バストゥーク方面
敵軍のクゥダフは、「一部のNMを除いて、WSに範囲攻撃がない」、「後方からの物理攻撃を無効化するWS技、『ダイアモンドシェル』を持つ」、という特徴がある。
「WSに範囲攻撃がない」ため、クゥダフ側から絡まない限り、NPCのターゲットが固定しがちとなる。ターゲットがぶれにくい分、戦力が集中しやすい反面、攻略戦でNPC部隊Fortificationを攻撃し始めたあとに敵が出現した場合に、NPCは殴られるまで拠点を殴り続けることになることが多く、対処が難しい(範囲技のあるオークやヤグードの場合、バトルダンスや草払いでNPCを巻き込むことで、少なくとも拠点からは剥がせるので、敵防衛部隊の出現しない場所まで誘導しやすい)。
「ダイアモンドシェル」は、ディスペルや魔法のフィナーレ等での無効化が不可能である一方、防御力アップのシェルガードや範囲攻撃力アップのウォークライは、ディスペルや魔法のフィナーレでの無効化が可能である。
PCの場合は本人の注意次第で横から殴るよう移動すれば良いので大きな問題にはならないが、NPCはこういった思考をしないため、PCが調節しないと戦力が全くのムダになる点に注意。極端なケースでは、隊長がターゲットを取って、隊員全員が背中側から殴る形になってしまった場合、隊員のオートアタックは全て0ダメージとなる。ケアルやアビリティや精霊魔法で一時的にターゲットを取り、敵を少し動かせば味方NPCをまとめる事も可能。
バストゥーク商業区〔S〕
商業区は、3国本拠の中では、マップがこじんまりとしており、広域スキャンできる人が一人いるだけでマップ全体の把握が容易。
黄金通り(彫金ギルドなどがある、用水路と並行した道)全体が比較的広く、小ループ状地形になっていて時間稼ぎのマラソンがしやすい。またNPCの出現場所は黄金通りから近いため、沸いたらすぐ持って行ける。
防衛
クゥダフの5部隊、闇の王親衛隊の4部隊については、全てが北門の広場から侵攻を開始する。
敵ゲストについても同様だが、Kaiser Behemothは、なぜか味方のゲストと同じくホームポイント付近に出現する。雷の申し子だけに転送技術でも持っているのかも知れない。
敵の進軍ルートは炎水広場まで一本道であり、モグ前は敵がNPC部隊と最初に接触する場所であることから激戦となることが多い。味方の配置状況や、初期の釣り状況次第では炎水広場が主戦場になる。
黄金通りと釣り監獄前のNPC部隊は戦闘に参加する機会が少ない。
活用するには、PCが「適切な量、質」の敵を誘導し、必要に応じて回復や攻撃の補佐をする必要がある。
敵の誘導の際は、モグ前の担当部隊のElseがバインガを使う点に注意。
味方NPC部隊は、モグハウス前、現代で言えば噴水の北東、ホームポイントのある階段付近、ママのお手伝いの民家前、鉱山区への橋付近、の5箇所に配置される(当然配置されていない場合もある)。
味方救護兵は、これら5箇所を繋ぐ経路を巡回しているため、死ぬ場合は味方救護兵の経路上であれば人が少ない場所でも復活の機会が多くなる。
NPC部隊の担当地区は固定であるため、「商業区の戦闘に参加しました。」等のログを注意深く見ていると、マラソンの誘導先の指針となる。
モグハウス前 | 第8鋼鉄銃士隊(Kurt), 第一共和軍団騎兵隊(Else) |
炎水広場北 (現代で言えば噴水の北東) | 第1黄金銃士隊(Elivira), 第二共和軍団重装歩兵隊(Striking Bull) |
炎水広場南 (ホームポイントのある階段付近) | 第一共和軍団本隊(Maximillian), 第二共和軍団偵察隊(Adelheid) |
黄金通り東端 (ママのお手伝いの民家前) | 第1鋼鉄銃士隊(Bartholomaus), 第三共和軍団陸戦隊(Invincible Shield) |
釣り監獄前 (鉱山区への橋付近) | 第二共和軍団本隊(Ludwig), 第一共和軍団軍楽隊(Sonia) |
侵攻
不明
北グスタベルグ〔S〕
拠点となる塔のサイズの割に、拠点防衛隊の巡回範囲が妙に広く、特に南北に大きく広がっている。北側にある岩のすぐ手前の防壁等、一応の目安はあるが、拠点すぐそばにある壁がフェイントとなっているのか、これに慣れないPCが、安全圏まで引っ張って戦い始めたつもりになって増援に絡まれるという光景がよく見られる。
獣人血盟軍側の、エリア担当部隊はDo'Bho Venomtail率いる「ダードフ突撃兵団」。
ボス・雑魚共に黒タイプなので、サイレスを入れると有利。サイレス状態さえ保てば、ザコ1vsNPC1でもかなり戦える。
Do'Bho Venomtailは通常攻撃に「追加効果:毒」を持つ。100%発動?スリップは強烈で80/3sec位?
