バトル/【徐々に石化】

Last-modified: 2024-03-16 (土) 14:45:33

ステータス異常の一種。下半身から段階的に石化するが行動は可能。
治療が金の針である事に注意。
石化中・だんだんせきか等、作品によって名称が異なる。


初登場の3では主にこちらから敵に付加させるステータスだったが
4以降は敵にかける手段は殆ど無く、ほぼ敵側専用のものとなっている。


FF3

「徐々に」という語からターン経過で石化が進行するように思えるが、実は放っておいても症状が進行しない。
繰り返し食らわない限り完全な石化には至らず、完全に石化しない限り通常の状態と何ら変わりない。
しかも石化前であれば戦闘終了で解けてしまう。限りなく無意味な特殊効果である。
徐々に石化を実感できるのは、味方が敵ザコをゴーレムの杖で袋叩きにしたとき。


ブレイク」の魔法2回で石化になるが「ゴーレムの杖」だと3回殴る必要がある。
しかし片手1回、両手1回の計3回では石化しない、というなかなかの謎仕様。


吸収属性を持つ敵には通用しない。
しかし、石化に耐性が無ければブレクガは通用する。

  • 「石化」と「徐々に石化」は耐性が別なのでややこしいことになっている。
    石化耐性だけがあっても、徐々に石化を重ねることで結果的に石化することはある。
    ちなみにブレイクによるダメージは地属性なので、徐々に石化耐性があってもダメージは防げない。
    でも耐性がある場合は「からだがじょじょにせきかする」のメッセージだけが出て、石化は進行しない。

解析によると、以下のようなシステムになっているという。

※ただし、2ポイントの状態でもう2ポイント加えた場合に限り、いきなり6ポイントになるとのこと。
このためゴーレムの杖なら合計三発で石化する。
しかし、ゴーレムの杖を二刀流した場合はこの現象は起きず、
普通に両手分で4ポイントとなるようだ。
片手1回、両手1回の三発では石化しない理由はこれで説明できる。


ゴーレムの杖を道具として使用した場合に発動する「ブレイク」は効果のほどがいまいち不明瞭。

  • ためしに10回ほどかけてみたが、全く石化しなかった。
    他の手段で徐々に石化を進行させても、ポイントが溜まっていた様子は無かった。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

DS版での名称は「だんだんせきか」。
1戦闘中に3回このステータスを付加させる(される)と石化に至る。


何の説明もなく敵が消滅するので、ダメージで倒したようにも見えてしまう。
「だんだん石化」の意味や存在を知っていないと大変に紛らわしい。特に武器の追加効果では。
FC版では「いしになってくだけちった!」なるメッセージが表示されていたのに。


ファミコン版でもあった、物理攻撃の追加効果で石化させる戦法がかなり有効になっている。

  • 敵の最大出現数が減った。特に最後の方は1匹で出現する敵が多い
  • その分、敵のHPがかなり上昇している
  • 石化耐性を持っているザコはほとんどいない
    • 古代の民の迷宮あたりから耐性持ちが増える。
  • 後列からでも命中率が落ちない(魔道士系ジョブでも効果的)

ただし弱体化した点もあり、完全に石化させるには石化武器3本分の攻撃を命中させる必要がある。
(武器の種類や、ヒット数の大小は関係なし)
このため、1ターンで石化させるには2キャラ(うち石化武器を3本装備)が必要。
ゴーレムの杖×2(導師)+ブレイクブレイド(戦士系、赤魔)or全ての棒(賢者、魔人、魔界幻士)
…あたりの組み合わせが有効か。

FF3(ピクセルリマスター版)

DS版同様、進行度は手段にかかわらず一律で1/3ずつ。
進行度に応じてドットが下から1/3ずつ灰色に変化するようになり、徐々に石化していることが視覚的にわかりやすくなった。
敵が完全に石化した場合、全身が灰色になってから消滅するのだが、武器の追加効果で石化させた場合はなぜかこの演出は挿入されない。


武器の追加効果による石化戦法も相変わらず有効。ただし敵の出現数が増え、HPが減っているのでDS版ほどではない。
ブレイクがちゃんと当たるようになったので、ゴーレムの杖x2に黒魔や(全ての棒入手前の)魔人のブレイクを組み合わせる選択もあり。

FF4

味方の場合は下半身から少しずつ石化していく。少しずつ灰色になっていくので分かりやすい。
敵だと効果が出ているのか分からないという問題。
時間の経過、もしくは1回の戦闘で4回付加されると石化する。

  • 足が固められた時点で、「たたかう」はできないんじゃないかという気がひしひしとする。
    • あくまで「徐々に」だから、皮膚の表面からじわじわ石化していって全身の皮膚が硬質化してから
      内部が浸食されていくのかなあなんて解釈してた。石化の恐怖を味合わせつつじわじわなぶり殺しって感じで。
  • 毒を受ける周期と同じ程度のペースで石化が進む。毒の周期が異様に長いFF4ということで、重ねがけされない限りその性能はお察しください。
    • ただし、ステータス異常の進行スピードはバトルスピードに依存しているので、スピードを速めていると徐々に石化のスピードも速まっていくので注意。

ゴルベーザ四天王のバルバリシアが「ゆびさき」でこれを付加させてくるが、それでも一定ターンの猶予はくれるし、しかも全身灰色になってもまだしばらく動くことができる。金の針も30個以上買うとかなりの額だし、セシルとローザのエスナも利用したいところ。
金の針とエスナ使用分のMPを節約する対策として焦らず、この状態異常の一定ターンの猶予を利用してしばらくそのまま行動し、全身が灰色になった辺りで金の針orエスナを使えばよい。
黒とかげならそこまでするほどの相手じゃないから、そのまま倒せばOK。

