「ガリアン」という名前の由来は不明。
同名のロボットアニメ、あるいは古代ヨーロッパ民族のガリア人が由来の可能性もあるが、いずれもガリアンビーストとの関連性は見出だせない。
- ガリア≒フランスから、フランスの獣→ジェヴォーダンの獣からきているのでは?
- BASTARD!! -暗黒の破壊神-が元ネタでは?罪人の剣にガリアン・ソードのルビを振ってたから、そこから罪人の獣でガリアンビースト
ガリアンビーストには原作FF7版とDCFF7版の2種類のデザインが存在し、採用されるモデルは登場作品毎に異なる。
FF7とPFFとエアガイツでは原作版モデル、DCFF7とFFRKではDCFF7版モデルが使用されているが、リリース時期がバラバラなためかあまり採用に規則性がないようだ。
- 果たして原作のリメイクであるFF7Rの続編ではどちらのモデルを使用されるだろうか。
- 今のところリメイクPart1では原作ファンを考慮して、キャラクターも敵も原作版デザインを準拠しているので、順当にいくとリバース以降でも原作版姿のガリアンビーストであるだろうな。むしろそうで合ってくれないと嫌だわ。
FF7 
ヴィンセントのレベル1リミット技。
二足歩行で小柄なベヒーモスのような姿に変身し、
素早さ+50%、回避率+20%、最大HP+30%の能力補正が掛かる。
使用技は敵単体に殴りかかる物理攻撃「バーサクダンス」と、
吐いた火球を爆発させて敵全体に炎属性ダメージを与える魔法攻撃「ビーストフレア」。
レベル1~3のリミット技の中では比較的癖が小さく、リミットゲージの溜まり易さもあって使い易い。
火力にやや難はあるが、「カオス」を習得するまではこれだけを使用するというのも1つの手だろう。
(ヴィンセントは他のキャラクターと違い、リミット技を使い込む必要がない)
ただし、炎属性を吸収するマテリアキーパー戦やレッドドラゴン戦でうっかり使ってしまうと、
「ビーストフレア」を吸収されて逆にこちらがピンチになりかねないので注意。
- 俺やった…orz死ななかったけど、ずっと「ビーストフレア使うなよ」って祈ってた。
- ↑に同じ。
最悪、敵の回復を防ぐために仲間内でヴィンセントをボコさなくてはならない。
コルネオのラプス戦といった一部のボス戦などでは意外と役に立つこともある。
レベル上げをせず順当にプレイを進めていた場合、使用してくる「エアロガ」で1600前後ダメージを受けるので大抵は1撃死か瀕死にされることが多い。
イベント中のためにマテリアは没収され、他キャラクターはHPを底上げする手段も取れない中、変身時の最大HP上昇とHP全回復はなかなか便利である。
通常プレイでは操作不能になったり火力不足だったりと何かとヴィンセントのリミットブレイクは扱いにくいものの、特定の縛りプレイなどでは打って変わってかなり重宝される。
全キャラ中リミットLevel1の中で全体攻撃ができるのはガリアンビーストのみであり、変身時は最大HP上昇とHP全回復もメリットとなる。
他FFシリーズにもみられる、通常プレイではあまり役に立たないものの縛りプレイでは光るというカテゴリーに分類されるので、もし何かしらの縛りプレイをする際は活用してみるのも良いだろう。
着用していた服装や装飾品は変身後には一切見当たらず完全な獣の姿になっている。
もしかすると変身中は実質素っ裸なのかもしれないが変身から戻った際はちゃんと服装が元に戻っているので謎である。
逃走の際は獣らしく四つ足のまま走るモーションになる。
変身前が人間だったとはいえ、この姿の場合は四つ足の方が速く走れると本能で理解しているのかもしれない。
石化や睡眠状態になっても変身は解けないままでいる。
また、変身中はカエルやバーサク、混乱の状態異常はかからない。
DCFF7 
DCにも登場。
変身すると接近戦がかなり強くなり、二段ジャンプやロケット弾を跳ね返せるようになる。
ただ、ビーストフレアが地味。
- ビーストフレアは高い誘導性能を持ち当たった敵を吹き飛ばすため悪い性能ではない。確かに地味だが。
変身するとHP全回復、全てのダメージを半減、ダッシュ移動が可能になりさらにジャンプ力もアップ。
近距離では強力な攻撃を行えるが、反面遠距離戦が威力の低いビーストフレアだけになるため
遠距離戦は不得手。射撃バリアを持つ隊長や接近戦を挑んでくるソルジャー相手にはめっぽう強い。
しかしスーパーアーマーが無いので、攻撃によってはしっかり怯む為ごり押しは難しい。
真アスール戦では銃が殆ど効かないのでお世話になる人も多いだろう。
ちなみにヴィンセントが普段着ているマントをこいつは腰巻きとして使っている。
変身してもマントだけは変わらなかったらしい。何故だ。
なお、今作ではベヒーモスというよりも青い人狼といった姿になっている。
インター版では空中格闘、ジャンプ射撃の追加に伴ってガリアンビーストにも同様の変更がなされた。
空中格闘は腕を振り回し同時にビーストフレアを放つ強力なものとなっており、オリジナル版ではできなかった連射が可能となっている。誘導性能も健在。
あまり知られていないが地上コンボ中にビーストフレアを放つこともでき、特定のタイミングで放つと球が3発に増える。使い勝手は微妙だが。
PFF 
ヴィンセントのプレミアムスキル。
チャージ速度は高速、力メメント対応。
ランダムに2パターンから1つ攻撃をする。
FFRK 
ヴィンセントのバースト超必殺技。
敵全体に炎&無属性ダメージを6回与え、味方全体にダメージ反射バリアを付与し、
自身をヘイスト、バーストモード状態にする。
攻撃力と魔力の高い方に合わせて攻撃の種別が変わる必殺技で、
攻撃力の方が高ければ爪で連続攻撃する物理攻撃となり、
魔力の方が高ければビーストフレアのような火球による魔法攻撃となる。
バーストアビリティは以下の2つ。どちらも種別は暗黒アビリティ。
- 「魔障の爪」:自身が死の宣告状態だと威力が上がる敵単体に4回連続の炎&無属性物理攻撃。
- 「魔獣の咆哮」:自身が死の宣告状態だと威力が上がる敵単体に4回連続の炎&無属性魔法攻撃。
必殺技が付いている装備は「ヴィンセントのグローブ【VII】」。修得ボーナスは攻撃力と魔力両方+5。
FF7イベント「星空の誓約」で追加された。