FF5 
特殊な倍率計算式を持つ最強のベル。必中、基本攻撃力55。
攻撃力のバラつき方は基本攻撃力の50%~100%で変動とかなり特殊。
どの攻略本にも載っておらず、入手方法もツインタニアがギガフレアの使用準備を行っていない間に倒すとドロップするだけ(ドロップ確率6.25%)。
これをドロップしてもらうために、ツインタニアを何度も倒す作業を繰り返してしまう…。たとえ使わなかったとしても。
- パワーアップ状態の間に「デスクロー」で瀕死にし、「ギガフレア」を使わせてから倒すと効率的。
倍率計算式はチキンナイフの(レベル×力÷128)の部分の力を魔力に置き換えたもの。
ダメージ計算は魔力、素早さにも依存しており、相手の(物理ではなく)魔法防御力に影響され、プロテスではなくシェルで倍率半減される。
- 杖やロッドの攻撃も含めた魔法攻撃の倍率は基本的に「レベル×魔力÷256」で計算されるが、魔法系ベルに関しては物理攻撃と同じく「ステータス×レベル」を割る数字が128であることも、この武器の高威力の一因である。魔力の歌によるブーストを踏まえれば理論上の最大攻撃倍率は驚異の154。
後列からの攻撃でも威力が落ちない。
魔法防御力とか「みだれうち」とか色々総合的に考えると、SFC版・スマホ版FF5のNo.1武器はチキンナイフ。
- 瞬間的にチキンナイフを上回る場合があるものの、魔法剣もかからず、火力の安定性でも見劣りする。
- GBA版限定で魔法剣なし・敵が低魔法防御・みだれうち(物理武器の威力半減)の場合ティンカーベルがNo.1。
当然ながら、魔法剣可能な武器は魔法剣フレアによってティンカーベルよりもはるかに大きなダメージが出せる。
この武器の弱点として、ギルガメなど魔法防御力の高い相手には全くと言って良いほど効かない。
倍率が特別に高いから大火力が出るのだが、武器自体の攻撃力はチキンナイフと違って低いのが原因。
また、ベルの攻撃モーションはかなり長いため「みだれうち」などを使うとイライラすることも。
- ということは、「みだれうち」ではチキンナイフのほうが相性が良いかな。
「みだれうち」は、物理防御力を無視できても魔法防御力は無視できないもんね。
「ファイナルファンタジーVアドバンス 公式コンプリートガイド」にて、
(恐らく)攻略本としては初めて存在が明記された。
- 今まで載って無かった理由は「没アイテムにした」筈だったから、らしい。
開発側としては没にしたつもりだったのに、何故かツインタニアから手に入るままだった。
そのため攻略本に載るのが遅れたようだ。- SFC版発売当時スクウェアがやっていたテレホンサービスで言及している。
アイテム欄で見た時の説明文「ようせいのなまえがつけられたまぼろしのベル」で分かる通り、
ディズニー映画として有名な、ピーターパンに登場する妖精「ティンカー・ベル」が名の由来。
- 入手法があまりにも見つけづらいため、リアルに「幻のベル」となってしまった。
- どうせならFF3の小人のパンの様なぴーたーパンとか欲しかったな。
- 没にしようとしたのは、やはりパロディにするのは少々危険と思ったからなのだろうか…
ピーターパン自体はFF5の発売当時には著作権も切れていた(その後著作権期間の延長によって一時的に復活するが)古典文学であるが、これをアニメ化した会社は権利関係には相当うるさい所だったので……
パロディ(と思われる)武器に関しては本作でも他にもあったのだが。
初めて発見されたのは、ゲーム誌のコーナーにて。
Vジャンプ1996年12月号のゲームの質問コーナ「静かにGAMEやりたいの」でその存在が明記され、
その後、Vジャンプ1997年2月号にて入手方法が明記された。
なお、その際の投稿者名が「全国多数のみなさん」となっていた…。
- それ以前にも他のゲーム誌で発見されていたようだ。
- 存在自体は「アイテム変化」関連の記事で「えふえふ」等と一緒にもう少し前に発見されていたはず。
ただし、やはり没アイテム扱いされていたようだった。 - 1993年頃の電撃スーパーファミコンかマル勝スーパーファミコンに低確率で落とす旨の記事があって切り抜いて学校で友達に見せたりした記憶がある。
