アドゥリンクエスト/西アドゥリン/幻の果実水

Last-modified: 2013-07-09 (火) 07:02:58

・幻の果実水

依頼者:
 ベルゲント(Berghent)
  / 西アドゥリン・ビッグブリッジへの通り
依頼内容:
 かつて1度だけ口にした果実水が
 いまだ忘れられないという。
 見た目は、ボコボコした緑色の果実らしい。
 果実に思い当たる情報があれば
 ぜひ教えてほしい。


  1. Berghentに話しかける。
     
    Berghent : ううむ……
     これでもない……か。
    Berghent : おや、あなたは……?
     何をしているのか、と?
    Berghent : 実はですな。
     わたくし、60年ほど前に中の国から来たという
     男から、とある果実を絞ったという
     飲み物を味わわせて頂いたことがございます。
    Berghent : 見た目は
     ボコボコした緑色の果実でして。
     パカッと割りますと、とても鮮やかな赤色……。
    Berghent : これが、甘いようで甘すぎず。
     舌に残るわずかな酸味も格別。
    Berghent : 喉ごしのさわやかさときたら、
     まるで、噂に聞く広大なマリアミ渓谷を
     吹き抜ける風のようでございました。
    Berghent : わたくしも、
     そろそろお迎えのくる歳になりまして。
    Berghent : 妻にも先立たれ、
     もう思い残すこともない人生だと
     思っておりましたが、ふとしたことで
     思い出した、あの飲み物の味。
    Berghent : 思い出してみると、
     人生で、あれほどの美味しい物は
     飲んだ覚えがなく……。
    Berghent : ああ、あの果実は
     いったいなんであったのかと
     今では、唯ひとつの心残りとなっております。
    Berghent : 中の国から来た冒険者さま。
     あなた方は、ヴァナ・ディール中を、
     いえ、それこそ遠い近東の地や、
     異界まで旅をしたことがあるとか。
    Berghent : わたくしの言う
     果実に思い当たることがありましたら、
     ぜひ、教えてほしいのです。
     
    老人の言う果実の探索を
     引き受ける
     引き受けない
     
    「引き受けない」
    Berghent : さようですか。
     聞けば、開拓のお手伝いをして頂いているとか。
     お忙しいところ、無理を言って
     申し訳ありませんでしたなぁ。
     
    ※再度話しかける。
    Berghent : かつて一度だけ口にした、
     あの飲み物の味が忘れられんのです。
    Berghent : 見た目は
     ボコボコした緑色の果実なのですが
     実は鮮やかな赤色でした。
    Berghent : わたくしの言う
     果実に思い当たることがありましたら、
     ぜひ、教えてほしいのです。
     
    「引き受ける」
    Berghent : わたくしの最後の心残り。
     どうか、よろしくお願いしますぞ。
     
  2. MUMワークスのMasadに話しかける。
     
    Teodor : やあ、初めまして。
     私はテオドール(Teodor)というものだ。
    Teodor : 君は?
    Teodor : ほう、
     [Your Name]というのか。
    Teodor : 聞きなれない響きの名前だ。
     ひょっとしてココの生まれではあるまい。
    Teodor : なるほど……。
     中の国の……冒険者か。
     そして開拓者としてこの国に、ね……。
    Teodor : 楽しんでいるかい?
     ここに来たら、楽しまなくては損だよ。
     人生は長く退屈なものだからね。
     楽しめるときは思い切り楽しむことだ。
    Teodor : もっとも、
     どんなに面白い娯楽だとて、
     過ぎれば飽きるものだけどね……。
     人生に大切なのは、新鮮さだよ。
    Teodor : それが若さを保たせてくれる。
     身体の話じゃない。心の話さ。
    Teodor : ん?
     この飲み物に興味があるのかい?
     ウルブカの森で採れる果実を絞った果実水だよ。
    Teodor : 私はこれが好物でね。
     ところが、これがなかなかに
     珍しい実で滅多に手に入らない。
    Teodor : 見たまえ、
     この見事な鮮やかな赤色。
     鼻に抜けるこのさわやかな香り。
    Teodor : 外見は
     でこぼこした緑色の果実なんだがね。
     割ってみると中は真っ赤なのが特徴なのさ。
    Teodor : どうやら、
     森から持ち帰った開拓者がいるらしいね。
     この店では、もう残り少ないとか
     言っていたが……。
    Teodor : おや、気になるのかい?
    Teodor : それでは、
     クーリエ・ワークスでも覗いてみたらどうかな。
     あそこは、ウルブカを出入りする
     あらゆる物を管理しているところだからね。
    Teodor : おっと、少し話し込みすぎたか。
    Teodor : ここに来たということは、
     世間話をしにきたのではないのだろう。
     君の楽しみの邪魔をするつもりはなかった。
     すまなかったね。
    Teodor : 君とはまた、
     どこかで会うこともあるかもな。
     
