アルタナの神兵/ケット・シー、馳せる

Last-modified: 2017-07-23 (日) 17:59:04

・ケット・シー、馳せる

進行内容
 「禁断の口」を抜けた先、そこは
 20年前の世界、水晶大戦の時代だった。
 ケット・シー(Cait Sith)の依頼を受け、
 戦渦で流される涙を減らす手伝いを
 まったくのボランティアで
 することになったが……。


  1. ジュノ近郊エリアの禁断の口を調べる。
     
    (現代編)
    Cavernous Mawを覆う深緑の蔦が、大きく揺れた気がした。
    [Your Name]はCavernous Mawに吸いこまれてしまった!
     
    (過去編)
    Cavernous Mawが、こちらを見た気がした。
    Cavernous Maw : ユォオォオオオォン
    [Your Name]はCavernous Mawに吸いこまれてしまった!
     
    (暗転、異世界へ)
      
    どこからともなく、金属質の声が近づいてくる……。
    (以前見た猫の姿をしたキャラクターが登場)
    Regal Feline : ……マガーツ、ボシーの
     あるトコロー♪
    Regal Feline : アーカツキーの
     シンペイさんが、おりたちてー♪
    Regal Feline : あらン?
     ……おりおちたー、だったかしら?
    Regal Feline : 最初のトコロは
     マガーツ、カミーの……だったような?
    Regal Feline : まぁ、こんな唄のことは
     アタクシ、どうでもいいのよね。
     それよりも、いま気になるのは……
    Regal Feline : ああ……!
     信じたくないわ。
     見てませんわ、見てませんもの。
    Regal Feline : アタクシってば
     なんてドジ子さんなんでしょう……
     人の子がここに入り込んできてたことに
     ちっとも気づかなかったなんて。
    Regal Feline : 悲しくなってきちゃった……
     この気持ちは、まさに灰色のどん底ね……
     アータに、この気持ちが伝わるかしら?
     
    灰色のどん底について伝わった?
     はい
     いいえ
     
    「はい」
    Regal Feline : そうよねぇ!
     アータは人の子ですものね。
     わかって当然だわ。
     
    「いいえ」
    Regal Feline : あら! 人の子だっていうのに
     おわかりにならないの?
     少しはおわかりになってもよいはずなのに……。
     
    Regal Feline : って、アラヤダどういうこと!?
    Regal Feline : 人の子の背中に
     アンナモノが見えるなんて!!!
    Regal Feline : どういうことなのかしら?
    Regal Feline : あらあらン?
     ……もしかして
     アータが手にしてるその力は……
    Regal Feline : アタクシと同じ力……?
    Regal Feline : おヒゲがピンピンするわっ。
     間違いないわっ。
    Regal Feline : 教えてさしあげるけれど
     それは「時を自在に舞う力」。
     祝福されし者だけがもつ力よ。
    Regal Feline : ……でも、
     アータのそれじゃ、アタクシのと比べたら
     頼りなさすぎるみたいねえ……
    Regal Feline : ま、いいけれど。
    Regal Feline : おかげで
     ひとつ望みを見つけられたんですもの。
    Regal Felineは、[Your Name]をじっと見つめた。
    Regal Feline : アタクシ、実はね
     この戦争が、世界に深い深い傷を残す前に
     少しでも早く終わるようにって
     ひそかにこっそり翔けまわってたの……
    Regal Feline : それなのに
     エルヴァーンの騎士の国は、思いあがった
     政策をかかげ獣人軍にやられっぱなし。
    Regal Feline : ヒューム族は他の民の痛みを
     知ろうとせず、ガルカの民は他者への憎しみを
     深めてばかり。
    Regal Feline : ミスラ族は
     仲間どうしの小競りあいに明け暮れ
     タルタルたちは、おろおろする間に
     聖都にヤグードの侵入を許してしまった……
    Regal Feline : そのうえ、結成されたばかりの
     アルタナ連合軍は、まだよちよち歩き。
     四国どうしの不信から、崩壊しかねない状態よ。
    Regal Feline : アタクシの手ひとつだと
     ぜんぜん足りないってことに気づいちゃったわ。
    Regal Feline : …………。
    Regal Feline : ねえ、アタクシのおシゴトを
     手伝ってくださらない?
    Regal Feline : このまま放ってしまったら
     たくさんの悲しみを生むにちがいない戦渦が
     ヴァナ・ディールに拡がってしまうわ。
    Regal Feline : でも、アタクシは
     この時代に流される嘆きの涙が
     すこしでも少なくなることを望んでるの。
    Regal Feline : どーお?
     まったくのボランティアになると思うけれど
     アタクシのお願い、聞いてくださるかしら?
     
    お願いを聞く?
     はい
     いいえ
     
    「いいえ」
    Regal Feline : アラヤダ!
     アータ、今なんておっしゃったの!
     アタクシの聞きちがいよね、そうよね!
    Regal Feline : ……いーい?
     もう一度聞くわよ?
     まったくのボランティアになると思うけれど
     アタクシのお願い、聞いてくださるかしら?
     
    「はい」
    Regal Feline : あら、うれしい!
     快く引き受けてくださるなんて。
    Regal Feline : よろしく頼むわね。
     人の子の未来は、おもに
     アータの肩にかかっていますのよ!
    Regal Feline : ……あ! そうそう
     「暁の神兵」のことを言いわすれていたわ。
    Regal Feline : 暁の神兵さんは
     いくさの時代にあらわれて、世界を危機から
     救う存在と伝えられているの。
    Regal Feline : 英雄かしら? 聖女かしら?
     どんな方かは知らないけれど、
     この時代にあらわれてくれるのかしら?
    Regal Feline : アタクシ、このおヒゲのアンテナで
     シンペイさんを探して歩きますわ。
    Regal Feline : あー、忙しい忙しい……
    Regal Feline : あらン?
     アタクシ、自己紹介がまだだったわね?
    Cait Sith : アタクシの名前は
     ケット・シー(Cait Sith)……
    Cait Sith : 近いうちに、また
     ここでお逢いすることになると思うわ。
    Cait Sith : それまでは、勝手に
     よろしくやっててちょうだい♪
    Cait Sith : 以上よ。
     
    ヴァナ・ディールの星唄進行中の場合。

    イベント名「ケット・シー、馳せる(2)☆」

     

    Cait Sith : それまでは、勝手に
     よろしくやっててちょうだい♪
    Cait Sith : ……あららン?
     アタクシにどうしても今すぐ、
     尋ねたいことがあるの?
      
    (暗転)
    Cait Sith : それはまた、
     イヤーンな話ね。
    Cait Sith : 白き未来と黒き未来で
     大変なことになってるっていうのに、
     闇の未来まで待ち構えているなんて。
    Cait Sith : あ、そっか。
     その翼は、未来に必要な可能性を
     示しているってことなのかもしれないわね。
    Cait Sith : うーん。
     とにかく、アトモスと一緒に
     お話しした方がいいかもしれないわ。
    Cait Sith : アータ、
     これをお持ちなさい。
    Cait Sith : これがあれば、
     「ウォークオブエコーズ」へ来れるわ。
    Cait Sith : この世界に来たとき
     通ってきた「禁断の口」を使うのよ。
     じゃ、またね。
    だいじなもの:露光蟲を手にいれた!

    ・露光蟲
    ケット・シーが造り出した、
    ウォークオブエコーズへの
    道を照らしだす不思議な蟲。
    ケット・シーひみつ道具の1つ。

アルタナの神兵
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