他にもウォタガIII・ウォータIVを始め、ポイゾガII・バイオIII・スタンなど使用。水系攻撃魔法が極端に多いので、バウォタが有効。サイレスは入る。
アルタナ連合軍側の、エリア担当部隊はInvincible Shield率いる「第三共和軍団陸戦隊」。
Invincible Shieldは接近戦(片手斧。特殊技ナパームトマホーク)主体だが、他のNPCは遠隔主体の為、敵黒魔道士との相性が悪い。盾役や黒魔道士(強精霊)が敵を誘導して、複数のNPCが近接出来る位置で戦うと火力を増せる。NPCが1人なら、敵にサイレスを入れれば勝手に接近戦を始めてくれる。
防衛
敵は二手に分かれて進行してくるものの、到達方向は概ね同じ。ボスを待っている人は注意が必要。
敵が大体ダードフのため、NPCを放っておくと一人ずつ集中砲火で倒されてしまう。
ダードフ兵にはサイレスを入れることを心がけていれば問題ない。
ちなみに黒タイプのため、回復手段があれば足止め魔法などがなくても5,6匹くらい楽にマラソンができる。
ボスであるDo'Bho Venomtailはきたらすぐタゲを取り、隊長に当ててしまうのがいい。
Do'Bho Venomtailの通常攻撃には強力な毒がついているが、ポイゾナを連打してれば普通に倒してくれる。
戦闘中にダードフ兵が絡むと辛いものがあるため、眠らせるか離すかしたほうがいい。
Invincible Shieldは共和国軍の中でもかなり強い部類であり、ボスは彼に当てれば割とあっさり倒せる。
敵のシージターレットは拠点北西に設置される。
侵攻
アルタナ連合軍の侵攻部隊は東の崖の上(細かい出現位置は不明。南グスタ方面?)から拠点に接近する。
味方部隊は、拠点からかなり東、地形的に開けるあたりで大きく南北に展開してから拠点に取り付くため、NPCが防衛部隊に突っ込むのを防ぐためには、展開前にぶつけるのが楽。
早めに数匹釣って、坂を登るぐらいの勢いで東へもって行くと成功率が高い(いっそ坂を登ってしまっても問題ない)。エリア担当部隊が黒魔道士で、詠唱のためによく立ち止まるため、長距離でのヘイト切れに注意。
Invincible Shieldを含めたNPC総がかりであれば、Do'Bho Venomtailを倒すことも可能。但し、Venomtailは範囲系魔法を多用する黒魔道士であるため、相当なダメージを覚悟する必要がある。できればサイレス等の詠唱遮断、不可能なら、ケアル、シェル等PCの支援があると良い。
敵工作部隊「武装親衛隊ボ・ド旅団」のポップ地点は「拠点から山地を隔てた真北に当たる、楽亀がいる塔(川沿い)方面」、「その対岸(東にある橋を渡ってくる)」、「滝のある崖の上のどこか」。川沿い進撃ルートは山の谷間を南下するものと、北東の道沿いから拠点に向かうルート2つが確認されている。
味方Belfryは拠点南南西に設置される。設置場所は拠点から近く防衛隊の感知範囲に入っているようで、直接攻撃を受ける場合があるようだ。
グロウベルグ〔S〕
敵のエリア担当部隊は「武装親衛隊ノ・モ旅団」で、ジョブはNMのNo'Mho Crimsonarmorを含め白魔道士。痛い攻撃はNMの連発する神聖魔法程度であるため、比較的相手しやすいものの、火力が足りないと亀の硬さにプロシェルケアル(NMは女神の祝福も)が加わる分、戦闘が長引きやすい。
NMは魔法の詠唱頻度が高い(オートアタックを見る機会がないほど)ため、充分な距離を取って釣ることができれば、足止め手段がなくてもマラソンが容易。とはいえ、ホーリーの一撃やディアのスリップに耐えられる程度の体力は欲しい。
地形は、拠点を頂点とした非常に広大な斜面が南北に広がっているのが特徴。
斜面部分には、雷系天候時のエレメンタル以外アクティブな敵がいない。周辺のデカい恐竜(Wivre)もノンアク。
斜面の起伏には下り専用で登れない急な場所もあり、移動にちょっとした慣れが必要。また、高低差のために技がはずれることもある。
点在する砲台は、マラソンの折り返しとして利用できる。
