ジョブ/【導師】

Last-modified: 2023-04-17 (月) 22:46:14

いくつかの作品で登場する白魔道士の上位にあたるジョブ。
FFTA2では「導士」という表記だが、この項で扱う。
光の4戦士には道士というクラウンもあるが、
こちらはネクロマンサー的な意味のため、別物である。


FFシリーズには「ネコ耳フード」という頭装備アイテムがあるから、見たい人はそれで。

  • 導師のローブ」ってのもある。
    • どちらも初出がFF6、そしてその両方を装備できるのは10歳の少女であるリルムのみ、明らかに狙っているだろう。

90年代後半~2000年代初頭までは、FF3の認知が広まっていない等の理由にFFファンの間でも白魔道士と混同される事が多かった。


FF3

土のクリスタルの称号の1つ。白魔道師の上位系ジョブ。
アレイズホーリー等、白魔道師では使えない強力な白魔法を操れる。
ステータス(特に精神)、魔法使用回数も白魔道師のときより、大きく上昇する。
しかし導師のジョブが手に入ってすぐ賢者のジョブが手に入るので、
あまり使う機会は少ないのではないだろうか。

  • 順当に進めればエウレカのボスラッシュは導師で相手にすることになるが、
    慣れたプレイヤーなら最深部をまっすぐ目指すから、白魔道師→賢者という無慈悲な可能性も…。

また、猫耳のフードをかぶっているのも特徴で、生みの親は河津氏。
FF5のクルル白魔道士はこのジョブと同じ恰好をしている。
外見はチビキャラも相まって可愛いのでFF・DQ板には萌えスレまである人気ジョブ。
ただし忘れてはいけない、FC版の主人公はみんな男だ。なに、こんなかわいい子が女の子のわけがない?

  • そうとは決まっておるまい。確かにオープニングで「4にんの しょうねんたちは~」とはあるが、男が大多数であればその中に一人くらい女が混じっていてもまとめて「少年たち」と呼ぶものだ(例:大長編ドラ○もん のび○の海底鬼○城のラスト等)。
    • ↑開発者が全員男といっていたような...
    • 法律では男でも女でも20歳未満で有れば少年である
    • ↑最近のピクセルリマスター配信で他ジョブも含めて全員男の子だと断言していましたね。

もはやFFのアイドルジョブである。

  • 瀕死時には自慢の猫耳がヘタレて泣き出してしまう凝り様。スタッフからの愛を感じるジョブである。
    • FF5のクルルはそれも継承している。よ~っく分っていて素晴らしい。
  • 死亡時の姿も何とも言えないキュートさ。
    • 帽子だけになってしまう魔人との色々な差はなんだろう…。

レベルによっては賢者より精神が高い。
よって回復量を優先し、黒・召喚魔法を使う必要がなければ最後まで使うのもアリ。

  • 賢者と導師の精神の成長率は同率。魔人は一時期は賢者を凌ぐ知性を持つが。
  • 白魔より魔法の成功率が高く、エウレカ以降も
    魔法や全体攻撃を使う敵にはサイレス、それ以外にはコンフュかトード(ミニマム)で
    概ね対処できる。
    「炎の魔人」には、実は冷気属性を持っているエアロガ(エアロ)もいい。
    (いずれも同クラスにケアル・レイズ系がない)
    時期は短いが、導師になってからが白魔法の真骨頂とも言える。
  • ただ、熟練度が初期値からやり直しになる。
    雑魚を狩れば、白魔道師のときより補助魔法の成功率も上がるが
    ジョブチェンジ直後は過信しすぎないように。
  • ラスボス戦で特に重宝する魔法はケアルガヘイストプロテスと、白魔法に集中している。
    なので1人しか表示されないEDイベントを猫耳で見たいなら、賢者の1人を導師にするのも良い。

大戦の時代が終わって、クラス8の魔法には普通の魔道師には使えないようにと
厳しい修行を積んで真の術者になったものにしか使えない封印が掛けられた。
白魔法の真の術者である導師になれた白魔道師は、過去に1人だけであり存命していない。
ジョブチェンジは過去の勇者の姿になるので、この唯一の導師が猫耳フードを被っていたお陰で
光の4戦士はネコミミ姿になってしまうのである。


導師が手に入る古代の民の迷宮は、場所さえ知っていれば土の牙を入手以降いつでも来る事が出来、
しかも入ってすぐ手に入り、ボス・ティターンもそんなに強くない。
正規ルートでは直後に強力なボスであるウネドーガ戦があるため、
先んじて手に入れれば短い期間ながら大活躍する。