  3. COUワークスのDewaltに話しかける。
     
    Dewalt : ん? なんだい、開拓者さん。
     今年、森で採れた果実について知りたい、だって?
     そりゃまた漠然としたことを聞くねえ。
    Dewalt : ふんふん。
     なるほど。
    Dewalt : そりゃあ、
     グリーンアイズベリーだな。
    Dewalt : 原産は確か……
     中の国だったはずだよ。
     遠い昔にあっちのほうを旅したやつが
     種を持ち帰ってきたとかなんとか。
    Dewalt : そいつを大遠征の時代に
     森に植えたって話だ。
    Dewalt : ほら、あの時代は、
     今よりももっと森の奥のほうまで畑があったからさ。
     そのとき植えたやつがまだ
     野生で生き残ってるんだろうな。
    Dewalt : まあ、今となっちゃ、
     採りに行くのも大変なんだけど。
    Dewalt : なんでも、もう、
     原産地では採れなくなって久しい果物だとか。
    Dewalt : ってことは、
     種から育てられれば、外の国に売って、
     えらく儲かる代物になるかも
     しれないってことだな……。
    Dewalt : そうか、
     シビック・アボレタムのやつらが
     買い占めていったのはそういうことか……。
    Dewalt : ああそう。
     だから、もううちには残ってないんだ。
    Dewalt : 悪いな。
     っと、俺が話せるのはこれくらいだよ。
    Dewalt : 役に立ったかい?
     
    Dewalt : グリーンアイズベリーだったら
     シビック・アボレタムの連中が
     買い占めていったよ。
     
  4. ララ水道・シビック・ボレアタムのChalvavaに話しかける。
     
    Chalvava : はい? なんですか?
     えっ。森から持ち帰ったグリーンアイズベリー
    Chalvava : ああ、うん。そうよ。
     ここで育てようって、今、
     種を取り出したところ……。
    Chalvava : えっ。欲しいですって?
    Chalvava : ごめんなさいね。
     もう、実のほうはみんなで美味しく頂いたわ。
    Chalvava : おそい、おそい。
     グラビデを3倍強力にしたくらい遅いですね。
     美味しいものは早いもの勝ち。
     これは、オヤツの常識なんですよ。
    Chalvava : ……え、あれ?
     そ、そんなに怒った顔しないでください。
     こちらもきちんとお金を払って
     買った品なんですから……。
    Chalvava : ああ、そうだわ。
     ヤッセの狩り場をくまなく探せば
     グリーンアイズベリー、見つかるかもしれませんよ?
    Chalvava : あなた、開拓者でしょう?
     レッツ、トライ! 頑張ってくださいねー!
     
  5. ヤッセの狩り場で採集を行う。
    だいじなもの:グリーンアイズベリーを手にいれた!
    ・グリーンアイズベリー
ボコボコした表面が目に見えるため
このような名がついた果実。
実を割ると中は鮮やかな赤が特徴。
 
  1. Berghentに話しかける。
     
    Berghent : おお、
     このボコボコした緑色の果実は……!
     採ってきてくださったのか。
    Berghent : ……なんと、
     ヤッセの狩り場にこれが?
     灯台下暗しとはこのことですなぁ。
    Berghent : では、さっそく……。
    Berghent : ……ううむ。
    Berghent : この果実水。
     見た目はそっくりですが……
     少し、味が違いますな。
    Berghent : やはり
     育った場所が異なるから、
     ということでしょうか。
    Berghent : えっ。なんですと?
     中の国のこの果物の木はもはや無くなってしまった?
    Berghent : ……では、あの味は
     やはりもう手に入らぬのですな。
    Berghent : ……。
    Berghent : だが……。
     ううむ。これはこれで……実に美味い!
    Berghent : 厳しいウルブカの大地で
     育った実だというのに、まるで、そう……
     あの懐かしい味に、ひと滴の蜜を垂らしたごとき
     甘味がこちらの果実水には加わっておる。
    Berghent : より優しい味かもしれんな……。
    Berghent : 美味い!
     これは実に良い飲み物だ!
    Berghent : ふうむ、[Your Name]殿。
     わたくし、何か目が覚めたような気がしますぞ。
     今まで失った味を嘆いているばかりでしたが……。
    Berghent : そう、その代わりに、
     この果実水のように、どこかに新しき味が
     生まれているものなのですな、今このときも。
    Berghent : わたくし、
     この世の名残りを探すばかりに
     なっておりましたが。
    Berghent : なんのなんの。
     まだわたくしの知らぬ
     こんな美味いものがあるとは。
    Berghent : しかも、この果実を
     自らの手で育てようなどと勤しむ若者がいるとは。
     こんなものを飲んでしまっては、
     心残りありまくりです。
    Berghent : ばあさんには
     ちと寂しい思いをさせるが。
    Berghent : あちらに行く前に、
     まだまだやるべきことが
     ある気がしてきました。
    Berghent : そう、手始めに……。
     シビック・アボレタムのお手伝いでも
     考えてみますかな……。
    Berghent : いやはや、
     これも[Your Name]さんのおかげです。
     これは、少ないですが、お受け取りください。
    [Your Name]は、500リミットポイントを獲得した。
    同盟戦績300ベヤルドを手にいれた!
     
    Berghent : そう、手始めに……。
     シビック・アボレタムのお手伝いでも
     考えてみますかな……。