武器/【ギヤマンの鐘】

Last-modified: 2024-01-28 (日) 13:54:08

ギヤマンはガラス(ダイヤモンドを指すこともあるが、入手時期を考えると明らかにガラス)のことなので、
取り扱いにはくれぐれも注意したい。

  • そういう意味では類似品→武器/【ガラスの鐘】
  • より厳密に言うと本来は「カットガラス」のこと。ただし後にガラス全般を指して呼ばれるようにもなった。
    元々オランダ語でダイヤモンドを指す「ジアマンテ」が語源であり、これはガラスのカットにダイヤモンドを用いていたことから。
    同じようにダイヤモンドで彫刻を施されたガラス製品は江戸時代には「ぎやまん彫り」と呼ばれたが、これも後には彫刻されたガラス全般を指すようになった。

FF3

表記は「ギヤマンのベル」。


攻撃力25、命中率80%の近接打撃武器。
はっきり言って場違いすぎる弱さを誇る。登場時期を間違えてるとしか思えない。

  • 明らかに、鈍器として敵をぶん殴っている。取り扱い…。

風水師忍者の武器「ベル」として初登場。ダスターで4500ギルで購入可能。
また、サロニアの地下迷路でも拾える。
しかし特殊効果があるわけでもなく、風水師を使うなら地形で戦った方が有効なため、今ひとつ影は薄い。


NTT出版のイラストでは外側は金属でコーティングしているように見える(内側は如何にもガラス風)。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

同じく「ギヤマンのベル」。


攻撃力42、命中率100%の近接打撃武器。今回は忍者の代わりにたまねぎ剣士も装備可能に。
登場時期を間違えてるとしか思えない強さを誇る。


DS版でもFC版と同様にダスターで購入可能な他、DS版では風水風水師の取得時期が火のクリスタルに前倒しされたためか、新たにドワーフの洞窟の武器屋でも購入可能に。
もっとも地形コマンドが「自爆」しなくなっているので、FC版以上に存在価値は薄い。

  • サロニアの地下迷宮の代わりに下水道で1個拾えるようになっている。
  • 「ちけい」を使うだけなら武器すら不要、という点で存在意義を問われる。

DS版限定だが、たまねぎ剣士を愛用しているプレイヤーなら充分活用できるか。風水士本人は軽装備なので、前線に出して殴ろうと思うとすぐ転がる。

  • たまねぎ剣士の方が硬いのは確かだが、一応風水師の方もダスターで羽根付き帽子大地の衣ルーンの腕輪を購入した後なら大分硬くなり多少マシにはなる。
    もっとも、その頃にはこれの上位武器の大地のベルルーンのベルが拾えるために2人以上風水師がいない場合は出番がなくなってしまうので、やはり風水師よりもたまねぎ剣士の方がこのベルの強化による恩恵が大きいといえるだろう。

グラフィックは金色の鐘に木製の取っ手と典型的な形状のハンドベルといった風貌。

FF3(ピクセルリマスター版)

魔物が嫌う音を出すベル

攻撃+42、命中率+99、知性+3のベル。風水師忍者が装備可能。
ダスターの村で4500ギルで購入可能。


音がどうのと解説されているのにやっぱりぶん殴って使う点については気にしないでおこう。
知性の強化で風水師のちけい強化も期待できる上、
武器としての能力も同じ時期に手に入るオリハルコンサンダースピア程度にはあるのでバックアタックされたらぶん殴るのも良い。


性能面は場違い…という事も無く、入手時期を考えたらはっきりと適切な性能だろう。
ピクセルリマスター版の風水師の場合、性能が気になってくるのはむしろちけいの方である。

FF5

ゲーム上の表記は「ギヤマンのかね」。


風水士が装備できる最初の
基本攻撃力24、必中、音波カテゴリ武器。500ギルで購入可能。


ベルはティンカーベルを含め全4種しかない上、次の鐘は伝説の12武器である大地のベルか、次元の狭間の雑魚敵が落とすルーンのベルなので、ギヤマンの鐘とは長い付き合いになる。
短剣ばかり使われ、伝説の武器を入手するまで鐘の存在自体忘れられる事も多い。

  • 必中であることからシング(魔法防御力0)を確殺できる。
    ラストフロアで風水士をマスターする時に、他の敵への攻撃には地形かセットしたアビリティを使うと割り切れば使い道がある。
  • シングのパーティの持つABPが30前後なのに対し、風水士マスターまでの累計ABPは175。どのみち最高でも5、6回使ったら役目は終える。