  • ただし、ジョブチェンジ条件として「レベル30以上」が設定されている(魔人も同様)ため、
    駆け足で入手すると「せっかく入手したのにジョブチェンジできない」なんてことも。
    普通にプレイしている分には気にするような条件でもないのだが。

魔法使用ポーズは「にゃおーん」とか言ってるようにしか見えない。
気のせいか手もネコのように構えているような…

  • 上記瀕死時同様、FF5のクルルもそう見える。
  • 横に歩かせると、ローブと共に猫耳も前後に揺れている。

ジョブチェンジに必要なキャパシティは、以下の値からチェンジ先のジョブの熟練度-1の値を引いたものになる。ただし、計算結果がマイナスの場合は0になる。
たまねぎ剣士:32
戦士:32
モンク:40
白魔道師:24
黒魔道師:32
赤魔道師:24
狩人:24
ナイト:16
シーフ:48
学者:16
風水師:40
竜騎士:32
バイキング:56
空手家:56
魔剣士:56
幻術師:20
吟遊詩人:8
魔人:32
魔界幻士:60
賢者:24
忍者:96
吟遊詩人が安くなっている。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

3D版FF3では賢者の弱体化により、相対的に使う人が増えたジョブ。
白魔道師と比べると、低レベルの魔法使用回数が少ないが、高レベルの使用回数が多いのが特徴である)
ちなみに、レフィアアルクゥは御馴染みの猫耳フードを装着している。

  • 間接魔法の効きやすさが全体的に低下し、また白魔との違いもなくなったため(知性・精神の高さによる違いはある)、回復役としての特徴が強まった。
  • 白魔法が使える他のジョブの項でも触れられていたりするが、導師はボス戦向きになっている分
    余程高レベルでない限り移動中に回復する係りとしてはややMPに不安を抱える。
    他に白魔法が使えるジョブを増やしたり、回復アイテムを増やしたりして補助するといい。

攻略本のイラストを見ると、ルーネスイングズにも猫耳は付いてるけど被ってないみたい。
やはり恥ずかしいのか?

  • もしアルクゥが幼さが残る少年でなければ、彼も被らなかった…はず。
  • キャラデザインの吉田明彦氏によると、ルーネスとイングズはフードを被るのを嫌がっているそうだ。
    特にルーネスの場合、口を歪ませてネコみたいになってしまっている。
    アルクゥはまんざらでもないらしい。
    • アルクゥに最も似合うジョブともっぱらの噂(笑)。
  • FC版導師の面影に拘らないなら、ルーネス導師も割りと似合う。
    こじんまりした白いローブと、ぴっちり着込んだピンクのチョッキが意外にはまる。
    • 外見は結構可愛い。

導師のレフィアが戦闘不能になると立ち位置によっては「見えそう」になってしまう…。

  • 結構ミニだしネ
  • シーフ学者の方がミニですよ。「マイクロ」に近いから。
    • ちゃんと見えないように配慮しているんか?
      • 一応されているね。中は見えません。
        ただシーフ・レフィアはスカートがローライズすぎてお尻がかすかに…。

行動速度が中途半端なので導師一人だと回復タイミングの調整が狂うこともある。
導師+賢者の二人で回復するとかなり安定する。

  • (それなりに)速い導師で敵の行動前に回復、遅い賢者で敵の行動後に回復。
    更に賢者は導師に回復を任せ、黒や召喚で攻撃するなど幅広い活躍が見込める。
  • まぁ吟遊詩人で充分な気もする。
  • 暗闇の雲の「波動砲」は基本的には遅い。
    賢者であっても先にケアルガを唱えられることが多い。

やはりゲーム最終盤では導師は一人は欲しい。
ケアルダエスナケアルガアレイズを遠慮なく使えるのは大きい。
あとジョブマスターアイテムのホーリーワンドがかなり有用。
「戦闘中のみ」・「単体掛けのみ」という制約はあるものの、やっぱりMP無消費ケアルガは大きい。
手持ち無沙汰の時に使用しているだけでも、PTの回復面がかなり助かるのだ。

  • リメイク3は人によって最終パーティの構成がバラけやすいが、導師は安定して最終パーティに入っていることが多い。

ゴーレムの杖を2本持たせれば攻撃面も結構強い。(ザコ限定)

FF3(ピクセルリマスター版)

