【キャラクターの名前の由来】

Last-modified: 2022-10-08 (土) 19:07:06

本編からの移転項目です。
記載内容に関して、スタッフの発言の裏付け等明確な証拠がない限り、
本項目の記述を必ずしも保障するものではないのでご了承ください。
(by ここの管理人)


関連項目
【車の名前】


FFの主人公達の名前には何かしらの意味合いがこめられており、それらには
自然に関する単語が充てられていることが多い。
だが、未確定情報なので、覆されても泣かない。


FF3(DS版)

ルーネス=月
サラ=月(モンゴル語)

FF4

ローザ=薔薇(羅語rosa)
セオドールセオドア=神の贈り物(古代ギリシア語)
エッジ=刃


クルーヤ
クルヤはアルバニアの地名で、泉や噴水の意味がある。


リディア
ギリシア神話にロディアという水の精が存在する。


パロムポロム
プロム=舞踏会(prom)の意味がある。


メーガス
魔術師(ラテン語magus)の意味がある。
「ドグ、マグ、ラグ」は、夢野久作の『ドグラ・マグラ』が名前の由来。


ベイガン
中国にヘイカン(bian)という、力を好む妖怪が存在する。
ガーゴイルのように、扉にはヘイカンの意匠が施される。


ローザとエッジは割と知られた単語なのでスタッフも意味を知ってただろうけどそのほかのはこじつけですね。

FF5

ステラ=星


ツース
“歯(tooth)”からか。

FF6

セリス=天体
ガウ=夜(バスク語gau)
レオ=星座(獅子座)
エドガー=富(古英語ead)と槍(古英語gar)
シャドウ=影

  • エドガーは欧米の一般的な男性名であり、上記の由来も「一般的な名前のエドガー」の由来であって「FF6のエドガー」固有のものではない。

FF6の女剣士セリスの名前と、FF12のヒロイン・アーシェの名前は天体の名前にもある。
セリス(セレス)は火星と木星の間を公転している小惑星で、アーシェ(アーケ)は、
木星の衛星の一つである(元ネタはギリシアの最高神ゼウスの娘の1人らしいが)。

  • 天体の名前は基本的には神話の中から名前が付けられている。
    アーケは上述の通り、セレスはローマ神話のケレスから。
    天体由来といえるのか、それとも神話由来なのか、
    さらに実際ある名前でもあり、そこから取られたのか。
    • 自然に関係してるっていうのは多少こじつけでも良いと思うよ。
      ローザとかは普通に実際ある名前でつけたと思うし。
      ガウに至っては響きだけで絶対意味なんて考えて無いだろうw

ティナ
ギリシア神話にテイアーという女神が存在する。(月の女神セレネの母)


ビリークライド
映画『俺たちに明日はない』に登場する強盗コンビ、ボニーとクライドが名前の由来。


リルム
百合(lilium)からか。


ストラゴス
「ストラトス」で「成層圏」の意味になる。


ガンホー=海兵隊の掛け声。


マッシュ
「mush」は「すりつぶす」の意味がある。


ガストラ
カストラ=大規模な野営地(ラテン語)の意味がある。


バナン
「Ban Na」はタイの地名で、「田んぼの村」の意味がある。


モグール
mogul(ノルウェー語)で、雪のコブという意味を持つ。

FF7&FF7派生作品

クラウド=雲
エアリス=大地、地球
セフィロス=生命の樹(ヘブライ語sephiroth)
ザックスの名字「フェア」=快晴(fair weather)
ルクレツィアの名前=ルネサンス期の女性「ルクレツィア・ボルジア」
ルクレツィアの名字=三日月
イファルナ=最後、最終
エルミナ=鉱山(スペイン語el mina)
ルーファウス=赤(ラテン語rufus)
スカーレット=深紅色、緋色
ダイン=力(ギリシア語)


クラウドはファミリーネームまで含めると「闘争の兆し」になる。

  • 精神医学界用語だと「存在しない者」
    • つ要出典

バレット=弾丸。娘のマリンは海という意味。


ザックス
映画『スター・ウォーズ・シリーズ』に“ザッカス(Zuckuss)”という名前の賞金稼ぎが登場する。


ナナキ
「アナナキ」だったら綴り「ananaki」でメソポタミア神話に関係する神々の集団。

FF8

スコール=雨、雷雨


北欧神話にスコルとハティという狼が存在する。(フェンリルの子供)
スコルは太陽を、ハティは月を食べようと追い掛け回し、昼と夜とが巡る。
それぞれFFVIIIのスコールとリノアの姓であるハーティリーに該当。
余談だが、スコルという狼型モンスターもFFXに登場。


推測に過ぎないけど「リノア」って“a lion”のアナグラム?
「エルオーネ」は“lion”→“l(エル)one(オーネ)”みたいな。

  • アルティマニアによるとエルオーネはellioneなので、
    il lione(伊語)もしくはel leon(西語)どちらもthe lionの意、あたりからきているのかも。

