もしかして:裏技・バグ/【耐性残存バグ】
FF4 
SFC/PS版FF4においてアダマンアーマーを装備してから外すと炎・氷属性に対する弱点を持ってしまうというバグ。
FF4の仕様として
- 炎耐性があると氷弱点が付く。氷耐性があると炎弱点が付く。
- 「強化」という特性が存在し、この特性を備えていた場合、耐性と弱点がそれぞれ増幅(4倍計算)される。
というものがある。
アダマンアーマーは炎・氷・雷に対しての耐性を持ち、なおかつ「強化」の特性を備えている。
つまり装備した時点ですでに炎と氷に対して強化弱点を持つことになる。
だが、耐性によって弱点は打ち消されるので装備時に強化弱点となることはない。
問題はその装備を解除した場合。
FF4には「装備変更時に強化弱点がリセットされない」という不具合がある。
結果として、アダマンアーマーを装備から外した場合、炎と氷は強化弱点が残ったままになってしまうのである。
なお、通常の耐性および弱点は装備解除時にきちんとリセットされるので問題ない。
リセットされないのはあくまで「強化弱点」のみ。
よって、属性耐性だけを持つ他の防具ではこのバグは起きない。
アイスアーマーなどの「属性耐性を持つ装備全般で耐性バグが発生する」という説もあるが、
実際にはアダマンアーマー装備時のみに発生するバグである。
- 補足しておくと、弱点は原則4倍計算だが、耐性は1/4倍ではなく原則0倍(最低値の1ダメージは通る)。
属性耐性を強化するフラグが設定されている防具を装備すると回避率が99%になるというバグも存在する。
該当防具はガラスのマスクとアダマンアーマー。
これは耐性強化のフラグが回避率として認識されている為、回避率が99%になる。(GBA版では修正済み)
- ちなみにこのフラグ、属性耐性が同じ装備にないと機能しない。
また、優先順位が耐性強化>吸収となっている。
(どちらもGBA版では修正されている)
上記の文章見ても分かりにくければ、単純な話、SFC・PS版FF4では「一度アダマンアーマー装備したら二度と外すな」ということである。