FF2
FF2のラスボス、パラメキア皇帝の断末魔の声。
一応美形キャラで、かつラスボスでありながら、あまりにもマヌケな断末魔であったことから、
多くの人の心に残り、後々までネタにされる事になる。
FFの変な断末魔シリーズとしては元祖だろう。
- 皇帝の名誉のためにいえば、血反吐を吐いて倒れる音だと言えなくもないが、それなら「ぐふっ!」の方が普通のはずである。
どちらにしろ、今も思い出し笑いさせられる名台詞になってしまった。
普通に音声で聞けば「血を吐いて死んだ」ような感じで、違和感はさほどないのに、
「ウボァー」と書かれると爆笑せざるをえない。せめて「ウボァ!」ならまだわかる。
- 血反吐を吐いたにしては大げさにも見える。なんだか、戦いに敗れた結果、会得した地獄の力に肉体が耐え切れなくなって、自分のエネルギー全てを壮絶に吐き出してしまったようなニュアンスとも取れる。
陰鬱な展開の中で、ここだけものすごいテンション。
当時のスタッフはどのような思いでこの断末魔にしたのだろうか。
少なくとも現在は公式にもネタとして認めているようだ。
- サガ2GODの公式ガイドブックにある対談によると、河津氏曰く「当時は"ボスのセリフは短く"がノリとして定着しつつあった」とのこと。バトル前のセリフはとりあえず全部「死ね!」、バトル後は「ウヴォアー」みたいな感じで終了、ということらしい。
FFDQ板のウボァースレから引用。
個人的にこれが真理のような気がしてならない。
ラスボスの断末魔であるにも関わらず迫力にかけるウボァー。
ウボァァァァァァでもウボァー!!でもないうえ、それまでのセリフをわざわざスクロールさせてまで
画面にウボァー、とだけ表示する斬新さ。
こうていは悪魔に魂を売る権力者というある意味典型的な悪役だが、
ウボァーによって我々にその個性を主張し印象付けることに成功している。
ウボァーこそが、こうていをこうていたらしめている最大の要素なのである。
元祖FC版FF2ではウィンドウが4行の為、ウボァーはスクロールされていない。ウィンドウの左下にさりげなく出ている。
PS用リメイク版から先のはメッセージウィンドウが3行の為にスクロールされている。
GBA版とかだと、スクロールして「ウボァー!」。
ウボァーと関係があるかどうかは不明だが、
小説版にフリオニールが「うぼっ!」という苦悶の声を出すシーンがある。
- 捕まえたスパイがどこの国の人間か確かめる方法に、不意打ちで殴るというのがあるらしい。
とっさの事なのでどんなに訓練していても母国語が出てしまうそうだ。
それと同じようなもんなんじゃないだろうか。- 新しい方の小説では直接的には言わなかった。
「皇帝の地獄中を震わせる断末魔の叫び」と表現されていた。
- 新しい方の小説では直接的には言わなかった。
類似品(?)として「ぐぼォォォォ…」がある
関連項目:セリフ/【Ungaahhhh!】
20thアニバーサリーアルティマニアの53Pでは「奇怪な断末魔をあげながら消えていくのだ。」
「うめきとも絶叫ともつかない異様なものとなった。」と。
- 「うめきともとれる」だからティーダに「ウボァーって何なんスか?」とまで言われる。
スクリーンショット
- FC版
- WSC版
- PS版
- GBA版
- PSP版
- ピクセルリマスター版
- AA
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FF2(GBA版以降)
きれいなこうていも結局断末魔はこれ。
倒した後で悪のこうていを倒すシーンが流れるので、結果、Wウボァーが発動する。
ウインドウに表示されるあの顔にこのセリフはものすごく似合わない。
「おろかな・・・!
