敵が特定の攻撃をする前に使用する特殊な技。
次に行う攻撃対象を固定する。
この技自体にダメージや状態異常を発生させる効果は無い上、次に誰が攻撃されるかが分かってしまう。
次の行動で強力な攻撃が来るとはいえ、それまでに十分対処は可能である。
こちらとしては攻撃の手が緩んでラッキー、といった感じの技。
FF4
アサルトドアーが使用。
そのあと9ディメンジョンを使ってくる。
バトルスピードを下げていない限り、対処は難しい。
- バブイルの巨人に出現するラストアームも使う。ただし、その後使うのは9ディメンジョンではなく、でんじば(ストップの効果)。
FF5
レベルチェッカー、オメガ、オメガ改などが使用する。
リフレクで反射可能。狙いを定めた後数ターンの攻撃対象をターゲットに固定する。
- 全体攻撃のアトミックレイもターゲットへの単体攻撃になる。
オメガのターゲッティングを反射した後にダメージを与えると、カウンターの対象はオメガ自身となる。
レベルチェッカーの場合、ターゲッティング後に混乱させてもターゲットを攻撃してくる。
FF5(iOS/Android版)
スマホ版ではターゲッティングを反射してもカウンター対象は攻撃したキャラとなる。
スマホ版のオメガ改の使う火炎放射は、ターゲッティングされていない3ターン目のものが全体化されている。
SFC版、GBA版ではターゲッティング後に戦闘不能になった場合ターゲットが他のキャラに移動するが、スマホ版ではそのまま倒れた戦闘不能者が攻撃の対象となる。
- 虹色の風の場合、魔法回避を持つ盾を装備していると戦闘不能から立ち上がり、盾で防いだ後また倒れる。
- 火炎放射の場合、フレイムシールドや炎の指輪、調合「レジストファイア」などにより炎属性吸収状態だとHPが回復し、蘇生する。
- アトミックレイの場合、倒れたターゲットを除いて全体攻撃となる。
FF5(ピクセルリマスター版)
ターゲッティング対象が戦闘不能になれば対象がズレる仕様に戻り戦闘不能キャラが攻撃されることはない。
ターゲッティングの反射後はカウンターが発動せず、攻撃したキャラがカウンターされない。
FF6
魔神などが使用。
魔法攻撃なので透明状態が解除されてしまう。
- 魔神はこの後に必中の物理攻撃を放つため、唯一の対抗手段である透明への対抗手段として使っているのだろう。
ただ対象を指定するだけの前作までと違い、うまい使い方である。間が空いてしまうのは致し方なし、だが。
FF11
コンテンツ「オーメン」のボス「金」が使用。
この後ターゲッティングした対象に対し、特殊技「11ディメンジョン(対象を数分間テラーにする)」を使ってくる。
FF4のアサルトドアーを意識した攻撃と言える。
FF14
本作のターゲッティングは、特技とセットになったシステム的なエフェクトに近い。
ロックオン表示であったり、マーカー(下向きの矢印や渦)などが頭上に表示されたり、
黄色い(他にもオレンジ色や緑色など様々な色がある)円が表示されたりと、敵が使う技のほとんどが、
攻撃の対象者や攻撃する地点を、事前に目に見える形(何からの表示)でターゲッティングしてくる。
このターゲッティング時の表示方法を見て、まとまって移動したり、散開したり、集合したりと、
決められた回避方法orダメージ軽減方法を取り、対処していくのがバトルの基本となる。