攻撃力のバラつき方は基本攻撃力の50%~100%。
ティンカーベル同様倍率計算式が特殊で素早さと魔力の2つ分の倍率がかかる
理論上の最高倍率は154なのだが、この武器自体の攻撃力が低すぎるため使い物にならない。
仕様上この武器には魔法防御力を無視する手段が無いため、通用しない敵が多すぎる。


カルナックの町カルナック城爆発後)で販売され、また、タイクーン城で拾える。

  • タイクーン城で無料入手しておけば、風水士登場直後から装備させることはできる。
    ただし、ギヤマンの鐘の攻撃力は12~24の範囲でしかブレないのに対し、この時期どんなザコでも5程度の魔法防御はある。
    結果2ケタ程度のダメージしか出ないことも多く、普段使いで便利とはとても言い難い。
    風水士のジョブコマンド「地形」は累計ABP25と習得が軽いが、その期間のたたかうでさえギヤマンの鐘を振るよりは適当な短剣で攻撃したほうが良いだろう。

FF5(GBA版)

アイテム欄の説明は「まものがきらう おとをだす かね」
GBA版では攻撃力のバラつき方は基本攻撃力の100%~150%に上昇。
攻撃倍率を素早さと魔力の合算で計算することと合わさって、同時期に入手できる数値上の攻撃力の高い短剣よりも高威力を発揮できる。


詳しく言えば、風水師の力は28なのに対して、魔力(48)と素早さ(26)の合計は74と2.6倍以上である。
そのために、相手の魔法防御力や倍率計算時に切り捨てられる端数の影響を考えないならば、攻撃力66の盗賊のナイフ並の威力が出ることになる。
上述の通りSFC版、PS版では攻撃力が下方にばらつくが、逆にGBA版では上方に1.5倍までばらつくため期待値で言うならアサシンダガー並、最大値で言うならマンイーター並にまでなる。
FF5において魔法防御の高い敵はそういないため、GBA版では風水師の装備はこれ一択だろう。
SFC版、PS版でもオリハルコンダンシングダガーのあたりまでは使っていけるだろう(期待値的には二つの武器の中間ぐらいになる)。


GBA版では風水士が装備した場合通常攻撃のダメージ期待値が伝説の武器(大地のベル)より基本的に上。
あちらは力を参照し、攻撃力のバラツキが武器の攻撃力(35)×0.5~1.5。

  • 大地のベルは相手の物理防御力を参照、ただし防御力を1/4で計算。乱れ撃ちの場合は防御力無視。
  • ギヤマンの鐘は相手の魔法防御力を参照。乱れ撃ちでは魔法防御力を無視できないが、代わりに攻撃力が落ちない。

以上の違いがあるので状況次第だが、よほど魔法防御力の高い相手でない限りは、大抵はギヤマンの鐘の方が上ではないかと思われる。

FF5(iOS/Android版)

旧スマホ版では敵の魔法回避率を参照するようになった。
攻撃力のバラつき方もSFC版、PS版同様の基本攻撃力の50%~100%に再修正され、明確な弱体化を受けた。


ティンカーベルは音波カテゴリ弱点のオメガに必中するのに対し、ギヤマンの鐘は当たらないため音波カテゴリではなくなったと推測される。

FF5(ピクセルリマスター版)

攻撃力のブレがティンカーベルと同じ「100%+0~攻撃力/8」となり安定した。
必中・音波カテゴリ武器に戻った。
リフレクで反射されるようになった。

FFCCEoT

分類は他の鐘と同じく
正直微妙な性能なので、趣味で使う以外に出番はない。
×2、?×1で作れる。

DFF

楽器装備で最弱のもの。ショップで6050ギルで購入できる。
装備レベル22でATK+16、DEF+2。特殊効果なし。

DDFF

やはり最弱の楽器。装備Lv1以上、BRV-26、ATK+22、DEF+2。
ショップで13380ギルで買える。

FFEX

ベルの1つ。

FFB

レアリティN・N+の楽器
赤い持ち手に赤いリボンの付いた透明(銀色?)の鐘。
出易い&成長速度は早だが、パラメータとしては最弱・サービス開始直後から
同じく出易い&成長早でR以上の大地のベルが存在していたため
初心者の繋ぎ装備としても使われる事はそうそう無い、養分武器。