モンスター/【ドラゴン】

Last-modified: 2023-12-23 (土) 21:58:16

全般

ファンタジーの定番モンスター。なのだが、単純に「ドラゴン」という名前の魔物が登場する作品は、FFでは案外少ない。


キリスト教圏のおとぎ話に出てくる邪悪な存在(人間の手に負えない化け物の総称)。東洋の龍とは似て非なるもの。
魔力を持つため容易に傷つけられないが、その体質ゆえ加工用に狩られたり、財宝の護り手だったり、
堕天使や悪魔の乗り物だったりもする。
ゲームに出てくる場合、殆どの作品で飛ぶ種類と飛ばない種類がはっきり区別されている。

  • ドラゴンは土着の自然信仰の顕現であり、生命力と大地の象徴であるトカゲの姿は地震、火を噴く個体は火山や火事、水を操る個体は水害、大空を翔る姿は天候による害と、自然の恵みや力強さもありつつあらゆる天災も内包して司っている。
    これらを恐れ敬うだけでなく、キリスト教の流入によって土着の自然信仰を廃すると同時に技術(近年では特に科学技術)で災害を制する動きがヨーロッパ各地で盛んになる。
    英雄がドラゴンを邪悪な存在として撃ち滅ぼす物語の背景には、こういった動きも象徴されているそうだ。
  • 何故か世界中に、文化も歴史も異なる隔絶地にすら「強大な力を持った爬虫類型の生物(神霊)」を祀る文化や宗教が存在している。

関連:モンスター/【ドラゴン系】幻獣/【ドラゴン】キャラクター/【ドラゴン】アビリティ/【ドラゴン】データ/【ドラゴンシリーズ】乗り物/【ドラゴン】

FF1

当初はFF1に登場予定で、発売前の広告における戦闘シーンにその姿を確認することができる。
しかし製品ではなぜか削除されてしまい登場しない。
サイズも色も違うが、同作のドラゴンゾンビのデザインに、その名残を見て取れる。
ラスボスのカオスにも匹敵するほど巨大なモンスターである。

  • いやどう見較べても全く似ても似つかないだろう…まだFF2のシースネイク系の方が(少なくとも頭部は)似ている。
    • 後続作のモンスターと比べても無意味では。似てるかどうかは個人の感性だけど、蛇腹(多関節)っぽい身体、首回り(襟)、尻尾、目玉含めた顔の印象なんかはそれっぽい。逆に手足の位置や、羽の有無は大きく異なるところ。
  • ラスボス配下の4体ですらここまで大きくなく、ラスボスと同サイズなので、実装が難しかったのだろう。
  • そもそも天野喜孝の原画が存在しないようなので、広告のためにとりあえず描いただけの可能性がある。
    他にもこの画面写真は下位と上位のクラスが混在している、名前にカタカナを使っている等、製品版とは仕様がまるで違う。

おそらくバハムート本人か、あるいはその近辺の洞穴にいるドラゴン達と戦うことになっていたのではないだろうか?


失礼ながら、デザインが何だかエビっぽい。

FF3

時の神殿に出現するモンスターでバハムートの色違い。
で攻撃してくるが巨体のため必ず単体でしか登場せず、それほど手強くない。
経験値がやや多め。
ちなみにFC版のHPはたったの480しかない。
初見でそのインパクトにびっくりして、全力で攻撃を仕掛けたら最初の一撃であっさり沈んで拍子抜けしたのは俺だけじゃないはず。


ちなみに、同じ場所に出現するディーライのHPは1250、ベヒーモスは1550。
何故ドラゴンだけがどうしてこうなった…

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

HPが11000と20倍以上に増加している。


DS版ではボス格同様2回攻撃してくるうえ、攻撃力や炎の火力も上昇しているので、舐めてかかるとやられる。
脅威度が大きく増した。


FC版のヘボイ印象からかDS版で「へ、見かけ倒しが」となめてかかって返り討ちにあったのは俺だけでもないはず。


石化や麻痺も効かない。
幸い炎はHPが減らないと使ってこないので、面倒そうなら逃げるべし。


一応レアモンスター扱いで出現率が他のモンスターより低い。
属性耐性が凄まじいため、倒すなら物理攻撃で畳み掛けたい。突属性武器が有効。
 
実はさり気なくお金持ち。1匹で9000ギルという破格の額を落としてくれる。
出現率の低さと危険度から稼ぎにはまず使えないけど。
なんとなくいいものが盗めそうな見た目だけど、実際のところはハイポーションのみ…。


