地名・地形/【フィン城】

Last-modified: 2023-03-24 (金) 20:46:27

名の由来、元ネタはケルト神話の英雄フィン・マクールだろうか?
だとすれば「フィン」の名には「白い、美しい」という意味が込められており、
本作ではその象徴として白く美しい花「のばら」が用いられているのは実に理にかなっていると言える。


FF2

フィンの街の北にある城。
物語開始当初は帝国軍に占拠されており侵入不可能。
物語中盤において反乱軍の総攻撃により帝国将軍ゴートスが倒され、
本来の持ち主であるフィン王家に奪還される。
それ以降は玉座にヒルダゴードンが座り、主人公達の本拠地となる。


地下には出てくる敵のエンカウントがフロアごとに同じ敵で統一されている不気味なダンジョンが広がっており、その奥には白い仮面が安置されている。

  • 地下1Fに出現する敵は、アンデッド軍団とスタナーのみ(小部屋のコラム除く)。しかもスタナーのみの編成は見たことがないので、おそらくアンデッドとの遭遇率は100%。アスピルが手に入ったらここでMP上げしなさい、と言わんばかりの場所である。
    • ごくまれにグリーンソウルのみのパーティも出るので100%ではない。
    • スタナーがパーティーの先頭にいるのがミソで、アスピルを全体掛けすると後ろのアンデッドたちから吸いはじめ、途中でMPが尽きても最後にスタナーから吸うことでMPがわずかに回復する。残る量がわずかなので戦闘後に最大MPが上がりやすくなるし、0にはならないから回復せずとも作業が続行できるというわけ。
  • 地下2階はパラサイト中心にブレイン、チェンジャーのパーティ、地下3階はキラーマンティスのみ、地下4階はコラム中心にアダマンタイマイ、オーガメイジ、オーガチーフのパーティ、地下5階はコラムだけが出る。
  • 地下の道中には秘訣ことブラッドソードがある。また最深部にはオリハルコンの入った宝箱があるが、開けるとゴーギマイラが現れる。
    ミシディアの洞窟に突撃して黒装束を取るとか、偽ヒルダからリボンを強奪するとかでもない限り、この時点で臭い息(変化属性で効果は石化)に対抗手段はなく、こちらの魔法防御回数によってはあっという間に全滅する。
  • 地下5F、及び小部屋では超高確率でコラムが集団で出現する。ここもごく稀にグリーンソウルが出るのみ。
    コラムは一切逃走しない上に攻撃手段が貧弱な物理攻撃のみなので、回避回数の熟練度稼ぎのメッカとして知られている。
  • 地下の宝箱は、なぜかポーションなどショボいものが中心。
  • 地上・地下共にテレポ・デジョンで脱出できない。

エクメトテロエスの壁を始めとして、やたらと隠し通路の多い城である。
特にしにたくねーよーの人のいる宝物庫は、普通にプレイしてたらまず気がつかない。

  • 城門突入からひたすら前進(↑)するだけであっさり城主の椅子にたどり着く。
    実に単純な作りで守りに向かないように思えるが、その表向きのシンプルさが侵入者に通路の存在を気付かせない罠なのかもしれない。

ゴートスを倒すまでは帝国軍に占拠されているので、ランダムエンカウントが発生する。
出遭える機会にムラがあるソーサラーウィザードからお宝を奪うために3Fあたりで粘りたくなるが、
その場合は逃走不可のキマイラコラムや全体ブレイクが脅威なスペクターには注意。

  • コラムは連れ含めて単体通常攻撃オンリーなので怖くないが、キマイラの炎は瀕死時だと危ない、という意味で。

FF2(GBA版以降)

ここのブラッドソードが消失し、
ブラッドソード自体はポールの隠し部屋から入手できる時期限定の1品物となった。

FF2(ピクセルリマスター版)

闘技場同様、物語開始当初から中に入れるようにはなり、格子で内部には入れないようになった。
ただし、1Fでもモンスターが出てくるのが大きな違い。更にソーサラーやウィザードも出現するため、アスピル等多くの黒魔法が入手可能となった。この時点で入手できない黒魔法はストップ、コンフュ、ブレイクのみ。
マジシャン4体の群れも出現するため魔法防御も上げやすい。

  • ゲーム開始直後に柵の前で反復横跳びするなら戦利品狙いではあまりうま味はないがギル稼ぎなら安定感ある額をドロップしてくれる。