敵味方とも拠点防衛部隊は拠点のある頂上に待機し、南北の斜面に自分から入ってくることはまずない。頂上広場の西側は大きく開けており、防衛部隊はかなり西の端までが行動範囲なため、密集しにくい。
防衛
敵の出現場所は少なくとも2箇所あるものの、拠点のはるか北で地形に沿って合流するため、進軍ルートは実質一つ、全て北から来ると考えてよい。但し、闇の王親衛隊ゲストのKaiser Behemothだけは拠点南西付近(?)に直接出現する。
拠点から北上していくと、Lv75から楽表示のクゥダフの生息する地帯(拠点北にある砲台が目安)に出るため、一般にはそれより手前での戦闘となる。
敵は、拠点北砲台を通過すると、東西に分散して頂上の拠点を目指す。西に迂回して拠点に直行しない者も少なからずいるので迎撃場所、ヒーリング場所には注意。
敵ベルフリーは拠点西側、防衛部隊がぎりぎり感知できないあたりに設置される。敵工作部隊がベルフリー設置する時は、北砲台付近から壁伝いの独特なルートを取るようだ。
侵攻
味方進軍ルートは、南斜面の南端にある長い峠状地形を必ず通るため予測しやすく、ザコ敵をNPCに当てて足止めする戦術は狙い易い。ただ、この峠は拠点からかなり距離があるため、ヘイト切れ、同じ意図の味方PCとの意思の疎通、次に当てる敵の確保やタイミング等に注意。
敵補給隊は必ず北から接近し、必ず拠点北の砲台の東側を通るため、ソロムグ東やバタリア北西にあるような防壁+門こそないものの、少人数でも比較的対処しやすい。
敵味方の担当部隊(アルタナ連合軍側はAdelheidの第二共和軍偵察隊。魔法攻撃が中心の学者部隊)の性質上、戦闘が長引き易く、一方的に戦果を上げているように見えても、充分な火力がないと時間切れ(1時間?)で血盟軍勝利撤退、連合軍の離脱となってしまう場面を見ることも多いようだ。
パシュハウ沼〔S〕
三国のカンパニエバトルの中で、おそらくもっとも過酷なエリア。
劣悪な環境、凶悪な敵など色々厳しい要素が多く、侵攻防衛ともに難易度が高い。
共和国軍の担当部隊は第一共和軍団軍楽隊、隊長はSonia。
一見踊り子の集団だが、モンクの集団と考えても特に問題は無い。
敵の主な防衛部隊は「武装親衛隊ギ・ギ旅団」。
リーダーのGi'Ghi Rockchopperは獣使いで、絡まれるとペットのペイストを2体よびだす。
特殊攻撃はマイティストライク。更に範囲石化のブレクガも使用する。
このブレクガ、石化の効き目が丁度切れる間隔でうってくるようになっているため、非常に性質が悪い。無論、スタンは効かない。
場合によってはケアルを唱える暇もないほどのタイミングで叩き込んでくる。
ペットのペイストはグリムグラワーやカルシファイングミスト(徐々に石化。石化すると2,3分は石化が続く)を撒き散らし、周囲を長期的に石化に追い込む。
ペットは倒してもまた呼び出すので基本的には無視するのがいい。
倒すにはPC側とバス軍双方共に相当数の戦力・ヒーラーが必要。
特にストナが使える白や学者、涌水を使える召喚がいるといい。
なお、「ペットと本体は常にヘイトを共有してるわけではなく、本体とペットの距離がある程度離れるとヘイトを完全にリセットして本体の方に戻り、合流後本体のターゲットをとってる相手に絡む」という特徴がある。
このペットを本体から引き離して戻る際、ペットは、通常時は俊足にもかかわらずとぼとぼと歩いて戻る。
これを利用してGi'Ghi Rockchopperのターゲットをとり走り続けることで、ペイストを無力化することができる。移動速度アップ装備があれば、まっすぐ走り続けていればブレクガは発動しない。
敵味方の防衛部隊の行動範囲は、拠点周辺の薄い防壁の内側と考えると目安となる。
拠点周辺の防壁の外側には、クゥダフを含め、聴覚感知でアクティブな敵が多数いるので注意。
密集しているわけではないので、慎重に進めば回避可能だが、スニークしてから拠点に向かうのが無難。
周辺のスラッグはLv75でも経験が入る強さで、獣使いのペットとしてしばしば利用される。
