FF2が初出のダイヤ製のメイス(厳密には初出のFF2では杖扱い)。
FF7でダイアナックルが登場するまでの間はダイヤシリーズで唯一の武器だった。
FF2以降はほぼほぼ再登場せず、現在では登場する作品が非常に少ない影の薄い武器の内の1つに。
関連項目:データ/【ダイヤ(ア)シリーズ】、武器/【メイス】、武器/【杖】
FF2
FF2に登場する硬度10の最強の杖。
何の特殊効果も無い、名前が弱そう、そもそも杖自体が地味など、とにかく印象に残らない武器…に見せかけて総合力ではマサムネや素手を除くと最強クラス。
なんといっても攻撃力がおかしい。
こいつを上回るのは「マサムネ150、素手16の120、エクスカリバー100、ルーンアクス95」とマサムネと素手以外は高干渉ばかりである。
魔法が強いFF2では武器に魔法干渉がある作品では撲殺も魔法一掃もできる万能戦士を作ることができる武器。
同じ魔法干渉5の最強武器のネコのツメより攻撃力も4高い。
杖のため低干渉で5、これなら一発系魔法一回でラストダンジョンの敵も一掃できたり、耐久力のある敵を攻撃魔法で焼き尽くすことも可能なレベル。
(武器の魔法干渉は5~10くらいまではあまり気にならないレベル)
そしてなんと「攻撃力が最強の槍のホーリーランスや最強弓のよいちの弓と同じ」という理不尽な強さである。
殴るだけでラストダンジョンでも十分通用する杖というとんでもない代物。
ちなみに槍の魔法干渉は「全て40」、弓の魔法干渉は「全て70」なので強力魔法が凡魔法くらいまで落ちてしまうが、ダイヤメイスなら理不尽なくらい強い魔法使いに一線級の攻撃力を与えることができる。
まさに硬度10のダイヤモンドにふさわしいFF2屈指の理不尽最強武器の一つである。
FC版では魔法の強さと魔法干渉のことから、総合力ではエクスカリバーを超えるのではないか?といえる。
こいつの究極のライバルは「すで16」であろう。
弱点はマサムネ同様「一本しか入手不可」なこと。
ホーリーランスの魔法干渉40なのにダイヤメイスと攻撃力が同じなのは、ホーリーランスがラストダンジョン最深部の敵のレアドロップで複数入手できるから、であろうと思われる。
同じ魔法干渉5で最強のナイフだがダイヤメイスに攻撃力が4低いネコのツメもラストダンジョン前のフィールドに出現するカマキリの王様が落とす。
- お前のせいであらぬ妄想をしたが、我に返ったら棒というか棍棒だ、純粋な打撃だったらそりゃ威力高いわ。
メイスなんだから軟体系に特効あっても良かったのになー。- ……逆じゃね?固い敵にならともかくやわらかい相手にはむしろ半減しそうなんだが。
- そもそもダイヤモンドは硬度こそ自然界に存在する物としては最高だが、衝撃には非常に脆い。
カッターやドリルの刃に使うならともかく、鈍器には全くもって不向きな素材なのだが。- 絵を見たわけではないが、別に全体がダイヤである必要も打撃部がダイヤである必要もないのでは?
具体的には打撃部の形がひし形(トランプのダイヤの形)をしているだけかもしれない。
あるいは魔法的な力でダイヤの脆さを克服したものかもしれない。
- 絵を見たわけではないが、別に全体がダイヤである必要も打撃部がダイヤである必要もないのでは?