いつまで続けるというのか・・・
血塗られた・・・
戦いの・・・歴・・・史・・・」
これだけでは、「本当にこれで終わり?また変身して続きがあるのか?」と思ってしまうが、最後の「ウボァー!」のおかげで、「はっきりと」終わりが分かる。
スクリーンショット
- GBA版
- PSP版
- AA
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FF2(ピクセルリマスター版)
基本的にGBA準拠なので「ウボァー!」と!付き。
本作では言語を切り替えることでバリエーション豊かな皇帝陛下の断末魔を楽しめるが、その中でも注目すべきは韓国語版。
「우보아-!」、すなわち「ウボァー!」と数ある言語の中でただ一つ直訳されているのである。
日本語と韓国語が近い言語体系を有するがために成し得た訳なのかは定かではないが、いずれにせよありのままのウボァーの海外進出が果たされた最初の一例と言えるかもしれない。
DFF
皇帝が倒された時の断末魔として聞ける。
または特定のイベントでもかなり気合の入ったウボァーを聞かせてくれる。
ボイスは堀内賢雄氏。
【視聴覚室】
(1分40秒から)
終盤のムービーではもっとはっきりと言ってくれる。
シリアスな雰囲気で退場するボス達の中で一際異色を放っている「ウボァー」
あなたは笑いをこらえることが出来ただろうか。
- もはや「ウボァー」なんて生易しいものではない…。
- ウゥボゥァアアァァァアァァァ!!って感じである
- コスモスサイドのキャラ個々に陛下退場のイベントが用意されているため、
シアターでオートプレイするとウボァー10連発という事態に。
これは一部のファンからは『今世紀最大のウボァー祭』とも呼ばれる。 - バトルの断末魔は「ウ」にアクセントがつくが、
ラストバトル後のイベントでは「ボ」にアクセントがつく。 - さらに皇帝のサンプルボイスにも2種類の「ウボァー」が収録されている。
- いいですとも!やカメェェェッー!もそうだが、
こういったネタ台詞を大物声優の方々に演じてくれとお願いするスタッフもスタッフだが、
やる方もやる方だというのを、ウボァーは特に実感させてくれる。 - 戦闘後の「ウボァー」はFC版の「!」ナシのものを、ムービーの方はGBA版以降の「!」アリのものにしているらしい。*1
ウボァーのおかげで、「虫ケラ」や「道具」などのキツいセリフが霞む。
20年経ってもそこは変わらなかった。陛下らしさはディシディアでも全開。
「ウボァー」の字幕が付かなかったのがせめてもの情けだろうか。
皇帝のフレアーを跳ね返すことで経験値が楽に稼げる。2~3発で沈む。
…この断末魔、UT版ではどうなってるんだ?
- こうなっている(4分24秒から)。
- ungaaaaaaaaaaaaa!!!!!
DDFF
シアターでは上記のイベントは「暴君の断末魔」。
ちゃっかり題名までネタ化してしまっている。もはやウボァーは神の領域であると言えよう
なんとモグネットでも似たようなセリフがあることが判明。
モョニーの手紙の選択肢によっては、「クポァ~~~~~~ッ!!」という叫び声とともにどこかへ飛んでいってしまう。
この叫び声、これをネタにしているとしか思えない。
DFFAC
皇帝のC.Lv15で開放されるシンボルチャットが「ウボアアアァァ!」。
やはりと言うべきか、皇帝のシンボルチャットに採用された。
前作で対戦敗北時の断末魔よりは、どちらかというとストーリー終盤の断末魔と同じ感じの「ウボアアアァァ!」。
ラスキルされてしまったときに使うといいかもしれない。
- 救援要請には「遊びが過ぎたか」より「ウボアアアァァ!」を使う方が分かりやすい。
ニコ生にて皇帝の参戦が発表された時、プレゼントキーワードが「ウボァー!」だった。
FFRK
FF2イベント「謀略の暴君」で登場した善のこうていを倒した時に原作再現のセリフとして存在する。
セリフは「おろかな…!」から始まり、「ウボァー!」で終わる。
他作品
そのインパクトからか、皇帝とは無関係のところでネタとして使われている場面も。
FF4TA
開発室で、とあるスタッフのセリフとして登場。
FF7R
倒されたとき「ウボァー」と叫ぶ神羅兵がいる。
FF11
アルタナの神兵・サンドリア過去クエスト「それぞれの未来へ」で思いっきり腹に剣を叩きつけられた某NPCの悲鳴が「うぼぁ!」
惜しい。
FF12
セリフとしては出ないがマティウスの説明文に
「断末魔と共に地獄の海深くに封じられた」という記載がある。
FF13
スノウがダメージを受けた際やチョコボから振り落とされた際のセリフが「ウボァー」と聞こえる。ウボァー!!