防衛
拠点の西か東から来る。
東側のルートは、南東の広場に集結してから出発するらしく、広域スキャンでの警戒が容易。但し、広場までの細道には野良クゥダフ等が配置されているため、迎撃自体は拠点周辺で行なうのが無難。西ルートはほぼまっすぐ、アクティブな野良敵の間を抜けてくるため、早期警戒が困難。
敵ベルフリーは拠点北西の壁近くに設置される。
沼の防衛戦は、Gi'Ghi Rockchopperの対処によって戦局が左右されると言っても過言ではない。
Gi'Ghi Rockchopperの能力は前述にもある通りだが、彼の真の恐ろしさは、彼本体よりもペットの攻撃能力のほうが高い所にある。
隊長やゲストなどの強力なNPCは、Gi'Ghi Rockchopper本体ではなくペットを叩き、その結果、Gi'Ghi Rockchopperにはまったくダメージが入っていない、といった事態になる。
また、本体とペット2匹のタゲをとってると、ブレクガ&ペイスト二体に常時見つめられるといった三重の石化をくらうことになり、ほとんど行動不能になってしまう。
そのため、できることならペイストのタゲは他にとってもらうのが望ましい。
ペットさえいなければGi'Ghi Rockchopper自体はブレクガをうつだけの亀であり、隊長が殴ってくれていれば割と容易に倒すことができる。
ちなみに、ペットのペイストは隊長クラスであろうと単品で延々と相手を出来るほど強い。
ブレクガの対処であるが、離れて隊長にストナをかけてくれる人がいればかなり有利になる。
他には、テンポラリアイテムの愚者の薬で無効化したり、連発はできないが、青魔道士のジェタチュラで発動を止めることができる。
ブレイクが入るため、詠唱をブレイクでとめ続ければブレクガを完封できる。
侵攻
味方NPCは西から来るので、「拠点やや北西側」で戦うと、NPCが敵の群れに突っ込むのを予防することができる。
拠点手前で二手(拠点北に回り込むのと、西の壁沿いに直進する2つ)に分かれる傾向があるので、敵を持っていく場合は分かれる前に絡ませないと大変。
加えて周辺には75から丁度のクゥダフやスラッグ族がいるので、マラソン等も注意が必要。
防衛軍いるところにバス軍が突っ込むとほぼ全滅させられるので、なんとかその前で足止めしたい。
味方ベルフリーは拠点北西の壁近くに設置される。拠点からは離れているため、PCが関与しない限り敵防衛部隊と接触することはない。
ベドー〔S〕
拠点へはスニのみでok。(G-6広間のインプに注意。洞窟を通るが道を間違うと危険なので慎重に。)
拠点周囲に1匹インプが徘徊しているので注意。
帰りはエスケがあれば楽だが、拠点インプに注意してスニでF-7から上で帰れる。
防衛
ops金剛王討伐が選択可能
侵攻
F-9の通路か、E-10から上に上がりF-8南でキャンプ。
NPCはベドー入り口からF-7で上に上がり(PCは通行不可)、障害物をパチンコのように分散して進み拠点へ向かう。F-9通路に降りてくるNPCは少数だが、これに敵を殴らせ護衛する。からまれ釣りやペット釣りが有利。
上でキャンプする場合は、通常カメがリンクする危険が多いがNPCは多く確保できる。こちらはほぼ遠隔釣りしか出来ない為、リンクしやすい。
釣る際、拠点周囲を徘徊している通常インプに注意。
とても落とせそうにない場合、下準備として拠点防衛力を下げる。(多数協力が必要。)
タグをかけずに、バトル発生に関わらず拠点の壁を攻撃し続ける。
ペットは延々とぶつけておけるので有利。
PCが殴りたい場合は拠点南側が比較的殴りやすいが、インプが邪魔なので15分おきに倒す必要がある。
(6/10VU修正)
ロランベリー耕地〔S〕
友軍の主な担当部隊はStriking Bull率いる「第二共和軍団重装歩兵隊」。
Striking Bullは戦士タイプ?でマイティストライクを使用。
ターゲットから離れていると遠隔攻撃の代わりにミストラルアクスを連発する。
固有技「ブラッディトマホーク」も使用。(耐性カット?)