アルティミシアの元ネタは、
アルケメネス朝ペルシア州の州知事であるマウソロスの妻であるアルテミシアから。

  • これってソースはあるの?
    どう見ても由来はこれしか考えられないキャラ名というのは多々あるが、
    この場合は(ソースがあれば別だが)明確に「~の妻であるアルテミシア」が由来である、
    とは言い切れない気がする。
    何より「アルテミシア」とFF8の「アルティミシア」は全く発音が異なる。
    Artemisia。ヨモギ。花言葉は「幸福」「平和」「平穏」「静穏」「夫婦愛」「決して離れない」

スコールの名前の由来であるSquallは主に熱帯地域で起きる突風。
発音が同じものでは神(太陽)を食らった狼フェンリルの子、スコル(Skoll)もある。
名字はタロットカードの8番、力のシンボルである緋色の女性とライオン
(これは昨日と今日のライオンという時の象徴も司っている)と、
獅子心王(イングランドの騎士の中の騎士と呼ばれるアーサー王)から
なお獅子心王は別名Sacerと呼ばれる聖王という意味もある。
Sacerに含まれている意味は以下の通り
・特別な運命のため選ばれた神の初子
・極めて神聖にして穢れた(女神に魔法をかけられし者、呪われた者という意味でもある)
・女神に捧げられて愛死した聖王

  • 獅子心王はアーサーじゃなくてリチャード一世じゃね。

リノアの名前の由来はNoah(ノア)
太陽神に逆らった神が万物を壊すために起こした大洪水
ReNoahと読むと万物を壊す大洪水の再来になる。
 
由来の理由は以下の通り
洪水を引き越した神は女神エスタによって雷で罰っせられた後に、
魔法の虹を架けられて地上に近づけなくされた。これをモチーフに作られたのがアデルである。
後にキリスト教の人々によって女神エスタはバビロニアの大娼婦
(別名は緋色の女=FF8ではアルティミシアが該当)とされて貶められた。
なお力をシンボルとし時を象徴するタロットカードの8番にライオンと共に描かれている女性も、
起源は女神エスタとなっている。

  • 海外ではLenore(光)からローマ字読みに転じた説が多数派のようだが・・・
    どちらも公式では発表されていない?

ラグナの名前の語源はLaguna(ラグーン)から
意味は海という妻・息子同様に水を現す言葉だが、フランス語で転訛するとラグナロクという意味になる。
DDFFでラグナロクという技名を持っているのも、これが由来と思われる。
また世界を統べるものもしくは神々の黄昏という意味を持つが、
単純に王(もしくは神)という意味も持つ。
名字の語源はハインの半身の力を狙った黒耳王ゼバルガが相談した賢者バスカリューンのアナグラムで、
名字をフランス語として直訳すると「Lo ire=Le Roi=The King」となり、
つまり大統領を意味する言葉になる。
名字が大統領、名前が王(神)って凄いね。


レインの名前の語源は前作の主人公がCloud(雲)で→主人公がSquall(にわか雨)のため、
その間であるRain(雨)を取ったのではないかとされている。
しかし他のキャラクター同様の名称起源を辿った場合は以下の内容が名前の由来になると思われる。
 
スコールの名字の由来にもなっている聖王(Sacer)が供犠として流す血は花と呼ばれ、
大地の豊穣を促すとされるその血は赤ないし紫色の花で表わされる。
順番に咲いていく花がKula(クラ)→Elaine(エレイン)→Sacra(サクラ)と呼ばれ、
最後のSacraはSacerの女性系それをアラム語にするとSaklaとなり、
雲から生じた獅子の姿をした天使ヤルダバオトサクラとなる。
なのでその間であるエレインを取り、海の意味を含む名前を持つ夫ラグナ、
にわか雨の名前を含む息子スコールと合わせる形でレインとなったと思われる。

  • FFBEの主人公の名前もレイン。ちなみにこちらは男である。

エルオーネの名前の由来はEL(エル)という神を意味する言葉
 
詳しい内容は以下の通り
エジプトの万物を生み出した豊饒の深淵の霊テムを指し、
カルデア語・古代ギリシア語ではアルティミシアの名前の由来であるテミスと読まれる。
テムの力を持つ巫女は太陽の神アポロンに役目を取って代わられるまで、
聖なる島(テミスキュラ)にある神の家に安置されている黒い石の前で海と月の神託をし続けた。
各キャラクターの名前の由来から、FF8において海はラグナで月はアルティミシアを指す。
また予言は、単純に時を超えて人と人の意思を繋ぐジャンクションの力に変えられたものだと思われる。


