魔法/【バニシュ】

Last-modified: 2024-01-24 (水) 16:29:05

FF6、12では透明化する魔法。なお、FF9では青魔法として登場した
FF11、光の4戦士では光属性の攻撃魔法。厳密には光4では「バニッシュ」表記。


ちなみに英語版FFシリーズでは「Vanish(姿を消す)」と「Banish(追放する)」が
それぞれまったく違う別々の魔法として登場していた。
前者(Vanish)はFF6等の透明化するバニシュ。
後者(Banish)は、いわゆるデジョンとしてPS版1・2などの一部作品に出ていた。
FF11での攻撃魔法のバニシュは後者の「Banish」の綴りの方である。
普通に日本語読みするとどっちも「バニシュ」になるのでややこしい。
特にGBA版FF6(英語版)だと「Vanish」も「Banish」もあるので余計にややこしい。

  • 「Vanish」は「ヴァニッシュ」の方が本来の発音に近い表記になるが、FFで使われたことはない。はず。

FF6

透明状態になって、『完全に』物理攻撃を回避する間接魔法
その代わり、透明中は魔法回避率がいくら高くても魔法が「必中」するようになる。また、透明は戦闘終了後も継続する。
ファントム(×3)およびサボテンダー(×10、GBA版追加)の魔石で習得可能であり、セリスはLv48で自然習得する。消費MP18。


SFC版・PS版では即死魔法は耐性があったとしても無視して効いてしまうようになる。
このことから、バニシュデスという必殺コンボを作り出してしまった。

  • NTT出版の攻略本「完全攻略編」にも、バニシュデスについて書いてある。

勘違いされがちだが、即死魔法以外の一般的な状態異常魔法が効くようになる訳ではない。
例外としてカッパーを掛けるとバニシュが効くあらゆる敵をカッパにできるが、カッパ状態の行動パターンが設定されていない敵は見た目だけの変化となる。
ラグナロック(メタモルフォース)の成功率も上がらない。


FF6では一応初心者の家でも、
「魔法はどんなものでも効いてしまう」とデメリットについての説明はされている。


ちなみに回復・攻撃アイテム類はバニシュに関係なく効果を発揮し、透明も剥がれない。
戦闘後に体力を回復するぞ!って時になったら、ポーション系で回復しないとバニシュが解かれてしまうので注意。

  • うっかりやってしまったらまたわざわざバトル中にバニシュをかけなおす羽目に。(何故かメニュー画面では使えない)

上手く使えば透明の恩恵は非常に大きく、攻撃が物理攻撃オンリーの敵しか出ないダンジョンなどは完封できてしまう。
ゾゾ山の敵モンスターはボスのストームドラゴン以外完封できる。


なげる」も無効化できる。この点がVコーディー(128以上の回避率)分身とは大きく違うところ。
無効化できるのは武器投げのみ。さすがに忍術はしっかりくらった挙句透明も剥がれる。


リフレクの上からかけると青い透明人間になり(バニシュ→リフレクではリフレクが当たってバニシュが消えるが、リフレクの上からバニシュはかけられる)、一見すると物理無効と魔法反射が合わさってほぼ無敵になったように見える。
しかし、実際にはバニシュの効果中はリフレクの効果ごと無効化されて(=反射されない)魔法が必中する。世の中そこまで甘くない。

FF6(PS版以降)

元々SFC版の時点で透明耐性を持つ敵キャラクターはごく一部存在したのだが、
PS版ではフンババなど効かない敵がさらに増えている。

FF6(GBA版以降)

FF6GBA版ではバニシュデスは修正されており、透明になっても即死耐性が機能するようになったため、
透明状態の敵に即死魔法をかけても、元が耐性持ちであれば普通に耐性で防御されてしまう。
そのため眠れる獅子を倒すのが難しくなった。残念。
ただし、「透明状態の敵に対しての魔法」そのものは変わらず「必中」となっている。


GBA版でも透明耐性が追加された敵がいる。
特にトンベリーズは即死耐性持ちなので怪音波が無効化されていたが、バニシュデスの要領で透明化→怪音波とすればレベル半減が可能だった。GBA版では透明化できず怪音波も絶対に当たらないので盗みでミネルバビスチェを手に入れるのは諦めよう。


参考→モンスターの状態変化系データ(外部リンク。「透」がない敵は透明有効)
SFC版の解析データとGBA版公式コンプリートガイド、およびゲーム内のモンスター図鑑を併用すれば、GBA版以降の各機種の正しい透明耐性を把握できるはず。


バニシュデスが通用しない事が槍玉に挙げられがちだが、
こちらも味方キャラにバニシュを使いやすくなったのは大きな利点。
GBA版追加モンスターには、強烈だったり即死する物理攻撃の使い手が多いので助かる。

  • むしろバニシュデスはバランスブレイカーだったので修正したのは妥当である。

FF6(ピクセルリマスター版)

SFCでは、バニシュ状態のキャラに魔法バニシュをかけると、魔法が当たった判定が成立しバニシュが解除されていたが、ピクリマ版ではバニシュ状態のキャラに魔法バニシュを含む透明化行動を行っても解除されなくなった。(ミス扱いになる)