ミストラルアクスの連発はMaximilianを凌ぐほどの火力。
すぐにタゲをとって接近戦になるためあまり知られてないが、Striking Bullは「遠隔タイプのNPC」である。
よって、敵と遠隔攻撃の間合いで距離をとるのだが、ミストラルアクスを放てる間合いは遠隔攻撃よりせまいため、遠隔の間合いとミストラルアクスの間合いのはざまで何も出来ず、しばしば棒立ちになる事がある。
部下は2nd Legion Grenadier。両手斧持ちのガルカ戦士。こちらは接近戦を行う。
クゥダフ軍の主な担当部隊はGa'Dho Softstep率いる「ヴード突撃兵団」。
ジョブはシーフで、絶対回避を使用。
更に、TP技の炸裂岩投げをすると分身?であるGu'Dho Staggershellを呼び出し、同時に炸裂岩投げしてくる。Gu'Dho Staggershellはその後少ししたら消える。
ドーピングした盾が挑む事。回復のお願いもすると吉。
部下はVhuud Vanguard。シーフタイプでトリプルアタックもある。
拠点周辺のグゥーブーは当然アクティブ。Lv75でも絡まれる。配置はまばらなので目視で容易にかわせるが、注意。拠点を少し離れるとチゴーがいる場所も。
防衛
敵の進軍ルートは南東ルートと西門ルートの2つ。
南東ルートは、アクティブな敵の少ない大きく開けたルート。
壁際で絡まれることは少ないため、進軍ルートをかなり南まで進んで戦っている場合もある。
西門ルートは、ワープ先となる西門を通ってくるルート。門があまりにも拠点と離れており、NPCの誘導が事実上不可能なことや、防衛時は敵が密集するのは不利に働くことから、この門自体が重要視されることはない。
ロランベリーにおいては、いずれもルートの場合も、拠点からかなり距離を置いて拠点を包囲するように大きく展開してから接近するため、拠点周辺で戦っていると、敵の進軍経路と敵との遭遇の方向のイメージが一致しないことが多い。
侵攻
味方の進軍ルートは西方面と南方面の2つのうちのどちらか。
西方面は、審理官のいる門方面から出撃。
そのまま拠点に向かい、峠状地形を抜けると、地形に沿うように南北に大きく展開した後拠点に接近する。
拠点西側は非常に視界が開けている上、展開地点は審理官から拠点に向かうPCが確実に接触する場所なので、戦力が集中しやすく殲滅速度が上がり易い。逆に、釣り速度が追いつかなくなるため、個人でNPC足止めを維持するのは難しい。
南北に展開してしまったら、それぞれにザコを食わせる、あるいは一方に集中してもう一方は捨てる(他の人に任せる)方が現実的かも知れない。
南方面は、拠点南東にある門の方から出撃。
こちらも拠点到達前に大きく散開する傾向がある為、敵をぶつけて足止めをするならその前にすべき。
ボ・ド旅団も上記と同じような2つの進軍ルートがあるが、どちらから何体来るのかがランダムな為、拠点付近で東西両方見張りつつ迎撃するしかない。
広範囲サーチ持ちが状況把握しつつシャウト等で戦況報告すると吉。
クロウラーの巣〔S〕
巣までの移動がワープ地点から遠い為、面倒という事で敬遠される地。
沼へ飛び、北に進むと若干近い。
(2009.4.9修正)直接飛べるようになった。
マップが2フロアに分かれているが、4つあるFortificationと部隊配置が上層だけなので、カンパニエバトルにおいて下層が意味を持つことはまずない。ドーナツ状マップは封鎖されている。
Fortificationは、上層の中央大部屋に一つと、現代で言う「サソリ部屋、キノコ部屋、カブト通路」へと伸びる3つの通路の途中にあるドア部分に配置されている。