アルティミシアの名前の由来はArtemisia(アルテミシア)で、
屠殺者もしくは生命の母親という意味を持つ。
またこの伝承が記載されているヨハネの黙示録には、月の涙という世界を滅ぼす伝承がある。


サイファーの名前の由来はCipher(サイファー)であり、鍵・記号・暗号などの意味を持つ。
G.Fによってスコール本人が忘れていた過去を思い出させる役目を担っているだけある。


シド・クレイマーの名字の語源はジョン・クレイマーによるSF大作である重力の影から。
その理由は重力を操るG.Fディアボロスの入った魔法のランプをスコール達に与えたため。

FF9

ジタン=命(出典不明)
クジャ=火星(サンスクリット語kuja)
ビビ・オルニティア=命(伊語vivi)・鳥(希語ornit)
スタイナー=石(独語stein)
フライヤの名字=三日月
サラマンダーの名字=珊瑚


サラマンダーの名字は単純に珊瑚そのものではなく、珊瑚色の事ではないかと思う。
が、珊瑚色はくすんだピンク程度の色なので、「焔色の髪の男」にはふさわしくないか。

  • 世の中には「血赤珊瑚」という毒々しいほど真っ赤な珊瑚もあるのですよ。

ジタン、クジャ、ミコトのジェノム三兄弟は全て命という意味

  • ミコトは
    そのまま日本語だが、ジタンが「命」というのはソースや言語の詳細が不明。
    ビビだったら綴り「vivi」で「命・心」とかの意味になると思うが(伊語や仏語)。
    クジャは「火星」という意味が見つかったが、もしかしたら他にも意味があるかも?
    綴りを「Zidane」から「gitan」にすると仏語で「放浪者、遊牧民」などの意味がある。
    この場合フルネームで「放浪の種族」とかいう意味になるだろうか。
    • 仏語の場合は、ルパン三世の愛煙しているタバコの銘柄でもある。
      盗賊と掛けてるかも?スタイナーはまんま警部だし。
  • ちなみにジタン・トライバルのトライバルは
    「燃え上がる炎」や「刺々しい渦巻き」という意味もあるそうだ。
    移住する為にガイアに戦争を呼ぶ存在という設定のジタンには深い、かもしれない。

・tribalには英語で「種族」という意味もあったはずだ。ジェノムという種族も指せるのではないか。


フライヤの名前って、北欧神話に出てくる豊穣の女神「フレイヤ」から来ているのではないだろうか?

  • 北欧神話の豊穣の女神フレイヤ(フライヤ)は夫であるオーズ(説によるとオーディンのこととも)を探し求め旅に出る神話があるので、そこからとってるものと思われる。ちなみにオーズとは南の国で再会できたが彼は全てを忘れていた。しかしフレイヤとの間には再び愛が芽生え枯れた野には春が訪れましたとさ。

FF10

ティーダ=太陽(沖縄方言)
ユウナ=夜(沖縄方言)
ワッカ=水(アイヌ語)


「ユウナ」の由来が「月」と言われることがあるが、それは誤りで、
野村氏によれば、ユウナの名前の由来は夜の沖縄方言。


余談ではあるが沖縄には「ゆうな」という花がある。これは「オオハマボウ」のことで、花言葉は「楽しい思い出」「勝利」。佳子様のお印でもある。


FF10のキャラクターは、スピラを象徴する物から来てると人から聞いたことがある。
リュック→背負う物(罪を背負う)
ワッカ→輪っか→輪廻(『シン』の呪われた死の螺旋)
ルールー→ルール(規則、スピラの教え)
キマリ→決まり事→(ルールーと同じ、或いはアーロンとの約束?)
迷ったが一応載せておく

  • ソースは忘れたがワッカはアイヌ語の「水」を意味する言葉からだったはず。
    北海道の地名「稚内(わっかない)」のわっか。

FF12&FF12RW

ヴァン=風(仏語vent)
アーシェ=天体


パンネロ(Penelo)の名前の由来はオデュッセウスの妻、ぺネロぺ(ギリシア神話より)。
苦しい状況でも信念を持ってたくましく生きている女性だからと思われる。

FF13&FF13-2&LRFF13

ライトニング=稲妻
スノウ=雪
ホープ=希望
ノエル=クリスマス、神の誕生日
セラ=漿液(Serum)の複数系、Sera
ルミナ=光


ライトニングの本名「エクレール」は仏語で稲妻だったと思う。
ソースはないがライトニングの方と合わせると多分これ。

FF15

ノクティス・ルシス・チェラム=夜・光・空(羅語)
ステラ・ノックス・フルーレ=星・闇・剣(羅語、剣のみ仏語fleuret)
ルナフレーナ・ノックス・フルーレ=月の女神・闇・剣
プロンプト=速い、俊敏な
イグニス=火
グラディオラス=剣、または同名の植物「グラジオラス」。
ゲンティアナ=リンドウ種

