アビセアクエスト/メインシナリオ/異界の抵抗軍

Last-modified: 2011-01-06 (木) 10:23:28

・異界の抵抗軍

依頼者:
 ギルガメッシュ(Gilgamesh)
  / ラテーヌ高原
依頼内容:
 冒険者を待っていたのは
 ギルガメッシュ(Gilgamesh)
 と名乗る元海賊だった。
 とある人物の依頼から
 冒険者の適性を判断しに訪れたらしい。
 彼が口にした世界の在り様とは……。
 いま、静かになにかが動き出そうとしてる。


  1. ラテーヌ高原(G-6)???を夜間に調べる。
     
    ??? : よう。
     こんな所に人とは珍しいな。
    ??? : ……ん?
     おまえが、[Your Name]か?
    ??? : 全部知ってますって面だな。
     フフ……俺の娘と同じ、イイ目をしてやがる。
    Gilgamesh : ああ、すまんな。
     変なオヤジだと思っただろう?
     俺の名は、ギルガメッシュ(Gilgamesh)。
    Gilgamesh : 海賊だ。
    Gilgamesh : ……いや、海なんざ
     もうまともに渡れやしねえから、「元」か。
     おっと、順序がばらばらだな。
     俺はアビセアからこっちにきた人間だ。
    Gilgamesh : ヨアヒムに言伝頼んでな。
     こうして、おまえに出向いてもらったわけだ。
     遠いところすまねえな。
    Gilgamesh : あっちじゃ残された者たちによって
     結成された抵抗軍の参謀みたいなもんをやってる。
     以後、お見知り置きを、[Your Name]。
    Gilgamesh : おまえの噂を耳にした
     嬢ちゃんから適性を判断してほしいって頼まれてな。
     痛い思いしてこっちに飛んできたのよ。
     
    何か聞く?
     噂について
     嬢ちゃんについて
     適正の判断について
     
    「噂について」
    Gilgamesh : いろんなものが狂った
     俺らの世界じゃ、おまえらの行動は
     まさに救いそのものってことさ。
    Gilgamesh : 断絶していた各地との
     連携もおかげで取れるようになった。
     正しい情報がなけりゃ、統制なんざ脆いもんよ。
     ま、すべてがいい報告ってわけじゃねえがな。
    Gilgamesh : 世界の在り様。
     それを見極めるには俺たちだけの力じゃ
     もう無理だった。
    Gilgamesh : それが少しずつとはいえ
     おまえらの活躍で傾き始めているのさ。
     恩に着るぜ……。
     
    「嬢ちゃんについて」
    Gilgamesh : ん、ああ。
     「嬢ちゃん」が気になるのか?
     ……すまん、いまはまだ名前は言えねえ。
     本人が望んでないのを、俺が言うわけにもな。
    Gilgamesh : その時が来れば
     俺がこっちにこうして来たように
     嬢ちゃんとも会えると思うぜ?
    Gilgamesh : ……ひょっとしたら
     こっちの俺と会ってるように
     おまえ、どこかで会ってるかもしれんぜ?
     あくまで憶測での話だけどな。
     
    「適正の判断について」
    Gilgamesh : まあ合格だろ。
     あんなデタラメな世界をその目で見てなお
     各地を飛び回ってるんだからな。
    Gilgamesh : ……それだけで十分よ。
    Gilgamesh : それくらいぶっ飛んだ
     肝のすわった強い心、魂が必要なのさ。
    Gilgamesh : 元連邦の連中の言葉を借りれば
     「世界の境界はあやふや」。
     知ってるか? 世界にゃ同時に存在する
     次元ってもんがあるって話だ。
    Gilgamesh : あっちとこっち。
     こんな風に似て異なる世界が存在するんだ。
     そりゃあ目に見えねえいろんなものが
     他にあるかもしれねえってのも頷けらぁな……
    Gilgamesh : あやふやってのは
     それらが同時に存在してる状態ってことだ。
     ……どういうことか、想像できるか?
    Gilgamesh : 小難しい理屈とか
     よくわからんが、それがどういう状態かってのは
     俺の頭でも多少は理解はできる。
     あんな世界だ、そのほうがしっくりくらぁな。
    Gilgamesh : それらをひっくるめて
     受け止められる器量があるかどうかってことだな。
     で、俺の見立てじゃ、適性ありよ。
    Gilgamesh : だがな、死んだらおしめーだ。
     てめーの命は1つっきり、そいつだけは忘れるな。
     助けを求めてる側とはいえよ
     俺たちはもう失いたくねえんだ、世界も、仲間も……。
     
    Gilgamesh : ……とまあ。
     今回はおまえとの初顔見せみたいなもんよ。
    Gilgamesh : この俺も海賊時代
     いろんなもんを実際にこの目で見ちゃきたがよ。
     あの世界はいまだわけがわからん。
    Gilgamesh : そんなわけだから
     これといって新しい情報とかそういった
     気の利いたもんもねえが、許してくれや。
    Gilgamesh : ああ、ちらっと出たが
     おまえに興味津々な嬢ちゃんな。
     俺と違っていろいろ知ってる風だったがね。
    Gilgamesh : さっき話したろ?
     世界の在り様ってやつさ。
     俺がそれを受け入れられるか、もしくはまだ
     知る時ではないってことなんだろ。
    Gilgamesh : まぁ参謀とか言っちゃいるが
     正直愚痴っちまうと身の回りのことだけで
     手一杯な状態だ。
     守らなきゃならねえもんもあるしな……。
    Gilgamesh : それがわかってるから
     余計な負担はかけたくねえんだと俺は思う。
    Gilgamesh : だが、おまえらなら……
     同じ世界の俺たちなんかよりも
     あの嬢ちゃんの力になれるかもしれねえな。
    Gilgamesh : ああ、だからといって
     丸投げするつもりはねえからな?
     おまえらのおかげで、各拠点の士気も上がってる。
    Gilgamesh : そう、これからなのよ。
     ただで人間様がやられるかってんだ……!
     わけわからん連中になぶられっぱなしじゃ
     黙ってられねえからな。
    Gilgamesh : と、ちと長くなっちまったな。
     それじゃあ、俺は俺の世界に戻るとするぜ。
     ヨアヒムにもよろしく伝えてくれ。
    Gilgamesh : また近いうちに会おう。
     じゃあな、[Your Name]。

アビセアの死闘
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