武器の詳細な性能は攻撃力90・命中率75・回避率1・魔法干渉5。
全バージョン共通でジェイドB1Fの宝箱から1個だけしか入手できない非売品で、売った際の値段も全バージョン共通で7500ギル。
- ゲーム中僅か1個しか入手できない貴重品なのはもちろんのこと、性能の方も杖の中で最強のもののため、持ち物制限がとても厳しいFC版でもこのメイスは売らずに使われる可能性が高い。
FC版では杖はナイフと並んで魔法干渉が少ない武器なので、魔法と両立して成長させるならマサムネに次ぐ武器といえる。
しかも破壊力は最強の槍と同じなので一線級の戦士となれる。
ダイヤメイス自体に回避力が1ついてるので(これが素手に勝る点)、素早さ82以上で回避MAXをキープできる(FC版は素早さ109まで上げれる)ため、盾を装備させず回避できるようになれれば、超性能武器になる。
ちなみに回避確率は「素早さ+武器の回避力×(武器レベル+1)-重さ」。
しかし本作の強力防具を見ると、鎧の黒装束、白のローブ、黒のローブはいずれも重さ0、兜のリボンと金の髪飾りも重さ0、小手の守りの腕輪は重さ0、パワーリストは重さ2、とはっきり言って心配ない。
マサムネを除いた各種最強武器の中では唯一量産が不可能。
- 誰もが全ての武器・防具・魔法を使えて一見自由度が高いようで実は「魔法使いは杖や短剣が武器で装備も軽い物しかダメ」という和製RPGのお約束をさりげなく押し付けられる形になっているのか。
杖系統の武器には、魔法干渉が高いものと低いものに分けられるのだが、打撃メインのメイス系であるのにも関わらず、この武器の魔法干渉は低い。
流石は最強武器といったところか。
なので、魔法を使える前衛がほしいならこの武器が非常にお勧め。
マインゴーシュとセットで使えばその魔法干渉はわずか10である。
マサムネが相手では分が悪いが……。
- でも、マサムネは打撃メインのキャラにわたるはずだから、考慮しなくても大丈夫だと思われる。
さり気なくFFシリーズ初のダイヤシリーズの武器だったりする。
- ダイヤ製の武器として他にダイヤフレイルがある。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降追加されたゲーム内の説明文は「ダイヤせいの つえ」というだけの非常に簡素なもの。
ミンウ専用の追加武器として「星屑のロッド」が登場したため、FF2における杖系武器の最強の座からは退いた。
- ただし攻撃力はどちらも90と同数値なうえに当然ながら星屑のロッドの方はミンウ専用品のため、全キャラが共通で装備できる杖の中ではGBA版以降でも依然として最強の座を守ってはいる。
SORでは登場しない。
入手時期の関係上、本編から持ってくることも不可能。
しかし、ミンウ専用装備の星屑のロッドが最強の杖になったので、あまり気にならない。
- そもそも、ミンウは白魔法で他のキャラクターのサポートがメインなので、攻撃力は割とどうでもいい。
PSP版の秘紋の迷宮の宝箱から入手可能なので、一応最強武器は全て量産可能となった。
- 入手マップの情報求む
- 未だ入手の報告も見かけないため、おそらくはダイヤメイス、ブラッドソード、大地の剣、暗闇の弓、炎の兜、アイスアーマー、ダイヤアーマー、氷の小手はPSP版以降においても量産(無限入手)不可能と思われる。
DFF
皇帝専用装備。装備可能レベルは53以上。
装備するとHP+185、ATK+34、DEF+2され、魔法ダメージが+10%、リジェネ回復量が+10%される。
ダイヤメイスという名前なのに必要素材は15460ギルにウィザードロッド、ルビー×3、いやしの破片×2と、
どこにもダイヤが使われていない。
おまけにメイスなのにロッドとして扱われている。
そのためなのか専用だからか、ダイヤの神秘のコンビネーションに含まれていない。
DDFF
前作同様皇帝の専用装備。
装備Lv30以上、HP+376、BRV-84、ATK+40、DEF+2、EXフォース吸収距離+1m。
オベリスク、ヒヒイロカネ、暴君の想い×5、61000ギルでトレードできる。
槍から作るロッドというレックスの剣なみに不思議な武器。
でも皇帝が持っているロッドは長ーいので、ひょっとして槍の持ち手部分だけを残して先っぽを加工して…あれ?
DFFOO
「ダイヤメイス【II】」。☆5の杖。
皇帝の相性装備で、相性性能は「征服への一手」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 85(+17) | 47(+9) | 463(+92) | 159(+31) | 66(+13) | 15 |
相性性能「征服への一手」により、『スティックボム&フレアーコンボ』のBRV威力がアップする。
さらに「支配への欲望」の効果アップと期間が延長される。
FFRK
FF2、FF3、FF4、FF5共鳴の杖として登場している。