キャラクター/【ルッソ・クレメンズ】

Last-modified: 2023-01-23 (月) 20:54:40

FFTA2の主人公だが、時系列的にはFFTA2より5ヶ月早く発売されたFFT(PSP版)に、先に登場している。


FFTA2

FFTA2の主人公で、グリモアの力により異世界に飛ばされた少年。
性格は活発で好奇心旺盛。
アデル曰く「忙しいヤツ」。
異世界でガリークランのリーダーのシドに出会い、このクランの一員になる。
 
非常に順応性が高い。
いきなり異世界に飛ばされたにもかかわらずほとんど動揺しないでシドを呆れさせた。
初めて出会ったモンスターとは戦えるのにオバケが苦手というのはまさに意外。
 
FFTA2はストーリーが薄い方だが、それは彼の「そのうち元の世界に戻ることになるだろうから、
異世界を楽しめるだけ楽しんでおこう」という目的(?)によるところが大きい。
 
攻略本に「困っている人を放っておけない優しい心の持ち主」などと書かれているが、
仕事に関しては恐ろしくシビアでクライアントが裏切るなど特殊な事情がない限り
確実にクライアントの要望に応えていく。
特にフローラさん逮捕や、
五股をかけて女を泣かせたマルノーの代わりにボコられるのはプロの仕事だろう。
ただし、因縁のあるカミュジャゾンビパウダーに関するイベントでは大分悩んだりしている。

  • 知り合いというだけで連続窃盗団を厳重注意のみで見逃してる。

FFの主人公の中では珍しくバトル以外で女の子と殴り合うことになる。


非常にフランクで、少年の好奇心がそのまま残った(というか少年だけど)キャラクターである。難しく考える事が多いアデルやシドは、ルッソを子供っぽいと思いつつもどこか魅力的に思っているようだ。人懐っこい所があり、人間関係が結構広い。それでいて仲間を思う気持ちも強く、アデルやシドに積極的に踏み込んで行く。特にアデルに対しての説得は個人的に非常に思い深い。


名前は変更可能だが苗字がクレメンズで固定。攻略本によればモデルはトム・ソーヤだそうで、
苗字の由来はトム・ソーヤの作者であるマーク・トウェインの本名であろうか?

  • 偶然か、Tの設定に「クレメンス議会」というのがある。

ストーリー

しかしまさかTAの続編で、主人公自ら「殺害」とは…

  • フローラは「殺害」してたっけ?
    うろ覚えだけど、プリズン送りとかなんとか言ってたような…
  • プリズン送りにしている。出てくる頃には~と彼女も言っていた。
  • デュークの方じゃない?

実際、人に対しては優しいのだがモンスターに対してはなぜか非情である。
人間による自然破壊などを訴えるモンスターの発言を気にも留めず始末する姿を見る限り、
攻略本の情報を疑わざるを得ない。
仕事の遂行を第一に考える真面目な性格と取れないことも無いが…

  • 困っている「人」を放っておけないだけであろう。
  • 言うほど非情でもない。トラップ回収時は謝ってる。
  • 個人の感想だが、実際そういったモンスターはかなり興奮しており説得が困難に見える。上記の通り申し訳ないと思いつつも止むを得ず退治する場面が多い。

(ゲームにおける)現実世界ではFF11プレイヤー。夏休みの目標は戦士のレベルを75にすること。

  • アンケートで選んだ答えによるけどね。それ以外選んでたらそうとはいえなくなるし。

前々作前作と存在した、主人公による一騎討ちはない。
Tシリーズの伝統とはならなかったか。
一応、他のキャラによる一騎討ちはサブクエストに存在している。

  • ついでに「主人公は金髪アホ毛」「一人称が僕」も伝統ならず。
    さすがに三作続けて似たような風貌や性格にするのは避けたようだ。
  • TA2自体が前二作と違い、割りとカラッとした冒険活劇ものであるためそういったイベントが合わない為だろう。が、初期設定ではルッソの村が全滅した、などのものがあり作風が全く異なっていた。もしかするとTシリーズの特徴を引き継ぐ可能性もあったかもしれない。この辺の設定はアデルの方に回った?

