初出はFF11。
サガシリーズにも登場している。
FF1(GBA版以降)
追加ダンジョンで手に入るようになった斧。
攻撃力がミスリルアクスと同じでありながら入手はそれより遅い。
重すぎるのか回避率がかなり落ちてしまう上、装備できるクラスまで全く同じという完全なる劣化ミスリルアクスのくせに、お値段はこれがなんと43300ギルと超高額。
ミスリルアクスの12倍もするのだ。立派な詐欺である。
そして売却しようとすると、今度はたったの100ギルという嘘のような安値になってしまう。
こちらもなんとミスリルアクスの1/18しかない。
- 詩人の服の項の記述にもあるが、おそらく買値の半額で売れてしまうと楽に金儲けできる手段として利用できてしまうからそれを防ぐための処置と思われる。
この斧に関しては性能が悪い割に買う際の値段が性能に全く釣り合わない超高額である方が問題である。- 同様に容易な金儲けを防ぐという理由からか、これに限らず追加装備はどれも売値は僅か100ギルで統一されている。
ゲーム内の説明文は「バイキングが もちいたとされる おの」。
武器の詳細な性能は攻撃力25・命中率10・クリティカル率16、回避率-10。
クラスチェンジ前は戦士のみが装備可能だが、クラスチェンジ後はナイトに加えて忍者も装備可能になる。
ただし、先述の通り性能はミスリルアクス(攻撃力25・命中率10・CT率19)の完全劣化版のため装備する意味は本当に皆無で、正真正銘完全なるただのコレクションアイテムでしかない。
購入可能なのは風の囁く洞穴のB11~19Fのアイテムショップからだが、上記の通りの残念性能な武器のため購入する価値は全くない。
さらに購入せずとも風の囁く洞穴のB36Fの宝箱から入手可能(ボーナスマップでなくとも入手可能)なので、残念ながらアイテムコレクターの場合でもわざわざ大金をはたいてまでこれを購入する価値は全くないだろう。
- 斧縛りといった特殊なプレイ方法をしている場合でも、上述の通り性能が完全な劣化ミスリルアクスなので購入する意味は皆無。
おまけにこれが入手可能な風の囁く洞穴の魔道士の街フロアでは、これより高性能なライトアクス(攻撃力28・命中率15)がこれよりかなり安価な10000ギルで売られている。
魔道士の街フロアがどの階層になるかはランダムだが、どこか1フロアは必ずこの魔道士の街フロアになるため、風の囁く洞穴を踏破するつもりなら必ず辿り着くことが可能。 - ちなみに同じ店屋にはメイジマッシャーも一緒に売られているがこちらも使い道がほぼ無くコレクター以外が購入する意味はない。
同じ店ではエーテルターボが買えるので、コレクター以外はこれらの武器は無視しそちらに金を注ぎ込もう。
GBA版以降の追加装備の中でも特に存在価値が怪しい武器の内の1つ。
入手時期が遅いうえに武器自体の性能までも残念すぎるため実用性は皆無で、実質的に完全なコレクターアイテムと化している。
- 同じくGBA版以降の追加武器の刀の1つである阿修羅も同様の立場にあるといえる。
- 性能的には(クレセントレイクの町に行かずにリッチを倒し、その直後に)大地の恵みの祠で手に入れば丁度いいかな、といったところ。
そのため入手場所か性能のどちらかが設定ミスなのでは、という疑惑が拭えない。- リッチ撃破前でも(遠回りする必要があるとはいえ)クレセントレイクの町で完全上位互換のミスリルアクスが購入できてしまうため、仮に大地の恵みの祠で入手可能だったとしても結局同様に完全なるコレクターアイテムと化してしまっていただろう。
どうしてもこの武器に存在価値を持たせたいのなら、性能自体をもっと高性能にする必要がある。- だから「クレセントレイクの町に行かずに」って言ってるだろうに。
