・ルーンを識る者
依頼者:
オクタヴィアン(Octavien)
/ 東アドゥリン・スヴェルドリード坂
依頼内容:
魔導剣士になるためには、本来
数年に渡り魔導学を学ぶ必要があるらしい。
が、例外として「裏の技」……
直接、その身にルーンを刻む方法がある。
それには、ヤッセの狩り場で採れる
「ヤッセの花弁」が必要とのこと。
- Octavienに話しかける。
私はオーヴェイル家に仕える
オクタヴィアン(Octavien)という者だ。
Octavien : みたところ
君はアドゥリンの人間ではないね?
Octavien : ふふ、なに。
ある程度の素養があれば歩法のリズムなどで
大体わかるようになるものさ。
……そして、その者の秘めている可能性もね。
Octavien : 唐突だが、君は知ってるかい?
この世には古くから「ルーン」と呼ばれる
特殊な文字があることを。
はい
いいえ
Octavien : ほう、知っているか!
君はなかなか博識なのだね。
神代の時代よりあると云われている。
いわば、神聖文字の類だ。
Octavien : 古くは北方の大陸
ラゾアよりもたらされたとの文献もある。
Octavien : ルーン文字には
それぞれに特別な魔力が宿ると云われていてね。
扱う者次第で、その力を引き出すことも可能だ。
Octavien : その術を持つ者らを、
我々は古くから「魔導剣士」と呼んでいる。
Octavien : なぜ、こんな話をしたか?
Octavien : 君を最初にみたときに
「素質があるな」……と。
そう感じたからさ。おかしいかい?
Octavien : ま、ここまでは前置き。
私はね、素質のある者を見出して導く役目を
オーヴェイル家より仰せつかっている。
Octavien : 君に気構えさえあれば
魔導剣士となる道を提示することができる。
Octavien : もちろん簡単ではないよ?
ルーンを扱うには、ある程度の魔力運用の
経験が最低限必要とされる。
Octavien : 属性、反属性……。
相手の手札を知り、それに対する有効な手札を
瞬時に見極める判断力といったものだ。
ただ使えばよいのではない、何事も効率よく、さ。
Octavien : まずそのためには
数年に渡り、ルーンの基礎理論から
実践までの知識、経験といった魔導学を
みっちりと学んでもらう。
数年……だと……?
……。
Octavien : ……のだが、安心したまえ。
いまのはあくまで、正攻法の流れでの話だ。
近年では、ルーンを直接体に刻むことで
簡易的ではあるが、運用が可能となっている。
Octavien : ただし、正攻法ではない。
いわば裏の技だ。故に、多少のリスクもある。
Octavien : ルーンを刻んだ者は以後、
自ら実戦経験の中で研鑽し、己の心身ともに
ルーンを馴染ませなければならない。
Octavien : その研鑽を怠れば、
刻まれたルーンはその効果を失ってしまい
二度と君はルーンを扱えなくなる……。
Octavien : それを知っても尚、
君は、その身にルーンを刻めるかい?
はい
いいえ
Octavien : そうか。
君ならば、と思って話したのだがね。
仕方ない……もし、魔導学を学ぶ覚悟があれば
また声をかけてくれたまえ。
Octavien : む、君か。
魔導学を学ぶ覚悟ができたのかい?
ルーンを刻みたい
……学ぶ覚悟はない
Octavien : 迷いなき、いい返事だ。
Octavien : では、1つ目の課題だ。
ルーン文字を刻むには特殊なインクが必要でね。
まずその材料を、君に取ってきてもらいたい。
Octavien : 君自身の体に
馴染ませる必要があるからね。
この過程も非常に重要になるというわけさ。
Octavien : インクの材料になるのは
ヤッセの狩り場の(K-7)付近の海岸で採れる
ヤッセの花弁だ。
Octavien : くれぐれも気を付けたまえ。
馴染ませる必要があるからね。
この過程も非常に重要になるというわけさ。
Octavien : インクの材料になるのは
ヤッセの狩り場の(K-7)付近の海岸で採れる
ヤッセの花弁だ。
Octavien : 多少難儀な場所だが、
周囲への警戒を怠らずに行けば、
なんとかなるだろう。
Octavien : くれぐれも気を付けたまえ。 - ヤッセの狩り場(K-7)のYashe Wildflowerを調べ、だいじなもの:ヤッセの花弁を手にいれる。
・ヤッセの花弁 ヤッセの狩り場の海岸に咲く花の一部。 特殊なインクの材料になるらしい。
- ヤッセの花弁を所持した状態でOctavienに話しかける。
では少しの間、待っていてくれ。
Octavien : このヤッセの花弁に
ルーンを刻んだ石碑を粉状にしたものを……
Octavien : 待たせたね。
これで準備は整った。
Octavien : あとは君次第だが、
体調のほうは万全かね?