倒すなら突属性を持つ短剣を扱えて扉の鍵も開けられるシーフもいい与ダメを出してくれる。
ベヒーモスナイフを時の神殿で回収すれば攻撃力そのものも高くなる。
とんずらで逃げるにせよ、DS版以降でも時の神殿の探索時はシーフが一人はいると便利。


PSP版ではDS版より出現率が上がっている気がする。
入り口から宝箱全回収しつつクリアしたら5回も遭遇した。ベヒーモスも2回。
ちなみに4人シーフで全逃げした。

FF3(ピクセルリマスター版)

HPは4000とFC版以上DS版未満だが、ほとんどすべての状態異常と属性に耐性を持ち、倒すのに時間がかかる。
本作には突属性がないので狩人・竜騎士・バイキングどころか、空手家でさえ装備武器によっては思ったよりもダメージが伸びない。
報酬は美味しいが落としたり盗めるアイテムはイマイチなので、逃げてしまうのも手。


竜騎士(熟25)とシーフ(熟45)で斬ったところ、同じくほとんどの状態異常と属性に耐性を持つベヒーモスと違って、何故か与えるダメージが異様に大きかった。
(竜騎士はブラッドランス&サンダースピア、シーフはエアーナイフ&オリハルコン)
竜騎士はジャンプで大体1500~1900のダメージ、シーフは1900~2200のダメージ。
ちなみにベヒーモス相手には竜騎士(ジャンプ)は400~700、シーフは最大で900前後といったところ。

  • 本作にも武器属性が存在すると仮定した場合、
    3DR版と同じでドラゴン側に突属性弱点か、もしくはベヒーモス側に突属性の耐性があるのかもしれない。

FF6

Lv29、HP7000、MP850、種族:なし。
攻撃力45、防御力130、命中100、素早さ55。
回避率40、魔力10、魔法防御110、魔法回避0。
弱点属性:雷。吸収・無効化属性:なし。
有効な状態異常:暗闇、毒、睡眠スロウストップ、プロテス、レビテト、ヘイスト、リフレク、シェル、透明、ゾンビ。
行動:
通常時

  • 1ターン:たたかう/たたかう/リベンジブラスト
    2ターン:たたかう/たたかう/しっぽ
    3ターン:たたかう/たたかう/ブリザード
    4ターン:たたかう/たたかう/フリジングダスト

ダメージ/回復カウンター:はないき/何もしない/何もしない

  • ファイナルアタックは「何もしない」なのでとどめを刺した場合は何もしない。

操る:たたかう/しっぽ/リベンジブラスト/ブリザード。スケッチ:しっぽ/リベンジブラスト。あばれる:リベンジブラスト。
盗み:通常枠ハイポーション/レア枠源氏の小手。落とすアイテム:なし。
変化:成功率12.5%。ポーション/ポーション/ポーション/エリクサー。
EXP:2931。獲得ギル:0。


魔大陸に出現するモンスター。出現率6.25%のレアモンスター
体色は灰色で色違いにレッドドラゴンホーリードラゴンがいる。
クリアすると行けなくなる魔大陸に出現するので、「あばれる」制覇の上で注意が必要。


必ず単体で現れる。HPが7000あり、戦闘開始直後を除きリベンジブラストの威力は即死クラス。
通常の5倍威力の「しっぽ」が凶悪(装備を堅めた状態でも1700ダメージ程度くらう)。
出会ったらスリプルストップで動きを止めて、弱点の雷属性の攻撃魔法で速攻で倒すべし。
また、尻尾ほどではないが「フリジングダスト」も使われたら使われたで大変。
一方でブリザードも使うが、これはあまり大したことはない。

  • まともに戦うと大変だが、動きを止めてしまえば対処は難しくない。
    ただ、素早さが55と後半の敵にも引けを取らないほど高いうえに回避率も40と意外と高めなので、物理攻撃を主体に攻めるなら味方側のヘイスト化及び対象へのスロウ化を併用すれば効果的。

通常枠にハイポーションが入っているので手に入り難いのが難点だが、レア枠から源氏の小手を盗むことができる。
ストップをかけて盗んでみよう。

  • 源氏の小手はコロシアム雷神の盾に交換できるが、雷神の盾自体はコロシアムのムードスード(販売品のサンダーブレード消費)から量産できるため、賭けるのは勿体無い。

何より嫌らしいのはカウンターの鼻息で強制退場させられること。
ドラゴンは経験値がでかいため、飛ばされたキャラクターと残ったキャラクターとでレベルの差が現れるのが辛い。