FF13-2
「ダディベアの地獄クイズ」の問題の1つに「AMPテクノロジーで作られたのは、次のうちどれ?」という問題があるが、その選択肢の一つに「ウボァー=マティウス」というものがある(当然間違い)。
また、モンスターカスタマイズのネームリスト(その他)にウボァーが用意されている。あいうえお順で1ページ目に表示されるので気づいた方も多いのではないだろうか。
FFTA
グツコーの断末魔に「うぼぁぁ!!」がある。おしい。
WOFF
第4幕、進撃の平原にて途中の分岐点を左に進むと兵士がゴブリンにやられて吹っ飛んでくるイベントが発生するが、その際兵士が皇帝に負けず劣らずのウボァーを発する。
KH2FM
サイファーの断末魔として登場。
- おそらくこれは海外版FF8のサイファーが言った「Ergwahhhh!!!」。
それがウボァーっぽく聞こえるだけだと思われる。
半熟英雄対3D
敵役である3D大元帥が発する断末魔が「ウボァー」。
しかもこれが若本様のボイスなので、機会があったらぜひ聴いていただきたい。
半熟英雄4
エッグモンスター、バールの技「アクマのイケニエ」で生贄にする対象をバールにすると言う。
ゼノギアス
主人公兼ライバルキャラ(と書くとワケワカランと思うが、実際そんなキャラ)である
「イド」がヒロインに一撃を喰らった際、同じようなセリフを吐いた。
- あれは「うぼぁっ!」だった。
- もし万が一、この作品がフルボイスでリメイクしたら、
DFFでフリオニール役を演じた緑川光氏がこのセリフを言う可能性大である。
- もし万が一、この作品がフルボイスでリメイクしたら、
- そしてこっちのファンの間でもきっちりネタにされている。
サガスカーレットグレイス
「うぼあーーーーーーーーーっ!」という形のセリフで登場。
- “滝に封じられた冥魔に従う老人”の断末魔。彼とは戦わないが、イベントを進めると犠牲になる。
余談
DFFやFF7ACCなどもニュースとして取り上げたことがある「まいにちいっしょ」のバラエティニュース番組トロ・ステーションでも、コアゲーマーであるクロがネタ断末魔としてよく使っている。
やはりネタを知っていると面白い。
2010年10/7の水曜日に放送された毎日かあさんで、お父さんが「ウボァー」を発している。
- 普段は「うあー」だけど、何度も叫ぶシーンではアドリブを入れてウボァーで締めている。ような気がする。
この辞典で最も参照回数の多いページ(セリフ編に限る)がこの「ウボァー」である。
次いで「いいですとも!」、大きく離れて「カメェェェッー!」が続いている。
- …だったのだが、最近カメェーの参照回数が伸び悩んでいる。さっき見た限りではオイヨイヨに抜かされていた…。頑張れ先生
某ケダモノ化する18禁エロゲにて「ファファファ」と共にネタにされていたりもする。
某狂乱家族が出てくるラノベで自称神のネコミミも「うぼあ!?」と言いながら
こけるシーンがある。
緑川光氏が出演している某恋愛アドベンチャーゲームのwebラジオにて
緑川氏が「ウボァー」を言っていた。しかも妙に上手い。
さらには番組の最後にフリオVS皇帝を一人で演じていた。
EXバーストのセリフを言っていたのでほぼ間違いなく狙っている。
他にも「いいですとも!」が出た回があったりした。
フリゲ「ゆめにっき」にウボァという隠しキャラクターが登場する。
ゆめにっきスレの住人がそれを発見した時の書き込みで発した「ウボァー」という発言が由来。
パズドラにコラボした時も断末魔はウボァーだった。わざわざHP1で耐える状態にして聞かせられる。
皇帝のCVを担当した中の人によれば、安売りにするものではないらしい。
→セリフ/【おお、シモ~~ヌ ウヴァテュ~ ジュテ~~~~~~~~~~~~ム ケスコンヴァフェールドゥマ~~ン】
似てる?