設定/【エルフ】

Last-modified: 2023-07-27 (木) 10:54:37

ヨーロッパの神話や伝承に起源を持つ人によく似た種族。
指輪物語をはじめ、ファンタジー作品全般で広く見られる存在である。
耳が長く尖っているのが特徴で、FFシリーズのエルフもこれに準じている。


ドワーフと同様ファンタジー世界では花形種族だが、FFにおける存在感は決して大きくない。
ナンバリング作品で種族としてのエルフが登場するのはまだD&D色が強かったFF1のみ。
キャラクター単位でもFF4のダークエルフを最後に登場していない。
ただエルフの名前を冠したアイテムはシリーズ中でも散見されることから、表舞台には登場していないだけで存在してはいるのかも知れない。
……という状況だったのだが、遥かな時を経て、FF14でようやくの再登場となった。


いわゆる「魔法が得意で肉弾戦は苦手」という要素はFF11ならタルタルが、それ以外のシリーズでもFF9では召喚士が特徴を一部継承している。
FF独自の名称・種族を盛り込む方が「FFらしい」のかもしれない。


FF1

エルフの王子が登場。
一般的にエルフは森で暮らしているイメージが強いが、FF1ではに住んでおり城下町も存在する。

  • FF1のエルフはファンタジーの種族のエルフではなく赤と緑の服と帽子を被ったクリスマスのエルフに近い姿。
    日本だとあまり知られてないけどサンタの手伝いをする小人みたいな存在。
    欧米のゲームだとファンタジーRPG風でない限り大体こっち。

FF11

エルフによく似た外見を持つエルヴァーンという種族が存在するが、種族特性上はほとんど別物と考えていい。
D&Dではエルフとは別にエラドリンという種族があり、どちらかと言えばこちらの方がエルヴァーンのイメージに近いだろう。

  • 「華奢で力が弱く、魔法に長けている」と言う所謂エルフのイメージを持っているプレイヤーなら(このイメージ自体は欧米のエルフより日本に広がったエルフ像、具体的に言うならロードス島戦記などの影響が大きいと思われる。例えば指輪物語に出てくるエルフはガンガン肉弾戦を挑んでたりする)ショックを受けかけないほどである。FF11のエルヴァーンは力強く、頭が悪く、魔法は苦手である(致命的なほどではないが)。
    ある意味原点回帰してるとも言えるんだが。
    • ウィザードリィのエルフは(D&Dとも異なり)力や体力が低い代わりに魔法能力に優れており、日本のライトファンタジーにおけるエルフのイメージの源流かも知れない。
  • 指輪物語のエルフはオールマイティ種族で魔法のような技を扱える者もいる。そのため、エルヴァーンとは少し違う。

FF12

設定としては森とかかわりの深いヴィエラもエルフの一種と見てもいいだろう。

  • ロードス島のあるエルフと似たような事をやっているのがフランであり、バルフレアについていってしまったことで追放されている。

FF14

エルヴァーンの外見の流れをくむエレゼンが登場。長身痩躯に尖った耳を持つ。
森に住むフォレスターと古来の洞窟暮らしを守るシェーダーがおり、それぞれ素早さ知性が高い。
ちなみにエスティニアンは「イシュガルド系」、アルフィノアリゼーは「北洋系」と別ルーツになっている。
第一世界ではエルフと呼ばれ、エルフの王族が暮らした城が遺されている。

光の4戦士

エルバの民(人型)も紅玉氏の原作では「エルフ」と表記してある。

FFL

久々に種族としてのエルフが復活した。
エルフの里アルフヘイムにエルフの王フレイ、王妃シルク、王子アドリアンが登場。

SOPFFO

登場こそしていないものの、存在する事が明かされている。
FF1でのエルフと同様の種族かと思われるが、本作ではルフェイン人がコーネリアの人間を元に行った、長寿の遺伝子改造から突然変異的に生まれた種族である事が説明されている。
更にルフェイン人はこのエルフを元にして、最新型探査生命体アストスを作り出した。