  • 魔法修得値5なのもポイントだが、ギルは全く持っていない。
    他の連中が高価なアクセサリをふんだんに盗ませてくれるから問題ない。
  • 経験値は2931と、周りの小型の連中の数倍。ベヒーモスですら2055。
    崩壊後で出現するモンスターでもこれだけ多いモンスターはそうそうおらず、ラストダンジョンの平均レベル並みの量がある。
    • 経験値が多いのはFF6においてはある意味厄介な特徴にもなる。(主に魔石ボーナス稼ぎなど)経験値が不要な場合は獣ヶ原で盗みを試みると良いかも知れない。幸い逃げれたり鼻息で離脱させたりしてくれるので…

有効な悪性状態異常は暗闇睡眠スロウストップゾンビ
良性のものでは透明も効くので、SFC・PS版ではバニシュデスが有効(GBA版以降は不可)。
正攻法では動きを止め(&毒にし)てカウンターを封じよう。


暴れる」でリベンジブラスト、「スケッチ」で更にしっぽ、「操る」で更にブリザード・たたかうが使用可能。

FF6(GBA版)

追加ダンジョンの竜の巣に、このモンスターの上位種のドラゴングレイトが出現する。
弱点属性や耐性、カウンターに鼻息を使うところも同じ。


ドラゴンなのに魂の祠ではものの見事にハブられた。期間限定モンスターとして、出会える時に出遭っておくこと。


暗闇状態がまともに機能するようになった為サンビームなどを使っておきたい所だが、鼻息カウンターが怖い。

FF7

ニブル山西側に出現する。
単体攻撃しかしないが、通常攻撃・火炎放射(ラーニング可能)共に威力が高い。
ただ、強さの割に経験値が少ないので、逃げるのが得策か。
金の腕輪を盗める。
5年前の回想編でも出てくるが、セフィロスの強さを知らしめる当て馬のような役割。


セフィロスには瞬殺されたが、過去クラウドは瞬殺する。
現代でもニブル山では頭一つ抜けた実力を持つ強敵。ドラゴンの面目躍如だろうか。
対面することでセフィロスの強さを改めて実感することになる。

  • 回想シーンであっという間に倒されていると思って、ニブル山でいざ戦ってみると普通に強くて驚くことだろう。

レベル32なので「レベル4自爆」が効く。
ミニマム状態にはならないものの、これで瀕死にすれば楽勝。


倒すと必ず火龍の牙(敵全体にファイラの効果)を落とすため、同じニブル山洞窟内に出現するキュビルデュヌスを一掃することが可能。


FFでは後にも先にも非常に珍しい、「オーソドックスなドラゴン像」のヴィジュアル。
翼が小さく大柄な胴体から飛行は難しそうだが、ボスであっても違和感のない巨躯を誇る。

  • 特に通常攻撃のモーションではどちらも立ち上がるため、より巨体がわかって迫力がある。
  • 待機モーションも巨体を横に倒し、落ち着いてこちらを見据えているようで、なかなか威厳がある。
  • 本作での同型はレッドドラゴンブルードラゴンダークドラゴンがいる。
    このうちレッドドラゴンはボス。どれも別に弱いわけではないのだが、後になればなるほど対処しやすく、ダークドラゴンに至っては操れてしまうので、あまり強敵という印象がなく、レッドドラゴンやブルードラゴンも同ダンジョンに本作屈指のボスが待ち構えているので、ドラゴンの噛ませ犬イベントも含めて、ちょっと不遇気味である。
    ただ、いずれも通常攻撃の威力はかなり高い。

5年前の回想の際、こいつが現れる時に運転手が「へ、へんな動物が! トラックに突っ込んで来ました!」と言うが、これを変な動物で済ませる運転手の視力を疑ってしまう。
また、こんな奴に突っ込まれて振動だけで済む神羅製のトラックはかなり凄い。

  • そこは運転手の視力うんぬんではなく、ドラゴンが「へんな動物」で済まされるような世界観だと解釈するところじゃないかね?
    あくまで「ファンタジー」だし。
    (逆にライオンのような既存の動物が不思議がられる世界でもある)
  • ↑雨が降ってたから、視界が悪くてよく見えなかったのでは?
  • 単純に、その世界の一般人(神羅の深い事情に疎い人間)にとっての「へんな」動物がうようよしてる、という状況を描写する必要があるだけ。
    なぜなら、その「へんな」動物の出自が明らかになる場面が、この回想シーンのヤマの一つだから。
    要はその後の展開の前フリというやつ。
  • トラックに突っ込んできた「へんな動物」とは別にドラゴンが襲ってきたのかもしれない。
    「へんな動物」がドラゴンから逃げている最中にトラックと衝突…とか。
  • 突っ込んできた=激突とは限らない。あわやというところで躱したがどこかにぶつけたか掠めた程度か。
  • いずれの推論でも結局、作中では明確に答えは提示されていない。好きに解釈してもいいだろう。

