FF7及びその関連作品に登場する、神羅カンパニーの有する私設軍隊のエリート兵。
【英語名:SOLDIER】
関連項目:モンスター/【ソルジャー】、ジョブ/【ソルジャー】
FF7 
ジェノバ細胞を埋め込まれた後、魔晄を浴びた者。
身体能力が飛躍的に向上するが、ジェノバに支配されないような強い精神を必要とする。ジェノバの支配に耐えきれなかった者達がセフィロス・コピーである。
ソルジャークラス1st・2nd・3rdと三つの階級に分かれており、1stになれるのはごく一部。
外見上、瞳の色が魔晄のような青緑色になり、どのクラスも大剣を使うという特徴がある。
逆に、瞳が青色で大剣を使うこと=ソルジャーの証、でもある。
(ただ、セフィロスの瞳は緑色。エアリスとの兄妹設定の名残か、個人差があるのか?)
神羅に一般兵として治安維持部隊に入隊の後、優秀な者がソルジャーになれる。
一般兵からのソルジャーの選抜には筆記試験もある。
- その大剣だが、野村氏の設定画ではCCFF7の形状に近い幅広の剣として描かれてるが、ポリゴンでは円錐型の剣を使っている。
従来の歩兵とは比較にならない戦闘能力を持つことから、常人ではほとんど敵わないと恐れられているのだが、ゲーム上ではモンスターとして出てくるものは3rdから1stまでぶっちゃけそんなに強い方ではなく、一応ソルジャー化と同じ処置をされているクラウドや大幅な人体改造を受けているヴィンセントはともかく、別にそういうわけでもない通常の人間でもレベルが適正であれば割とあっさり倒すことができるため、セフィロスを始めとする特定のキャラを除くとそれほど設定的な脅威性は感じなかったりする。
- フォローするならばソルジャーとはあくまで基礎的な能力を少しだけ底上げされた人間に過ぎず、個体の戦闘能力に関しては実戦経験および鍛錬の積み重ねが重要であり、ソルジャー以外にも様々なモンスターや戦闘兵器とも戦ってきた彼らの実力が既にソルジャーと渡り合える域まで達していたとも解釈できる。
ソルジャー候補生としてシャルアの妹が連れて行かれたことから、女性ソルジャーも存在する模様。
- BCで連れて行かれたシャルア妹(シェルク)はDCでDGソルジャーとなったわけだから
普通のソルジャーに女がいるかどうかは確定ではないような - THE FIRST SOLDIERのOPでは女性のソルジャー候補生が確認できる。
ゲーム的な事情とは言え、神羅本社に出るのが一番弱いソルジャー:3RDというのはよくネタにされている。
- 一応コンピ作では上級ソルジャーは派遣任務が多かったと後付けはされている。
クラウドは14歳までニブルヘイムにいたため、年齢制限があると思われる。
- ちなみにザックスがゴンガガを出たのは13歳。
クラウドについての関連項目:【クラウドの瞳】、【元ソルジャー】、【セフィロス・コピー】
FF7R 
名前有りキャラでは、新たにクラス:3rdのローチェが登場する。
また、五番街スラムの黒マントの男は元ソルジャーであったらしい。
- なお、宝条がG系ソルジャーの存在を口に出しているため、FF7R時点では劣化で死亡などせずある程度は存在している様子。
プレジデント曰く、ソルジャーの死因第一位は劣化による自己崩壊。
BCFF7 
NPC達の台詞から、ソルジャーはモンスターが相手の時に出動させられる模様。
志願してなるだけではなく、人数が不足している際にはタークスが各地から素質のある人間を
ソルジャー候補生としてミッドガルへ連行している。
かなりの大人数を候補生として連れて行っても、条件に適ってソルジャーとなるのはごく一部。
拒否しても強制なため、妹をソルジャー候補生として連れて行かれたシャルアからも
やっていることは人攫いだと非難される。
クラウド:
タークスは神羅の組織。
ソルジャーの人材をみつけだし
スカウトするのが役目だ
エアリス:
こんなに乱暴なやりかたで?
まるで人さらいみたい
という本編時の会話が元だろうか?
