セリフ/【さあ!回復してやろう!】

Last-modified: 2023-01-21 (土) 04:19:51

関連項目?:特技/【回復】アビリティ/【かいふく】


FF4

ゴルベーザ四天王の最後の一人、ルビカンテが戦闘前に発するセリフ。
パーティのHPMPを全快してくれる。

  • ステータスも回復する。
    これからルビカンテに挑むという時に、ステータス異常を残したままの人はまずいないので気づきにくい。
  • このセリフから、ルビカンテはベストの状態の相手との戦いを望む、立派な武人であることが判る。
    FFの敵キャラでここまで正々堂々としているやつは他にいないんじゃないだろうか。
    • 実際このセリフと行為は、今やルビカンテの代名詞のようなものである。
      同じことをするボスは探せば他にもいるかも知れないが。
  • 先手を取られなければ無傷で逃げられるので回復はあまり意味がない。それに回復はカイナッツォもしてくれる。
    回復よりも店を開いてくれたほうがありがたい。テレポ使用不可の場所なのでツライ。

せっかくコテージ使ったのに。


ちなみにルビカンテは炎属性吸収だが、ファイアを撃つとカウンターで、
味方全員にレイズをかけてくれる。どこまでも潔い奴である。
他の四天王はバックアタックだの偽王だの不意打ちだのとやたらと卑怯なため、
ルビカンテの優しさがより一層引き立つと言われる。

  • 1人だけ武人肌なのは流石四天王のリーダーという感じがする。
  • テレポ使えない場所での登場は卑怯だけどね、
    • こっちが回復してやると向こうも回復(蘇生)してくれるってのはなかなか面白い発想だと思った。
      ぶっちゃけいたちごっこなだけで戦闘終わらないけどw

いっそそんなことするなら、ダンジョンの奥なんかじゃなく入り口で待ってようよ……と突っ込みたい。
ガードとして散っていったザコたちが可哀想である。
案外モンスターだらけの軍団を率いて悪事の先鋒としてこき使われている、
自分の立場自体に不満をもってたのかもしれないが。

  • そんなこと言ったらボスの顔が立たないだろう!
    一応理由としてはやっぱ雑魚どもにやられるような奴らとは、相手をするまでも無いってことだろう。
    それにいきなり大将がやられたらそれで終わっちゃうわけだし。
  • 雑魚をけちらして、自分のもとへ辿り着けることをもって、
    全力をもって戦う価値のある人物であることを判断しているのだろう。

バブイルの巨人で四天王全員と対決する際も、このセリフとともに全回復してくれる。
ちなみに両者でセリフが微妙に違う。

  • 全文は「さあ!回復してやろう!全力でかかってくるがよい!」
    巨人内部では「さあ!回復してやろう!もてる力のすべてでかかってこい!」

巨人内の再戦時、ルビカンテのこの行動に対し他の3人は何も言わなかったんだろうか。

  • そこでは制御システムの破壊を邪魔してるんだし回復してくれたからっていい人になるわけじゃない。

FF4TAの終章後編でも言いそうだ。

  • 残念ながら言ってくれなかったが、回復はきちんとしてくれる。

実はエッジに好意を持っていたりして。セリフや行動からするとそう思えてくる。

  • 「私はお前たちのような勇気あるものが好きだ」とか言ってるから、
    エッジ個人というよりパーティーメンバーに対して好感を持っているようだ。
    と言うか、エッジの方がよりルビカンテに対して拘ってる。

ともあれ、残りの3人は「余計なことしやがって!」と思ったに違いない。


某ゲームの「ツンデレ判断クイズ」では、何故かこのセリフは「デレツン」の扱いになっている。
「私はお前達のような勇気ある者が好きだ」と発言して回復した後に(デレ)、戦闘で苛烈な攻撃を仕掛けてくる(ツン)所がそう判断されたのだろうか…。

FF4(DS版)

ちなみにDS版では若本氏の声でこの台詞が聞ける。
そしてこのセリフを言い終わった辺りで背景が炎に染まる。
文字通り燃える演出である。

  • ↑個人的にDSFF4最高の演出だと思う。

CMでもシメのセリフに使われた。


しかし、このようにありがたい事でも一部のプレイヤーにはとんでも迷惑な行為である。
例えば、レベル調整で何人かをオネンネさせている時、あるいは○○ぼっちプレイをしている時。
お前、この後、いなくなるから目玉焼きにしとくか…。
その後、何事も無かったようにやられるルビカンテ。
「せっかく復活させてやったのに…」
今日もめげずに何処かで恨みを買いながらも回復させてくれる。
ルビカンテ様、ありがたや、ありがたや。

FF14

極討滅戦戦のモグル・モグが、家臣のモーグリが倒された時にこのセリフをのたまう。ちなみに語尾にはクポがついている。
オマージュではあるが、残念ながら回復対象はプレイヤーではなく普通に敵側である。

  • ここで使われたせいか、9年後に満を持して実装された(極)ルビカンテ討滅戦では未使用となってしまった。

FFRK

プレイヤーキャラとしてのルビカンテの初期必殺技。表記は『回復してやろう』。
味方単体の戦闘不能を回復する。復帰時HPは中程度。

サガシリーズ

サガフロンティアのレッド編において同様のシチュエーションがある。
ブラッククロス基地の最深部においてブラッククロス首領と更なる改造を受け復活したブラッククロスの幹部3人との連戦を行った後、
アルカイザーに似た姿へ改造された武士の心を持つメカ・メタルブラック改めメタルアルカイザーが「傷ついたお前を倒しても最強の証明にならん。」といって回復させてくれる。
この時よりにもよってレッドの仇敵であるDr.クラインに回復を懇願しているのだが、Dr.クラインは「相手の弱みに付け込めないのが、メタルブラックの最大の弱点なのだ。
だが、その心を失っては最強になれん。」とあっさり快諾し仲間共々全回復させてくれる。
ボスとの実質四連戦の後であるため、こちらはかなりありがたい。

  • ちなみに戦いの後も何故か全回復し、ラスボス戦へと突入する。
    • メタルアルカイザーが消滅した際に降り注ぐ光が主人公達を回復させている描写がある。詳しい説明は無いものの、これは自分の命を削って仲間を回復するヒーロー技「ファイナルクルセイド」であり、メタルアルカイザーがこの技を使った=最期の瞬間にヒーローになったのだと解釈するファンもいる。もちろん公式に発表された設定ではないが、確かにエフェクトはファイナルクルセイドに似ている。
  • ユニサガでは、メタルブラックとの連戦の最後にこちらを回復する処置として同名の行動を行ってくる。
    • 行動内容としてはドラクエ10におけるデュラン戦に近い。