FFT

主人公の妹アルマの名の意味はスペイン語で「魂」という意味である。

  • てっきりアル(テ)マの子孫だからかと思ってた
  • 子孫じゃないよ、器。最初からネタバレなのかと思っていたけど。
  • アルマ(α=アルファ) ラムザ(Λ=ラムダ) ディリータ(Δ=デルタ) ティータ(Θ=テータ)
    ラムザ兄妹とディリータ兄妹はギリシア文字からだよ

騎士アグリアス
魔術書「ゴエティア」に記された悪霊(所謂ソロモン王の72の悪魔)の一つ“アガレス(Agares)”からか。
FFTの前身たるタクティクスオウガには「アロセール」「フォルカス」「アンドラス」等々、この72の悪魔由来の名前を持つキャラクターが多数登場する。
松野氏の趣味だろうか。


オルランドゥ伯
シャルルマーニュ伝説に登場するオルランド(ローラン)が由来か。
12人のパラディンの筆頭であり、ヨーロッパにおける英雄の中の英雄の一人。
巨大な海の怪物を腕力だけでねじ伏せる、全身がダイヤモンドのように頑丈で火縄銃すら効かない、などこちらも大概にチート。
デュランダルという聖剣を持っていたという。
ちなみにタクティクスオウガにもオルランドゥ伯という人物が名前だけ登場する。

  • 幅広い状況で活躍出来る万能キャラなので「オールラウンダー」が元ネタの可能性も。

剣士ラムザ
古代クロマニヨンの戦士の精霊。ラムサとも。
かつて、アメリカのJ・Z・ナイトという女性がラムザとチャネリングしていると主張していた。


聖騎士ベイオウーフ
デンマークに伝わる叙事詩の主人公、竜殺しの英雄ベオウーフ(ベオウルフ)から。
また姓の「カドモス」はギリシャ神話の英雄で、やはりこちらもドラゴン退治の逸話を持つ。
この世界屈指のドラゴンスレイヤー同士がハイブリッド配合された結果、竜殺しから竜誑しへと斜め上のランクアップを果たした。

FFTA

マーシュ=浅瀬


マーシュ(Marche)という言葉はフランス語で“歩み、行進”を意味する。
ここから「クランの仲間を大勢率いてイヴァリースを冒険する」、
「一歩ずつ世界の謎に迫っていく」という主人公という設定がなされているのかも。


リッツの名字「マルール(Malheur)」はフランス語で“不幸(mal=悪い、heur=幸せ)”を意味する。
これは彼女が自分の生まれ持った白い髪を嘆いている背景から来ていると思う
(家としては敢えて悪い名をつけて厄払いという感覚であろう……)。

FFCCシリーズ

ミラ=天体(くじら座の恒星)
アルテア=天体(彦星の英語読み)

FF零式

エースからキングまではトランプの数字の読み方から取られている。
エース=A(1)
デュース=2
トレイ=3
ケイト=4
シンク=5
サイス=6
セブン=7
エイト=8
ナイン=9
ジャック=JACK(11)
クイーン=QUEEN(12)
キング=KING(13)
 
マキナ=最大値を示す「マキシム」と、物語を収束させる存在である「デウスエクスマキナ」から。
レム=最小値を示す「零、無」を合わせて「レム」と名付けている。

FFL

ソール=太陽
ディアナ=月の女神
ナハト=夜、闇
ダスク=夕暮れ、夕方
アルバ=夜明け、明け方
アイギス=盾

FFLTS

トゥモロ=明日

FFBE

レイン=雨

FFRK

デシ=弟子

FF:U

アイ=私、愛
ユウ=あなた

FF外伝

アイレ=空気
メイア=半分の(Meia, ポルトガル語)

余談

自然シリーズになったのは7からじゃなかったっけ?

  • 正直、野村氏が連作で主人公の名前を天気に関連付けてしまったから以降は
    ノリで仕方なくという感じがしないでもない
  • 一応ジタンで途切れている感じはするんだけどね・・・
  • KHアルティマニア(P532)にて真相判明?

    ――(前略)野村さんのキャラクターはいつもネーミングがすごく印象的ですね。
    『FF』シリーズでいうと、クラウド(VII)、スコール(VIII)、ティーダ(X)、
    と天候シリーズだったり。
    野村 あ、ティーダは野島(『FFX』シナリオライター:野島一成氏)がつけたんです。
    野島がたぶんつなげてくれたんだと思いますよ。
    たまたまそうつながっちゃっただけで、意識はまったくしてないですね。

  • 最近では野村氏自身も「そろそろ天気縛りはやめにしないか」と言っていたが
    その後も他のスタッフ達が意識して天気関係の名前にしている模様。
    FF主人公に対する一種の伝統になった感じかな。