使い勝手の良さ、戦闘での重要度は変わらず、細かい調整が施されている。
MP量はDS準拠、Lv1~4が少なめでLv5~8が多め。素早さと体力は賢者と同じになったが、精神は大きく上回っている。
全体ケアルガの回復量は1800前後、導師がいるだけで咄嗟の立て直しにおける安定度は段違いである。
エアロガも割と馬鹿に出来ない威力を持っており、バハムートの洞窟程度のモンスターなら全体化で一掃出来る。
ヘイストが弱体化(効果変更)してしまっているため、素早く戦闘を終わらせるためにこちらを使うのもあり。
ホーリーの威力も凄まじく、6000強のダメージを与える事も。ただし全属性耐性のボスには分が悪い。
トルネドも全体化が可能で効く敵にはめっぽう強い。なんと三色ドラゴンにも効いてしまう。
精神の値が非常に高いため、後半ボスの魔法に対して驚くほどの耐久力を発揮する。
ザンデやアーリマンなど強豪のメテオを受けても余裕を持って耐え、
暗闇の雲の波動砲でさえ3桁ダメージに抑え、被ダメージを上回るケアルガで瞬時に立て直してくれる。
賢者に比べケアルダ、ケアルガの使用回数が多いので、安全性を重視する場合はこちらを連れて行こう。もちろん両方使っても良い。


同じく白魔法要員を担うことの多い白魔・賢者とスペックを比較すると、各バージョンでのジョブの調整方針が見えてくる。
(以下はレベル50時の比較)

FC版

ジョブMP12345678
白魔2828271543231514131211100
導師33434528623230282522191512
賢者33484562625346383025211712
  • 基本的には後半のジョブほど強く、強力な上位ジョブにどんどん乗り換えていくシステム。
    そのため、白魔<導師<賢者という序列が綺麗に成立している。

DS・PSP・3DR版

ジョブMP12345678
白魔2934342638532215147630
導師2629342950161513101816115
賢者22223445452522191512963
  • ジョブ間の序列が原則廃されており、導師は白魔の上位互換ではなくなっている。同様に導師も賢者の下位互換ではなくなっている。
    • MPで個性がつけられただけでなく、能力値面でも素早さは早い入手ジョブほど高いなど、一応の差別化が図られていることがわかる。
    • 計算式も違うため単純な比較はできないものの、FC版と比べると白魔は精神以外のすべての能力値が上昇している一方、導師は知性以外、賢者に至ってはすべての能力値が低下している。
      このため能力値の差そのものも小さくなっており、熟練度の差で容易に覆せるように。
      • ただし、仕様変更で素早さが行動順に関係されるようになったDS版(とPSP版)では、逆に素早さが高いことがネックになる場合も。
        先攻のボスの全体攻撃の後に後攻で全体回復魔法を使って凌ぎたい場合には素早さがより低い方が安定する(無論賢者でも先攻してしまうことはあるが)。
  • その他、全体としてMPがFC版よりも低水準になっていることもわかる。
  • 白魔はレベル1~4のMPに優れ、導師はレベル5~8のMPに優れる……ように見せかけて、実はレベル3,4のMPは賢者の方が多い。
    レベル2~4のMPに関しては、「白魔が高い」というより「導師が低い」と表現したほうが実態に即しているのかもしれない。

ピクセルリマスター版

ジョブMP12345678
白魔2934342640532215147630
導師26343729623215131018161110
賢者22343748482522191512976
  • 「基本的には後半のジョブほど強い」が、「序盤のジョブも最後まで使っていける」という、FC版とDS版のハイブリッドのような調整。
    • 白魔は「低レベルのMPが多い」という個性は健在だが、スペックはDS版からほぼ据え置きなのに対し、導師は精神やMPの増加が顕著。賢者も素早さや高レベルのMPを中心に強化されている。
  • 総合力ではやはり、導師や賢者に分があるだろう。とはいえFC版ほどの絶望的な差はなく、白魔も十分実用圏内。

FF14

闇の戦士の1人であるラミミのジョブ。見た目は白魔道士そのもの。
幻術士と白魔道士の魔法を使う他、導師専用のアビリティ、魔法を使う。

FFTA2

FFTA2の表記は「導士」。
クエスト「おっきなネコ!?」をクリアすると入手できるヒュム族の上位ジョブ。
白魔法を4つ習得するとジョブチェンジできる。
ちなみに、猫耳フードはしっかりと継承されている。
ただし今作の汎用ヒュムは男しかいない。残念。
 
