shadeは「陰」「傘(※「ランプシェード」のシェードもこれ)」という意味の英単語。
ここではもちろん前者の意味で使われる。要するに「影縛りの術」。
関連項目
→モンスター/【シェイド】
FF3 
クラス4の黒魔法、敵の神経を麻痺させて動きを止める。
全体掛けでもほぼ確実に効くので、まともな魔法があまり無い(使ってもブリザガやサイレス位か)クラス4の白・黒魔法の中では最も使える。
分裂モンスターは麻痺すると分裂できなくなるので分裂対策に使った者も多いだろう。増殖封じにも〇。
- 基本成功率は80%で、ここに(術者の知性÷2)が加わる。つまり術者の知性が40を超えると……?
- 分裂防止ならコンフュも使える。
かけられた者は、冥界(the shades)に突き落とされた様な気分になるという。
ブラインを黒魔法として強化した静寂の魔法。
かけられた者から光も音も奪ってしまう。
しかし画面に出るメッセージは「てきのかげをしばった」
そういう意味のシェイドかよ!
FF1・2にもホールド、スタン、ストップと麻痺効果の黒魔法があふれていたのに、なぜかそれらを差し置いての登場。
ただ敵の影に飛んでいく矢のビジュアルがメッセージと相まって、インパクトがありわかりやすい。
演出が強化されたFF3ならではの魔法といえる。
- オリジナル版のFF4の忍術「影縛り」もこれを踏襲しているエフェクトである。
- FF11には敵を麻痺させる魔法として「パライズ」が登場している。
FC版の性能は全FFのデバフ魔法の中でもトップとも言えるくらいの性能である。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版) 
あまりの強さゆえにに当然ながらDS版では弱体化(成功率低下・麻痺完全耐性持ちの敵の増加等)。その結果使い物にならないほどにまで性能が落ちてしまった。
- FC版の麻痺は殴れば解けるので、言うほど凶悪だったわけではない。強いには強いが。
DS版では麻痺すると自然治癒を待つしかないため、弱体化は当然の処置。弱すぎるのは否定しないが。 - 麻痺耐性の敵を増やす程度で成功率の低下までする必要はなかったのではと言いたい。
- しかしながら、3Dリメイク版はこれに限らず他の状態異常魔法全般も軒並み成功率が低下しほぼ役に立たなくなっているため、この魔法の性能やマヒ云々は全く関係なくバランス調整している可能性も否めない。
FF3(ピクセルリマスター版) 
悲惨だったDS版より成功率は引き上げられた。
が、5匹中4匹に決まる事もあれば1匹にしか決まらない、更には単体がけがミスするなんて事もある。
そしてマヒの効果時間が非常に短く、1ターンで切れてしまうのもざら。
同レベルのブリザガの威力がかなり強化されているので、あえてこちらを選択するのは安定しない。
- 他の多くの状態異常魔法にも言える事だが、少なくとも敵1匹以上を確実に仕留める事が出来る(例えばこのクラスならブリザガやヒートラ)手段がある場合はそちらを選択した方が被害が少なく済むケースが大半。仲間の攻撃と合わせて一掃も難しくない。
「当たるか分からない」「2ターン以上持続するか分からない」状態異常はそれほど使いにくいのだ。
FC版の命中率か持続時間、どちらか片方でも持っていればだいぶ違ったのだが…- 他の状態異常魔法はレベルが低かったり、(専門家にとっては)同レベルに攻撃魔法がなかったりするので、「殴ったほうが早い」状況でも攻撃魔法のMPを節約したいなら出番がある。
しかしシェイドは上述の通り同レベルにブリザガがあるので……。
- 他の状態異常魔法はレベルが低かったり、(専門家にとっては)同レベルに攻撃魔法がなかったりするので、「殴ったほうが早い」状況でも攻撃魔法のMPを節約したいなら出番がある。
- 「盗むために敢えて何ターンか生かして足止めしたい」という場合でも、ブライン、次点でスリプルを使えば済んでしまう。「麻痺だけ効く」という敵はいないので、基本的にはこの魔法にお呼びが掛かる事はない。あわれシェイド。
黒魔道士時代は単純なMP不足で使用回数が少なく、魔人になるとMP補正で使用回数が少ない。色々と報われない。