戦闘の舞台となる範囲に野良モンスターが全くいないのは大きな特徴。
担当部隊は第一共和軍団騎兵隊。
隊長のElseは高確率(ほぼ100%)で発生する追加効果:石化を有しており1vs1の状況では恐ろしく強い。一方で、バインガで周辺のザコのターゲットを集めてしまって自滅することが多い。
洞窟の形状のためか、NPCが通路等に引っかかる現象がよく見られる。
工作隊が通路に引っかかって時間切れ作戦失敗するほか、防衛時にはエリア担当部隊長のElseが北西奥に沸くらしく非常に長い通路を移動するため、戦闘が始まっても担当エリアの中央広場にたどりつけないケースも見られるようだ。
「中央広場を除いて両軍共防衛隊の出現位置がFortificationと離れている点」は、戦術上大きな意味を持つ。中央以外の拠点に取り付かれた場合、防衛隊は侵攻軍を発見することができず、一切戦闘を行わないのである。救護兵が範囲魔法に巻き込まれることで敵が若干移動することはあるものの、防衛隊に感知されることはきわめて稀である。
防衛
敵は巣入り口にPOPし、OPのある場所で分岐、西進ルート、南進ルートどちらかを通り広間へ侵入。
多くは広間の壁に取り付き、一部が他の壁までたどり着いて攻撃開始する。
「中央広場を除いて両軍共防衛隊の出現位置がFortificationと離れている点」が重要で、可能な限り中央広場での乱戦は避けたほうが安定するだろう。
中央部屋にNPCが居る場合:
最初に到着した敵を強ヘイトで引っ張り、NPCを巻き込んで柵の無い通路へ引きこんでやると、侵攻時の親鳥戦術に似た状態持っていくことができる。(柵のある通路は救護兵が通らない)。
エルゼ、ゴ・ダ両隊長が範囲魔法持ちであることもあり、毎回確実にNPC全員を巻き込めるわけでも敵兵をひとりだけ持ってこれるわけでもないので、以後は親鳥続行するなり、後続の敵を中央部屋から隔離してNPCを中央部屋に戻すなり、中央部屋からの退避をあきらめて後続の雑魚の隔離を狙うなり、状況に合わせての判断が必要となるだろう。
中央部屋にNPCがいない場合:
敵の大多数が中央部屋の壁に取り付いて、そこに友軍が後でpopする、というパターンは起こりやすく、この場合乱戦が確定する。
戦力的に可能なら、中央部屋のザコを全てPCが通路に引っ張って戦闘状態にしておけば、NPC全員vs敵隊長1人の形にしやすい。
戦力的に足りない(端的にはPCが1人しかいないなど)あらかじめ敵を中央部屋以外の壁へ誘導しておく(敵兵がわき道の壁を殴り始める位置まで引っ張って死ぬ)だけでも、味方POP後の戦闘が格段に戦いやすくなるだろう。リレイズ前提でなければ、西通路を使って振り切る方法も有効であるが、北西にPOPしたElse隊長が取り囲まれる可能性もあるので注意。
典型パターンとして、ゴ・ダ隊先行、Else隊増援の順で来ることが確定しているならば、ゴ・ダ隊長だけを西壁に誘導しておけば、配置上かなり有利となるだろう。
他の部屋にバス軍NPCが居る場合、そこまで敵を牽引してやるとガンガン倒してくれる。巣に来るバストゥーク軍部隊であれば、1部隊vs敵隊長1人の形になれば(多少の犠牲が出たとしても)互角以上の戦いができるだろう。
中央部屋を素通りされた場合、ほかの場所に味方がいくらいてもPCが誘導しない限り壁が削られ続けてしまう。削られても負けない防衛力の残量に注意を払っておくと、自ずと取るべき戦術が見えてくるだろう。巣に限った話ではないが、巣の戦闘は全エリア中でも最もPCがコントロールしやすいものであるはずだ。