アビリティの『大魔法』は『マジックバースト』が強力。
アビリティ自体は高い攻撃力を秘めているが、ステータスは魔法防御の成長が高く、
癖があるためアビリティを有効活用するなら他のジョブで育てた方が良い。


マジックバーストの概要は、使用可能な魔法+通常攻撃というもの。
幻術士の"幻術"と組み合わせ、更に二刀流をセットすると並のユニットなら一撃である。
二刀流の他にも使用MP半減と組み合わせれば即時マジックバーストが発動可能…
と魔道士系ジョブ最強と言っても差し支えない。
 
ただし導士のは二刀流できないので必然的に他のジョブを使うことになる。
二刀流幻術マジバを行う場合は幻術士一択となる。


マジックバーストは設定がややこしくロウ違反が起こりやすいアビリティなので注意。
それ以前に間違ってもマジックバースト「MPチャージ」を行わないこと。

  • 属性武器+それを吸収する防具、で一応自爆は避けられる。

余談だが、スクエニメンバーズのアバターアイテムで配信されている。
女性でも恰好は全く変わらないようだ。

FFL

黄昏の章に登場する「ソピアー」のジョブ。
やっぱりネコミミフード。

  • スマホ版では光の戦士唯一の女性キャラであるセーラのみネコミミで、男性陣はFF3FC版賢者のようなデザインに変更された。
    • と思いきや、ダスクの頭部をよく見るとミミっぽい物体がついてるのがわかる。ある意味律儀だ。

ジョブコマンドは「白魔法Lv8」と「祝福」。


ホーリー」入手後、光の戦士の「白魔道士」のジョブコマンドも「白魔法Lv8」に進化する。


属性耐性」という「Aアビリティ」を習得する。
中身は「バライト」「バファイ」等。
パッと見、サポートアビリティにみえる…。


ホーリーを除くレベル8の白魔法(デスペルアレイズ)は、このジョブのレベルを上げると覚える。


精神の高さは白魔道士を抜いてトップだが、装備の幅は白魔道士より大幅に狭い。
文字通り白魔法に特化したジョブである。

  • 弓が装備できないだけなので、せいぜい雑魚戦での通常攻撃に期待をできないことぐらいしか困る要素はない。

今作ではホーリーが高威力かつリフレク貫通なので、いざというときは攻撃役にもシフトできる…のか?

  • 一応魔力集中付きならホーリーは単体6000越えのダメージを叩き出すので、単体相手なら攻撃にも参加できる…かも。

白魔道士に比べるとHPが低い。
最終的に白魔とのHPの差が600ほどと無視できないほどに大きくなるので、
最終的な回復役は白魔か、白魔法LV8をセットした赤魔にされがちである。

FFB

学者Lv15以上+白魔道士Lv15以上で取得可能な上位ジョブ。
得意アビリティは技・魔、得意武器はロッド。Lv10での追加得意武器は杖。
お馴染みの猫耳フード姿になっている。

PFF

デザインはFF3。白魔道士Iから派生するジョブ。
武器は。初期装備はアッシュスタッフ
グレードIIIでジョブアビリティ「ホーリー」を覚える。
白魔法が得意で、知性も高い。
ただオーラ無し(守護騎士)のため、ジョブ縛りで白魔役をさせるのは厳しい。
プロテアの威力が高いので、被ダメージを抑えることはできる。

FFRK

ジョブキャラの1人として、導師が仲間になる。
全ての白魔法アビリティを使用できる。
ほとんどのジョブキャラの使えるアビリティがレア4止まりの中、1種類だけとはいえ全て使える点は上位職らしい。
とはいえ、必殺技が全く追加されていないため、使用するのは厳しい。
初期必殺技はちりょう

メビウスFF

ストーリー4章前編と同時に追加されたジョブとしてパラディン・バイキングと同時に登場。
魔道士系ジョブでHPが高く光属性の敵に対しての耐久性に優れ、光魔法を得意とする。
ホール・オブ・フェイムでの強化により、HPは更に上がり防御力もプラスされて魔道士系での耐久力はトップクラス、
そして光属性も大幅に強化され、光魔法の使い手として高火力を出せるようになった。
また、回復エレメントスターターも追加されたのでマルチでは安定したサポーターとして活躍が期待出来る。

見た目に関しては過去作のようなネコミミスタイルではなく、ハイエロファントまで育てると顔に御札を貼ったキョンシーのようなスタイルになる。


救世の道を求めるならば、己の心を封印せよ。

エレメントは火水光。必殺技はホーリー