いわゆる狼男である。were(古英語で人間の男性)+wolf(狼)が語源。
- 狼男の割に、初期の作品では思いっきりオオカミのグラだったりする。
半人半獣のウェアウルフという名前の割に四つんばいである。- 伝承の狼男は基本的に「狼に変身する」のであり、獣人系は割と最近のもの。
- 二足歩行は人の要素、四足歩行は獣の要素。半人半獣ならどちらでもおかしくない。
そもそも絵画や伝承の中でも四つん這いの狼男なんていくらでもいる。
狼男は銀の武器でしか傷つかないなんて話もあったはずだが、
本シリーズでそんな要素が再現されたことはない。ただしウェア系に効果が高い武器はいくつか存在する。
- サガシリーズには銀製武器にウェアバスターという固有技がついているものもある。
もっとも他の武器でも倒せるが。
FF1
ウルフ系で2番目に強く、毒の追加効果がある。結構手強い。
カオスの神殿で初登場し、アースの洞窟まで長い付き合いとなる。
ウォーグウルフとパラメータはそれほど変わらないが、
HPが微量ながら再生したりなど、違いは目立つ。
- ピクセルリマスター版のモンスター図鑑では、ウェアウルフの種族は「再生・獣・魔法生物」となっている。
因みに「ウォーグウルフ」は同図鑑では「獣」種族。
毒の追加効果…もしかして狂犬病?
- 狂犬病なら混乱とかバーサクの方が相応しいと思うが。
- 1にそんなものはない。
混乱は2から。バーサクは(状態異常としては)4から。- 1に混乱バーサクがあるとか無いとかの話ではないと思うが
- 1にそんなものはない。
- RPGの獣人系モンスターが毒攻撃を持つのは結構古典的な通例(Wizなど)。
ちなみに中世ヨーロッパに狼男とされた人々は、実は麦角菌の感染者であるという説が有力。
FF2
ミシディアの塔などに登場する。猛毒の追加効果を持つ。
周辺の敵に比べればあまり強くはない。
- 例によってアルテアの南端が出現地域に含まれる。序盤にやられてしまうと、成長した後でもトラウマとなる。
PSP版以降になってまたグラフィックが刷新された際、WSC寄りのまま続投しているモンスター。
ラミア系に次いで2例目である。
FF3
前作での強さは何処へやら。いきなり序盤で登場するザコ敵に。毒の追加効果もなくなる。
DS版ではマンドレイクと共に出現する。出現ポイントはカナーン南。
ウル、カズス周辺では出現しない。
FF5
モンスターとしては登場しない友好的な種族で、
イベントに深く絡むキャラもいるのだが、最初は敵として見なされていた。
設定としてのウェアウルフを参照。
FF12
ギーザ草原に群れて出現。
草原の民にとってはずいぶん危険な存在のようだ。
子ども達に『ウェアウルフに近づいてはいけない』と教えられていた。
同じく序盤に草原へ行ったときにプレイヤーにとっても驚異となる。
- ジン君も危うく殺されかけたらしい。
強敵。しかも2体いる。
更に2体はリンクする。
ワンパンで即死するため、パンネロと二人で挑んだとしてもあっという間に全滅する。
- しかしそれでも工夫すれば勝ててしまうのがFF12の恐ろしいところである。
- どれほど場違いかというと、通常の敵がレベル4~6に対し、20弱!
ギーザ草原の住人は勿論、モンスター達にも脅威であろう。
- どれほど場違いかというと、通常の敵がレベル4~6に対し、20弱!
