地名・地形/【ニブルヘイム】

Last-modified: 2024-04-21 (日) 12:31:55

地名・地形/【ニフルハイム】
【英語名:Niblheim】


FF7

FF7シリーズに登場する、片田舎の小さな村。ニブルヘイム事件の現場でもある。
訪れた時点では住民のほかに黒衣の生物がいる。
クラウドティファの故郷。一応セフィロスの故郷でもある。
またヴィンセント宝条ルクレツィアザックスガスト博士の因縁の地であり、
FF7における二大シナリオルート「JENOVAによって歪められた仲間達」に深く関わる場所でもある。


初めて魔晄炉ができた場所で、村のそばのニブル山のてっぺんに魔晄炉が建っている。
中にはジェノバが居たり、モンスターが魔晄漬けになってたりと物騒なところ。


無印では神羅の隠蔽工作によって再興された状態でしか訪れることができないが(クラウドの回想でなら本当のニブルヘイムに行ける)、クライシスコアにおいてはニブル事件前の村を訪れることになる。
没シナリオによると、捏造された過去は映画化まで企画されており、真実を知る人物が何名か殺害されたという噂もある。


カームでの回想で、ティファのピアノを弾いたり、
ちょっと背伸びパンツ」(エアガイツでのティファの技の元ネタ)を手に入れたりできる。
クラウドのお母さんにも会える。
クラウドの人生が大きく変わった場所でもあり、7のストーリーではなにかといわくつきの場所。
村はずれの神羅屋敷の地下にはヴィンセントが眠っているが、彼に会うには金庫を開けなくてはいけない。
この金庫を開けるのが厄介で、苦戦したプレイヤーも多いはず。

  • 苦戦してようやく開けたと思ったら、金庫からいきなり出てきたに全滅させられたプレイヤーも多い…はず。

ネーミングの由来は、北欧神話における「氷の国」であると思われる。

  • 死の女神ヘルが追放されてきた土地で、死者の国と同一視されることもある。縁起が悪い。

街のランドマークは給水塔かな。待ち合わせも良し、星空の下で気持ちを伝えるも良し。


神羅によってほぼ完璧に事件前の状態を再現されているが、過去の回想で訪れる実際の村とは微妙に違う箇所がいくつかある。

  • 一目瞭然なのは給水塔を中心とした広場の地面。カームの回想内では土のままだったが、現在では石畳となっている。
  • 隠蔽している割にはその事が書かれている書類が無造作に置いてある。
    • そりゃ何かしらでプレイヤーに情報を与える要素はゲームとして必要ですし。
    • ティファの部屋の机にてその一部が垣間見える。カームでの回想中にはミッドガル在住の同郷の友人からティファに宛てた手紙が置かれていたが、現在では神羅の息のかかった現住人のレポートが置かれている。黒マントの監視と、ニブルヘイム事件当時を知る元住人の調査及び対処のことが書かれている。
  • とはいえ、最も近いロケット村へ行くのでさえ危険な山を越える必要があり、またコスモキャニオンも川を挟んだ渓谷にあるため、上手い具合に外部との接触を避けられている。事実、コスモキャニオンでもロケット村でも、ニブルヘイムに関する情報を聞くことはできない。
    そもそも元々の村人はを除いて死亡もしくは黒マント化しており、その一部にしても元の村が滅びると同時に村を出て行ったため、再建されたことなど知る由もない。そしてまさかその2人が再建された村に戻ってくることなど予期していないだろうし、戻ってきたところで村そのものをどうにかすることなどできはしない。

「小さな片田舎の村で起こった惨劇」というシチュエーションは、その真相が衝撃的なこともあって
以降いろいろな作品に影響を及ぼしている。

  • 鍵盤の間のティファのヘソクリまで再興するとは…
    神羅スゲーw
  • ピアノだけ燃えずに残っていたから再利用したとか?
  • あの火災でも無傷で残ったものは少なからずあっただろうし、
    再興時にそれらを再利用したのも十分にあり得る。
    ピアノ(+ヘソクリ)もそんな無事だったものの一つかも。

その不自然な静けさといい、BGMといい、
いつまたセフィロスがやってきて、という恐怖でつねに覆われているような雰囲気である。
ティファのリミット習得目的で再来した時にもこの様子は変わらず、非常に怖い。

  • 村中を徘徊する黒マント、不気味な神羅屋敷、過去の惨劇と、恐ろしい要素が盛りだくさん。
    人によってはトラウマものである。

現代の村人たちは神羅に雇われている身であり、当初はクラウドやティファによる追及を頑なに拒もうとする。
しかし、物語終盤に神羅が崩壊すると元クラウドの家にいる人や道具屋の奥の人がボロを出し始める。
ただし、「神羅から給料が出ている。ニブルヘイムの秘密を隠すのが本当の仕事」とまで白状するが、その後の会話からその秘密そのものやこの地で何が起こったのかは全く知らない事が分かる。


