アドゥリンの魔境/若姫さまへの贈り物

Last-modified: 2013-08-06 (火) 06:47:20

・若姫さまへの贈り物

進行内容
 ひょんなことから
 アシェラが苗木を見つけたという
 「アドゥリントマト」の配達を頼まれる。
 これがあれば、城へ入ることが
 できるかもしれない……。


  1. ララ水道・シビック・アボレタムのChalvavaに話しかける。
     
    Chalvava : あら?
     シビック・アボレタムへようこそ。
    Chalvava : 珍しいわね、
     こんなところまで人がくるなんて。
    Chalvava : えっ?
     中の国から……開拓を手伝いに?
    Chalvava : うわぁ、ありがたいわぁ!
     ご苦労さん!
    Chalvava : で、何をしてるのかって?
     野菜を育ててるのよ。
    Chalvava : ララ水道は、
     この島の地下深~くから
     水を引いてるの。
    Chalvava : そんで、アドゥリンの街の下を
     ぐるぐる迷路みたいに流れてる巨大なヤツでさ。
     造られたのは200年前だったかしらね。
     えらい風水の先生の設計だとかで、すごいのよ~。
    Chalvava : わたしたちは、
     水の一部と、この場所を借りて
     野菜を育ててみてるってわけ!
    Chalvava : 実はね。
     この計画には、アドゥリンの若さまも
     こっそり援助してくださってるのよ。
    Chalvava : そう、ユグナスさまよ。
     大陸の開拓だけじゃなくて、
     食料の自給のためには、
     こういった菜園も必要だって。
    Chalvava : 最近ご病気だとかで、
     まったく姿を見せないのが心配なのよね……。
    Chalvava : 若さまをやりすぎだって
     非難するひともいるけど。
     この栽培所で働いている者はみんな味方してるわ!
    Chalvava : えっ。
     でも、あんまり美味しそうじゃない?
    Chalvava : それが悩みなのよね……。
     INV.ワークスが新型の水の浄化装置を
     開発してくれたんだけどさ。
    Chalvava : まだまだ水質も悪いし、
     栄養も足りないしで……。
    Chalvava : でも、こんな野菜でも
     みんなのお腹を満たす役には立ってるのよ。
     どこよりも安くしてるしね。
    Chalvava : ああ、でも、見て見て!
     こっちの、アドゥリントマトは美味しそうでしょ!
    Chalvava : ほら、
     アドゥリンの若姫さまいるでしょ?
    Chalvava : ご存知?
     そうそう、アシェラさまね。
    Chalvava : ってなによ、
     あなた、ずいぶん親しそうに話すわね……。
    Chalvava : 実はさあ。
     このアドゥリントマトは、あの方が、
     森から苗木を取ってきてくださったやつなの!
     すっごい病気とかにも強い品種でね。
    Chalvava : 育ったら、
     「いちばんに収穫して差し上げます!」って。
    Chalvava : そのとき、
     とっても嬉しそうに微笑んでくださったのよ!
    Chalvava : ふうむ。ちょうどいいかも……。
    Chalvava : ねぇ。あなた
     アシェラさまと親しいんだったらさ。
     この今日の収穫ぶんを届けてくださらない?
    Chalvava : チャルヴァヴァからだ
     って言えば、わかると思うわ。
    Chalvava : 頼んじゃっていいかな。
    Chalvava : 実はわたし、
     まだ今日の仕事が終わってなくてさー。
    Chalvava : ほんとは、わたし自身が
     お渡ししたかったんだけど……。
     栄誉を譲ってあげるわ!
    Chalvava : よしきたあ!
     助かったわ!
      
    Chalvava : じゃあ、これね。
     重いけど、落として傷をつけたりしたら、
     承知しないわよ!
    だいじなもの:アドゥリントマトを手にいれた!
    ・アドゥリントマト
    シビック・アボレタムで栽培されている
    瑞々しいトマト。
    アシェラが森から持ち帰ったものらしい。
     
    Chalvava : 配達任せたからね。
     重いけど、落として傷をつけたりしたら、
     承知しないわよ!

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