・砂漠舞う風獣
依頼者:
オルギス(Orgis)
/ 南グスタベルグ・禁断の口
依頼内容:
アビセア-アルテパには
恐ろしく俊敏なロック族がいるという。
オルギスの話によれば
動くだけで突風が巻き起こるらしい。
「襲われた仲間の体は
ズタズタに引き裂かれていた」
その言葉がすべてを物語る……!
- 南グスタベルグの禁断の口を調べる。
そいつには不用意に近づかんことだ。
??? : ……ん?
そいつは、トラバーサー石*1だな。
あんたが[Your Name]か。
Orgis : 俺は、オルギス(Orgis)。
あんたのことはヨアヒムから聞いてる。
こちらの世界からの協力者というわけだな。
Orgis : 俺らの世界……
アビセアはもう見たんだろう?
それでも、こいつの前にきたってんだから
あんたも相当の物好きだな、ハハッ。
Orgis : いいぜ。
そのくらいの気概がなきゃアビセアじゃ
生きていけないからな。歓迎するぜ!
Orgis : さあて。
じゃあ軽く説明しておくか。
この禁断の口はよ、ここ南グスタベルグとは
別の場所に通じてるのよ。
Orgis : 場所は、アルテパ砂漠だ。
クォン大陸の南西に浮かぶ、ゼプウェル島。
名うての冒険者なら1度は足を運んだことがあるだろ。
ま、あんたがどうかは知らんがな。
Orgis : 仲間の話じゃ
入口と出口が異なる禁断の口は
ここだけじゃないらしい。
位相がずれてるなんて言われてるがな。
Orgis : 詳しいことはよくわからん。
無事に繋がってさえいればいいのよ。
どうせすぐに慣れるしな。
Orgis : 注意点とかは特にねえ。
Orgis : さっきも言ったがよ。
あの世界を見て、ここにいるんだろ?
あえて言うなら「死ぬな!」ってくらいだな。
Orgis : あんたらとは見た目一緒でも
俺らとは違うらしいしな。まったく羨ましいぜ。
Orgis : ……あ、いや待て。
思い出した、1つあったぜ。
Orgis : ロック族ってのを知ってるか?
大鳥ともいうんだがな
そいつの化け物サイズが、アルテパじゃ
確認されてるんだ。
Orgis : でかい図体のくせに
やたら俊敏でな、そいつが動くだけで
突風が巻き起こるって話だ。
Orgis : 現に、そいつと鉢合わせて
なんとかに拠点に逃げ帰った仲間の体はよ
ズタズタに引き裂かれてたんだ。
……いま思い出しても、酷いもんだったぜ。
Orgis : そいつにだけは気をつけろ。
アルテパのアビセアンは凶悪な
やつばかりだが、そいつはさらに別格だ。
Orgis : 忠告はしたぜ?
ま、そいつを倒せなきゃアビセアを救うなんて
土台無理な話なんだがな……。
なぜ、ああなっちまったんだろうな、あの世界は。
Orgis : すまんな。
悪いが頼れるのは、あんたらだけなんだ。
俺らの世界、アビセアを頼むぜ。 - ロック族NM「Bennu」を討伐後、南グスタベルグにエリアチェンジ。
Orgis : 話は聞いてるぜ。
まさかあのアビセアンを倒しちまうとはな。
あんたの活躍はよく耳にしてたが、
さすがに今回ばかりは耳を疑ったぜ。
Orgis : 本当に倒したんだな。
これがきっかけでアルテパの戦況が
少しでも変わってくれりゃいいんだがなあ。
Orgis : おおっと、そうだ!
こいつを渡したくて待ってたんだ。
受け取ってくれ。
Orgis : ○○ジェイド*2。
Orgis : 希少なジェイドの1つでな。
話によるとあんたら、つまりこっち側の人間との
相性がいいらしい。きっと役に立つぜ!
Orgis : ……しかしなんだな。
こっちはアビセアに比べれば穏やかなもんだ。
こっちにくると全部悪い夢だったんじゃ
ねえかって、ふと思っちまう。
Orgis : だが、長居はできねえんだよな。
……と、いけね。湿っぽくなっちまったぜ。
こっちに縛られちまった仲間のためにも
アビセアで頑張んねぇとな!
Orgis : [Your Name]。
あんたの活躍も、期待してるぜ?
じゃあ、またな!