BCFF7

10章ラストのボス。宝条のサンプルなのだが一体何処にしまっていたのか…。
戦闘前、辿り着くまでのマップ移動中に火を吐いてくる。
火にあたるとダメージを食らう他、任務遂行度にも影響が出るので、格闘男や散弾銃女等の足の遅いキャラは、障害物に区切られた一本道では要注意。
10章時の戦闘については、普通の攻撃の辺り判定が判り辛いが、魔法連打か、MPが無くても画面すみっこで援護待ちで倒せる。
正直その前に戦うシアーズのほうが強い。
新人タークスを追い詰めるも、駆けつけたセフィロスに一撃バッサリされるという、本編時同様セフィロスの強さ知らしめる当て馬的存在である。
そして本編でニブルに居ただけあって、やはり12章ミッション2でも出てくる。
10章12章共にファイア系、グラビデ系は効かないので、10章カイニュー戦対策でグラビデ系を武器に装備していた人は付け替えが必要。

FF11

ドラゴン族の一派の一つ。竜というよりは、魔獣のような外観をしている。
なぜか特殊技に「~の歌」とつくものが多く、個体によっては内部的にジョブが吟遊詩人に設定されているものも存在する。
有名どころはFF7から名前を引っ張ってきた「イン」「ヤン」など。


詳細はこちら→ドラゴン

FF12

モンスターのカテゴリーの1つ。
視覚感知の範囲がとても広く、正面や側面から近づくとこちらが身構える前に襲いかかってくる。
ドラゴン系統に該当する主な種族は、地竜族・殻竜族・飛竜族・邪竜族など。


ただし、殻竜族だがアンデッド系統であるドラゴンゾンビなどのように例外もある。
これらは感知能力もドラゴン系統のものとは違い、該当する系統のものに準拠している。

FF14

主にドラヴァニアに住む知的種族の総称。詳細は別項目を参照のこと。

FFT

ドラゴン系モンスターの下位種。
基本水準は高いレベルでまとまってはいるが、ブレスは吐かず「突進」で攻撃してくるだけなのでそこまで脅威ではない。
尚、ドラゴン系モンスターはレーゼが強化できる他、レッドドラゴン密猟アイテムにも旨味があるので、
早いうちに捕獲しておくのもいい。

  • 強力なカウンターは脅威だが、水進入不可なので、川の向こうに陣取って弓や銃でチクチクやってもいい。
    アイテム士調教をセットし、ポーション投げながら銃で削ればいい。
    アイテムも銃も必中な上にダメージがブレないので、計算もしやすい。
    • ただし上位種共々移動力は5と高い。地形によってはジャンプで川を飛び越えて接近してくるので、確認は怠らないようにしたい。
  • 他のゲームのドラゴンと比較すると完全に名前負けしている感が否めない。

まじゅう使いで「尻尾振り回し」を使えるようになる。
……とことん地味。


上位種、中位種で吸収および弱点とする属性が異なる珍しい系統。

FFCCRoF・EoT

罪人島(キランダ島)のボスとして現れる四足歩行のドラゴン。
最初は処刑人に操られているが、処刑人が倒れる間際に投げた赤いクリスタルを食って強化される。
時折吐き出す炎の玉は難易度が高いと一撃死しかねないほどの威力を持つ。
弱点のクリスタルの位置は尻尾であり、一定量のダメージを与えてぐったりしたところで尻尾を集中攻撃するのが良い。


処刑人を倒す前は処刑人を叩き落し、自ら上に乗って操ることも可能。くれぐれも味方を巻き込まないように。


EoTではドラゴンのみ登場。弱点はRoF同様尻尾のレッドクリスタル。
チャージブレイクを当てるとその場所へ頭が向くためダメージ効率が悪くなる。
やるならチャージアタックで止めるべき。

PFFNE

AREA27-1の3戦目に1体登場する。

FFRK

FF7からボスとして登場した際、セフィロスがいると一言しゃべる。
炎属性吸収。

聖剣伝説

マナの神殿で1番目のボスとして登場。
動き自体はゆっくりだが、巨体な上にフレアで攻撃してくるので、
油断していると巨体と壁に挟み込まれて一気にやられることもある。
ちからの値にも依るが、ドラゴンバスターでの突進突きを数回繰り返せば比較的楽に倒せる。

  • カラーになったスマホ・VITA版では次に戦うレッドドラゴン見分けるため黒い体色となっいる

光の4戦士

夢幻の灯台80Fのボス。風・火半減で2回行動。ほのおのブレスを吐く。
盗めるアイテムはなし。オリハルコンを落とす。