ここを最初に訪れた時、ティファが仲間にいないと、仲間からかなりひどいことを言われる(エアリスとユフィは除いて)。ケットシーは立場が神羅側であるがゆえに、仲間にティファがいてもひどいことを言うが。この時の会話で、クラウドはこんなにも仲間から信用されていないのかとショックを受けたのは自分だけだろうか。


クラウドの家と小さな姉弟のいた家の間に立っているティファの家がでかいと当wikiで散々言われている。
確かにこの村の中ではティファの家はでかいが、中身をよく見ると現実ならどこにでもありそうな普通の二階建ての一軒家な気はするし、この村の他の家とかもいくらなんでも小さすぎる気はする。
さらに家らしき建物は先述の3件くらいで、後はよろず屋と宿屋と神羅屋敷があるぐらい。他の村人たちは画面外の家に暮らしてたかもしれないが一体どこだ。

FF7R2

ニブル山で世界最初の魔晄炉の建設に伴い、村の地代を神羅が受け持っていたため開発が進んだが、
魔晄炉の低率運用に切り替わってから神羅が撤退し、ニブルヘイムも衰退に向かっていく。
そのタイミングで魔晄炉からモンスターが出現するようになり、神羅に救援要請が出され、チャプター1のカームでの回想へとつながる。
ロケーション自体は村役場以外はほぼ原作通りだが、かなり人がいる。そして、豹変したセフィロスに村を焼き払われてしまい、原作以上に阿鼻叫喚な様子を体感することになる。
しかし、こちらも七番街プレートの時と同様で、ザンガンと自警団の尽力により、それなりの数の住人が避難している。その後どうなったかは不明。


復興後は魔晄中毒者の療養施設として扱われている。
ある種のゾンビと人間が共存しているような光景を拝める。
最初から事件など起きていないと偽り、きな臭さを露にしていたオリジナル版と比べると、一度崩壊した村が復興したことをはっきりクラウドたちに伝えられてる(それでも「もうここはあんたの故郷じゃないから忘れた方がいい」と忠告めいたことは言われる)

  • 何もなかった扱いにするというのは無理があると判断されたのか、責任者は「私達はあくまで現在の担当者(なので過去に何があったかは詳しく知らない)」「町の権利は合法的に会社に譲られたので何も問題はない」というお役人スタンスをとっている。

また、黒マントたちの療養に勤しんでいたり、サブイベントで村の共用の厨房となったクラウドの家の家主がティファの元飼い猫とその子猫たちを迎え入れる分、新たな村人たちの良い意味での人柄が垣間見える。

BCFF7

12章エピソード・13章エピソード&フリーモード・19章エピソードで訪れることになる場所。

CCFF7

原作での回想シーンをプレイすることが出来る。
クラウドやティファの家に入れなくてがっかりした人も多かろう。
ニブルヘイムの七不思議、というイベントがあり、フェニックスのマテリアやらが手に入る。
宿屋のオヤジのヘソクリとか。
イベントの中でヴィンセントにも会えるが、会話は無い。顔も出ない。がっかりだ。
 
ちなみにクライシスコアのニブルは、無印での会話をまんま使っているのがほとんどだが、
違和感ありありだ。
ACでのムービーも流用した模様。違和感ありありだ…

  • まんま使うわりに台詞が抜けていたり、イベントが削られていたりする。
    セフィロスが炎の中を歩く有名なシーンが流用であるため、唐突にセフィロスの前髪が伸びる事態に。
    逆に、クラウドが言ったと思われていた台詞をザックスが口にすることで自然に聞こえることもある。

WOFF

FFレジェンドキャラクターとして登場するティファの故郷としてやはり登場。バハムート連邦に属さない都市でもある。
が、現代的な高層ビルが目印で蜜蜂の館や男男男の看板があり見た目はまるでミッドガルだったりする。

  • WOFFにミッドガルはミッドガルで別に存在している。零番魔晄炉と呼ばれるフィガロ城の地下がそれ。
    • 魔晄炉がミッドガルの名前を冠し、いかにもミッドガルの見た目をしている
      街がニブルヘイムなのはちょっと違和感があるかもしれない。
      DLCで追加されたココロクエストで何気なく触れられているが、
      零番魔晄炉はビッグブリッジ・アレキサンダーと同じく
      「建造物と一体になっている召喚獣」の一体であるようだ。
      その名も「ミッドガル・ズ・オルムゥ」。
      この名前を使うために街の方はミッドガルの名前を使わなかったのかもしれない。

信じられないかもしれないが、前身はまさかのミストの村
連邦に焼き討ちにされた事で崩壊し、シンラの復興支援によって現在のニブルヘイムへと生まれ変わったとのこと。
あの村の一体どこをどうしたらニブルヘイムに変われるのだろうか…?

  • 村の面影も分からないほど壊滅して、それこそ一から作り直したのだろう。
    しかも、上記の通りミッドガルのような街に復興したので、原作のニブルヘイム感はゼロ。