FF10
幻光虫とは、虫でも生き物でもなく生命エネルギーの塊の様なもの。
人間も含めた万物に宿ると言われる幻光虫は、いわば人の魂のようなものである。
異界送りが行われる際には幻光虫の濃度が高くなるため、死体から幻光虫が離れ舞う模様が視認できる。
幻光虫は水との親和性が高く、水が空中に浮いた状態で固定されるなどの現象も発生する他、
幻光虫は人間の記憶や思念などにも関わっており、高濃度の幻光虫を含む水を詰めたものをスフィアと呼び、
ブリッツボール競技に使用されるスフィアプールや、人の想いや思念や映像を留める記憶装置として使用される。
大気中の幻光虫の濃度が高いエボン=ドームでは建物自体が巨大なスフィアの役割を果たし、
過去の人間の思念や映像が訪れる者に干渉されて映し出されていた。
魔物や死人、召喚獣が倒れるときは幻光虫を放出しながら消えていく。
これは、彼らが幻光虫で出来た仮の肉体を持っているからである。
- 魔物が倒れる時に幻光虫は「螺旋」を描きながら放出されていく。実に芸が細かい。
- 同社のドラクエ8のモンスター撃破時のエフェクトがよく似ているという事が両作品のファンの間で時折話題に上がるが関係は不明。
- 言われてみるとそっくりだな。あちらは「螺旋」を描いてはいないが…。
- 幻光虫が放出される際、女性が囁いているかのような音を発している。見た目も相まってすごく幻想的。
『シン』の体も膨大な幻光虫で構成されている。
機械や通常の召喚獣で『シン』を倒せないのは、『シン』を構成する幻光虫の密度と吸引能力があまりに凄まじく、ダメージを与えてもすぐに再構築されてしまうため。
また『シン』の毒気と呼ばれる現象もこの幻光虫が原因。