アトルガンの秘宝/無手の傀儡師

Last-modified: 2017-07-22 (土) 02:59:43

・無手の傀儡師

進行内容
 「アシュタリフの幽霊船の
 正体を解明せよ」という勅命に従い、
 謎の人形使いの少女の指揮下に入った。
 アラパゴ諸島を調査してみよう。


  1. アトルガン白門・サラヒム・センチネルでイベント。
     
    Abquhbah : ……なんだぁ。
     [Your Name]さんかぁ。予定より早いんで、
     焦ったじゃないですかー。
    Abquhbah : 今日は、皇宮から
     大事なお客さまを、お迎えするってことで
     社内は、おおわらわなんです。
    Abquhbah : ま、幸い
     ナジャ社長の機嫌が、すこぶるいいんで
     助かってるんですけどねー。
    Abquhbah : この前、君が
     帰ってったときとは大違いです。
    Abquhbah : 見てください。
     先に使者として、不滅隊のアミナフ様が
     いらしてから、ずっとあの調子なんですよ。
    (暗転)
    Naja Salaheem : フンフン、フフーン♪
     フン、フフーン♪
    Naja Salaheem : !!
    Naja Salaheem : ……[Your Name]。
     あんた……、いったい、
     いつからそこにいたんだい?
    Naja Salaheem : 社長の真後ろに、
     黙って近寄るだなんて……
    Naja Salaheem : いきなり、
     殴り殺されたって、文句は言えないよっ。
    Naja Salaheem : いったい、
     どういう了見だい!
     
    だって……
     ナジャ社長の棍棒が怖いんだもの
     ナジャ社長が鼻歌を歌ってるんだもの
     
    「ナジャ社長の棍棒が怖いんだもの」
    Naja Salaheem : ……この愛くるしい
     「モーニングスター」が怖いってゆうのかい?
    Naja Salaheem : ……なるほど。
     だから、あたいの背後をとったってわけか……。
    Naja Salaheem : あんた、
     な~んにもわかってないネェ。
    Naja Salaheem : これは鈍器じゃないよ。
     あんたたち社員に愛を注ぐ……、そう……
     いわば神器さ!
    Naja Salaheem : 万が一、これで
     あんたたちの血が流れたとしたら、
     それは、あたいの涙でもあるんだよ。
     覚えときなっ!
     
    「ナジャ社長が鼻歌を歌ってるんだもの」
    [Your Name]はNaja Salaheemの鼻歌を真似してみせた!
    Naja Salaheem : んなっ!
     あ、あんた、聞いてたのかいっ!?
    Naja Salaheem : ……あたいの
     この「モーニングスター」で、あんたの頭の中
     にあるそのメロディを……
    Naja Salaheem : 忘れさせてやろうかネェ?
     
    Naja Salaheem : って、あんたと
     油売ってる場合じゃないんだったよ。
    Naja Salaheem : これから、
     大切な、大事な、大金持ちな……、
     特上顧客さまがいらっしゃるんだ。
    Naja Salaheem : それに、それを
     伝えてくださった不滅隊のアミナフさまが、
     すでに奥でお待ちなんだよっ!
    Naja Salaheem : ほらほらっ。
     今は無調法な傭兵は、お呼びじゃないんだ。
     シッ、シッ! おかえり!
    Abquhbah : ナジャ社長!!
    Abquhbah : 報告でありますっ!
    Abquhbah : ただいま、
     宮廷傀儡師のアフマウ様、
     ご到着になられましたっ!
    Naja Salaheem : あちゃぁ……
     予定よりも、ちょぉーっとばかし、
     お早いお成りだネェ。
    Naja Salaheem : [Your Name]!
     いいかい? 粗相のないように、
     隅っこでおとなし~くしておいでっ!
    (暗転)
    Ovjang : くるシュウナイ。
     ソノママデ、よイゾ。
    Naja Salaheem : (なんだい、
     あの偉そ~な「お人形」は?)
    Abquhbah : (たしか……アヴゼ……)
    Naja Salaheem : (チッ!
     あたいは、んなこと聞いてんじゃないよっ!)
    Ovjang : なにカ?
    Naja Salaheem : これはこれは……
     かような、むさ苦しきところへ
     ご足労いただき、恐悦至極に存じます。
    Naja Salaheem : さ、さ、こちらへ……。
    Ovjang : ナンテ、ムサくるシイトコ!
    Naja Salaheem : ……!?
    Rishfee : そうか、初めてだったな。
    Rishfee : こちらは、
     宮廷傀儡師のアフマウ様、そして……
    Aphmau : わたくしの友人……
     アヴゼン(Ovjang)よ……。
    Naja Salaheem : ご無礼を
     お許しくださいませ。アヴゼン様。
     皇国の忠実なしもべ、ナジャにございます。
    Ovjang : ……ツーン。
    Naja Salaheem : ……。
    Rishfee : ほら、なにか言葉を!
     だいたい協力を頼みたいって言い出したの、
     アヴゼンさんだろう?
    Ovjang : フン。
    Aphmau : ……アヴゼン!
    Ovjang : ………。
    Ovjang : ……ゴキゲンヨウ。
    Rishfee : よしよし、よくできました。
    Ovjang : !!
     アノものハ、ナニものダ?
    Ovjang : やまねこノばっじをツケテルナ。
     アレガ、ようへいカ?
    Naja Salaheem : そ、それは中の国より
     取り寄せました……マネキンでございます。
    Ovjang : ソウカ?
    Ovjang : ……マァ、よイ。
    Amnaf : ナジャ。
     アヴゼンの質問にマジメに答えなさい。
    Naja Salaheem : ……はい。この者は
     中の国より、聖皇さまの御ため馳せ参じた、
     我が社の傭兵、[Your Name]にございます。
    Ovjang : フム。でアルカ。
    Ovjang : れいノけん、
     すでニ、つたエテアルノカ?
    Amnaf : いえ、
     これからにございます。
    Ovjang : ウム。
     はやク、つたエロ。
    Amnaf : ナジャ。
     聖皇ナシュメラ様よりの、勅命を伝える。
    Naja Salaheem : ははーっ。
    Amnaf : 「……サラヒム・センチネル。
    Amnaf : 余、ナシュメラは
     民草の心を安泰にさせんがため、
     巷で噂の幽霊船の正体解明を命ず。
    Amnaf : また、もしこれが何者かの
     策謀である場合、これを阻止せよ。
     ナシュメラ2世。」
    Naja Salaheem : ……ゆ、幽霊。
    Amnaf : なにか、異存でも?
    Naja Salaheem : いえ……。
    Naja Salaheem : ナジャ・サラヒム、
     つつしんでお受けいたします。
    Rishfee : 先ほども申したが、繰り返す。
    Rishfee : この任務、民や兵に気取られ、
     いらぬ騒ぎとならぬよう、秘密裏に進めよ、
     とのお達しだ。
    Rishfee : 故に調査の総指揮は、
     ここにいらっしゃる宮廷傀儡師の
     アフマウ様が、とられることに決まっている。
    Naja Salaheem : そ、それは……
    Ovjang : んー?
     まさか、フマンなのカ?
    Naja Salaheem : め、めっそうもございません。
     ……光栄に存じます。
    Ovjang : よき、こころガケでアルナ。
    Ovjang : では、サッソク、
     せんぞくノようへいヲ、きょうしゅつセヨ。
    Naja Salaheem : 然様でございますネェ……
    Naja Salaheem : ……火急なれば、
     この[Your Name]でございましたら、
     すぐにでも出立の準備が整っております。
     
