設定/【異界】

Last-modified: 2022-12-30 (金) 07:34:37

FF10

死者の魂が集まる場所。グアドサラムより繋がっており、ここで死者と会うことが出来る。
いわば「あの世」に近い場所といえよう。

  • 英語では「Farplane」。遠い平面…彼岸のような感じだろうか。

花畑や滝や幻光虫が集うとってもきれいな所。
なお死者と会えると言っても話すことはできない。

  • 現実世界で言う墓参りや仏壇へのお祈りのような感じ。
    死者の姿に一方的に話しかけるだけである。

綺麗さと不気味さが混ざり合ったような異様な雰囲気。
プレイヤーは狭い足場(?)の範囲内でしか行動できないが、その周りは現実のイグアスの滝のように、巨大な滝に囲まれている。
下方にはカラフルな花畑のようなものが見える。
滝の無い画面奥方向には海(湖?)や他の陸地が広がっており、海の真ん中にはダム穴のように巨大な穴が空いている。
また海から天に向かって、いくつもの水の柱が伸びている。
全体的に夕暮れのような光景だが、奥の方の空は夜明けのようにも見える。
遠くの空には太陽とも月ともつかない天体が見えている。


異界で死者の姿が映し出される現象は作中のキャラクターによって説明が異なる。
また、死者と語り合うことの賛否も(主にアルベド族グアド族とで)分かれている。

「参拝者の記憶の投影にすぎないのでは?」という説もあるが、生者の姿は決して現れることがない。
そのため行方不明者の安否確認に使える。便利。

  • 死者の中でも、死人となってスピラに留まり続けている者は映し出されることはない。
    異界でトワメルシーモアを呼び出そうとしたが現れなかった。
    また、この人のように召喚された身であっても、死して死人にならなければ映し出される。

普通死者は異界から出られないが、シーモアに殺されたジスカルはそのあまりの無念さ故に異界から這い出そうになった。

  • 死人になり損なったのだろうか?

どうやらアーロンは異界に入れない体質らしく、近づくと苦しみ出す。
恐らく彼の正体が関連していると思われるが、似たような体質の別の人物は特に影響はないらしい。

FF10-2

グアド族がグアドサラムから去ったために異界の状態が不安定になり、異界参りも出来なくなっている。


寺院から異界のモンスターが出現し始めると、異界のモンスターが色々な地域に出現するようになる。


全ての寺院の祈り子の石造が収まってる場所に入り口があり、そこから下へ降りて行くと異界の最深部へ繋がるというトンデモ設定が追加された。
一番奥にヴェグナガンが眠っている。

  • 入口はもともとあったわけではなく、ヴェグナガンが「作った」もの。

本作のラストダンジョンとなっている。

  • 異界への道、異界の深淵、異界の核からなる。
    異界の深淵は10のグアドサラムから来た時に遠くに見えた花畑の一部かもしれない。

前作の印象とは異なり、全体的に暗く不気味さが増している。
異界の核は人工的な地形。

余談

アニメ『ファイナルファンタジー:アンリミテッド』にも異界と言う世界が存在するが、
あちらの異界は純粋に「異世界」と言う意味であろう。

さまざまな世界とつながっている、もしくは組み合わさった「世界」。魔列車のような特殊な乗り物がないと
異なる世界を行き来できない。
ソイル、ミストのように、自然物が魔力を帯びている。

  • 実はこちらにおける異界は「混沌に吸収された世界の名残」。
    そのため、その根本はFF10と同じコンセプトで構成されている。

DDFFではユウナがEXバーストとして「異界送り」を使う。