・ケット・シー、馳せる
進行内容
「禁断の口」を抜けた先、そこは
20年前の世界、水晶大戦の時代だった。
ケット・シー(Cait Sith)の依頼を受け、
戦渦で流される涙を減らす手伝いを
まったくのボランティアで
することになったが……。
- ジュノ近郊エリアの禁断の口を調べる。
Cavernous Mawを覆う深緑の蔦が、大きく揺れた気がした。
[Your Name]はCavernous Mawに吸いこまれてしまった!
Cavernous Mawが、こちらを見た気がした。
Cavernous Maw : ユォオォオオオォン
[Your Name]はCavernous Mawに吸いこまれてしまった!
どこからともなく、金属質の声が近づいてくる……。
(以前見た猫の姿をしたキャラクターが登場)
Regal Feline : ……マガーツ、ボシーの
あるトコロー♪
Regal Feline : アーカツキーの
シンペイさんが、おりたちてー♪
Regal Feline : あらン?
……おりおちたー、だったかしら?
Regal Feline : 最初のトコロは
マガーツ、カミーの……だったような?
Regal Feline : まぁ、こんな唄のことは
アタクシ、どうでもいいのよね。
それよりも、いま気になるのは……
Regal Feline : ああ……!
信じたくないわ。
見てませんわ、見てませんもの。
Regal Feline : アタクシってば
なんてドジ子さんなんでしょう……
人の子がここに入り込んできてたことに
ちっとも気づかなかったなんて。
Regal Feline : 悲しくなってきちゃった……
この気持ちは、まさに灰色のどん底ね……
アータに、この気持ちが伝わるかしら?
はい
いいえ
Regal Feline : そうよねぇ!
アータは人の子ですものね。
わかって当然だわ。
Regal Feline : あら! 人の子だっていうのに
おわかりにならないの?
少しはおわかりになってもよいはずなのに……。
Regal Feline : 人の子の背中に
アンナモノが見えるなんて!!!
Regal Feline : どういうことなのかしら?
Regal Feline : あらあらン?
……もしかして
アータが手にしてるその力は……
Regal Feline : アタクシと同じ力……?
Regal Feline : おヒゲがピンピンするわっ。
間違いないわっ。
Regal Feline : 教えてさしあげるけれど
それは「時を自在に舞う力」。
祝福されし者だけがもつ力よ。
Regal Feline : ……でも、
アータのそれじゃ、アタクシのと比べたら
頼りなさすぎるみたいねえ……
Regal Feline : ま、いいけれど。
Regal Feline : おかげで
ひとつ望みを見つけられたんですもの。
Regal Felineは、[Your Name]をじっと見つめた。
Regal Feline : アタクシ、実はね
この戦争が、世界に深い深い傷を残す前に
少しでも早く終わるようにって
ひそかにこっそり翔けまわってたの……
Regal Feline : それなのに
エルヴァーンの騎士の国は、思いあがった
政策をかかげ獣人軍にやられっぱなし。
Regal Feline : ヒューム族は他の民の痛みを
知ろうとせず、ガルカの民は他者への憎しみを
深めてばかり。
Regal Feline : ミスラ族は
仲間どうしの小競りあいに明け暮れ
タルタルたちは、おろおろする間に
聖都にヤグードの侵入を許してしまった……
Regal Feline : そのうえ、結成されたばかりの
アルタナ連合軍は、まだよちよち歩き。
四国どうしの不信から、崩壊しかねない状態よ。
Regal Feline : アタクシの手ひとつだと
ぜんぜん足りないってことに気づいちゃったわ。
Regal Feline : …………。
Regal Feline : ねえ、アタクシのおシゴトを
手伝ってくださらない?
Regal Feline : このまま放ってしまったら
たくさんの悲しみを生むにちがいない戦渦が
ヴァナ・ディールに拡がってしまうわ。
Regal Feline : でも、アタクシは
この時代に流される嘆きの涙が
すこしでも少なくなることを望んでるの。
Regal Feline : どーお?
まったくのボランティアになると思うけれど
アタクシのお願い、聞いてくださるかしら?
はい
いいえ
Regal Feline : アラヤダ!
アータ、今なんておっしゃったの!
アタクシの聞きちがいよね、そうよね!
Regal Feline : ……いーい?
もう一度聞くわよ?
まったくのボランティアになると思うけれど
アタクシのお願い、聞いてくださるかしら?
Regal Feline : あら、うれしい!
快く引き受けてくださるなんて。
Regal Feline : よろしく頼むわね。
人の子の未来は、おもに
アータの肩にかかっていますのよ!
Regal Feline : ……あ! そうそう
「暁の神兵」のことを言いわすれていたわ。
Regal Feline : 暁の神兵さんは
いくさの時代にあらわれて、世界を危機から
救う存在と伝えられているの。
Regal Feline : 英雄かしら? 聖女かしら?
どんな方かは知らないけれど、
この時代にあらわれてくれるのかしら?
Regal Feline : アタクシ、このおヒゲのアンテナで
シンペイさんを探して歩きますわ。
Regal Feline : あー、忙しい忙しい……
Regal Feline : あらン?
アタクシ、自己紹介がまだだったわね?
Cait Sith : アタクシの名前は
ケット・シー(Cait Sith)……
Cait Sith : 近いうちに、また
ここでお逢いすることになると思うわ。
Cait Sith : それまでは、勝手に
よろしくやっててちょうだい♪
Cait Sith : 以上よ。イベント名「ケット・シー、馳せる(2)☆」
Cait Sith : それまでは、勝手に
よろしくやっててちょうだい♪
Cait Sith : ……あららン?
アタクシにどうしても今すぐ、
尋ねたいことがあるの?
(暗転)
Cait Sith : それはまた、
イヤーンな話ね。
Cait Sith : 白き未来と黒き未来で
大変なことになってるっていうのに、
闇の未来まで待ち構えているなんて。
Cait Sith : あ、そっか。
その翼は、未来に必要な可能性を
示しているってことなのかもしれないわね。
Cait Sith : うーん。
とにかく、アトモスと一緒に
お話しした方がいいかもしれないわ。
Cait Sith : アータ、
これをお持ちなさい。
Cait Sith : これがあれば、
「ウォークオブエコーズ」へ来れるわ。
Cait Sith : この世界に来たとき
通ってきた「禁断の口」を使うのよ。
じゃ、またね。
だいじなもの:露光蟲を手にいれた!・露光蟲
ケット・シーが造り出した、 ウォークオブエコーズへの 道を照らしだす不思議な蟲。 ケット・シーひみつ道具の1つ。