武器/【フォールチョン】

幅の広い片刃と、短い柄を持つ曲刀。当時の攻略本等にも曲刀のイラストが描かれていた。
それ以降の作品には出番もなく、FF1でも弱く出番はない不遇な剣。
なお別名のファルシオンはFF6以降にやはり曲刀として登場している。

関連項目：武器/【ファルシオン】（語源が同じ武器）

FF1

戦士、シーフ、赤魔術士が装備できる剣。
ブロードソードと比較すると強さは同じでクリティカル率が若干高く、値段も若干安いので性能は悪くない。
ただし肝心の入手時期が、より強い武器の手に入る神秘の鍵入手後。不遇である。

• 実質的には「シーフも装備可能なブロードソード」というポジション。
  • 戦士や赤魔術師は言わずもがな、唯一これを使う可能性があるシーフもここまでしっかりと宝箱を回収しているのならより強いルーンブレードやウィルムキラーがあるため、3人以上いるような偏ったパーティ構成の場合にしか出番がない。
• 性能は攻撃力15・命中率10・クリティカル率15、値段は450ギル。
  • ただしWSC版に限りCT率が5となる。
    実はFC版やPS版も本来はWSC版と同じCT率だったらしいが、バグで武器ナンバーがCT率の値として流用されてしまい、その後のGBA版以降ではそちらが正式な仕様のCT率になったため、結果としてWSC版のみが他のバージョンと異なったCT率になっているらしい。

出番があるとすれば、シーフが3人という奇特なパーティの場合、3人目の武器になる。
だがそれもアースの洞窟で珊瑚の剣を拾うまでの短い期間。やはり不遇である。

西の城の宝箱から一つ手に入るため、シーフがいるなら一時的には彼の武器へと落ち着くだろう。
メルモンドの町で購入もできるが、宝箱を開け忘れて来たのでない限り必要ない。

FF1(PS版)

購入する意味が薄いのはそのままだが、何気にPS版ではイージーモードでのみ450ギル→360ギルと90ギル値下げされ少し買いやすくなっている。

• PS版イージーモードではこれに限らず、他のアイテムもほとんどのものが同じように原作から値下げされているため、武器の立ち位置は何も変わっていない。

FF1(GBA版以降)

GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「きっさきにむかって　はばのひろくなる　けん」。

GBA版以降はPS版イージーモードと同じく360ギルで購入できるようになった。
武器としての立ち位置はそのままなので購入する意味合いは薄いままだが、GBA版以降からはアイテム所持数の制限もなくなり、99個所持したいコレクターにとっては嬉しい仕様に。

GBA版以降は「刀」として剣と異なる種類へとカテゴリ分けがされるように。
といってもただ単にアイコンが剣と異なる見た目になったというだけで、性能や装備可能ジョブは今まで通りである。