ルーンを刻むのに跡は残らないが、少々堪える。
Octavien : ……君の心身ともにな。
Octavien : よければルーンを刻むぞ?
はい
こ、心の準備が……
Octavien : 大丈夫だ、問題ない。
気持ちを落ち着かせたら声をかけてくれ。
Octavien : 気持ちは落ち着いたか?
Octavien : よければルーンを刻むぞ?
はい
こ、心の準備が……
Octavien : いくぞ。
歯を食いしばりたまえ!
Octavien : 意識はあるな!?
Octavien : さあ、まだ終わりではないぞ!
その追い込まれた状態で、刻まれたルーンの力を
自ら引き出したまえ!!
エンチャントルーン:????
……諦める
Octavien : ……諦めるのか?
まだ、たったの0回だぞ。
君の覚悟は、所詮その程度だったのか?
はい
いいえ
Octavien : ……そうか、わかった。
私も無理強いはしない。
君の体調も万全ではなかったのだろう。
Octavien : 刻まれたルーンは
力が引き出されなければ、その効力を発揮しない。
なので、再度の打ち込みが必要になる。
次は体調を整えて、挑みたまえ。
Octavien : 何かが邪魔をしてる……?
君の内に宿る、(ジョブ名)の力か……!?
Octavien : すでに、20回か。
君には素質がなかったのかもしれないな……。
すまない、私の見立て違いだったか。
Octavien : 中の国の冒険者なのだろう?
あちらでは、なかなか有名なんだそうじゃないか。
だが、それもここでは意味がない。
Octavien : ……無様だな。
Octavien : なあ、もう諦めたらどうだ?
Octavien : まだ、続けるのか?
自分は特別だと、そう思っているのだろう?
……一緒だよ、我々と同じさ。
Octavien : ……70回。
Octavien : ……。
Octavien : やめろ、限界だ。
断言する。君にはルーンを扱う素質はない。
Octavien : ……次で、100。
Octavien : なっ、[1?]回……だと!?
Octavien : 素質があるとはいったが
まさか、これほどとは……驚いたな。
素晴らしい、君の素質は本物だな……。
私の目に狂いはなかったようだ。
君の素質の片鱗見せてもらったぞ。
君がルーンを引き出そうとした回数だ。
悪くない数字だったぞ。
少々肝を冷やしたよ。無事に引き出せて
私もホッとした……。
君の素質には粗がある。
だが、それはダイヤでいう原石なのかもしれない。
過程はあまり気にしないことだ。
だが、ここまで苦戦する者は稀だぞ?
君の素質が今後どう成長をみせるのか……
ふ、ある意味楽しみだ。
心を揺るがされただろう。すまない。
心へのストレスを与える追い込み法の1つなのだ。
Octavien : ……その、本心ではないぞ?
Octavien : 改めて、おめでとう。
その身に刻まれたルーンの力を引き出せたのは
紛れもなく君の素質によるものだ。
Octavien : これで、魔導剣士としての
第一歩を君は踏み出したことになる。
Octavien : なんだ?
刻まれたルーンの効果が失われてしまうまでの
時間はどのくらいかだって?
Octavien : ああ、あれは嘘だ。
Octavien : そのくらいの覚悟が
あるかという、いわばフッカケというやつだな。
まともに学ぶ気もなければ、覚悟もない。
そんな輩は、ごまんといるんだよ。
Octavien : 多少のふるいにかけないと、
こちらだって暇じゃあないのでね。
Octavien : ……もう1度言おう。
刻まれたルーンが効果を失うことはない。
Octavien : だが、実戦経験の中で
研鑽しなければならないのは嘘ではないぞ?
ま、多少荒削りにはなるが
開拓という今の流れにはあっているだろう。
Octavien : それに、魔導の始祖
スヴェルドリードも、実戦の中で数々の魔導技術を
考案していったといわれている。
さて、君はどこまで高みに近づけるのかな?
Octavien : ……さて。
では、これを受け取りたまえ。
Octavien : ソビロクレイモア。
魔導剣士の練習用に使われる大剣だ。
くれぐれも、それに振り回されないようにな。
Octavien : ふふ……。
君の成長を楽しみにしているぞ。
魔導剣士にジョブチェンジできるようになった!
ソビロクレイモアを手にいれた!ソビロクレイモア (両手剣)全種 Rare Ex D15 隔444 HP+5 Lv1~ 剣