音楽/【Otherworld】

Last-modified: 2023-01-31 (火) 03:38:28

FF10

ラストバトルで使用される楽曲。
所謂「デスヴォイス」で歌われるヘヴィメタル調の曲。
歌っているのはビル=ミュール氏。英訳担当スタッフが飲み屋でたまたま逢った、とのこと。


実はゲーム序盤にもザナルカンドで一度使用されているのだが……
一周しただけのプレイヤーには気付きにくいかもしれない。
曲自体は非常に人気が高く、「The Black Mages」によるアレンジでは
ボーカルが男性から女性へと変更された。


なおジェクトのテーマは別の曲。聴けばわかるが熱くなる要素が皆無に等しいため、盛り上がるシーンや戦闘曲に合うOtherworldの方がテーマ曲として扱いやすい
ただテーマ曲としてなら間違いではないが「ジェクトのテーマ」という名称で紹介するのは間違っているので気を付けよう。もう一度言うが別の曲である


自分はラストバトルであえてこの曲が聴けたことに感動した
ブリッツのOPムービーは人気が高いので、シアターで何度も鑑賞した人も多いだろう。

  • >ブリッツのOPムービーは人気が高いので
    自分も好きです。
    ティーダがステージが開く前に静かな場所で精神統一してるシーンは、やばいほどかっこいいですね。
    • 流れる直前の心臓の鼓動がタマラン
    • 客が駆け込むトコとか実写だろ…
    • あとアーロンさんの登場シーンには鳥肌

FIGHT! FIGHT! FIGHT~!
という部分が耳に残る。

  • この曲、日本語訳で歌詞を知りたい。

FF史上初のデスメタル楽曲。

  • 植松氏に曰く、過去作品でこのような曲が使われなかったのは
    「たまたまこのような曲がマッチするシーンがなかったから」だそうだ。

よくよく考えればこの曲が流れたのは10で(PS2のFFでの)初めてのムービー時である
この曲の派手さ・ムービーの(特に水の)綺麗さ、カッコ良さは当時のプレイヤーの度肝を抜き
FFシリーズという作品の圧倒的存在感を改めて世に知らしめたものでもある。
二度目に流れる究極召喚戦のステージは、
奇しくもジェクトが再び帰る事を夢見たザナルカンドのブリッツボールスタジアム。
そんな甲斐あってこの曲はユーザーに圧倒的印象をもたらしディシディアでも原曲で収録されている


この曲の最大の特徴はゲーム序盤で使用されるであるということだと思う。
ゲーム序盤で「何だこの激しい曲は!」と印象を与えて、最後の最後でジェクトのテーマソング、すなわちジェクトそのものであることが分かる。
音楽すら伏線にしてしまうFF10スタッフに敬礼。

  • >最後の最後でジェクトのテーマソング
    この時激しくもどこか哀しく聴こえたのは自分だけだろうか。
    イントロとともにズシン!と手が出てきた瞬間泣き出してしまったのを覚えている。
    • 確かに、(特にヴォーカルが無い時の)エレキギターの旋律はいい意味で物悲しいところがあると思う。
    • ジェクトと折角再開できたのに、碌に会話する間もなく倒さなくてはならない展開は非常につらい。
      ティーダの「さっさとやられろよ!」というセリフや、バトル中のトリガーコマンドのメッセージ「もう声は届かない…」などもつらい。
      他には、ジェクトの面影を色濃く残すがジェクトではない存在になってしまった絶望感もあるだろうか。
  • ゲーム序盤のブリッツの試合はジェクト杯なので最初から最後までジェクトのための曲である。

非常に聴きづらいが、最初のムービーの時点では地味に歌詞がネタバレになる。

  • というか、最初のムービーの時点では地味に歌詞がネタバレになるから非常に聴きづらくしてるらしい。

最初のムービー時とジェクト戦で曲調違う?

