・幻の果実水
依頼者:
ベルゲント(Berghent)
/ 西アドゥリン・ビッグブリッジへの通り
依頼内容:
かつて1度だけ口にした果実水が
いまだ忘れられないという。
見た目は、ボコボコした緑色の果実らしい。
果実に思い当たる情報があれば
ぜひ教えてほしい。
- Berghentに話しかける。
これでもない……か。
Berghent : おや、あなたは……?
何をしているのか、と?
Berghent : 実はですな。
わたくし、60年ほど前に中の国から来たという
男から、とある果実を絞ったという
飲み物を味わわせて頂いたことがございます。
Berghent : 見た目は
ボコボコした緑色の果実でして。
パカッと割りますと、とても鮮やかな赤色……。
Berghent : これが、甘いようで甘すぎず。
舌に残るわずかな酸味も格別。
Berghent : 喉ごしのさわやかさときたら、
まるで、噂に聞く広大なマリアミ渓谷を
吹き抜ける風のようでございました。
Berghent : わたくしも、
そろそろお迎えのくる歳になりまして。
Berghent : 妻にも先立たれ、
もう思い残すこともない人生だと
思っておりましたが、ふとしたことで
思い出した、あの飲み物の味。
Berghent : 思い出してみると、
人生で、あれほどの美味しい物は
飲んだ覚えがなく……。
Berghent : ああ、あの果実は
いったいなんであったのかと
今では、唯ひとつの心残りとなっております。
Berghent : 中の国から来た冒険者さま。
あなた方は、ヴァナ・ディール中を、
いえ、それこそ遠い近東の地や、
異界まで旅をしたことがあるとか。
Berghent : わたくしの言う
果実に思い当たることがありましたら、
ぜひ、教えてほしいのです。
引き受ける
引き受けない
Berghent : さようですか。
聞けば、開拓のお手伝いをして頂いているとか。
お忙しいところ、無理を言って
申し訳ありませんでしたなぁ。
Berghent : かつて一度だけ口にした、
あの飲み物の味が忘れられんのです。
Berghent : 見た目は
ボコボコした緑色の果実なのですが
実は鮮やかな赤色でした。
Berghent : わたくしの言う
果実に思い当たることがありましたら、
ぜひ、教えてほしいのです。
Berghent : わたくしの最後の心残り。
どうか、よろしくお願いしますぞ。 - MUMワークスのMasadに話しかける。
私はテオドール(Teodor)というものだ。
Teodor : 君は?
Teodor : ほう、
[Your Name]というのか。
Teodor : 聞きなれない響きの名前だ。
ひょっとしてココの生まれではあるまい。
Teodor : なるほど……。
中の国の……冒険者か。
そして開拓者としてこの国に、ね……。
Teodor : 楽しんでいるかい?
ここに来たら、楽しまなくては損だよ。
人生は長く退屈なものだからね。
楽しめるときは思い切り楽しむことだ。
Teodor : もっとも、
どんなに面白い娯楽だとて、
過ぎれば飽きるものだけどね……。
人生に大切なのは、新鮮さだよ。
Teodor : それが若さを保たせてくれる。
身体の話じゃない。心の話さ。
Teodor : ん?
この飲み物に興味があるのかい?
ウルブカの森で採れる果実を絞った果実水だよ。
Teodor : 私はこれが好物でね。
ところが、これがなかなかに
珍しい実で滅多に手に入らない。
Teodor : 見たまえ、
この見事な鮮やかな赤色。
鼻に抜けるこのさわやかな香り。
Teodor : 外見は
でこぼこした緑色の果実なんだがね。
割ってみると中は真っ赤なのが特徴なのさ。
Teodor : どうやら、
森から持ち帰った開拓者がいるらしいね。
この店では、もう残り少ないとか
言っていたが……。
Teodor : おや、気になるのかい?
Teodor : それでは、
クーリエ・ワークスでも覗いてみたらどうかな。
あそこは、ウルブカを出入りする
あらゆる物を管理しているところだからね。
Teodor : おっと、少し話し込みすぎたか。
Teodor : ここに来たということは、
世間話をしにきたのではないのだろう。
君の楽しみの邪魔をするつもりはなかった。
すまなかったね。
Teodor : 君とはまた、
どこかで会うこともあるかもな。 - COUワークスのDewaltに話しかける。
今年、森で採れた果実について知りたい、だって?
