アドゥリンの魔境/緊急十二家会

Last-modified: 2014-08-12 (火) 19:25:02

・緊急十二家会

進行内容
 ララ水道に今まで施されていた
 「退魔の術」は消えつつあり、
 「召魔の術」が街に闇の力を呼び込む……。
 この件に速やかに対処するため、緊急の
 十二家会が開かれることになった。
 しばらくの後、再び城を訪れよう。


  1. 東アドゥリンのPloh Trishbahkに話しかける。
     
    Arciela : お帰りなさい、[Your Name]!
     疲れてるところだと思うけど、
     どうも時間がなさそうなんです。
    Arciela : さっそく報告をお願い。
    Ikhi Askamot : お願い……する。
    Arciela : そんな、水の流れが……。
    Arciela : えっ!
     爆発音に閃光、ですか……!
     どういうことですか、それは!?
    Arciela : これは、信管の破片……?
     それじゃあ、ちょっと前に起きたあの大きな揺れは
     地震ではなく、これが原因……。
    Ikhi Askamot : やっぱり……。
    Ikhi Askamot : ……アシェラ。
     あたしは、あのとき言った。
     呪術が書き換え「られた」……と。
    Ikhi Askamot : 水の流れと風の流れ……。
     それが、大いなる術式を構成し、
     偉大なる魂の力を封じ込める結界を成立させていた。
    Arciela : 退魔の結界……。
    Ikhi Askamot : そう。効果は発揮していた。
     だからユグナスをリフキンに変化させる力は、
     王の魂の力だけでは足りなくて、
     何かの……たぶん世界樹の……力を借りた……と思う。
    Ikhi Askamot : 王の墓所は、
     退魔の障壁の……結界の中心……なの。
     あそこには特別大きな力が掛かっている。
    Ikhi Askamot : だからこそ、歪みやすい。
     初代の王の強い魂の力に何度も曝された結果、
     あそこの空間は既に歪んでしまっている……。
    Ikhi Askamot : その歪みを通じて、
     呪いはもたらされた。
    Ikhi Askamot : [Your Name]が
     見てきた場所、なんて巧妙……。
    Ikhi Askamot : 水路の構造は変えずに、
     一部を破壊して崩すことで、
     水の流れを変えてしまった。
    Ikhi Askamot : 魔法回路として、
     これはもう……全く別の術式……。
     もうこれは魔を退ける術ではなくなっていて、
     魔を退ける効果は……消えつつある。
    Arciela : 別の、術式……。
    Arciela : いったいどんな術なんですか?
    Ikhi Askamot : 詳しくはわからない、けど。
     風水盤から読み取るかぎり……。
    Ikhi Askamot : 前に働いていた術は、
     常世からの力を退ける正の気を纏っていた。
     今は……逆。
    Arciela : 逆……。
    Ikhi Askamot : 「正」の反対の「負」の気。
    Ikhi Askamot : 常世の力……。
     生きとし生けるものにとって災いをなす、
     大きな負の力をどこからか汲み上げて、
     街へと流し込んできている。
    Ikhi Askamot : 魔を退けるのではなく、
     魔を招き入れる術になってる。
     もう、この術は発動している……。
    Ikhi Askamot : ゆっくりと、
     「退魔の術」は消えつつあり、ゆっくりと、
     「召魔の術」は効果を発揮しつつある。
    Ikhi Askamot : このままでは、
     この街に闇の力があふれて……くる。
     
    なにか聞く?
     召魔の術?
     闇の力があふれるとどうなる?
     
    「召魔の術?」
    Ikhi Askamot : 意味は、そのまま……。
     悪い物を、呼んでしまう……。
     
    Ikhi Askamot : このままでは
     良くないことが起きるのは確か……。
    Ikhi Askamot : ひょっとしたら、
     街そのものが常世に沈むかもしれない。
    Arciela : ……そんな。
    Ikhi Askamot : この話……
     みんなが、すぐ信じるかは、正直難しい。
     でも、真実を伝え、導く者が必要……。
    Ikhi Askamot : それは……
     私には、無理……。
    Arciela : …………。
    Ikhi Askamot : アシェラ……
     森の真実に触れた、あなたが適任。
     偉大なる王の血を、受け継ぐ者として……。
    Arciela : ……わかりました。
    Arciela : わたし、やってみます。
    Arciela : イキ様、今の話を
     みんなの前でもお願いします。
    Arciela : 緊急の十二家会を開きます!
    Arciela : 水路……そして、
     リファーリアでの真実もみんなに伝えます。
    Arciela : [Your Name]……。
     あなたにも出席をお願いします。
     どうか、そばにいて力を貸してください……。
     
    なんという?
     わかった
     任せろ
     
    「わかった」「まかせろ」
    Arciela : ……ありがとう。
    Ikhi Askamot : それじゃ、準備をしてくる……。
     また、のちほど。
    Arciela : はい。
     よろしくお願いします、イキ様。
    Arciela : [Your Name]。
     わたしも至急準備します。
     のちほど、こちらで合流しましょう。
    Arciela : すみません。
     よろしくお願いします。
    だいじなもの:信管の破片を失った。
     
    ※Ploh Trishbahkに話しかける。
    Ploh Trishbahk : いったい、何が
     あったのでしょうか。可及的速やかに
     十二家会を開くとのお達しがありました。
    Ploh Trishbahk : 今回の十二家会へは
     あなたにも参加していただくとのこと。
     皆様がお集まりになるまで、今しばらく
     お待ちください。

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