字義的にはいわゆるハンマーだが、実質的にフレイルのような、握りの棒に重りを紐で繋ぎ振り回す武器。
この手の鈍器類は、硬い相手と戦うときに有効で、鎧に衝撃を与えて攻撃する手段にも用いられている。
関連語
FFT
汎用ジョブでは忍者、見習い戦士が使えるが、ダメージがバラついて使いにくい、これらのジョブがもっと有用な装備を使えるなど、斧と同じ理由で存在感のない武器群。
- 某ドラクエのように、やたら高威力・高性能の武器では?と期待するとガッカリするかもしれない。
しかし鎚の真価はその高い武器攻撃力を活かして投げることにある。
特にモーニングスターはAT16でありながら9000ギルと、同威力の他種武器と比べて破格の安さ。
10000ギル以内の店売り武器の攻撃力では飛び抜けて高い。(次点は10000ギルで買える忍者ロングのAT12、ちなみにスラッシャーは12000ギルでAT16)
パーティーに忍者がいるなら何本か手元に置いておいても損はない。でも武器として何か大切なものを忘れてるような……
- 武器攻撃力を計算に入れる攻撃があるのでそちらでも攻撃力を活かせる。実際鎚だとよく決まる。
- 忍者であればメリットアビリティとして二刀流が付いているのでさらに有効。攻撃手段が「投げる」だけになる?鎚を投げればいいのさ。
- 投げる用のアイテムと考えれば低価格高威力な点は魅力的。しかし、攻撃力が高いためジョブチェンジ時に装備していることがあるため地味にめんどくさい。
- オプションの設定変更でジョブチェンジ時の自動装備をオフにすれば防げる。
ジャンプは純粋に武器攻撃力だけを参照するため
忍者で飛んだりするなら蠍のしっぽの高い威力を存分に活かすことができる。
- 帽子をかぶり鈍器を持ってジャンプで敵を倒す。その姿はまるでマリオさんのよう。
剣技系のアビリティを忍者で使用する場合は強力。
剣技は右手に装備した武器のATを参照するためである。
- 「剣装備可能」をセット、右手に鎚で攻撃力を稼ぎ、左手に剣で剣技の使用条件を満たす必要がある。
- 通常攻撃は右手の鎚のダメージは当然ランダムなので二刀流をほぼ捨てることになるため剣技のみと割り切ろう。
- 特に固有ジョブの補正と成長率が微妙なアグリアスに愛を注ぐ場合は活用したいテクニック。
- 暗黒のみ見習い戦士に二刀流をセットしても同じことができるが二刀流がほぼ無意味になるので有用度は低い。
- 忍者に剣装備可能をセットするのも見習い戦士に二刀流をセットするのも、サポートアビリティが埋まって二刀流が無意味になるという点では同じ。
なら見習い戦士を使う意義はあるのか?という話になるが、帽子が装備できるので忍者ほどではないが暗黒騎士よりSpeed面で有利。同じ剣と帽子が装備できる風水士と比較すると鎚の攻撃力により物理ATの低さとサポートアビリティが埋まってしまう弱点を踏まえても一考の余地はある。また、見習い戦士はためるの重ねがけで物理ATを強化できるので風水士と忍者を単純な物理ATの数値でも上回るのは容易い。 - 見習い戦士は忍者と違って標準で剣装備可能なので剣技と他のサポートアビリティを両立できる。そのためこの型で運用する利点が低い。また、ためるを前提に運用するのならばこのセットに拘る理由は殆ど無い。一応ためるに割く手数を減らせるのが利点か。
- ↑PSP追加装備の有無に関わらず最強の鎚は最強の剣の1.5倍前後の攻撃力がある。捨て身並みに攻撃力が上がり被ダメージ増加のデメリットも無いので見習い戦士を活用する分には強力な組み合わせだと思う。
- ↑PS版では見習い戦士で剣技は使えない。結局のところ同じセットをさせるなら忍者の方がずっと使い勝手が良いので見習い戦士を使うなら別の組み合わせで差別化した方がいい。
- 忍者に剣装備可能をセットするのも見習い戦士に二刀流をセットするのも、サポートアビリティが埋まって二刀流が無意味になるという点では同じ。
- ラムザとルッソもそれぞれの固有ジョブで同じ組み合わせが可能であるが騎士剣が装備できるため有用度はさらに低い。しかし、通信対戦でのBrave対策として使える。
- Braveは通常攻撃に影響はするが剣技系の威力には関係しない。剣技系前提のセットなのでBrave対策として使うメリットはあまり無い。
- 暗黒のみ見習い戦士に二刀流をセットしても同じことができるが二刀流がほぼ無意味になるので有用度は低い。
- 暗黒のイービルブレードとイービルデッドは例外。この2つは剣技系アビリティでありながら計算式が特殊で、イービルブレードは鎚のダメージバラつきが適用されてしまいイービルデッドは武器攻撃力そのものを参照しない。
PSP版ではさらに強力な鎚が追加されたため騎士剣と遜色ない威力が出せる。
装備して使うだけである種の縛りプレイ扱いを受けてしまう割と気の毒な武器。
実際にやってみたものにしかその楽しさはわからない。
- 序盤のフレイルや、終盤のさそりのしっぽは、時としてとんでもないダメージが出る。
二刀流すれば、ちょっとしたギャンブル気分を味わえる…かも。
個人的には悪い印象はなく、お気に入りの武器である。 - 期待値通りのダメージが出せないと、敵を倒しきれず、戦闘プランを崩されてしまう。
逆にそのリカバリーを“楽しい”と感じる人にはこれ以上ない武器。
いいよね。貴方とは趣味が合いそうだ。 - フレイムウイップなら追加ファイラのダブルアップ付き。運が良ければウィーグラフも無策で一瞬!
…もっと他に手はあるが。
店に売り出されるのが忍者刀よりも早いため、早期に忍者へジョブチェンジ可能になった場合には使う機会もあるかも知れない。
短剣の方が使いやすいかも知れないが
それどころか格闘付けてたら武器そのものが不要だが
バラつきが発生するのは通常攻撃のみなので他の武器攻撃に依存するアビリティの場合は安定する。
- なげる、ジャンプ、剣技系(二刀流+左手に剣)と一部の戦技(装備ブレイク系)の命中率。
攻撃力の割に安価で入荷タイミングが早いので↑のアビリティ用に使うのも一興。
『鎚』一覧はこちら
FFT(PSP版)
暗黒騎士も装備可能。
PSP版では新たに通信でウエスペル(AT36)が手に入るようになったが、だからと言って使えるわけでもない。大味な遊び方が好きならいいが。