武器/【ダイス】

Last-modified: 2022-07-09 (土) 16:27:34

関連:特技/【ダイス】


FF6

セッツァー専用のギャンブル武器。崩壊後のコーリンゲンで買える。
ダイス(dice)とは英語でサイコロのことである。
装備した時のダイス自体の攻撃力は1。ターゲットに向かって2つのサイコロを投げつけ、「2×レベル×出た目の積」という出た目に応じたダメージを与える。

  • ダメージ計算では相手の防御力を無視し、さらにみだれうちしてもダメージが減らない。
    必中・隊列無視、バーサクで威力がそのまま1.5倍化する
    • この性質はイカサマのダイスも同様。そちらを入手するまではみだれうちと組み合わせて使うと強力。

イカサマのダイスの場合ゾロ目で倍率が変わるが、普通のダイスの場合はゾロ目でもダメージが変わらない

  • 検証結果:皆伝二刀Lv44 1,1で88、皆伝一刀Lv45 2,2で360、無し一刀Lv45 2,2で360とゾロ目でも変わらない。
  • 参考 22:30ぐらいから。

イカサマのダイスと違って買うことで手に入るので、ダリルの墓モルボルデュラハン相手に二刀流させることもできる。
終盤ではイカサマのダイスと組み合わせて2刀流乱れうち、なんていうやり方も。


計算式は特殊だが物理攻撃扱いであり、睡眠・混乱を解除し、透明状態の敵には当たらない。
能力値はダメージに関係しないので、セッツァーはダイスに影響しないより汎用性の高い魔力を上げた方がいい。


SFC版ダイスのダメージ期待値(プログラミングによって100万回試行した結果)

レベルダメージ期待値レベルダメージ期待値
レベル10211レベル601266
レベル20422レベル701478
レベル30633レベル801692
レベル40844レベル901905
レベル501055レベル992092

ダイスはコロシアムで賭けてもテュポーン戦になってしまう。
威力はやや頼りないが、必中で防御無視なので、サボテンダー戦などでは役に立つ。


ギャンブル道具では これとイカサマのダイスのみ投げるで投げられない。


なお、GBA版では装備品増殖の裏技があるため、イカサマのダイスが手に入った時点でお役御免になってしまうことも。
また、普通のダイスは防御無視効果・必中とはいえ威力が知れてるため、セッツァーで二刀流乱れうちさせるならイカサマのダイスとグラディウス(GBAならラストリゾート)が原則的にはおすすめ。

  • 例えばダイス装備なら後列に下げられる事に加え、高い防御の敵にはグラディウスやラストリゾートよりもダイスの方がダメージが出ることも多い。どれが有効なのかは状況次第なので、あくまで原則論

以下余談。
5000ギルもするサイコロってどういう材質で出来ているのだろうか。

  • 高価で加工しやすいといったら象牙かなぁ。現実でも麻雀牌に使われているし。

しかし、メガロドルクよりはるかに捕獲に難儀しそうなベヒーモスの毛皮を使ったバンダナと比較しても圧倒的に高い…よほどの職人の手によるものなのか、メガロドルクの牙は現実の象の牙などよりはるかに加工が難しいのか?(だったらそんな素材を採用する必要はない、となってしまいそうだが……)

  • 金属などの鉱物じゃない? 現実でもチタン製の比重が偏らないように作られた高級サイコロとかがあるし。モンスターにぶん投げるわけだから、脆い素材じゃ武器としては使いにくいだろうしね。
  • 景徳鎮。
  • 聖剣伝説にはダイヤモンド製のがある。

ダイス自体の攻撃力は「1」。同じく投げてつかう普通のブーメランの102分の1の攻撃力しかないため、
むしろそんなに硬い物質とは考えにくい。
とりあえず数字が出れば防御無視でダメージを与えるという得体のしれない性質的に、
材質自体はただの紙で、なにかしら呪符的なもので出来ている気がする。

  • 紙のサイコロってそれ中にキャラメル入ってるやつじゃ……ゲフンゲフン。

なお高額で取引されるサイコロにはFFシリーズには前例があったりする。……何でそんなニッチな分野で被りが発生するのかと。
宝石も古来より魔術や呪術の媒体としてよく使われる素材なので、これなら「高値で取引される」「不思議な力を持った武器として使える」の両方を説明できるかも知れない。


これは一体どういう原理の武器なんだろうか?

  • ファンタジー世界ならではの武器は数多かれど、振って出た目がダメージにかかわるサイコロは、何かにつけて「数字」がものを言うゲームの世界ならではのもの。ゲームでなければ原理が分からない攻撃ならレベル系青魔法やTの算術も挙げられる。
  • 別会社のゲームには雀牌がある。名前のとおり出た役でダメージが決まる。
  • コンピュータRPGの元になったテーブルトークRPGでは
    ダメージ計算などのランダム要素を決定する際にダイスを振るのが一般的である。
    しかしその場合ダイスを振るのはプレイヤーやゲームマスター(ゲームの進行役)であり、ゲーム内のキャラクター自身がダイスを振るという例は聞いたことがない…。

ぶっちゃけ、プレイヤーがダイスを振るという行為をメタ的に表現した武器なのだろう。

↑の素材の項目もそうだけど、これが一種のマジックアイテムであると考えれば
高価であることや装備制限があることも含めて別におかしいことじゃない。
例えば何かを召喚するマジックアイテムを想像したとき
音を出すアイテムが連想されるのは偶然ではなくシャーマニズム的な意味がある。
セッツァーのようなギャンブラーにとって、ダイスを振る行為は単なる勝ち負け以上
人生を左右することもある。
それを具現化したのがこのダイスなのだろう。

FF6(ピクセルリマスター版)

ピクセルリマスター版ではゾロ目で「2×レベル×出た目の3乗」にダメージが変わるようになった。
このため従来と比べてダイスのダメージ期待値がかなり上がっている。
参考 5:44ぐらいから。


ピクセルリマスター版ダイスのダメージ期待値

レベルダメージ期待値レベルダメージ期待値
レベル10485レベル602198
レベル20973レベル702458
レベル301355レベル802703
レベル401695レベル902926
レベル501955レベル993123