初期作品では腕防具として登場。
ただしFF3以前は小手や腕輪に比べて極端に数が少なかった。
FF5以後は他の腕防具共々アクセサリに移行する。
- そもそも当時は腕防具に「指輪」という発想が斬新だったため、数が少ないのも当然である。
防具の優劣を示す「防御力」は直接攻撃のダメージを減らすためだけにとどまり、状態変化攻撃が多く存在し、また属性攻撃の種類が豊富なFFの世界においては、「防御力」だけを上昇させる防具では、実は戦闘が優位になりにくい。
そのため「魔力を秘めた指輪」のような防御力こそ微々たるものだが、炎を吸収する、氷を無効にする、石化を防ぐ、といった特性を持ち、敵の特殊攻撃に対応できる防具が求められる。
腕防具の各種指輪と、頭防具の「リボン」はその典型的ともいえる防具である。
けっして「戦士のたしなみ」のために存在しているわけではない。
FF1 
守りの指輪が登場。腕防具の中では唯一の「指輪」。
全ジョブ共通で最強の腕防具のため、大抵の場合はこれに落ち着く。
ただしFC版では防具の持てる数に限りがあるため、ガントレットを持たせるために敢えて外されることも。
FF1(GBA版以降) 
クリスタルリングと天使の指輪が追加。
他にも色々と腕防具が追加されたが、白魔黒魔にとっては相変わらず守りの指輪が最強。
FF2 
守りの指輪。再び唯一の指輪として登場。
腕防具の中で最高の魔法防御と、最小の重量・魔法干渉を誇る最終装備候補の筆頭。
FF3 
守りの指輪。またまた唯一の指輪とs(ry
FC版ではクリスタルの小手に劣っていたが、DS版では性能が大幅パワーアップ。
ぶっちゃけ四つ揃えば他の腕防具がほぼいらなくなるほど。
FF4 
四作目にしてようやく種類が増加。
- 磁力の洞窟で唯一の腕防具として活躍するルビーの指輪
- 三属性耐性と安定した防御性能を誇る守りの指輪
- 最強だが入手するだけでやり込みの域に達するクリスタルリング
- 強烈なデメリットとそれを補って余りあるメリットを併せ持つ呪いの指輪
と非常にバラエティ豊かなラインナップ。
FF4(GBA版以降) 
白の指輪・ミストリング・ハーモニーリングが追加。
いずれも特定のキャラクター専用だが、クリスタルリングに勝るとも劣らぬ防御性能と個性的な特殊効果を持つ。
なおツインスターズは腕輪なのか指輪なのかはっきりしない。
FF4(携帯版) 
下記のFF4TAからラピッドリング・後列リング・挑発リングを逆輸入し、さらにセージリングを追加。
ただしセージリングはTA版ツインスターズの名前が変わっただけであり、これも逆輸入品。
FF4TA 
わけわからんぐらい大量に追加。
スプリントリング・ラピッドリング・ラピッドリング改・プリンプリング・後列リング・挑発リング・限界リング・ナレッジリング……と、どれもこれも尖った性能のものばかり。
ただしこれらのほとんどは各種しっぽとの交換orチャレンジダンジョン攻略のご褒美アイテムなので、それらを怠っているとまったくお目にかかれなくなる。
FF10 
ユウナの防具。
日本語で「○○の指輪」というものが大半だが、一部カタカナの名前のものもある。
グラフィックは5種類ある。
ちなみにルールーの同条件の防具はそのまま英語にした「リング」。
さすがに指輪だけで攻撃を防ぐことはなく、グラフィック上は手から文様のような半透明のシールド(?)が浮かび上がっている形で表示されている。
よく見るとシールドは揺らめくように光っている。デザインは丸みがあって色合いと共に清らかな感じ。
- ルールーの「リング」も同様。指輪から発せられている魔力的な何か?
また、スロットが0~1個でアビリティが何もついていないユウナの防具がこの名前になる。
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