設定/【魔女の騎士】

Last-modified: 2023-02-24 (金) 18:47:37

FF8

設定

FF8に登場する魔女を守護する男性のこと。
イデアによれば、古来、ほとんどの魔女は騎士とともにあったようだ。
作中においては、シド学園長(イデアの騎士)とスコールリノアの騎士)が該当する。
 
「魔女の騎士」という名称は映画になるくらい一般にも浸透しているが、
その実態は正確には理解されていない。
一般に認識されている魔女の騎士は、文字通り魔女を護衛する屈強な戦士。
サイファーは、幼い頃に見た映画のラグナの演じる魔女の騎士の姿に感化されて、
本気で魔女の騎士を目指し、人生を大きく誤ることになる。
自身のガンブレードの構えもこの映画の真似というのが痛い。

  • 魔女の騎士どころか完全に咬ませ犬なわけだしな。

本当の魔女の騎士は、魔女の心を支えることの出来る男性のこと。
パートナー、夫、恋人がそれに相当する。
大きな力を持つがゆえに迫害や孤独に直面することになる魔女とはいえ、心はあくまで一人の女性。
騎士という理解者を得てこそ、魔女は平和に静かに生きることが出来る。
そして騎士のいない魔女は、孤独にさいなまれ、力におぼれ、破壊に走ることになる。

  • シドのように戦士としての力が無くても騎士となれたように、魔女を守る心意気、そして魔女との信頼関係を持つ事の方が騎士として重要と思われる。
  • 女騎士でもええんやで。
  • 魔女の騎士の役割については、リノアと共に魔女の先輩として不安を取り除くアドバイスとしてイデアから直接聞ける。それに対してリノアは嬉しそうに“騎士見習い見つけました!”と答える。

つまりサイファーは只の一度も魔女の騎士になれず、
単なるアルティミシアの尖兵でしかなかったという事に。
ライバル視していたスコールにこんな所でまで追い抜かれる辺り、正直哀れに思えてくる。

  • アルティミシアもサイファーも騎士の意味を誤解していた、という事が彼らの悲劇なのだろう。
    サイファーは「魔女の護衛」という自らの役割に酔っていただけだし、アルティミシアもサイファーを信頼していなかった。
    二人がお互いを少しでも信頼しあう事ができたなら…FF8のストーリーが根底から覆されるからダメか。
  • 誤解と言うか騎士がいない魔女の設定を踏まえると「アルティミシアは騎士を必要としていなかった」「騎士を持つ気もなかった」と考えるのが自然と思える。
    そもそもから騎士と言う単語はサイファーからしか出ていない。アルティミシアにとってのサイファーは「かわいそうな少年」に過ぎない。

つまるところ、魔女と魔女の騎士を繋ぐのは、「愛情」か。

  • 誰からも理解されぬ人間にとって、自分を認めてくれる存在というのは何よりの救いであろう。それが好きな相手ならばより一層。
    魔女の騎士というのは、相手が魔女であろうと受け入れる存在なので、騎士になる男性側にも相応の覚悟が求められる。
    だからこそ、「魔女でもいい」という言葉にはそれだけの重みがあるのだ。

映画

ラグナの出演した映画。
内容は、歴史上重要である3人の魔女の1人で、ある国の滅亡の時に人々のために立ち上がった魔女とその騎士であるゼファーの物語を扱っている。
監督が撮影も担当しており、アルティマニアでおそらく超低予算とまで書かれている。
撮影はトラビア渓谷で行われており、途中でハプニングも生じた。

  • ちなみに上記のハプニングが起きるまでは、キロスとウォードが着ぐるみで演じる予定だった。

十数年前に興行されたものだが、何度もリバイバルされており、人気作であることが窺える。
バラムガーデンの図書館にもストーリーの途中で、シナリオ版が入荷される。

  • 素人&バイトのラグナをエキストラでなく主役に抜擢してる辺り、予算はお察し下さいという感じか。
    • ラグナだからこそ抜擢されたのだろう。元軍人であるだけに一般人よりもアクションシーンをこなせるし、ガンブレードを扱った経験も一応はあるのも大きい。何よりルックスがいい。まあ、演技力は不安な上に、ちゃんと台本を読めたのか、覚えられたかどうかは怪しいところだが。撮影中、何度も足をつったんじゃなかろうか。
    • 一応スカウトされてきたということだが、台詞は散々で監督に「あとで吹替える」と言われてしまっている。
  • ラグナにとっては単なる旅費稼ぎのバイトに過ぎなかったのだが、この映画から生じたバタフライエフェクトが後にバラムガーデントラビアガーデン、さらにはエスタにも大災厄をもたらすことになる。

ある国については明言されていないが、100年前に滅亡したセントラだと思われる。


魔女のグラフィックはカードクイーンと同じもので、おそらく使い回し。

  • この時期の作品でわざわざあそこだけグラ使いまわしもないと思うが…
    しかもなぜカードクィーン…
    カードクィーンが子持ちなことを考えると、ラグナ達と世代が近く、あの時期にあそこにいてもおかしくない。
    公式設定がないから妄想だと言われればそれまでだが。

DDFF

ラグナフォースフォーム(DLC)の名称。

FFRK

「魔女の騎士【VIII】」。レア5のとして登場。FF8共鳴。氷属性強化【小】の効果を持つ。
ラグナの閃技「フリーズミサイル?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。