特技/【クラウディヘヴン】

Last-modified: 2023-06-11 (日) 18:40:49

FF6

瓦礫の塔三闘神の一柱、女神が行う特殊攻撃。必中
全員に19カウント固定の死の宣告を掛け、さらにHP0になるとゾンビ化する効果を付加するという極悪な特技。
つまり「普通の死の宣告」+「死んだらゾンビ化」の二つを一度に与えるという仕組み。発動時に「死しても呪いは消えぬ!」という怖いメッセージが出る。消費MPは20。


防ぐにはセーフティビット形見の指輪(即死耐性)が必要

  • セーフティビット〇
  • セーフティビットとリボン〇
  • リボンのみ×

「曇り空の天国」=綺麗に昇天はさせない、ということだろうか。
SFC版・GBA版で確認したところ、赤い髪に青ざめた顔をした天使が出現するという、技の効果に相応しい不吉な演出がされる。


使用時のセリフから、あたかも「カウント0のゾンビ化」という単一効果だと誤解されやすい。
「死の宣告」と「戦闘不能のゾンビ化」は別個で、それを一度に食らうだけという本質に気がつくと、死の宣告のカウントを消すだけでは根本的な解決にならないこともわかってくる。
カウントそのものはごく普通の死の宣告。そしてこの技でカウントが出た時点で、もうそのバトル中は戦闘不能時のゾンビ化を防ぐ手立ては無い


一見するとただの「19カウント死の宣告全体がけ」なのだが、「死しても呪いは消えぬ」というメッセージにある通り、この技を受けたキャラは死ぬとゾンビ化してしまう。
その上「死亡(戦闘不能)=ゾンビ化」の呪いは戦闘中永続する。
また、ゾンビ耐性装備でも、このHPが0になるとゾンビ化する効果は防げない。
さらにアミュレットリボン等でゾンビ化耐性があると、困った事にゾンビ状態を治せなくなる

  • この現象の原因は「本作のST異常防止は、そのST異常とそれに関わるもの全てを無効化する」という仕様のため。
    例えば、「毒防止のアクセサリを装備しているときに耐性を無視して毒状態にされると毒状態を回復できなくなる」ということ。

正確には、死の宣告のカウントで直接ゾンビになるわけではない。
この技にかかって以降、その戦闘中は死ぬたびにゾンビとなる。つまり19カウントを待たずに殺してもゾンビ化するということ。

  • 通常は「HP0になると戦闘不能状態が即死耐性無視で付加される」が、それを「HP0になるとゾンビ状態がゾンビ化耐性無視で付加される」効果に変えるものと思われる。
  • このメッセージはおそらく誘惑のメッセージとペア。
    「死ぬまで味方を殴りなさい」(誘惑時)と言われている間は死ねばよかったのだが、クラウディヘヴンを食らった場合「死しても呪いは消えぬ」で死んでも味方を殴り続けるゾンビと化す。

セーフティビット形見の指輪で即死耐性を付けて防ぐか、
回復にちょっと困ってもいいなら死者の指輪アンデッド化してシャットアウトしてしまおう。

  • ガウとゴゴなら「あばれる」で、アンデッドモンスターor即死耐性持ちのモンスターになりきるのもいい。

本作では即死耐性で死の宣告も防げる。バニシュをかけた状態で受けた場合を除いて、青魔法死の宣告も即死耐性があればカウントは表示されない。
クラウディヘヴンも死の宣告部分は青魔法版の死の宣告と同じ仕様で、即死耐性があるとミスになりカウントそのものが表示されない。

  • 死の宣告に関して、「カウントは出るが、0になっても作動しない」という記述は、死の棘やガンマ線などの物理攻撃扱いの死の宣告や、血塗られた盾など装備品によるものなどとの混同と思われる。
  • ピクセルリマスター版のみ、死の宣告のカウント部分は即死耐性があっても発動し、カウント0になると即死耐性により即死が不発となる。

