概要
1、3~5及び聖剣伝説に登場。
6~8と技術の発達した世界観が続くため出番を無くすも、9にて再登場。
その後、しばらく出番がなかったが、14の5.0「漆黒のヴィランズ」にて再登場。
- FFLにも登場。
ミスリルと同じく、一般的に"ファンタジー"の名をかたるような小説やRPGに引っ張り出される、非常に人と似た種族。
地下や岩場に住む事、人間より小さいが非常に力持ち、地黒で髭面、逞しい割りに手先も器用、金属などの細工を得意としている事などが特徴として挙げられる。
伝承では意地の悪いドワーフはチェンジリング(人間の赤ん坊と悪魔の赤ん坊を入れ替える)なんてこともやらかす。
FFでも地下やそれに準じた所に住み、人間に友好的であり、特殊なアイテム等を提供したり売ったりしてくれる役どころが大半である。
売っている場合は特殊なだけあって、値段が桁違いだったりする事もあるので、何を買うか慎重に考えておこう。
FF3FC版のバイキングに似たビジュアルでちょこまか動き回り、「ラリホー!」、などのセリフから、出会った時のインパクトは大きい。
話し言葉の語尾にも「~ラリ」をつけるのがポイント。
FF1
ドワーフの洞窟に大勢住んでいる。
他の土地にも僅かながら見られる。FC版1での外見は普通の肌色のおじいさん。
内海と外海を繋ぐ運河を作ろうとしている老人として初登場。
彼にニトロの火薬を渡す事で運河が完成する。
ファンタジー作品お約束の鍛冶屋も登場。
鉱石を持っていけば武器を作ってくれる。
ベルモンドの町には大地の腐食を調査しに来たドワーフが1人いるが、役に立つ情報をくれるわけではなく、単なるフレーバーなキャラである。
FF3
ドワーフの洞窟に住む。
最初に訪れた時は、とうぞくグツコーに、「ドワーフのつの」のうちの1本を盗まれて混乱中であった。
- 本作では、泳げないという弱点が前面に押し出された。
- 当該作は、例えばカエルや小人といった「一見マイナスにしか見えない効果」も、水に入ったり隙間を潜ったりという長所が現れる場面が比較的多いため、頑丈とされるドワーフに短所があることを見せるシーンは、実に本作らしい扱い方。
語尾は「~ラリ」ではなく「~ホー」。
FF4
地底世界でドワーフ王国を築き、そこで暮らしている。
外見はFF3のバイキングの流用。
女性のドワーフも登場。ルカの他、赤い鎧を着ているのがそれ。
- シドにはおっさんと間違えられたため、見た目では男女の区別はあまりつかないようだ。
語尾に「ラリ」をあまり使わず、長音+「!」で威勢良く喋る。こんな感じー!
また助詞を省略することが多い。例文としてこれをドワーフ風に訳すと
「助詞を省略すること 多いー!」みたいな感じ。
このため見た目とは裏腹にちょっと子供っぽい喋り方になる。
FF4では敵に空爆されてもわりとケロっとしている。身体自体もかなり頑丈らしい。
またルカを見る限り「中身」の見た目は地上人とほぼ同じのようだ。
- 鎧などを身に付けていないルカも肌の色は黒で表現されているので、色黒な種族であるようだ。
FF4TAのルカも(FF4本編に比べるとやや薄くなったが)色黒である。
FF4(DS版)
女性ドワーフの外観が差別化され、白いローブに赤いロングスカートをまとった女性らしい姿になった。
でもヒゲはかわらず。しかもピンク。
FF4TA
FF4の後日談なので、引き続き登場。
前述のルカがパーティメンバーに加わる。
FF5
大海溝の奥にあるドワーフ王国に住んでいる。
……のだが、王国というには5人しかおらず、誰が国王なのかも不明である。
特に強力な装備品が売られているわけでもなく、拠点としてはダンジョンの中継基地程度といったところ。
第三世界で初めて登場するため、世界が一つになる前はどちらの世界に住んでいたのかは不明。
クレセントの町の酒場で話が聞けるため、第一世界の方の可能性が高いだろうか?
クレセントの町の住人と並んで、本作のドワーフは蜃気楼の町の場所のヒントをくれる。
FF9
外側の大陸にあるコンデヤ・パタで暮らしている。
一般的なドワーフ観とは違い、鉱業はしていないし技術力も人間と同等である。
挨拶の仕方も「ラリホー!」ではなく「ラリホッ!」になっている。
- ドワーフ族の挨拶である「ラリホッ」はFF5以来。
話し言葉の語尾が「~ド」に変わっている。
- ドワーフ族だからか、なぜか語尾に「~だド」とつけることが多い。
- どのドワーフも、ゴンスケやオハツといった和風な名前を持つ。これも今作ならではの特徴か。
ここに住んでいるモーグリの名前も何故か和風。
髭も濃くなく肌の色も緑で、顔つきなどもらしさは薄い。むしろゴブリンやオークに近い印象。
- 緑色の肌で、どちらかというと「ゴブリン」って感じの容貌をしている。
崖の下の森に住む黒魔道士達と交友があり、彼らを「クロマ族」と呼んでいる。
FF11
ドヴェルクという名で登場。
これは、北欧神話に登場するドワーフの起源とされる妖精「ドゥエルグ」から来ている。
なお、モンスターとしての登場であり、プレイヤーと会話する事はない。
FF14
プレイヤー種族「ララフェル」の第一世界における呼び名。
男女問わず兜と付け髭を常に着用しており見た目は従来作のドワーフそのまま。
家族以外の人に顔を晒すのは破廉恥なことらしい。
- この外観はプレイヤー装備にも実装されており全種族がドワーフになりきれる。身長・頭身はそのままだが。
グルグ火山の麓に同族のみの村を幾つか持つ蛮族として扱われている。
なお、ドワーフ族の建物はドワーフ族準拠で作られている為、ララフェル以外のプレイヤーは中に入る事が出来ない。
挨拶が「ラリホー!」なのも相変わらずだがいっぽうで喋り方は個々人様々。
FF4のように語尾を伸ばす者や普通に流暢に話す者、語尾にラリとかダニとか付ける者もいる。
FFL
暗黒騎士編に登場。やっぱり「ラリホー!」「~ラリ」とと言っている(さらに「眠くならない?」などメタ発言をする者がいる)。
ゲーム中に手に入る鉄鉱石やミスリル鉱石等の鉱石類の数に応じて、ここでしか手に入らないオリジナルの武器防具を作ってくれたりする。
FFL2
ドワーフ族が登場する他、ドワーフと人間のハーフがパーティメンバーに加わる。
SOPFFO
作中では登場こそしていないものの、存在する事が明かされている。
FF1でのドワーフと同様の種族かと思われるが、本作ではルフェイン人がコーネリアの人間を元に、様々な環境への適応を目的とする実験から生み出した事が判明する。
聖剣伝説
聖都ウェンデルの南西にあるドワーフの洞窟に住んでいる。
話し方は普通で「ラリホー!」、「~ラリ」などは言わない。
旅人の主人公にも友好的で、ガイアの洞窟や禁断の廃坑などの情報を教えてくれる。
NPCのひとりのワッツもドワーフ。
ワッツはミスリルで武器防具を作ってくれるあたり、やはり鍛冶は得意なようだ。
以降の聖剣伝説シリーズでも、ワッツがレギュラーになったのもあり、ドワーフも何度か登場している。