC、DFFではオニオンナイトとジタンが興味を抱いてる。
DDFFではギルガメッシュが「通好みだな。」と言っていた。
- 「弾丸を装填する剣」「振動により切断力を高める」という特異性から、この手の武器はガンブレードが初出と思われがち。
だが似た構造を持つ近接武器として、TRPG『天羅万象』の「珠刀」や、そのオーマジュ元である『未来忍者 慶雲機忍外伝』の「十字剣」の方が早かったりする。
(そもそも「振動で刃物の切断力を高める」というのはSFの世界においてはよく見るネタである)
ただしそれらは日本刀がベースであるのに対し、ガンブレードは「剣」と「銃」ががっつり融合したようなデザインになっている。このような見た目の剣としては初出と言ってもいいだろう。
FFという知名度に加え、見た目のインパクトの強さゆえにFF8のガンブレードが筆頭に挙がりやすいのかもしれない。
FFでは完全に剣として扱われているが、実際の「銃剣」は剣と名前が付いているものの使用法としては槍に近い。