設定/【月の民】

Last-modified: 2024-01-02 (火) 14:00:39

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FF4

FF4の物語の鍵を握る人々。
元は火星と木星のあいだにあった星(名称不明)に住んでいた種族で、
その星が絶滅の危機に瀕したとき、魔導船で脱出し、移住先を求め宇宙を放浪した。
そして青き星を発見したが、そこに住む先住民は進化の途上にあったため、
彼らは移住を穏便に行うために、先住民の進化を待つことに決めた。
そして月のそばにもうひとつの月を作りだし、そこで永い眠りについていたのだった。
主な登場人物ではゼムスフースーヤ、(本編には登場しないが)クルーヤが該当。
ゴルベーザセシルは、クルーヤと青き星の娘の間に生まれた混血の兄弟である。

  • 星が滅んで別の星に移り住んだり、高い能力を持ちながら一部の例外を除いて無駄な争いをしない辺りドラゴンボールのナメック星人みたいだ(見た目が人に近い辺りはサイヤ人みたいだが)。
  • 宇宙を放浪した割には案外近いところに移住先を決めたようだな。
  • ちなみに現実にも火星と木星の間に小惑星群が存在し、かつて砕けた星があったのではという説がある。(後に惑星を形成していなかった説が主流に)
  • 移住を穏便にする為に待ったとの事だが、人間の進化が進み発展するだけ移住できる余地は無くなってくるのではないだろうか?
    ゼムスのような暗躍でないのなら、どうやって融和するつもりだったのかが気になる。
    • FF4世界は土地が余りまくっているため、開拓できる技術があればあとは各国との交渉次第だろう。
      • トロイアとバロンの中間に位置する森林地帯辺りが良さげか。

青き星の民との間に子供を作れるあたり、生物学的には同じ種族と見なされる。
そのため実は青き星の民とは祖先が同じである可能性が高い。

  • 設定もやっていることもムーンレィスみたい。
  • どうも元ネタはSF小説家ジェイムズ・P・ホーガンの『星を継ぐもの』シリーズっぽい。
    FF4でいう「月の民」が木星付近からやってきて人類の進化や発展に関わっており最終的には青き星こと地球の継承者として人類を認めて旅立つというプロットは同じ。続編のジ・アフターにもシリーズの影響が見られる。
    ムーンレィスが登場するガンダムシリーズもSF小説の影響を受けているので似ているのは当然とも言える。そのものズバリのサブタイトルが付いている作品もある。

精神体として存在するラスボス(ゼムス)
同じく精神体となっている父(クルーヤ)
手だけになっても動ける兄(ゴルベーザ)
モップ説とクラゲ説がある叔父(フースーヤ)



セシルは残念ながらそういう能力には恵まれなかったようだ。

  • いや、セシルには重鎧で海に投げ出されようが、数十m(あるいは百m以上?)もの高さから、
    地面に叩き付けられようとも平気な 異常なほどのタフさがある。
  • 加えて言うなら火事のまっただ中でおんなのこが呼び出した地震を食らい
    気がついた直後におんなのこを担いで砂漠を渡ったり、幻獣神攻撃をモロで食らい、
    人体実験の材料にされ、開放されてからも能力が落ちているとはいえ一応戦闘できたりと、
    身体的な面に比重が多くなってしまっているからではなかろうか。
  • 洗脳を(一応)自力回復する精神力も持っている(カインやゴルベーザの洗脳は解いてもらった形に近い)。
  • 洗脳を解いたのはオーディン。セシルは洗脳の術は抜けたが元の精神が戻らず空っぽの状態から自力回復。
  • そんな才能が派手に出たら、こいつは月の民の血を引いてるなとわかっちゃうでしょ。

フースーヤの職業というか種族。
賢者のアッパーバージョンのような職業で白黒全ての魔法が使える。
賢者が使えなかったフレアホーリー等も完備。
知性・精神もそれぞれの専門職には劣るが酷くはない。
レベル70になるまでは最大MPが190で固定なあたりも賢者の上位互換。

  • キャラ性能の一環であると同時に、月の民と青き星の民との根本的な力の差の表現でもあるのだろうな。
    衰えたテラが命と引き換えにしてようやくメテオを一発食らわせたのに対して、こっちは同じ老人だけどバンバン撃ちまくってるし。

この人種は基本的に銀髪or白髪と青い目が基本なんだろうか。

  • 何せ登場するのが身内ばかりなんで、種族的特長なのか単に血筋が近いからなのか判別困難ですな。
  • カプセル内で眠ってる月の民も、銀髪or白髪っぽい。
    • DS版で出たクルーヤは黒髪。