第8鋼鉄銃士隊 | (I,J-9)中央広場 |
第一共和軍団騎兵隊 | (I,J-9)中央広場 |
第一共和軍団本隊 | (I,J-7)北部屋 |
第二共和軍団本隊 | 西部屋 |
第1黄金銃士隊 | (F-7)西の北部屋 |
第1鋼鉄銃士隊&ゲスト | (J,K-10)の部屋 |
なお、隊長だけはバトル開始後、それぞれ別の場所から部下の下へ移動を開始する。
プレイヤーが集まりにくい巣において有効な、壁殴りを阻止する戦術。
- 壁を殴っているボスにバインド
- 全てのザコにスリプル(スリプガ)
- 西奥まで逃げる
- 数分後(タゲ切れたかと思いきや必ず数体来る)、追手に殺されるのでリレイズ起き。
- 全てのクゥダフが戻り広場西の壁を殴っているので1.から繰り返す。
支配率と防御力の状態にもよるが、7~8回これを繰り返せば敵は作戦失敗となる。
とにかく壁殴りを阻止する事。
うまくやればPC1人で2部隊同時に来ても敗退を狙える。
途中でNPCが来れば親鳥へ切り替え。
ループ状地形こそないものの、西拠点の西にある広大な遊休地が「他人を巻き込みにくい形でのゾンビマラソン」を容易にしていると言える。防衛力の余裕やPC数、ジョブ等の状況によってはリレイズ前提でない方法も選べるだろう。
少々強引だが、敵をマップ2の最奥(現代でいうトンボがいる場所等)まで引率すると、拠点に帰ってくるまで非常に長い時間(10分~30分以上)を稼ぐことが出来きる。しかし、場所が場所だけに満足に蘇生もできないので、どうしても時間を稼ぎたい時などに。
侵攻
友軍はすべて入り口から進軍を開始する。
(k-8)にて分岐(直進か左折)があるが、行き着く先はどちらも同じ中央大部屋だ。
どちらかのルートに偏る事もあれば二手に分かれる場合もある。
ゴ・ブ旅団が相手ではない場合、この合流地点(中央大部屋南寄り)で親鳥を敢行すると有利。
中央広場にあるFortilationが最も入り口から近くにあり、ここを拠点攻撃する場合が非常に多い。
(ただし第一共和軍団本隊だけはここを抜けて、西方面へ移動しようとする。)
敵の布陣は表の通り。
当エリアでは敵軍のうち6部隊が出撃するが、実質的にはこのうち中央広場の2部隊だけを注意すればよい。
というのは、Fortilationの配置が中央広場から各通路に少し進入したところにされているので、友軍が残りの4部隊の各部屋まで進撃することが有り得ないのだ。
拠点防御力がある程度低い状態にあると壁殴りだけで敗退させる事も可能なので、中央以外の防衛部隊は放置する事が比較的無難。
親衛略奪隊ゴ・ダ師団 | 中央大部屋(北寄り) |
親衛略奪隊ゴ・ブ旅団 | 中央大部屋(南寄り) |
ワールン装甲兵団 | 北部屋 |
ベドー突撃兵団 | 西部屋 |
クゥルン装甲兵団 | 西の北部屋 |
武装親衛隊ディ・ダ師団 | 南東部屋 |
注意すべき敵は2部隊だけだと言うものの、敵は密集しているので戦闘は困難だ。
友軍と敵軍が鉢合わせをするパターンは、
- 先に敵軍出現、そこへ友軍が突撃。
- 先に友軍が拠点攻撃、そこへ敵軍が出現。
の2つに分けられるが、混戦状態になると不利な場合が多いのは他所と同じだ。
PCの支援がなければ友軍が敗北する確率は高いと考えたほうがよい。
1.の場合の戦術としては中央大部屋の合流地点で親鳥作戦。
2.の場合は一番NPCのタゲを集めているクゥダフ(大体の場合はボス)を強ヘイトで通路へ引き、付いて来たNPCを大事に使い親鳥。