「元の世界に戻るため」にクエストをこなしていることは他クランの連中も聞いているようだ。
(イマイチ信じてもらえないでいるが)


異世界の人間であったり、エンディングで元の世界に帰ったり、
しかも帰った先では時間が経過してなかったり…FF1の主人公達に似ているような気もする。

  • 前作(FFTA)も同じ。仮にFFTA-3が出たらやっぱり同じような設定になるのだろうか。
    ちなみに元の世界に戻っても冒険の記憶が残っているという点でFF1と異なる。
  • 尚、公式サイドストーリーのその後の話で、ルッソはイヴァリースに『あるもの』を遺したようだ。シドやアデル、ハーディは少々それについて頭を抱えているものの、彼の存在の証として大切にしている。  

能力

初期ジョブはソルジャー。主人公だが専用ジョブやアビリティ、装備、特性などは一切ない。
はっきり言えばユニットとしては汎用ヒュムと差異はない。
序盤ソルジャーや弓使いなどでレベルを上げすぎてしまった場合、
後半のスピード不足で苦しむことになるだろう。
この辺は前作主人公と同様。低レベルのうちに忍者を解禁したいという点も同じ。

  • 主人公なので強制出撃も多く、ヒュムのユニット全員分「青魔法」を集めるのは面倒と言うこととで、
    最終的に専用ジョブ感覚で「青魔道士」にしてた。
  • ヒュム族自体が優秀なので、育て方さえ間違えなければ問題なく大活躍できる…とも言える。

FFTのラムザのような固有アビリティ、固有ジョブはなし。
このゲームのシステム上、特定のジョブでレベルを上げることで育成していくので、
ジョブの選択肢が少ない最初から戦闘に出てレベルが上がってしまうのは、
むしろ不利ともいえる。

戦闘に出る回数が多い分だけ他のキャラより多くの技を覚えているのが一応のアドバンテージか。

その他

公式サイトのムービーでルッソの声が聞ける。TA2のヒュムの断末魔の叫びのSEとはだいぶ違う。
何故か1人称が「オレ」じゃなくて「僕」になっている。

FFT(PSP版)

言語別
日本語ルッソ・クレメンズ
英語Luso Clemens
韓国語루소 클레멘스
ロシア語Люсо Клеменс

PSP版で追加された固定ユニットで、FFTA2の販促キャラ。TA2の発売より半年近く早く、こちらに登場した。
Chapter3でリオファネスに向かう道中、
ゼクラス砂漠でベヒーモス系モンスターの群れに襲われている彼を助けることになり、
そのまま仲間になる。どうやら仲間とはぐれてしまったらしい。
星座は巨蟹宮。初期設定のラムザ(磨羯宮)と相性が最悪になる。
 
固有ジョブ「モブハンター」は、ラムザの見習い戦士(Chapter4)にジョブ特性「密猟」がついたもの。
ラムザより早い時期に「さけぶ」や騎士剣が使える、非常に強力なユニット。
初期Braveが低めなので、主力にするつもりなら早めに「さけぶ」を覚えて上げておきたい。
詳細はモブハンターの項で。
 
ちなみにゼクラス砂漠はストーリーの進行上絶対に通過しなければならない位置にあるので、
他の販促キャラ(クラウドバルフレア)と違って加入イベントをスルーすることはできない。
 
個人的には顔グラが気になる。何となくTA2より人相が悪いような気がするのだが…

  • TA2とは絵が違う(伊藤氏吉田氏)からな。せめて大人っぽいと言ったって。
  • また、暗黒騎士の追加でPSP版はラムザの運用方法がPS版と大きく変化したというプレイヤーも多いだろうから、
    ルッソは逆にPS版での運用で行くという手もある。
    そもそもモブハンターで密猟が付くルッソは暗黒との相性がやや悪いし。

初期装備でアイスブランドを持ってきてくれる。
この時点ではまだ店売りされておらず、同時期に買える最強の剣の攻撃力が10なのに対してこちらは13もあり、さらに属性強化も上乗せできる優秀な武器。しばらくはこの剣一本でやっていける。
……しかしバルフレアがレアアイテムを引っ提げてくるんだからルッソも騎士剣の一本くらいでも、と思ってしまうのは高望みだろうか?

