・雪原の吸血虫
依頼者:
アルベリック(Alberic)
/ ザルカバード・禁断の口
依頼内容:
アビセア-ウルガランには
ダイアマイト族の親玉のような
アビセアンが生息しているらしい。
人を好み、襲う。
その醜悪な体躯は、見た者に
非常な嫌悪感を抱かせるという……。
- ザルカバードの禁断の口を調べる。
Alberic : 私は、アルベリック(Alberic)。
君が知っているヨアヒムと同じく
アビセアから来た者だ。
Alberic : 単刀直入ですまない。
Alberic : こちらでも、北方の地は
呪われた地などと呼ばれていて
滅多に人は近づかないらしいな。
Alberic : そこに君は
トラバーサー石*1を持ち、立っている。
しかもこの禁断の口の前にだ。それだけで十分。
敢えて問いはしない。
Alberic : さて、その禁断の口だが
ここザルカバードとは別の地と繋がっている。
行先はウルガラン山脈だ。
Alberic : 仲間の報告では
ここ以外にも別の地と繋がっている
禁断の口があるそうだ。
残念ながら、原因の特定には至っていない。
Alberic : 最低限、行き来さえできれば
問題ないのだからな。
安心してくれ、私は何度も使用してる。
こいつの安全性は保証済みだ。
Alberic : 問題は行先にある。
Alberic : アビセア-ウルガラン。
あの地は白い地獄だ……アビセアンもそうだが
大自然そのものが人にとって、脅威だ。
本来、人が暮らすべき土地ではない。
Alberic : 君たちの強さは知っている。
だが、あの地での油断は命取りになりかねない。
道なき道、視界を奪う猛吹雪……。
挙げればキリがない。気を付けたまえ。
Alberic : それと、ダイアマイト族。
人を好み、襲いかかる巨大なダニだ。
元々デカイことで知られるやつだが
あの地には、その親玉みたいなのが生息してる。
Alberic : 正直、その見た目もあって
非常に戦いたくないモンスターともいえるな。
だが、先もいったようにやつらは人を好む……。
黙っていれば安心ともいかんのだ。
Alberic : 私たちも手を焼いている。
場所が場所だけに対策も取りづらいのだ。
後手に回る一方で、奴の犠牲者は多い……。
注意してくれ。無理に戦おうとはするな。
Alberic : そろそろ、時間か。
私もあちらへ戻らねばならん。
お互い、生きてまた会おう。
Alberic : さらばだ。 - ダイアマイト族NM「Resheph」を討伐後、ザルカバードにエリアチェンジ。
Alberic : 報告は受けているぞ。
あのアビセアンを倒したそうだな。
ありがとう、[Your Name]。
Alberic : 奴の犠牲となった
多くの仲間たちの魂もこれで安らかに
眠ることができるだろう……。
Alberic : これを。
Alberic : せめてもの礼だ。
なにも言わず受け取ってくれ。
Alberic : ○○ジェイド*2。
Alberic : 希少なジェイドの一種だ。
君たち、異世界人と非常に相性がいいと聞く。
きっとアビセアでの戦いに役立つだろう。
Alberic : 君たちのお陰で
ウルガランで生きる人々にも僅かながら
失っていた希望が戻ってきている。
だが、まだまだだ……。
Alberic : 世界を一変させた
アビセアンらの大襲撃は多くの人々に
深い傷を与えたのだ。
トラウマという目に見えない大きな傷をね。
Alberic : この私もさ。
いまだ癒えぬよ。だが、戦い続けねばならん……!
諦めたらそこですべてが終わってしまう。
Alberic : アビセアの迎えるべき未来は
決して滅びではないと、証明したいのだ。
でなければ、私たちなんのために
これまで生きてきたというのだ……。
Alberic : ふと頭をよぎる。
アビセアは神に見捨てられたのだろうか、とね。
……いや、いまのは余計だったな。忘れてくれ。
Alberic : [Your Name]。
異世界人である君たちに頼らねばならない
非力な私たちを許してくれ。
そして、これからもアビセアを頼む……!