CCFF7 
どのクラスも支給武器は大剣ではなくロングソード。
本編同様のクラス分けだが、1stは本編時より更にごく少数の優秀な人間しかなれないことになっている。
大半が2ndと3rdで構成され、神羅ビルにはソルジャーフロアというものが存在するが1stの姿は無い。
クラス1stになるには、既に1stのソルジャーからの推薦と、ソルジャー統括の承認が必要。
2ndはマテリア装備数4個で服は紺色、1stはマテリア装備数6個で服は黒。
1stになるとSP(ソルジャーポイント)を使いマテリア合成が出来るようになる。
他にも1stの特権として、専用の装備が持つことや支給品以外の使用があり、
非公式ではあるが命令拒否権もあるらしい、と言われている。
ザックスの瞳の色が「空の色」と言われているため瞳の色はやはり青。
(ジェネシスの瞳の色は劣化前も薄く、水色か薄緑に見えるため、個人差か製作過程の差のようだ。)
ソルジャー部門は、ラザード統括の失踪後に治安維持部門と合併され、ハイデッカーが責任者となる。
ジェノバ細胞の一種であるG細胞を埋め込まれた「G系ソルジャー」なるものが名前だけ登場するが、
ジェネシス・アンジールの二人以外は全員コピーとなるか劣化や変異により死亡したとみられる。
アンジールも死亡するため、実質G系ソルジャーはジェネシスのみとなる。
- 一応ソルジャー試験には適性検査・体力テストと筆記試験があることにはあるのだが、ザックスを見ればわかるとおり筆記試験の方は殆どお飾りであり、実際は適性検査の結果でソルジャーになれるかどうかが決まる。
ソルジャーになりたくて必死に勉強したらしいクラウド乙である。
設定としては、服の色が黒が1st、紺が2nd、紫が3rdとなっているようだ。
原作でも1stは特に優秀な者しかなれないということであったが、1stになるのはかなりの出世らしい。
CCFF7中ではクラス1stはソルジャーフロアにもおらず、主要三人とザックス以外は登場しない。
CCFF7では殆ど神格化されており、「ソルジャー以外のキャラはカス」的な感がある。
実際、ソルジャー以外で強いキャラはタークスくらい。
コピーやらはジェネシスやアンジールの能力を多分ほんの少し引き継いでると思うので気にしない。
- ソルジャー以外というか、クラス1st以外じゃないかな…。ソルジャーも普通に転がってたりしたし。
- あるミッションでは、そういった社内の空気に嫌気がさした神羅兵の隊長が、ソルジャーであるザックスに突っかかってくる。
なおミッションを進めると、ソルジャーとの力の差に悄然とするもザックスに発破をかけられ自信と誇りを取り戻す。
ウータイとの戦争時にはソルジャーがフル稼働していたが、戦争終結後はソルジャーの仕事が激減し、会社内で持て余している様子が窺える。
事実ザックスの任務は、ウータイ遠征以降お家騒動の鎮圧がメインになっている。
- 尤も、ザックスはウータイ遠征以前から「訓練ばっかりで現場はナシ」とぼやいていたが。
- ジェネシスがウータイ戦争のどさくさで大量の下級のソルジャーの誘拐しジェネシスコピーとして加工してしまったため、単純に戦力が足りなくなったというのもある。
お家騒動の際にはザックスを除くとあちこちに派遣されており要所の守りが薄くなってしまっており、アルジュノンからホランダーに逃げられたのもこのせい。
細胞の違いについては設定/【ジェノバ】(JENOVA)参照。
DCFF7 
ディープグラウンドで製造された「DGソルジャー」が登場する。
DGソルジャーの中でも優秀な者達で構成された、ツヴィエートと呼ばれる集団が存在する。
プロジェクトGにより生み出された、セフィロスのプロトタイプであるG(ジェネシス)を基礎に製造され、
他作品に登場する通常のソルジャーと違って、ジェノバ細胞は持っていないものもいる。
根本的にはDGソルジャーはソルジャーではない人間を改造する場合と、通常のソルジャーを更に改造してなる場合があるので、ジェノバ細胞を持っているかいないかは余り関係ない。
DGソルジャーは「ソルジャー手術以外の方法で強化された兵」である。
ジェノバ細胞を使われていないと断言されているのはヴァイスのみである。
- 例えば、ロッソは「人間の持つ潜在能力を極限まで引き出す」という実験の結果生まれたDGソルジャーであり、ネロはジェノバ細胞の代わりにカオス因子を胎児に植え付けて生まれてきたDGソルジャー、アスールは魔獣の因子を組み込んで変身能力を持たせたDGソルジャー、といった具合である。
ソルジャーのように一定の制作方法で作られる訳ではないため、それぞれに多種多様な能力を持っている。
しかしその分副作用もあり、多くのDGソルジャーは頻繁に魔晄を摂取していなければ生存していることさえ難しく、魔晄を通したスーツを皆着込んでいる。また強化実験の結果、知性や人間の姿すら失ってしまったものも多く、犬のような四足歩行の敵やDG内のガーゴイルもDGソルジャーのなれの果てである。
DGソルジャーとソルジャーは制服が違うのでゲーム中では簡単に見分けが付く。
ソルジャーの方は銃を装備していないので、剣を持って突っ込んでくる。DG一般兵に比べると多少タフで攻撃力が高め。
ちなみにDGソルジャーには女性兵士がかなりいるが、ソルジャーの方は男しか出てこない。