反応されたら、エスケープモードで逃げれば、攻撃は届かない筈なので、PTの強さに自信がない場合は、逃げた方が無難だろう。
…が、逆にダスティアやオウルベア、ゼルテニアン洞窟のザコの経験値が少なくなったと思った王宮前プレイを嗜むプレイヤーの格好の餌食となってしまう。
ダスティアクラスの経験値を持ち、かつ2体セットで必ず出現するためだ。
- 更に、ゾーン切り替えラインが近くにあるため撤退やチェイン稼ぎも容易く、最低でもLv30前後まで上げ弱点属性を持つグラディウスさえ付ければ楽々倒せてしまう。連撃がきやすいのに注意。パンネロと二人で殴ることで事故率を減らせる。
- プロテスかけて、ブライン入れてから戦闘に挑もう。
グラディウスに盾装備、ガントレットを合わせればかなり余裕を持って勝てるはずだ。
LPに余裕があるならHP満タン魔力UPのライセンスを取っておくと楽にブラインが入る。 - また、1%の確率でこの時点では破格の攻撃力を持つ虎徹をドロップする。
バーニングボウに継ぐ攻撃力のため、大体ガリフの地ジャハラまでは全員がこの装備でも全く構わない。- ただ、本当にこの時点では強い程度で後のサクラの杖+エアロには足元にも及ばないし、バルハイム後ならより武器の選択肢が増えるので虎徹を複数入手する必要は無いかもしれない。
- ちなみにTZAでは虎徹が最初の時点で店売りされているため、こいつはスラッシャーを落とすようになっている。
攻撃力が据え置きならまだよかったものの、グラディウスに並ぶ攻撃力まで落とされてしまった。南無。
遠い昔、ウルフの肉を食した盗賊たちが、
病原体に侵され変異してしまい誕生したといわれるモンスター。
腐肉を食す点がウルフのもつ習性を顕著に表している。
本来、腐肉を食す生物の体には強い免疫力が備わっているため、
免疫を高めるための薬の材料がとれるのではと注目を集めている。
余談だがギーザにウルフはおらず、ウェアウルフはここの2体しか存在しないため、そこそこの絶滅危惧種である。
FFTA2
序盤のクエストから比較的よく見るモンスター。
基本的にパワーファイターだが、こちらが良性ステータス異常になっていると
すぐ咆哮で無効化してくる、地味に鬱陶しい敵。
アイテムでステータス異常を治すしたたかな奴もいる。
Rアビリティを持っていないがカウンター状態になる「身がまえる」が使える。
…だからどうだという事もない。魔法でも叩き込んでおけばいい。エアロなら尚良し。
FFUSA
火山に出現。
そこそこ厄介な全体攻撃の「じしん」を使ってくるが、火山に住むだけあって、水が弱点。
だがそんな能力よりも気になるのが、ヤツの外見である。
上位種のケルベロスの方に外見を合わせているので、頭が三つあるのだ。
使い回しは大事なことだが、これをウェアウルフと言い張るのはさすがに無理がある気がする。
聖剣伝説
序盤から終盤までにかけて見かけるモンスター。ジャンプで大きく移動し、爪で攻撃を仕掛けてくる。
爪の攻撃に暗闇の追加効力があるので注意。
必ず4体同時に出現し、他のモンスターと違い全滅させても画面切り替えで即4体復活する。
これを利用してウェンデル西の森などでEXPを荒稼ぎできる。
やり過ぎるとゲームバランスが崩壊するのでほどほどに。
- 他の稼ぎ場としてはグランスの飛空艇の最下層・ヒロインが捕らわれている部屋の真向かい(ベッドもあるため回復も容易)、メノスからチョコボの森に向かう道中が挙げられる。
- 必ず画面左下に縦一列に並んで登場する。
そのため、ある程度力をあげればマックス攻撃一発で全滅させられるのもレベル上げに向く理由。- PSVita/iPhone/Android版では、斧・槍のマックス攻撃に貫通効果が無くなったため、これらの武器はウェアウルフ狩りに不向きとなった。
突進斬りができる剣が経験値稼ぎに向いている。
- PSVita/iPhone/Android版では、斧・槍のマックス攻撃に貫通効果が無くなったため、これらの武器はウェアウルフ狩りに不向きとなった。
強力な体術は多段ヒット判定が入るので後期シリーズでも恐るべき強敵として存在している。
最初に戦うのはビンケットの館にて。執事に沼の洞窟で手に入れた「月の鏡」を突き付けると正体を現し、戦う事になる。
後々ザコとして登場する頃には槍のように、MAX攻撃が直線的に貫通する武器を使うと素早く一掃できるのだが、この時点では対処し辛い武器しかないので割と強敵である。
- なお、このウェアウルフは後に雑魚として登場するウェアウルフとはステータスが違う。
一応ウェアバスターで弱点をつけるが、そもそも獣系モンスター全般が斧全般で弱点をつけるので、ウェアだから、という訳でもないのか。