    抗議しますか?
     激しく抗議!
     いや、やめときます……
     
    「激しく抗議!」
    Naja Salaheem :あぁ~もうっ……
     ったく、ナマ言ってんじゃないよっ!
    Ovjang : ホホウ♪
    Ovjang : オモシロイことばダナ。
     「ナマ・イッテンジャ・ナイヨ」カ。
    Ovjang : おぼエテオコウ。
     
    「いや、やめときます……」
    (「激しく抗議!」を選んだ場合もここに続く。)
    Ovjang : たのンダゾ。
     はたらキニヨッテハ、ベツに、
     ほうびヲツカワソウ。
    Aphmau : ……よ、よろしくお願いします。
    Ovjang : オかねハ、いくらデモアルノダヨ。
    (アフマウとアヴゼンが退室)
    Amnaf : 些細なことでもよい。
     得た情報はすべて、皇宮に報告しなさい。
    Rishfee : では、健闘を祈っているよ。
    (アミナフとリシュフィーも退室、暗転)
      
    Naja Salaheem : それにしても……
     聖皇さま、直々の任務をやり遂げたら、
     この会社に箔がつくこと間違いなしだネェ。
    Naja Salaheem : [Your Name]!
    Naja Salaheem : この任務は、いつも以上に
     慎重にすすめてもらわなきゃならない。
     絶対に、失敗は許されないよっ!
    Naja Salaheem : わかったかい?
     じゃあ、我が社の掴んでる
     幽霊船の情報を教えてやろう。
    Naja Salaheem : 最近では、蛮族に紛れて
     亡霊がアルザビ周辺までやってきてるとか……。
    Naja Salaheem : なんで、知ってるかって?
    Naja Salaheem : 皇宮のお偉い方々の
     耳には、今ごろ届いたんだろうけど、
     街じゃずいぶん前から噂だったのさ。
    Naja Salaheem : ……10数年前のこと、
     あるキキルンが、アラパゴ諸島で初めて
     見たのを皮切りに、幽霊船は、各地で
     目撃されるようになったんだ。
    Naja Salaheem : 最初は、あの辺に
     沈んだ皇国の客船アシュタリフ号だろうって、
     もっぱらの噂だったんだけど……。
    Naja Salaheem : ナシュモの帰りに
     そいつに遭遇しちゃったある男が、
     あれは、ブラックコフィン号だって言い始めてネェ。
    Naja Salaheem : なんでも、
     先祖がイフラマド王国につながる
     彼の家では、屋根裏に大切に保管されてた
     らしいんだよ……
    Naja Salaheem : 200年前、
     アトルガン皇国に最後まで抵抗した、
     反皇国のシンボル、ブラックコフィン号の雄姿を
     描いた絵画がね……。
    Naja Salaheem : まぁ、
     ありがちなことだけど、そいつは不滅隊に
     捕まったらしくて詳細は不明ってオチさ。
    Naja Salaheem : とにかく、
     聖皇さまの勅命を完璧にこなせば、
     うちの会社は、報酬だけで10年は安泰だろうさ。
    Naja Salaheem : だから
     [Your Name]! その噂が、
     本物だろうが偽物だろうが構わない。その手で
     必ず、幽霊船の正体を暴いてくるんだよっ!
     
    Naja Salaheem : 幽霊船は、アラパゴ諸島
     近海で目撃されることが多いとか……。
     なら、ナシュモからあたってみるのが、
     聞き込みの常套ってやつだよ。
    Naja Salaheem : わかってるだろうね?
     幽霊船の噂が、本物だろうが偽物だろうが
     あたいたちには関係ないよっ。
     その手で必ず、正体を暴いておいで!
    Naja Salaheem : 聖皇さまの勅命を完璧に
     こなせば、うちの会社はその報酬だけで
     10年は安泰だろうからネェ。

アトルガンの秘宝
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