そりゃまた漠然としたことを聞くねえ。
Dewalt : ふんふん。
なるほど。
Dewalt : そりゃあ、
グリーンアイズベリーだな。
Dewalt : 原産は確か……
中の国だったはずだよ。
遠い昔にあっちのほうを旅したやつが
種を持ち帰ってきたとかなんとか。
Dewalt : そいつを大遠征の時代に
森に植えたって話だ。
Dewalt : ほら、あの時代は、
今よりももっと森の奥のほうまで畑があったからさ。
そのとき植えたやつがまだ
野生で生き残ってるんだろうな。
Dewalt : まあ、今となっちゃ、
採りに行くのも大変なんだけど。
Dewalt : なんでも、もう、
原産地では採れなくなって久しい果物だとか。
Dewalt : ってことは、
種から育てられれば、外の国に売って、
えらく儲かる代物になるかも
しれないってことだな……。
Dewalt : そうか、
シビック・アボレタムのやつらが
買い占めていったのはそういうことか……。
Dewalt : ああそう。
だから、もううちには残ってないんだ。
Dewalt : 悪いな。
っと、俺が話せるのはこれくらいだよ。
Dewalt : 役に立ったかい?
シビック・アボレタムの連中が
買い占めていったよ。 - ララ水道・シビック・ボレアタムのChalvavaに話しかける。
えっ。森から持ち帰ったグリーンアイズベリー?
Chalvava : ああ、うん。そうよ。
ここで育てようって、今、
種を取り出したところ……。
Chalvava : えっ。欲しいですって?
Chalvava : ごめんなさいね。
もう、実のほうはみんなで美味しく頂いたわ。
Chalvava : おそい、おそい。
グラビデを3倍強力にしたくらい遅いですね。
美味しいものは早いもの勝ち。
これは、オヤツの常識なんですよ。
Chalvava : ……え、あれ?
そ、そんなに怒った顔しないでください。
こちらもきちんとお金を払って
買った品なんですから……。
Chalvava : ああ、そうだわ。
ヤッセの狩り場をくまなく探せば
グリーンアイズベリー、見つかるかもしれませんよ?
Chalvava : あなた、開拓者でしょう?
レッツ、トライ! 頑張ってくださいねー! - ヤッセの狩り場で採集を行う。
だいじなもの:グリーンアイズベリーを手にいれた!・グリーンアイズベリー
ボコボコした表面が目に見えるため このような名がついた果実。 実を割ると中は鮮やかな赤が特徴。
- Berghentに話しかける。
このボコボコした緑色の果実は……!
採ってきてくださったのか。
Berghent : ……なんと、
ヤッセの狩り場にこれが?
灯台下暗しとはこのことですなぁ。
Berghent : では、さっそく……。
Berghent : ……ううむ。
Berghent : この果実水。
見た目はそっくりですが……
少し、味が違いますな。
Berghent : やはり
育った場所が異なるから、
ということでしょうか。
Berghent : えっ。なんですと?
中の国のこの果物の木はもはや無くなってしまった?
Berghent : ……では、あの味は
やはりもう手に入らぬのですな。
Berghent : ……。
Berghent : だが……。
ううむ。これはこれで……実に美味い!
Berghent : 厳しいウルブカの大地で
育った実だというのに、まるで、そう……
あの懐かしい味に、ひと滴の蜜を垂らしたごとき
甘味がこちらの果実水には加わっておる。
Berghent : より優しい味かもしれんな……。
Berghent : 美味い!
これは実に良い飲み物だ!
Berghent : ふうむ、[Your Name]殿。
わたくし、何か目が覚めたような気がしますぞ。
今まで失った味を嘆いているばかりでしたが……。
Berghent : そう、その代わりに、
この果実水のように、どこかに新しき味が
生まれているものなのですな、今このときも。
Berghent : わたくし、
この世の名残りを探すばかりに
なっておりましたが。
Berghent : なんのなんの。
まだわたくしの知らぬ
こんな美味いものがあるとは。
Berghent : しかも、この果実を
自らの手で育てようなどと勤しむ若者がいるとは。
こんなものを飲んでしまっては、
心残りありまくりです。
Berghent : ばあさんには
ちと寂しい思いをさせるが。
Berghent : あちらに行く前に、
まだまだやるべきことが
ある気がしてきました。
Berghent : そう、手始めに……。
シビック・アボレタムのお手伝いでも
考えてみますかな……。
Berghent : いやはや、
これも[Your Name]さんのおかげです。
これは、少ないですが、お受け取りください。
[Your Name]は、500リミットポイントを獲得した。
同盟戦績300ベヤルドを手にいれた!
シビック・アボレタムのお手伝いでも
考えてみますかな……。