シリーズの最初からある防具だが、「かわよろい」だったり「かわのよろい」だったりと、イマイチ統一されていない。
注意:「革」なのか「皮」なのかが分からない、もしくはシリーズによって漢字表記が異なっているため、この項目は「かわ」と平仮名表記にしています。
どの作品でも最序盤に登場する関係で性能はとても低いのだが、作品によっては1段階強い防具が中々手に入らないために、非常に弱い防具ながらそこそこの期間世話になる重要な防具になる場合も。
関連項目:データ/【皮(革)シリーズ】、防具/【レザーアーマー】
FF1
名称は「かわよろい」。
コーネリアの町や港町プラボカの武器屋で購入できる鎧。
特に鎖帷子を装備できないシーフとモンクにとっては、腕輪系の胴装備が手に入るまでの主装備となる。
防具の詳細な性能は防御力4・重量8。
戦士(ナイト)・シーフ(忍者)・モンク(スーパーモンク)・赤魔術師(赤魔道士)が装備可能。
クラスチェンジ前と後で装備可能ジョブの数は全く変わらない。
コーネリアの町と港町プラボカで購入可能で、FC版~PS版ノーマルモードまでの値段は1個50ギル。
- 実質的には序盤におけるシーフとモンク専用品(GBA版以降はシーフ専用品)。
また、GBA版以前でもモンクの方はレベルが上がって素の防御力が高くなってきたら必要がなくなる。
何気に店で購入するしか入手手段がないため、シーフとモンクがいないパーティ構成の場合だと入手すらされることなく終わる可能性も。
FF1(GBA版以降)
名称は「かわのよろい」。
GBA版以降追加されたゲーム内の説明文は「かわせいの よろい」とそのまま。
地味ながら値段が50ギル→40ギルへと10ギルだけ値下げされ、少しだけ買いやすくなった。
- この値段になったのはPS版イージーモードから。
これに限らず、他のアイテムもほとんどのものがPS版イージーモードから同じように原作から値下げされているため、装備品としての立ち位置は何も変わっていない。
レベル1のモンクが装備すると防御力が1だけ上がるが、回避率は8も下がってしまう。
レベルが上がってくると裸の方が防御力が高くなるので、購入する必要はないだろう。
- GBA版以降では最強育成をする場合、スーパーモンクの魔法防御を極力高くするためにモンクはクラスチェンジするまでの間ずっとLV1の死体のままで放置しておいた方が良いため、そういった意味でもモンクには購入する必要がない。
GBA版以降はアイテムの所持数制限がなくなり全てのアイテムを持ち歩くことが可能になったため、シーフがいないパーティ構成で装備品として完全に不要でもコレクション目的で購入して99個所持したままゲームをクリアする事も可能になっている。
FF2
名称は「かわよろい」。
ガテアの村の防具屋で購入できる鎧。
最初期は服かこれで凌ぐしかないが、銅の胸当てが買えるようになると即お払い箱。
防具の詳細な性能は防御力2・魔法防御0・重量6・魔法干渉4。
店ではガテアの町でのみ購入可能で、FC版~PS版までの値段は1個80ギル。
防御力が服よりも1しか違わない2しかない事もあってか、NTT出版の攻略本に「軽量で動きやすい鎧ではあるが、防御力は低く、ほんの気休め程度だ」と書かれる有様。
最弱の鎧ではあるが一応曲がりなりにも鎧だけはあるためなのか、防御力は僅か2しかないにもかかわらず重さは6もあるうえ、魔法干渉も4と低い数値ながらもしっかり付いている。
一応戦力の乏しい最序盤では僅か防御力2だけでもありがたいのだが、本作において重要な回避率が6も下がるうえに魔法の効力もわずかながら弱くなるため、正直なところ総合的な性能ではかなり微妙な防具と言わざるを得ない。
- 回避率至上主義者のみならず、普通のプレイヤーの場合でも人によってはこれは装備させずに銅の胸当てまで体防具なしで我慢して進む可能性が高い。
WSC版から「かわのよろい」になった。
地味な存在の割に、PSP版以降の秘紋の迷宮の宝箱から入手することはできない。
そのため、アイテムコレクター(特に個数も気にする場合)はミシディアの塔攻略前までに買っておくこと。
他に同じ立場の装備として杖、銅の胸当てがある。
- 「かわ」シリーズでは唯一SoRでも入手できない装備である。
- 言うまでもなく防具の性能的には銅の胸当てにすら全て劣るため攻略上は序盤ですぐにお役御免になる防具でしかなく、特にアイテムコレクションにこだわりのないプレイヤーの場合は気にする必要は皆無。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降追加されたゲーム内の説明文はFF1のものと同様「かわせいの よろい」とそのまま。
