アトルガンの秘宝/双蛇の謀

Last-modified: 2017-07-21 (金) 03:07:32

・双蛇の謀

進行内容
 皇宮からの報酬は、
 すべて罰金として消えてしまった……。
 ナジャ社長には、かなわない。
 公務をますます遂行せねば……。


  1. アトルガン白門・サラヒム・センチネルのNaja Salaheemに話しかける。
     
    Naja Salaheem : ……。
    Naja Salaheem : ……。
    Naja Salaheem : ……。
    Naja Salaheem : ……。
    Naja Salaheem : ……。
    机の上に、書状が置かれている。
    封じ蝋には「双頭の蛇」が刻印されているようだ……。
     
    書類についてナジャに聞いてみますか?
     はい
     いいえ
     
    「いいえ」
    Naja Salaheem : へぇええええ。
     とくに、用はないっていうのかい。
    Naja Salaheem : ……。
     
    「はい」
    Naja Salaheem : この書類のことが
     知りたいだって?
    Naja Salaheem : ハァ~
     あんたネェ、しらじらしいにも程があるよ。
    Naja Salaheem : この書状はね、
     あんたに仕事を依頼してた「皇立」
     文化財調査事業団サマから届けられたもんさ。
    Naja Salaheem : 理由は何だとお思い?
     
    書類が届けられた理由はなんでしょう?
     わかりません!
     お金?
     
    「わかりません!」
    Naja Salaheem : しらばっくれるんじゃないよっ!!
     
    「お金?」
    Naja Salaheem : すっとぼけてんじゃないよっ!!
     
    Naja Salaheem : アブクーバ!!
    Abquhbah : はっ、はいぃぃ!
    Naja Salaheem : ここ最近の
     [Your Name]二等傭兵の勤怠を報告ッ!
    Abquhbah : 海底遺跡群に進発以降、
     [Your Name]二等傭兵は!
    Abquhbah : 依頼について、
     一切の報告に来ておりませんっ!!
    Abquhbah : ハァ……ハァ……
     ……い、以上でありますっ!
    Naja Salaheem : 説明してもらおうじゃないか、
     [Your Name]……。
    (暗転)
      
    Naja Salaheem : ……へー?
    Naja Salaheem : 言いつけどおり
     海底遺跡群にはちゃんと行きました、だって?
    Naja Salaheem : まさか、
     社長である、このあたいを差し置いて、
     依頼完遂の報告のために、勝手に
     皇宮に参内したんじゃないだろうネェ?
    Naja Salaheem : モチゴマの分際で、
     勝手な行動をとったら、どういうコトに
     なるか覚悟の上での所業……。
    Naja Salaheem : そう思っていいかい?
    Naja Salaheem : ったく……
     ペーペーの新兵すら、管理できない
     会社だなんて皇宮に知れたら、
     赤っ恥もいいとこだよっ!
    Naja Salaheem : 事業団から報酬
     アトルガン黄金貨を255枚預かってるけど、
     この罰金分は差っ引かせてもらうからねっ!
    Naja Salaheem : せめて、
     差し引きマイナスにならないよう、
     そこで祈ってなっ!
      
    (暗転、アトルガン皇国・皇民街区)
    Amnaf : ラズファード様、
     お待ち申しあげておりました。
    Amnaf : ガッサド様よりの伝言が……
     傭兵に「鈴」をつけた、とのことです。
    Razfahd : かの四国に通じる冒険者か……。
    Rishfee : 御意。
    (暗転)
    Razfahd : ……良い知らせが。
    Razfahd : 魔笛がこと、
     順調に進んでおります。
    Razfahd : ご所望の手駒も、じきに……。
    Nashmeira : ……そは、上々。
    Nashmeira : ……わらわの願い、
     そなたらの働きにより叶おうぞ……。
    Razfahd : ありがたき御言葉……。
    Nashmeira : ……されど、丞相。
    Nashmeira : ……わらわは……
     わらわは待ちくたびれた……。
    Razfahd : 恐れながら、
     今、しばらくのご辛抱を賜りますよう……。
    Razfahd : このこと、
     他国は元より我が国民にも
     気取られてはなりませぬ故……。
    Nashmeira : ……承知しておる。
    Razfahd : 必ずや、
     陛下の御手に「秘宝」を……。
    Nashmeira : ……わらわの望み、
     すなわち皇国の望みなのじゃ……
    Nashmeira : ……忘るるでないぞ……。
    Razfahd : ……審判の日は近い。
    Razfahd : 我らが計画を
     邪魔立てする者あらば……。
    Raubahn : 心得ております。
    Razfahd : 冥界の者どもめ。
     好きにはさせん……。
    ??? : ……きニナル。
    ??? : めいかいノ、ものどもトハ
     モシカシテ、モシカスルト、ぼうれいカ?
    ??? : ……そうね。
     死者ってことだと思うわ……。
    ??? : すばラシイ。
    ??? : こうきゅうノ、
     たいくつナひびカラ、ぬケダセル
     よかんガスルナ。
    ??? : ……うん。
    ??? : アフマウ(Aphmau)ヨ、
     それデモ、「むてノくぐつし」カ?
     モウすこシ、ヤルきヲ、みセヌカ。
    Aphmau : ……う、うん。
    Razfahd : ともかく、
     魔笛それ自体が目的であると
     思わせておくことが、何よりも……
    ??? : イツマデタッテモ、みツカラナイ
     まてきナンカヨリ、ズットみりょくてきデハナイカ?
    Aphmau : ……。
    Nashmeira : ……丞相。
     ……わらわは、冥界よりよみがえりし
     者どもについて聞いてみたい……。
    Razfahd : ……?
     恐れながら陛下、それは民の噂話にすぎませぬ。
     お心に留められませぬよう……。
    Nashmeira : ……それでよい、申してみよ……。
    ??? : ウム。せいこうさまモ
     わカッテラッシャルヨウダナ。
    (暗転)
      