女神に8回攻撃すると、次の女神の攻撃ターンで1度だけ使用してくる。
即ちこの攻撃を使われるタイミングはほぼ読みきれるので、ジャンプで回避することも可能。ケーツハリーでもかわせる。
更に強引な手法として、耐性を持たないキャラを事前に戦闘不能にしておくという手もある。
戦闘不能時ゾンビ化の呪いを回避でき、これを使われた後で復活させたキャラがまたHP0になってもただの戦闘不能にしかならない。

  • 「死せし者には呪いは効かぬ!」
  • 誘惑やら愛の宣告やらで戦闘不能にせざるを得ない状況に結構なるので、意識せず回避してしまうことも。

石化させればカウントダウンを消せるかと思ったが、普通の死の宣告であるため駄目だった。数字ごと石になって止まるだけ。
愛のセレナーデの「バク」でなら死の宣告のカウントは消せる。でもHP0でゾンビ化する「呪い」まではさすがにバクでも治療できない。
水のハーモニーのあらいぐまでも、同様に死の宣告のカウントを消せる。


クラウディヘブンをくらった後にマッシュがスパイラルソウルをすると、マッシュがゾンビ+画面外の状態になり他のキャラは死の宣告状態から治る。
ただ、キャラがHP0になったらゾンビになる状態までは治せない。


波紋で女神に擦り付けて治すのはムリ。女神やカイザードラゴン、アンラックズ(後2つはリメイクのみ)に即死・ゾンビ耐性があるからか。

FF6(GBA版)

GBA版追加モンスターのアンラックズ(黄色)
追加ボスのカイザードラゴン(毒属性弱点時)も使用してくる。


特にカイザーがこの技を使うと非常に危険なため、毒属性形態時は時間経過を待たずに、こちらから攻撃してさっさとバリアチェンジさせるのが賢明。

  • カイザーの毒弱点時は、3ターンに1回これを使う。他の状態異常を含めた対策として、リボン+セーフティビット(or形見の指輪)で全て防げる。
  • この技自体は即死耐性(セーフティビットor形見の指輪)があれば防げるので、リボンはあくまで他の状態異常への対策。やばいのはセーフティビット等なし(=クラウディヘヴン耐性なし)でリボンを装備しているとき、クラウディヘヴンを受けてゾンビ化すること。こうなると上で説明しているようにゾンビ状態を治療不能になってしまう。

GBA版だとリボンのみ装備でゾンビ化した状態で次の戦闘になると、ゾンビ化は解除されHPが0なのに瀕死状態でコマンド入力できるという奇妙な現象が起こる。ただしこの状態でダメージを喰らうとそのまま戦闘不能になるので注意。

FF6(iOS/Android版)

旧スマホ版でもリボンだけ装備してしまうと、死亡後ゾンビ化してから聖水でゾンビ状態を治療できなくなってしまうのを確認。

FF6(ピクセルリマスター版)

ピクセルリマスター版ver1.0.6ではリボンだけ装備してクラウディヘヴンを食らい、死後ゾンビ化しても聖水で復帰できるのを確認。

FF14

女神ソフィアの全体攻撃。同時に「死霊の宣告」デバフを付与する。
デバフ効果中はHPが0になっても戦闘不能にならずゾンビ化するほか、履行技が即死ダメージとなる。
解除条件は攻撃後に召喚される従者3体の全滅。履行技発動時間までの討伐が必要なDPSチェックになる。
なお、ゾンビ化した際は「死しても呪いは消えぬのです」という専用ボイスが流れる。この言葉の通りデバフは消えずに残り続ける。

FFRK

FF6のボス、めがみが使用する特殊な状態異常攻撃。
全体を30カウントの死の宣告状態にし、戦闘不能になった後に復活させると、混乱状態で復活する。
本作には無いゾンビの代わりに、混乱で再現されている。
また、耐性無視のためペナルティブレイクで対策は不可である。