  • 曲調が違うのではなく、音質的な問題。
    ムービーでは原曲そのものが再生されているが、ジェクト戦では音質が落ちているため、若干ぼやけたように聞こえている。
    もちろん戦闘中のテンションに影響はほとんどないのでご安心を。
  • ジェクト戦バージョンでまず気付くのはドラムのリズムが大幅に変わっていること。更に、間奏部の語り(Go, into the sand~の部分)が無くなっている。
    個人的には、こちらのバージョンもサントラに収録してほしかった。
  • HD版では、ジェクト戦での音質もサントラさながらになった。間奏部の語りもある。
    • というより、サントラ版と同じになってるっぽい。
      ドラムのリズムなどもムービー版と同じで、ジェクト版に入ってるイントロのシャウトなども無い。
       

ムービー版

究極召喚戦版

確かに微妙に違う。
初めて気付いた。


<訳詞>

望むなら今行くんだ 別世界が待っている
あきらめるんじゃない! 飼い主の手を噛んで

一人ぼっちで冷たい荒野をさまよい
そいつ(別世界)の記憶が目を眩ませる
夢がそれでいっぱい、よく眠れない
道に迷い、落ちた騎士よ

くじけるな、狙いを定めて 別世界が待っている
千年だぞ、準備できているかい? 別世界が奪い取る

(間奏)

行け 行け 砂へ、塵へ、空へ
今行くんだ やるか死ぬか、それしかない
放せ 光の前で信仰に祈りをあげよ
エサをくれ 俺を罪(シン)でいっぱいにさせて、闘いの準備せよ
やるだろう?(×5)
闘え 闘え 闘え(×5)

希望が死んで、迷う 別世界がおまえをそうさせる
夢は破けてなくなる 別世界はおまえを憎んでいる
自由になって乗って行けよ 絶頂まで行ける
望むなら今行くんだ 別世界が待っている


予約特典のサントラにも収録されている。プレイ前に先に音楽を聞いて、
「これはないわww」とか思っていたが、プレイするとその考えは一蹴されることとなった。


日本語訳すると「他の世界」

  • ストーリー的には歌詞通り「異世界」や「別世界」でいいんじゃないか?
  • ちなみにother worldと区切ると一般に「死後の世界」「(転生後の)来世」を指す。
  • FF10的には【異界】だと思われる。

海外ユーザーによってリークされたプロトタイプ版はBPMが現在使用されているものよりも速い。

DFF・DDFF

ノーマルバトル」「シーモアバトル」「萌動」(ステージBGM)と共に収録されている。
ストーリーモードの対ジェクト戦のデフォルトBGMになっている。


ティーダ編のラストも当然この曲。
その直前にあるイベントで、ティーダがこの曲をバックに「あんたを越えなきゃ…明日なんて来ないんだ!」というシーンはかなりカッコいい。
歌詞の内容(夢を越えて、新たな世界へ)ともマッチしている。

DFFAC

原曲版が戦闘曲の1つとして登場。
プレイヤーズサイトのショップにて3600ギルで販売されている。

  • 音源そのままの収録となっているため、PS2の原作より高音質となっている。

TFF

FFXの冒頭と最終決戦で流れるヘヴィメタル。
パワフルに歪むギターと吠えるようなヴォーカルが熱い、否が応にも気合いが入る闘魂の一曲!(DL画面より)

2012年5月30日からBMSとして配信されている。


なぜか神竜がBossとして出現する。

TFFCC

原曲が収録されており、BMSとしてプレイできる。

PFF

大体2か月に1回ある定期イベント「エクサバトリア」のバトルBGM。
延々々…と(主に自分の集中力と)戦い続けるイベントなので、デスボイスのこの曲はとてもマッチしている。
曲のループがとても速いため、ザナルカンドで使われた方が採用されているようだ。

FFRK

ブラスカの究極召喚戦で流れる。

メビウスFF

アルティメットヒーロージェクトの通常戦闘曲。

半熟英雄

半熟英雄4の四次元ボイルド戦ではこの曲のアレンジが使用されている。
曲名は「ウィ・アザー・ワールド」。ウィ・アー・ザ・ワールドではない。

  • よく聞くと「よん(4)」とだけしか歌詞で言ってない。元が半熟英雄というコメディ作品であるとはいえ…
    ちなみに歌っているのは四次元ボイルド役の石川英郎氏。
    これの一番恐ろしい事実は、このズコーもののアレンジが植松氏ご本人によって行われたことだろう。
    • ちなみに、この四次元ボイルドの股間にはなぜかダニの意匠があったり、倒されたときの消え方がまんまFF10の召喚獣の消え方であるとか、そして断末魔が「これが…わた4の物語か4…!?」(注:原文ママ)だったりと完全に狙っている。
    • しかも歌っているのがアーロン(の中の人)というのがますます笑いを誘う。