終盤のボスが特殊な状況下でのみ低確率でドロップという非常に限定的なレアアイテムであるため、普通にやっていては当然気づくはずもなく、今でもその存在を疑うプレイヤーもいるとかいないとか。
あまりにも強力な武器のため開発中に消されたはずが実は残っていた…等の噂もあるが、真相は定かではない。
- まあ、普通はギガフレアのチャージ中に倒すしな。そうでなくてもドロップ率自体がそう高くもないし。
- SFC版で使ってみればわかるが、普通に使えばそれほど桁外れに強力な武器ではない。
PS版のスクウェアメモリーカードデータコレクションに全アイテムを99個ずつ完備した公式改造データが収録されているが、ティンカーべルだけが入っていない。
実際に乱れ撃ってみると、エフェクトが本当にもう長過ぎる…。はっきり言って、とても「実用」できるレベルではない。
まぁチキンナイフより強いこともあるスゴい武器を所持しているという「心のゆとり」かな。所持する意義は。
- 小人の時に使うと、例の長いエフェクトが素手のものになってカットされるので非常に有用。(SFC版、GBA版、スマホ版全てで確認)。小人で回避戦法を取るときには是非。
- 同じく乱れうち・後列・小人でも威力が落ちず、魔力+5の補正効果のあるブラッドソードとの「二刀流」が非常に強力。ただしアンデッドには注意すること。アンデッド相手には、賢者の杖に持ち替えればOK。
SFC版およびGBA版では、下準備と乱数調整で確実に入手出来る方法が存在する。
敵に魔法剣をかけるバグを利用するため、修正されたスマホ版では不可。
→参考 ティンカーベル取得用スクリプト(外部リンク)
売値は750ギル。
FF5(GBA版) 
GBA版では攻撃力のバラつきが基本攻撃力の100%~150%に上昇している(期待値でいえば75%→125%の強化)。
乱れうち、後列で威力が落ちないことから、相手の魔法防御力が低ければ「みだれうち」においてチキンナイフをしのぐ威力を発揮する。
- 追加ダンジョンにおいても魔法防御力が高いのはサタナジュニア(魔防60)くらいなので、エフェクトの長さに目をつぶれば割と安定して使っていける。
もしくは上記のように小人化させてエフェクトを短縮しよう。この時期の敵相手ではそもそも防御力の影響が小さいので、小人化のデメリットが気になりにくい。 - 追加ダンジョンのボスはギルガメ(魔防55)とオメガ(同150)、オメガ改(同200)、神竜改(同100)以外はエヌオーで最大魔法防御30なので、グランエイビスやアルケオデーモン(どちらも魔防0)、ガーディアン(魔防10)など追加ボスにも安定して使える。
- レベル99素早さ51 魔力66 力60のすっぴんが前列で乱れ撃ちした場合、チキンナイフは乱れ撃ちにより半減して防御無視5461ダメージ(バラつきなし)。
ティンカーベルは半減しないため魔法防御が0ならば期待値6256ダメージとなる。
GBA版では隠しダンジョンクリアの平均レベル・前列で魔法防御0の敵前列に乱れ撃ちをするとティンカーベル>チキンナイフ>アルテマウェポンの平均ダメージとなる。
- エフェクトの快適さ的にはアルテマウェポン+チキンナイフの「みだれうち」で十分オーバーキル。
FF5(iOS/Android版) 
スマホ版のティンカーベルは総合的にかなり弱体化している。
GBAまでは必中だったが、スマホ版では敵の魔法回避率を参照するようになった。
通常攻撃では回避される事が増えたが、ゲーム全般の仕様としてみだれうちが魔法防御を無視するようになり強化されたので、魔法回避の高い敵の多いExダンジョンなどではティンカーベルも乱れ撃ちが前提となる。
- スマホ版では強力な上方修正を施された裁きの杖に準最強武器の座を譲った。
通常攻撃では魔法回避の高い敵にミスが多発する事に加えて、攻撃力のバラつきがSFC版と同じ50%~100%に戻っている。みだれうちでは依然変わらず半減しない。
- GBA版の最低ダメージがSFC版・スマホ版のMAXダメージという事。
Lv99全ジョブマスターのバッツが前列でゴブリンに乱れ撃ちした場合