なんとあろうことかGBA版以降からは80ギル→100ギルへと何故か20ギル値上がりしている。
大多数のアイテムがGBA版以降からは軒並み原作から安くなっているか原作そのままの値段になっている中、唯一原作から値上がりしているという非常に珍しい例である(当然ながら単なるデメリットでしかなく全く嬉しくない)。
- GBA版以降からはこれの上位互換性能品である銅の胸当てが200ギル→100ギルへと値下がりしこれと同値段になっているため、残念ながら銅の胸当てに勝てる点が何一つなくなってしまった…。
前作と同様、GBA版以降はアイテムの所持数制限がなくなり全てのアイテムを持ち歩くことが可能になったため、装備品として完全に不要でもコレクション品として購入して所持し続けることができるように。
竜巻襲来後(ミシディアの塔クリア後)には唯一これを売っているガテアが壊滅し、その後は二度と購入できなくなってしまうため、こだわりのあるコレクターはあらかじめ99個確保しておいてからミシディアの塔をクリアするように。
FF3
名称は「かわよろい」。
鎧という名称ではあるものの、魔剣士以外の全ジョブが装備可能となっている。
回避率1%、防御力2、魔法防御力1。
服に毛が生えた程度の防御力。
ウルで95ギルで購入可能。また、同場所で2着拾える。
つい全員分買いたくなるが、前衛でなければ「ふく」のままでも十分な性能である。
まあ安いので買ってしまっても問題はないが。
FC版の攻略本にも「服よりはいいが防御力は大してない。軽いだけが取り得」とディスられている有様。
ジョブによってはこれが最強装備、という期間が長かったりする。モンクとか。
軽くて安いのが取り得なのは確かだが、地味にお世話になる期間は長いありがたい品でもある。
ものすごくどうでもいいことだが、前々作・前作のものはリメイク版で「かわのよろい」に微妙に名称が変わったが、本作ではリメイク版でも変わらず「かわよろい」のままである。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
鎧に回避率の概念は無くなったが、防御力が3にUP。
更に、魔剣士を含む全ジョブが装備可能になった。
値段もFC版よりも5ギル安い90ギルに値下がりした代わりに、拾えなくなった。
ルーネス以外全員の初期装備である。
その為買うとしたらルーネスだけの分を購入した方が良い。
仕様変更がなされたDS版以降でもモンクのみはFC版と変わらず拳法着入手までの長い期間これが最強の体防具となるため、他ジョブを使わずにモンクを使い続けたいプレイヤーの場合には弱い防具ながら意外と馬鹿にできなかったりする。
FF3(ピクセルリマスター版)
防御+3、魔法防御+1。
魔剣士以外の全てのジョブが装備可能。
表記は「皮鎧」。
今作では鎧の回避率の概念が復活したが、これにはついてない。
FC版と同じく服と皮鎧しか装備できる体防具が無い、という期間が長いジョブが結構あるので買っておいて損は無い。
ピクセルリマスター版ではジョブチェンジのジョブを選ぶ際にそのジョブが装備可能なアイテムカテゴリのアイコンが表示される。
おそらくはFF5と合わせる為だろう。
そして全てのジョブが装備できるものの一つに「鎧」カテゴリのアイコンがある、あるのだが実は重装備ができるジョブを除いて「鎧」はこの皮鎧しか装備できないジョブも多い。
FFT
最弱の鎧。名称は「革の鎧」。
同時期にリネンキュラッサが買えるようになるので、多少無理してでもそっちを買ったほうがいい。
装備させた際の性能はHP+10のみ。
最弱の鎧のため当然といえば当然だが、本当に何も装備していない時より僅かにマシな程度と弱い。
不思議なデータディスクのセーブデータ「クラウドといっしょ」のベイオウーフの初期装備。
FFRK
名称は「皮の鎧【III】」。レア1の鎧。FF3共鳴。
ステータスは下記。()は共鳴時。
Lv | 防御 | 魔防 | 回避 |
---|---|---|---|
1 | 5(39) | 2(17) | 93 |
3 | 10(43) | 4(19) | |
5 | 14(59) | 6(26) | |
10 | 25(92) | 11(41) | |
15 | 37(125) | 16(56) |