種族的特長なのか何なのか、フースーヤ、ゼムス、クルーヤ(DS版で登場)と、
三人揃って頭髪が寂しかったり心もとなかったりする。
セシル、ゴルベーザ(セオドール)、セオドアの今後が心配である。


魔法を詠唱する際、セシルとゴルベーザは手が、フースーヤは目が光る演出がある。


死してなお、魂となっても思念を残し続けることができたり精神を介して他人を洗脳できたり、
移住先と決めた青き星の民を尊重する姿勢から精神主義や調和を重んじる考え方がうかがえる。
月の民の星が滅びた理由については一切説明はないが、物質主義的な繁栄の末に自らの手で母星を
滅ぼしてしまったクリエイターとは対照的な感じなので、きっと星の生命や自然を重んじる
理想的な暮らし方をしていて、不可抗力的な災害によって星が滅んでしまった、とかなのかもしれない。
故郷の滅亡という悲劇を経てもクリエイターのように「どう進化すべきだったか」などと
ウジウジ悩んでいないのも、もっとも大切なものは「心」だということを既に理解しているからなのかもね。


SFC版では、魔導船、デビルロード、飛空艇の技術をもたらしたと語られている一方、月の民が青き星で使われている魔法と全く同じものを扱えることについては特に説明がなかったが、DS版ではもともと魔法は月の民由来のものであり、クルーヤが上記3つの技術と共に青き星の民に伝えたとされた。

FF4TA

FF4の後日談「月の帰還」に登場するセシルとローザの息子、セオドア
月の民と青き星の民のクォーター。
彼は、特殊コマンド「覚醒」によって、月の民の血統の力で、3ターンだけ全パラメータが2倍になる。
ただし副作用も大きく、使った後は瀕死になる。
人外クラスの祖父や伯父には、まだまだ遠く及ばない。

  • 血が薄くなってしまっているから仕方ない点はある。
    ただセシルより白魔法が豊富に使える点でローザの遺伝もあるだろうが彼よりは魔法の才能はあるし、
    肉体的にも隊長に守られたとはいえ赤き翼が墜落した時も怪我をした様子もないし、
    これからに期待はできる。

ゴルベーザ(黒衣の男)の職業。
MPは普通に上がるが、HPがレベル55まで「2971」で固定。
月の民は一定レベルまで能力固定が普通なのだろうか……。


この項目を見れば分かる通り、FF4はSF要素が極めて強い。
FF4TAのラスボスが正に宇宙規模なのも、FF4だからこそ可能な豪快な展開だと言えよう。

FF14

レポリット族を、地球側の民からはそう呼ばれる。
「月の監視者」という人物もいるが、彼?はゾディアークの封印を監視しているだけの存在のためこれには含まれない。
ハイデリンにより創られた創造魔法を操る種族で、ヒトに好意を持ってもらえるようウサギの姿をしている。
数十年に一度のメンテナンスと地上への交信のために起きる以外は、コールドスリープしている。
名前はないらしいので、地上の言葉に合わせて○○ウェイと各々で好きに名乗っているようだ。

FFCCRoF

地球の「聖なる緑のクリスタル」と対立する「邪悪な紅きクリスタル」を所持し、操る存在。
FFCCの天地創造がされた時に、紅きクリスタルに魅せられた民たち。

光の4戦士

グーラ国を興した一族で、魔法剣は彼らの秘伝。
悪魔との戦いでキリンジュ以外は皆死んでしまったらしい。


グーラ周辺に広がる「月の砂漠」を守る一族で、元々グーラの民全てがこれだったらしい。
町に留まる者と、砂漠を守る者で分かれてしまったのだろう。
月の光を集めたメルクマールを作る。ちなみに「」が好きらしい。


設定では緑化の呪いに掛からずエルバに入れるらしい。
エルバの民が砂漠で難儀した時に救ったから、らしいが妖精なら飛んでいるので砂漠は平気だろうし
アリアーヌのようなエルフが外に出ることなんかあったのだろうか。

  • リリィベルが動物の小道で蜘蛛の巣に引っ掛かってたぐらいだし、
    妖精だからといって事故に遭う可能性が全くないわけじゃない。

砂漠に立つ月光の塔はかつて月の民が住んでいた場所で、月光の塔が照らす光で砂漠を守っていた。


月の民には、英雄ロランの所持していた伝説の「光の盾」が受け継がれている。

FFRK

FF4同様、フースーヤのジョブ(肩書き)。