デモンズウォールが魔法への反撃で使う「石化にらみ」もこの効果。
ただ、この戦闘は時間が無いため、回復は本当にギリギリまで無視。

FF4(WSC版以降)

キャラがうずくまって麻痺と同様のグラフィックが出る。
もちろん麻痺と違って行動できるが、どのくらい石化が進行しているのか見分けにくくなった。

FF4(DS版)

DS版は、戦闘テンポの問題であっという間に石化が進行していく。
オリジナル版に比べて見た目で石化の進行具合がわかりにくいのもキツい。
おまけに最序盤で、回復手段が少ないうちからこれを使ってくる敵が群れで出てくる。
あんこく」の仕様変更による雑魚殲滅力の低下も相まって、
DS版のバトルの厳しさを初っ端から教えてくれる。


意外だが、カウンターが発動しなくなる。

FF4TA

4回受ける・もしくは時間経過で完全に石化、エスナ・金の針で治せる仕様はFF4と同じだが、
グラフィックは体全体が少しずつ黒くなっていくものになっている。


パーティメンバーが少ない状態では、地味に脅威となる。
パーティが二人以下で、これを使う敵が二体以上出てきた場合は、早めに金の針を使うようにしよう。
カイン編ミストの断崖などは要注意。短いが謎の男一人で行動する時があり、
その時にメデューサ2体にふいうち・バックアタックされると全滅確定。

FF7

体が白く明滅し、頭上に30カウントが現れ、0になると石化する。
FF4とは異なり、既に徐々に石化状態であっても重ね掛けされることはなく、再度同じ技を受けた際はミス扱いとなる。

  • バトル演出中にカウントが0になると、仮に敵を全滅させてもパーティー側が全員石化してしまうとそのままゲームオーバーとなる。
    画面には敵はなく、味方側も石になって動けないという何とも切ない雰囲気に。
  • 同じく、バトル演出中にカウントが0になった状態で逃げる動作を続けると、逃げるモーションのまま石化してゲームオーバーというシュールな絵面になってしまう。

FF7R2

原作とは異なり、「徐々に石化」から「石化危険」へと変更された。
石化危険の状態異常を負っている間、敵の攻撃を受ける毎にゲージが溜まっていき、完全に溜まり切ると石化状態となる。(石化攻撃以外の被ダメージでも上昇)
基本的に大技を受けるほど石化危険ゲージが多く溜まりやすい傾向である。

今作はアクション寄りのバトルシステムで被ダメージを受ける回数も相対的に多くなりやすいため、原作よりも石化の危険度が大きく上昇した。

  • 石化危険状態でも、攻撃を受けずにしばらく耐えていれば自然回復するので、危ない状況ではあえて距離を取って回避に専念するのも手。

今作から追加された新マテリア「せきか」で使えるクエイク系により、プレイヤーも敵を石化危険状態にすることが可能。

  • 敵が完全に石化した際は、しばらくすると砂のようにサラサラと崩れ落ちていく表現となった。

FF8

「石化中」という名前になっている。
味方の頭上にカウントが出現、6カウント後に石化する。
カウントはそれほど速くないが、石化中を起こす敵がモルボルぐらいしかいないのでそれはそれで脅威。

  • あとコカトリスも一応。すぐ倒せるので問題ないが。

こちらが使える石化中を起こす攻撃はグラシャラボラス果てしなき暴走とレベル2以上のくさい息がある。

FF9

頭上に10カウントが出現し、0になると石化する。
見てからの治療はまず間に合わないが、石化しても治療方法は同じなので問題ない。

  • 徐々に石化はストナエスナ金の針万能薬で治せるが
    石化してしまうとエスナ・万能薬では治せない。
    石化しても治せるうえにコストも安い、ストナか金の針を使おう。

FF11

名称は「徐々に石化」。
「○○が完全に石化するまで、残り○秒。」というメッセージが1秒ごとに流れる。
最初は20秒から始まり、カウント進行とともに移動速度が下がっていく。
そして残り時間がゼロになった瞬間に石化状態となる。
石化と違ってストナでは治せない。


詳細はこちら→徐々に石化

FF12

「石化中」という名称。
10カウント後に石化する。4.5秒で1カウント進む。
与物理ダメージ&被物理ダメージが「現在のカウント÷10」倍される。

  • カウントは10からスタート、0になると石化。

カウントに関係なく、体全体が白くなる。
石化中ではなく、すでに石化しているように見える。
なお、カウントが進んでも、移動速度が遅くなることはない。


石化中になっても盾役や魔道士はすぐに治す必要はない。
カウントが進むと物理耐性が上がるため、しばらく放っておくことでむしろ有利に戦える。
ただし物理攻撃力も下がっていくため、たたかうで攻めるキャラは早く治すほうがいい。


カウントが0になった瞬間にストップになると被物理ダメージを0にしたままにできる。

FF14

カタストロフィーが零式で使用する呪詛波の追加効果で受けるデバフ。
1回の被弾で1つずつスタックし、3スタックで完全に石化+被ダメージが大幅に上昇してしまうため
途中でタンクが交代し受けるデバフを分散させ対処する必要がある。


その他にも、ちらほらと使う敵がいるが、基本的にスタックすると一定時間動けなくなる程度である。

  • もっとも、動けない間に高威力の技が来てそのまま死ぬ可能性はあるが……

FFL