  • ちなみにムービーを見ればわかるのだが実はルッソはベヒーモスとの戦闘で持っていた剣が折れてしまっている。
    ではこのアイスブランドは一体何なのかだが、直後に駆けつけたラムザがルッソの目の前に剣を投げている。
    よって、このアイスブランドはラムザの私物だった可能性が高い。一体どこで手に入れたのやら…
    • その投げられた剣をルッソが引き抜いて装備したという描写はないため、単純に予備の二本目の剣としてアイスブランドを所持していた可能性もある。
      ……だとすると折れた方の剣はアイスブランドより強かったのだろうか。もったいない……。

デュライ白書を発禁とした「クレメンス公会議」の名と姓が酷似している。
同シリーズ・同一世界であるためなんらかの繋がりがあるのか気になるところである。

  • 地名が由来の名字ってのは、現実世界でも珍しくないので、「クレメンス」という町があり、
    ルッソの先祖がそこの出身で、地名を名字にしたのかもしれない。
  • Clemensはヨーロッパではよくある姓で語源はラテン語(寛大・寛容・優しいみたいな意味)
    教皇名(ローマ教皇は就任時に聖書に出てそうな名前を名乗る習慣がある)でもヨハネとかベネディクト並に使われる"あるあるネーム"
    由緒ある名前なので現実世界でもクレメンス由来の「サン・クレメンテ(クレメンスのスペイン表記)」って場所が何か所もあるぐらい"あるある地名"
    「クレメンス公会議」は一般的に考えれば「(行われた場所)公会議」なので、この際のクレメンスは名前というより地名
    身も蓋もロマンもなくて恐縮だけど、"あるある"すぎて被っただけだと思う。

PSP(ソニー)のソフトなのにDS(任天堂)のソフトを販促してしまうあたり、さすが最強サードパーティといったところか。


ちなみに「彼の時間軸」としてはTA2クリア後にこっちに来たらしい。
最初から戦えるのはそういうことか?

  • あっちに飛ばされたりこっちに飛ばされたり。忙しいことである。
    • TA-2クリア後のためかグリモアは所持しておらず、代わりに普通の皮手帳を持ち歩いている。

除名しようとすると大抵のキャラ(汎用・固定問わず)は嫌がるようなセリフを言うのだが、
ルッソは恨み事一つ言わず爽やかに別れようとする。

  • ま、どうせ成り行きで仲間になったようなもんだし~的な軽いノリである。
    エールはげますが使えるキャラが2人いて困る事は無いのでそうそう除名する事はないだろうが。

PFF

2014/12/26に追加されたプレミアムメモリア。
使用武器は

みんなに会って冒険したのは、だいっじな思い出だからな!

召喚魔法がそこそこ得意、白魔法・黒魔法が少し得意。

HPが高く、力と知性がそこそこ高い。幸運が少し低め。
雷属性の剣を装備させて、盗むPTに使われたりする。
戦士キャラではあるが召喚が使えるので、クエスト周回向け。

PFFNE

エリア8-3で手に入る。
装備、専用は「ハイウェイスター」。属性なし。
アビリティはシルフ(+2まで)、ファイア(ファイラ+2まで)、スキルは「オーバーパワー」、プレミアムスキルは「パワーブレイク」。

  • TA2出典なのになぜかTA2には出てこないシルフを覚える。