ケアルラ(ケアルア)とケアルガの中間に位置する回復魔法。
1に「ダ」で強化される魔法は他にダディアとダテレポがあったが、ケアルダのみFF4まで現役で存在し続けた。
FF12では範囲の変化という形で復活。
FF1 
クラス5の白魔法。ケアル系の3段階目の、普通の単体回復魔法。赤魔でも使えて回復量も十分。
FF1(GBA版以降) 
戦闘中はルーンアクスを使って発動させる事もできる。
回復量が大幅強化され、300~400程度のHPを回復可能になった。
また、回復量が知性依存になっただけでなく計算式自体も変更されており、知性1のキャラがルーンアクスを使用しても200程度ものHPを回復可能と便利なものになっている。
FF3 
クラス5の白魔法。白魔道師、導師、賢者が使える。
威力180の回復魔法。
ケアルラから大分ストーリーが進んでからの登場であり、また割とすぐにケアルガが買えてしまうため、FF1に比べるとあまり立場のない回復魔法になってしまった。
同レベル帯にはレイズもあるので賢者にはセットしなくてもいいかもしれない。
- ガルーダ戦で使えればもう少し評価されたかもしれないが、その直後から買えるようになる。
それでも長丁場の暗黒の洞窟では頼りになる。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版) 
アビリティ『白魔法』LV5で使える魔法。
魔法効果力は80で、HPをかなり回復できる。重量は4。
全体化するとHPの回復量が、単体使用時の50~70%(戦闘中)ないし70~80%(移動中)に落ちる。
使用可能なジョブは「白魔道師」「赤魔道師」「導師」「賢者」「たまねぎ剣士」。
サロニアの街の北東にある魔法屋で5000ギルで購入できる。
DS版赤魔道師の強みのひとつ。
重量が軽く行動順が早くなりやすいため、緊急時にはケアルガではなくあえてこちらを使うのもあり。
(ケアルガの重量は8)
習得直後に全体に使用してもHPを1000前後回復できるのが強い。
ラスダンあたりで使うと全体でも2500くらい回復できるため、鉄巨人以外での力不足はほぼない。
HPが5000や6000を超えたあたりで全快レベルの回復量はなくなる。
FF4 
コマンドアビリティ『しろまほう』で使える魔法。
消費MP18、威力72、命中率100%、待ち時間1。任意で全体化可能。
ローザはレベル30、ポロムはレベル33で修得。
テラは試練の山イベント後に使用可能になり、フースーヤは初期修得している。
詠唱時間もMP消費もローコストで回復量もそこそこ。
ケアルラがアレな事も手伝い、テラ時代を含め長く使われる魔法。
戦闘中の単体回復ならコレ。
ケアル系で最も詠唱時間が長い。
消費MPは多いが詠唱時間なし、全体がけの回復量の差からケアルガに役割を奪われる。
それでもケアルラよりは役に立つ…はず。
SFC版でカイナッツオがとじこもって回復するとき、この魔法のようなグラフィックだった。
映像が綺麗。
リディアがアスラを召喚した際にも1/3の確率で発動するが、実はこれ単体がけケアルダを仲間全員にかけるというもの。
そのため回復量では全体がけケアルガすら大幅に上回る最強の回復魔法となっている。
まぁ「運が良ければ」という但し書きは付くが、リディアがボス戦でやることが無い時などに唱えてみるのもいいだろう。
FF4 EASYTYPE 
魔法の段階が数字になっているイージータイプでは「ケアル3」で登場。
他の魔法は3段階だが、ケアル系のみ4段階のため。
ローザの習得レベルが30→28に下がった。
なお、オリジナル版で同じくLv30で習得する「ミニマム」はLv29で習得。
FF4(DS版) 
DS版ではやや内容が変更されている。
待ち時間が3になり、ローザの修得レベルも31にちょっぴり遅延。
