FF2(WSC版以降)
WSC版で追加されたボス戦用BGMで、以降のリメイク作品でも使用されている。
勢いのある曲が多いFFのバトル曲の中では珍しくゆったりしており、
特にPS版・GBA版以降の音源では、どことなくアラビア風の曲調で怪しい雰囲気が漂う。
- 妖しくも小気味良いその曲調は、「中東の死闘」とか「カレーな曲」と比喩される事も。
実は未使用曲である戦闘シーン3がアレンジして再利用されたもの。
原曲を知っている人ならよく聴けばわかる。
以下の通り、やや弱めの中ボス戦で流れることが多い。
・サージェント戦(セミテの滝の洞窟)
・アダマンタイマイ、ボーゲン戦(雪原の洞窟)
・レッドソウル戦(カシュオーン城)
・ゴートス戦(フィン城)
・キマイラ戦(ディストの洞窟)
・ビッグホーン戦(南の島)
・ラウンドウォーム戦(リバイアサン)
・ベヒーモス戦(闘技場)
・こうてい+親衛隊+ウッドゴーレム戦(竜巻)
・くろきし+サージェント戦(GBA版追加ストーリー・SOR 謎の洞窟)
・ゾンビボーゲン戦(GBA版追加ストーリー・SOR 謎の洞窟)
・ラウンドウォーム戦(GBA版追加ストーリー・SOR 謎の洞窟)
- 主にFC版では通常戦BGMだったイベント戦の曲が差し替えられている。
しかしそのFC版では初のボス戦BGMの大役を果たしたベヒーモスがまさかの格下げ。
直前のラミアクィーン戦とは真逆の扱いに…
↑皇帝陛下がさりげなくいる。「やや弱めの中ボス戦」扱いとは…。
エリクシャーやブリンクを使って守備に入るヘタレさがこの扱いに繋がってしまったか。
- しかも前座の親衛隊戦では戦闘シーンAが使われていたというのに、
肝心の皇帝陛下が出てきたとたんに格下げとは。 - 不気味さは増すんですけどね。
でも曲のランクが下がった時点で最終決戦ではないということが分かってしまいますよね…。 - 四人目戻って来てないので元々バレバレという説も。
- 当該記事にもコメントがあるが、
元々ラスボス戦を想定されていた戦闘シーン3のアレンジであるこの曲を
対皇帝戦に持ってきた、とも考えられる。
実はこの曲、ダンジョン探索の最後に戦う立ち位置のボスに使われている事が多い。
もしかしたらWSC版製作当時は、この曲を節目のバトルと位置づけていたのかもしれない。
- PS版以降だと戦闘シーンAとの差がかなり大きく感じられるため格下ボスの曲に聞こえるだろうけれど、初登場のWSC版では音源の都合かあるいはPS版以降とかなり異なるためか、両者の差はPS版に比べて大きくはない印象。戦闘シーン3のアレンジということもあり、テンポは戦闘シーンAより遅いものの、ある程度の大物との戦いを想定した曲だったのかも。その使われ方が大きく変わったのはGBA版以降のSORや、PSP版以降の秘紋の迷宮。
- そもそもあっちがAでこっちがBだしね。
FF2(ピクセルリマスター版)
ベースが力強くなり、コーラスが追加されたことにより、威圧感が増した。