- チキンナイフ5200ダメージ>アルテマウェポン4400ダメージ>属性強化裁きの杖4200ダメージ>ブレイブブレイド3500ダメージ>陸奥守3400ダメージ(クリティカル30%)>カイザーナックル格闘素手3400ダメージ(クリティカル8%)>ラグナロク3400ダメージ>ティンカーベル平均3000ダメージ>通常時裁きの杖2800ダメージ>単なる格闘素手2500ダメージほどとなる。
- チキンナイフを頂点としてアルテマウェポンで-1000、次点の最強クラスの武器たちで-2000ほどが目安(ラグナロク、むつのかみ、カイザー素手のダメージ自体がクリティカル度外視でほぼ同じ)。ティンカーベルの期待値を75%とすると一撃3772ダメージ。
- 上記はいずれも片手による数値なので、普通に装備させるとターン上の最高ダメージはカイザー格闘素手の3400×8連撃になる。当然他の武器も二刀流で組み合わせればダメージで上回れるが、裁きの杖とラグナロク(とカイザー)以外は武器自体がすべて一点もの。
- 「たたかう」の場合物理武器の方がはるかに高いダメージが出せるが、乱れ撃ちで威力が1/2になっている。そのため、威力据え置きの魔法武器ティンカーベルとの差が縮まっている。
- GBA版のチキンナイフ以上の火力は望めなくなった。ただしティンカーベルは魔法武器のため後列半減なし。
FF5(ピクセルリマスター版) 
ダメージぶれは「55+0~6」と、0~攻撃力/8小数点以下切り捨てという通常の武器と同じものになり(魔防0の敵で検証)、その代わり魔防無視とはならなくなった。
つまり魔防が低ければ100%+αの火力が出る。倍率計算は従来と同じで魔力と素早さの二つ分。
また、みだれうちで半減せず通常攻撃と同じダメージを4回与える。
- ピクセルリマスター版では魔法武器はみだれうちで半減するものがほとんどなので、半減しない魔法武器は貴重。エフェクトも簡潔になり、全体的に使い勝手が向上した。
ver1.0.3では魔法武器全般の特徴として、通常攻撃はリフレクで反射され、みだれうちの場合はリフレクを貫通する。
ティンカーベルは乱れ撃ちでもシェルで半減し、プロテスを貫通する(ティンカーベルのみだれうちはリフレク貫通)。
- 比較として、賢者の杖やアポロンのハープは通常攻撃は魔法攻撃扱いでシェル半減・プロテス貫通だが、みだれうちで物理攻撃扱いとなりプロテスで半減する。
FF14 
武器ではなくミニオンの一種として登場。妖精の名前が付けられた幻のベル。
レアFATE「厄災のアルケオタニア:深海の討伐戦」でアルケオタニアを倒し、角を6つ集めることでNPCショップで交換可能。
- その容姿はBDFFの某巫女に似ている。
詳しくはこちら→ティンカーベル
DDFF 
ラビリンスアイテムの楽器。
装備Lv60以上、BRV-35、ATK+58、DEF+1、EXコア吸収量+10%
闘争の悲しみ×1、義士の想い×2、1ギルでトレードできる。
FF零式 
サイスの武器。なので大鎌である。
攻撃力+58、経験値2倍の効果がある。
SPPショップでしか購入できない(ちなみに20000spp)。
- 12月19日15時までならメンバーズサイトのアイテム交換で入手可能。
アイテム交換はチケット制なのですが、この武器はチケット10枚と交換。
この方法ならマルチプレイをしていなくても入手可能です。
強気な性格のサイスにしては可愛らしい武器名である。
FF零式は装備エフェクトの変化はないが、なんだかファンシーな造形を想像させる。
- KH358/2のマールーシャが「ミステリーギア」を装備したときの武器『優雅なるスズラン』を思い起こさせるような名前だと思った。
まんま鈴蘭の形の鎌。サイスが装備したらギャップのある可愛さになるだろうなぁ。 - きっとこっちのサイスには合う。
FFRK 
「ティンカーベル【VI】」。レア5の楽器。FF6共鳴。
モグのレジェンドマテリア「モーグリ族の長」付き。修得ボーナスは精神+10。
2017/4/27、BRA★BRAコラボイベント「輝く旋律のステージ」で追加された。
ティンカーベルロッド 
「ティンカーベルロッド【V】」。レア7のロッド。FF5共鳴。炎属性強化【小】の効果を持つ。
クルルの真奥義「飛竜のせなか?」付き。
2021/3/5、イベント「ふるえるませき」装備召喚で追加された。
FFEX 
ベルの1つ。