待ち時間がやや伸びたせいで、急場に大幅回復させるには少々厳しくなってしまっている。
FF12 
コマンドアビリティ『白魔法』で使える魔法。
消費MPは28。基本威力は85で、味方1人のHPを回復する。必要ライセンスは『白魔法5』(LP45)。
「王都ラバナスタ(ジャッジ・ベルガ打倒後)」「ナルビナ城塞市街地(ジャッジ・ベルガ打倒後)」
「エルトの里」「神都ブルオミシェイス」のショップで3200ギルで購入できる。
順番待ちに強い・実行時間が短い・ヘイトシステムと相性がいいなどの理由でケアルガより重要になる。
単体魔法だがその分実行時間が短く回転が速いし、消費MPも少ない。
回復量も申し分ないので、盾役だけを回復するなら範囲回復より良い。
クリア後の難関ダンジョンではHP満タン魔力UPやフェイスで回復量を強化すると万全。
ケアルラやケアルガと比べれば消費MPが少ないが、補助魔法の消費も考えれば消費28は大きい。
中盤あたりでは雑魚相手に使っているとすぐにMP切れになってしまう。
終盤はライセンスが充実するうえ、ミストの濃いダンジョンが多いためケアルダを連発できるが、
中盤の長いダンジョンを走破するためには、消費8で済むケアルとの使い分けが大事。
- 大抵のザコなら盾役がいて回復力を強化していればケアルでも十分回復が間に合う。
回避無視の敵や大群相手はケアルダでないときつい。 - ケアルの回復量はLv99・魔力99・HP満タン魔力UP・フェイスで約3600前後。対してケアルダは同条件で16000前後。
基本的にはしっかり強化したケアルで事足りるが、強化がいい加減でも回復量が多い・しっかり強化できていればバブル込みでも一発でHPを全回復できるのがケアルダの大きなメリット。
通常回復をケアルで回しつつ、回復役のガンビットの上のほうに『HP<30%の味方→ケアルダ』等を設定すれば、盾役が思わぬ大ダメージを受けたときやフェニックスの尾で蘇生直後の味方の回復など、緊急時の回復手段として活用できる。
上位魔法にも関わらず、エフェクトはケアルより0.6秒ほど短い。
FF12IZJS 
使用可能者は「白魔道士」「赤魔戦士」「ナイト(マティウス)」。
消費MPは24、基本威力は86、必要ライセンスは『白魔法6』(LP50)、価格は2400ギルに変更されている。
FF13 
効果は12とは逆で仲間全員を回復。またダメージを受けているほど回復量が増える。
ホープとヴァニラがヒーラーロールで習得できる。
この魔法が使える2人ともパーティに組み込んでおけば、
ピンチからの立て直しが非常に早くなる。
- アルティマニアでは、ファングと共にこの2人が最もおすすめのパーティに選ばれている。
個人的にケアルダまでもが使えるヒーラーの優秀さが大きな理由だと思う。
(もちろんジャマーとエンハンサーのバランスを考えた上でだが)
FF13-2 
ヒーラーのコマンドアビリティ。ATBコスト2。
味方全体のHPを回復する。
基本値は 各キャラの現在の最大HPからの減少値 * ( 魔法攻撃力 * 0.6 + 250 ) / 10000 + 105 。
単体魔法のケアルア同様、ある程度以降はケアルラの方が効率が良い。
レベル習得はノエルのみ。モンスターは特殊な継承によってシークレットアビリティとして覚える。
FFL 
レベル5の白魔法として登場。
全体がけで1000近く回復できるが、消費MPが26と高い。
赤魔道士では魔法レベルが足りなくて(白魔法レベル5以上をセットしないと)使えない。
FF1とDS版FF3の赤魔はケアルダまで使えたのに…。
(赤魔のアビリティが「白黒魔レベル5」だったら「ケアルダ」「アスピル」が両立出来たのに。)
FFRK 
レア3の白魔法アビリティ。対象単体を大回復。
生成に必要なオーブ(中)は白5個、風3個、聖3個。