  • ゾゾでガブルデガックを混乱させ、味方全員を透明にする作業が格段に楽になった。

FF11

詳細はこちら→バニシュ


白魔道士ナイトが習得可能な白魔法(神聖魔法)。対象に光属性ダメージを与える。
対象がアンデッド系の場合はダメージが増加し、短時間だが彼らが備えている耐性を減少させる。
単なる攻撃魔法としては頼りないが、対アンデッドの戦闘ではかなり役に立つ。
効果量に応じてバニシュⅣまでがあり、プレイヤーはバニシュⅢまでを使用可能。
さらに範囲版としてバニシュガがある。


ちなみに透明化の魔法としてはインビジがある。

FF12

裏魔法の一種として登場。
姿を半透明にし、視覚感知を無効化する。
『裏魔法4』のライセンス習得で使用可能。


FF11のスニークのような聴覚感知を無効化する魔法・アイテムの類はFF12には一切ない。
坑道や水路のような狭いダンジョンでは、敵との距離が近すぎて聴覚感知に引っかかる。
屋外の広いフィールドにおいては十分な効果を発揮できる。


12の透明は何らかのコマンドを入力するとその時点で解除されてしまうので、敵に気付かれないまま一方的に攻撃するなどというパターンに持ち込むことは不可能。
ドラクエの「しのびあし」のようなものだと思えば決して使えなくはないはずだが、
敵を発見次第攻撃するようなガンビットにしている人はその恩恵にあずかることはない。


FFTの透明状態と同じと考えれば、ある意味世界観の繋がりを感じられる…か?
もっとも、FFTの透明は行動しなければ気付かれないのだが。


店頭での発売時期が「デス」と同じで、おまけに販売順が「バニシュ」「デス」と並んでいる。
スタッフが狙ってやったとしか思えない。


混乱している味方がいる時に全員を透明にすると、
攻撃する相手が見当たらないからかうろうろと走っていってしまう。
ナルビナ城塞入り口など、敵のいないところでやってみると意外に面白い。
また低歩数クリアにおいても使われる


帝国軍兵器は聴覚感知を持たないため、透明を維持すればどれだけ近づこうが気付かれることがない。しかし、帝国兵同様に「感知するまでパーティメンバーの位置に移動する」とプログラムされているため、感知はされずともピッタリと追尾してくる。

FF12IZJS

バニシガともども時空魔法になった。
『時空魔法3』のライセンス習得で使用可能。

FF14

光の攻撃魔法と、透明化の魔法と2種類存在する。表記はどちらもバニシュと同じ。

攻撃魔法

主にスプライト系やプリン系のモンスターが使用する敵専用魔法。単体への無属性魔法攻撃。
敵対してから時間が経つとバニシュガを使用する場合がある。


禁断の地 エウレカには専用アクション「ロゴス・バニシュ」が登場。ヒーラーが使用可能。
単体への無属性魔法攻撃で、対象がアンデッドの場合は被ダメージ上昇デバフを付与する。

透明化

ディープダンジョン「アメノミハシラ」には専用アイテム「バニシュの魔土器」が実装。
敵に見つからなくなった上でトラップを回避できる。


漆黒のヴィランズのメインクエストでは魔法が登場。
物理的に見えなくなるだけで、気配は察知されるようだ。

FF15

実は今作にも登場している。しかし敵専用魔法でノクト達は使用できない。
使用してくる敵はボス級シガイであるチャダルヌークのみである。
しかも女神形態時でしか発動してこない。
純粋な攻撃魔法になっており、効能は「ダメージ+力150低下」となっている。


表記は「バニッシュ」
FF15アルティマニアの敵モンスターアクションデータの項目にひっそりと明かされている。
FF15は敵の技が表記されないので、自力で気付いたプレイヤーはほぼ皆無なのではないだろうか?

DDFF

プリッシュの地上ブレイブ攻撃
Lv8時に習得し、使用CPは30(マスター後は15)、マスターAPは150。
高速で直進する光弾を相手に飛ばす遠距離攻撃。


追尾性はなく、飛距離もそれ程ないが隙は小さく素直な性能なので牽制向き。
地上技では対空を狙える貴重な技でもある。
そもそも地上技は出番が少ないので牽制できるこの技を採用するのもあり。

  • 拘束時間がそれなりに長いので意識していればヒットからアシストを絡められる。

光の4戦士

表記は「バニッシュ」
光属性の黒魔法で魔法攻撃力は5、消費APは2。
攻撃魔法なのはFF11に準拠したのだろうか。


がバニシュ表記なのに、なんでこれだけバニッシュなのか…。
スペルビアで上位ともども売ってある。


同じ光魔法「サンダー」との違いは、
バニッシュは威力は強いが、サンダーは確率で追加マヒにすることがある。
闇の氾濫前はバニッシュ系しか売っていないが、後にはサンダー系も登場する。

FFEX

表記は「バニッシュ」。時空魔法の1つ。
発動時に周囲の味方を含めて一定時間透明のバフを付与する。

WOFF

光属性の魔法攻撃アビリティ。

FFB

聖属性のSR以上の魔アビリティとして登場。
SRの物はコスト17、ATK1190・DEF1200。
強化代金が高い上に成長速度が遅いため、育てるのに苦労するものの、
最終的にそれに見合った強さにはなる。