・緊急十二家会
進行内容
ララ水道に今まで施されていた
「退魔の術」は消えつつあり、
「召魔の術」が街に闇の力を呼び込む……。
この件に速やかに対処するため、緊急の
十二家会が開かれることになった。
しばらくの後、再び城を訪れよう。
- 東アドゥリンのPloh Trishbahkに話しかける。
疲れてるところだと思うけど、
どうも時間がなさそうなんです。
Arciela : さっそく報告をお願い。
Ikhi Askamot : お願い……する。
Arciela : そんな、水の流れが……。
Arciela : えっ!
爆発音に閃光、ですか……!
どういうことですか、それは!?
Arciela : これは、信管の破片……?
それじゃあ、ちょっと前に起きたあの大きな揺れは
地震ではなく、これが原因……。
Ikhi Askamot : やっぱり……。
Ikhi Askamot : ……アシェラ。
あたしは、あのとき言った。
呪術が書き換え「られた」……と。
Ikhi Askamot : 水の流れと風の流れ……。
それが、大いなる術式を構成し、
偉大なる魂の力を封じ込める結界を成立させていた。
Arciela : 退魔の結界……。
Ikhi Askamot : そう。効果は発揮していた。
だからユグナスをリフキンに変化させる力は、
王の魂の力だけでは足りなくて、
何かの……たぶん世界樹の……力を借りた……と思う。
Ikhi Askamot : 王の墓所は、
退魔の障壁の……結界の中心……なの。
あそこには特別大きな力が掛かっている。
Ikhi Askamot : だからこそ、歪みやすい。
初代の王の強い魂の力に何度も曝された結果、
あそこの空間は既に歪んでしまっている……。
Ikhi Askamot : その歪みを通じて、
呪いはもたらされた。
Ikhi Askamot : [Your Name]が
見てきた場所、なんて巧妙……。
Ikhi Askamot : 水路の構造は変えずに、
一部を破壊して崩すことで、
水の流れを変えてしまった。
Ikhi Askamot : 魔法回路として、
これはもう……全く別の術式……。
もうこれは魔を退ける術ではなくなっていて、
魔を退ける効果は……消えつつある。
Arciela : 別の、術式……。
Arciela : いったいどんな術なんですか?
Ikhi Askamot : 詳しくはわからない、けど。
風水盤から読み取るかぎり……。
Ikhi Askamot : 前に働いていた術は、
常世からの力を退ける正の気を纏っていた。
今は……逆。
Arciela : 逆……。
Ikhi Askamot : 「正」の反対の「負」の気。
Ikhi Askamot : 常世の力……。
生きとし生けるものにとって災いをなす、
大きな負の力をどこからか汲み上げて、
街へと流し込んできている。
Ikhi Askamot : 魔を退けるのではなく、
魔を招き入れる術になってる。
もう、この術は発動している……。
Ikhi Askamot : ゆっくりと、
「退魔の術」は消えつつあり、ゆっくりと、
「召魔の術」は効果を発揮しつつある。
Ikhi Askamot : このままでは、
この街に闇の力があふれて……くる。
召魔の術?
闇の力があふれるとどうなる?
Ikhi Askamot : 意味は、そのまま……。
悪い物を、呼んでしまう……。
良くないことが起きるのは確か……。
Ikhi Askamot : ひょっとしたら、
街そのものが常世に沈むかもしれない。
Arciela : ……そんな。
Ikhi Askamot : この話……
みんなが、すぐ信じるかは、正直難しい。
でも、真実を伝え、導く者が必要……。
Ikhi Askamot : それは……
私には、無理……。
Arciela : …………。
Ikhi Askamot : アシェラ……
森の真実に触れた、あなたが適任。
偉大なる王の血を、受け継ぐ者として……。
Arciela : ……わかりました。
Arciela : わたし、やってみます。
Arciela : イキ様、今の話を
みんなの前でもお願いします。
Arciela : 緊急の十二家会を開きます!
Arciela : 水路……そして、
リファーリアでの真実もみんなに伝えます。
Arciela : [Your Name]……。
あなたにも出席をお願いします。
どうか、そばにいて力を貸してください……。
わかった
任せろ
Arciela : ……ありがとう。
Ikhi Askamot : それじゃ、準備をしてくる……。
また、のちほど。
Arciela : はい。
よろしくお願いします、イキ様。
Arciela : [Your Name]。
わたしも至急準備します。
のちほど、こちらで合流しましょう。
Arciela : すみません。
よろしくお願いします。
だいじなもの:信管の破片を失った。
Ploh Trishbahk : いったい、何が
あったのでしょうか。可及的速やかに
十二家会を開くとのお達しがありました。
Ploh Trishbahk : 今回の十二家会へは
あなたにも参加していただくとのこと。
皆様がお集まりになるまで、今しばらく
お待ちください。