- ポーションや毒消しよろしく大地の恵みの祠B1~4Fの宝箱から容易にボロボロ入手可能だったのなら、この性能のままでもタダで容易に手に入る代わりにちょっと弱いミスリルアクスとして一応役に立つ場面があったかもしれない。
入手にわざわざB5Fのボスを倒す必要があった場合には虎徹と同じ道を歩む羽目になるだろう。
- リッチ撃破前でも(遠回りする必要があるとはいえ)クレセントレイクの町で完全上位互換のミスリルアクスが購入できてしまうため、仮に大地の恵みの祠で入手可能だったとしても結局同様に完全なるコレクターアイテムと化してしまっていただろう。
回避-10の代わりに隠しステータスであるクリティカル率がミスリルアクスに勝っているということも全くない…どころか、むしろ負けている(ミスリルアクス:CT率19・バイキングアクス:CT率16)。
バイキングアクスが一体何をした。
全く誇れることではないが、全武器中唯一の回避率が下がる装備品である(回避-10)。
- これを利用してレベル1の戦士orナイトにナイトの鎧(回避-33)・大兜(回避-5)・鋼の小手(回避-5)・守りのマント(回避-2)と共に装備させれば、回避率が最低(回避率6)のキャラを作ることができるが、当然ながら攻略には何の得にもならない(むしろ損)ため、お遊びで試したい余程暇な人以外はわざわざ実行する意味はない。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
最弱の斧。攻撃力33、命中率70%。
バイキングのアジトで入手できる。
だが肝心のバイキングが未入手…と思いきや、戦士も装備可能。
一応たまねぎ剣士も装備可能だが、わざわざ装備させる機会は皆無。
入手時点では一見すると飛びぬけた攻撃力を誇るが、実際には命中率が低くダメージがばらついてしまう。
しかも名前に反して無属性であり、海の敵に特効したりもしない。
戦士ならおとなしくサーペントソードなりスパークダガーを使った方がいいだろう。
かといってバイキングの参戦後となると、もはや攻撃力特化武器としてすら見劣りし始める。
活躍させたければ素直にアムルでバトルアクスを購入しよう。
- 一応ふみこむ前提ならば(属性弱点を考慮しなければ)、入手直後には充分強い。
……が、入手直後に向かうダンジョンは物理攻撃が役に立たない場所であり、そこをクリアした次は海上の探索が待っている(=雷属性の武器の方が強い)ため、結局活躍の機会を逸することになる。 - バイキングの名を冠するのに肝心のバイキングには使ってもらえない可能性があるという、よく考えるとなんだか妙な斧。
もちろんギルが足りなくてバトルアクスが買えないのならバイキングに持たせる可能性は普通にあるが。
売値は500ギル。
物理属性は他の斧が斬撃・打撃属性の両方を含んでいる中、唯一斬撃属性しか含んでいない。
- もっとも、最弱の斧ながら地味に非売品なので、余程アイテムに無頓着な人以外売ることはないと思われる。
FF11
シリーズ初登場。
戦士・暗黒騎士・獣使い・狩人がレベル48以上で装備できる片手斧。
回避が-10される代わりに命中が+10されるので、それなりに人気がある。
モンスターのドロップ品なので、供給が安定しにくいのが難点。
詳細はこちら→バイキングアクス
DFF
ガーランド専用の武器。装備Lv92以上。性能は斧に準じたタイプ。
オーガキラーと修羅の骨×5と力の結晶×3に29570ギルでトレード可能。
ガーランドと関わりのあるFF1(GBA以降)では残念な性能のこの武器がオーガキラーの上位に設定されているのかは謎。
DDFF
前作同様ガーランドの専用装備。性能は斧に準じたタイプ。
装備Lv90以上、BRV-70、ATK+65、EXフォース吸収量+7%。
オーガキラー、エレクトラム、猛者の願い×5、158000ギルでトレードできる。
FFRK
FF2、FF12共鳴の斧として登場している。