    Amnaf : 恐れながら、申し上げます。
    Amnaf : 近年、皇都での亡霊騒ぎ、
     暗碧海に出没する幽霊船の噂など、
     その手の話題に事欠かないのは事実ですが……。
    Amnaf : 我々、不滅隊の見解としましては、
     その多くの原因は「L.A.M.I.A.」
     つまり、Lethal Assault……
    ??? : まテ!
     そんなことヨリ、ゆうれいせん!
    Amnaf : !?……はっ。
     その幽霊船、一般には有名な沈没船
     アシュタリフ号の名で呼ばれていますが……。
    Nashmeira : ……続きを申せ。
    Amnaf : 御意。僭越ながら……
     民草の愚にもつかぬ噂ではございますが、
     最近、その話に妙な尾ヒレが
     付け加えられておりまして……。
    Amnaf : それが……幽霊船の正体は、
     滅亡したイフラマド王国の海賊船
     ブラックコフィン号である、と……。
    Aphmau : ……海賊船。
    Rishfee : 我々は、そのバカげた
     噂の元凶は、海猫党のコルセア連中だろう
     と踏んでおります。
    Rishfee : あいつらは船も失い、
     今では我々の追撃を逃れるだけで
     青息吐息というありさま。
    Rishfee : 求心力を保つために、
     過去の英雄まで引っ張り出すしか
     なかったんでしょう。きっと。
    Amnaf : ただ……。
    Razfahd : どうした?
    Amnaf : 一部のイフラマド系の民衆が、
     噂で浮き足立っているのは事実です。
     漆黒のルザフ(Luzaf)が帰ってきた、と……。
    Razfahd : くだらぬ。
     200年前に滅びた国の英雄など……。
    Nashmeira : ……では、
     幽霊船の正体をあばくがよい……。
    Razfahd : !
    ??? : ホーゥ♪
    Razfahd : しかしながら陛下、
     ただの噂に我が軍が動くなどと……。
    Nashmeira : ……丞相、
     そなたが動かぬというのなら……。
    Nashmeira : ……無手の傀儡師よ……。
     幽霊船の正体、そなたが見事あばいてみせよ……。
    Aphmau : えっ!? そ、そんな……。
    ??? : よキニはかライマショウ!
    ??? : せいこうさま、じきじきノ
     ゴしめいトアラバ、もんくナドアルハズモナク……
    Razfahd : 陛下!
     戯言が過ぎまするぞ……。
    ??? : ゴせいだんでアル。
     じょうしょう、ひかえヨ。
    ??? : やまねこノようへいガ、イル。
     アレに、てヲかシテモラエバよイ。
    Razfahd : ……。
    Nashmeira : ……アフマウ(Aphmau)……
     ……アヴゼン(Ovjang)……
     ……よきにはからえ……。
    Ovjang : ぎょい!
     あふまう、つイテくルガヨイ。
    Aphmau : あっ。ま、待って……!
    Raubahn : よろしいので?
    Razfahd : ……仕方ない。勅命だ。
    Razfahd : だが、目を離すな。
    (暗転)
      
    Naja Salaheem : ……報告遅延罪!
     罰金アトルガン黄金貨、11枚。
    Naja Salaheem : 社命放棄罪!
     罰金アトルガン黄金貨、7枚。
    Naja Salaheem : 社歌忘却罪!
     罰金アトルガン黄金貨、3枚。
    Naja Salaheem : 報酬隠匿罪!
     罰金アトルガン黄金貨、6枚。
    Naja Salaheem : 社長不敬罪!
     罰金アトルガン黄金貨、9枚。
    Naja Salaheem : 社長侮辱罪!
     罰金アトルガン黄金貨、15枚。
    Naja Salaheem : と、ゆうわけで
     差し引きしめて
     アトルガン黄金貨、255枚!
    Naja Salaheem : フフン♪
     よかったネェ。マイナスにならなくて。
    Naja Salaheem : それにしても
     今回のいきさつ、
     どうも、あたいはフに落ちない。
    Naja Salaheem : 皇宮が、報酬を事前に
     届けるなんて、あまりにも異例だからネェ。
    Naja Salaheem : ……調べてみる価値は、
     ありそうだよ。
    Naja Salaheem : いくら
     上客とはいえ、野良猫だと思われて
     なめられてたらしゃくじゃないか。
    Naja Salaheem : 爪も牙もあるってこと、
     知ってもらわないとネェ。
     
    Naja Salaheem : いくら上客とはいえ、
     野良猫だと思われて、なめられてたら
     しゃくじゃないか。
    Naja Salaheem : 皇宮のお偉方には
     あたいたちにだって爪も牙もあるってこと、
     いつかは知ってもらわないとネェ。

アトルガンの秘宝
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