・天涯の娘
進行内容
リリゼットは、父を救うために、今後も
「黒白ネコ」を追うつもりらしい。
ケット・シーを誘き寄せるため、彼女と共に
「嘆きの涙」を減らしていこう。
- 紫電、劈くでバトルフィールドを攻略すると自動的に進行。
イベント名「天涯の娘」
Aquila : うわぁぁぁぁん!!
僕のガラリグが~!
Aquila : うゎぁぁぁん……
Haudrale : やれやれ……
こうなると、アクウィラは
子供に戻ってしまうものでね……。
(オドラール、ワープしアクウィラの元へ)
Lilisette : !?
Aquila : うゎぁぁぁん……
Haudrale : 立ちな。
リリス様に報告するぞ?
(オドラール、アクウィラの尻を蹴り引きずってゆく)
Aquila : ……ぐすっ。
Haudrale : では、またいずれ……
Lilisette : ……ま
Lilisette : まちなさいっ!
なんなの、あんたたちっ!
Haudrale : …………。
Haudrale : ……ご覧じろ。
(オドラールの手に球体が出現)
Haudrale : 虚に非ず。
ここに、すべてがある。
善も悪も、聖も邪も……
Haudrale : 真実も……
Lilisette : なんの手品よ……?
(球体がまばゆく輝き、ウォークオブエコーズへ)
??? : ……ご覧じろ。
??? : 虚に非ず。
ここに、すべてがある。
善も悪も、聖も邪も……
(荒廃したサンドリア、バストゥーク、ウィンダス、ジュノが映し出される)
??? : 真実も……
(刺殺されたデスティン、倒れた星の神子、闇の王に敗退したフォルカーとザイドの姿が映し出される)
Lilisette : い、今のは
いった……い……?
(一礼し魔法で立ち去るオドラールとアクウィラ、倒れるリリゼットと冒険者)
(暗転)
??? : …………リリゼット……
……リリゼット…………
Lilisette : ……待って……
……ねえ……待って……
わたしは……ここよ……いかないで、おねがい……
(ラヴォール村・入り口)
Portia : ……リリゼット!
Portia : ……ああ、よかった!
団長、リリゼットが目を覚ましました!
Lilisette : …………ポーシャ。
よかった、無事で……。
Portia : もう、リリゼットったら。
人のこと、心配してる場合じゃないでしょ?
Mayakov : どうやら
だいじょうぶみたいね。
Portia : びっくりしたんだから。
あなたたち、急に倒れちゃって……
Mayakov : ラジュリーズさまに
手伝っていただいて、なんとか
ここまで運んできたのよ。
Lilisette : ……?
ラジュリーズさまは?
Portia : それが……。
Lilisette : !!
ま、まさか……
Mayakov : だいじょうぶ、息はしてらっしゃるわ。
けど……あなたたちを運んだ後
そのまま、倒れてしまわれて……
(胸に呪いを受け横たわるラジュリーズ)
Portia : あなたたちを
運んでいるときは、冗談まで言ってたのよ。
だから、まさか、あんな……
Lilisette : お……
Lilisette : ……おとうさんッ!!
Portia : お、おとうさん?
Lilisette : おとうさんが……
おとうさぁぁぁん……!!
Mayakov : リリゼット?
大変、どこかで頭でも打ったかしら?
見せてごらんなさい。
(暗転)
Lilisette : …………。
Lilisette : ……星の大樹が
枯れてたの……。
Portia : え? 星の大樹?
なんのこと?
Lilisette : [Your Name]は
見た? あの……
Ragelise : ……惑わされるな。
や、ヤツら、親衛隊は人をたぶらかすのが上手い。
Ragelise : フ、フフ……ぐぅっ……
Portia : ラジュリーズさま!
Ragelise : …………
Portia : また、気を失われたみたい……。
ああ、いったい、どうしたら……
Mayakov : すぐに王都にお運びしましょう。
施療院もあるし、十分な治療が受けられるはずよ。
Lilisette : ダメ! この傷は、体が
弱るほど、どんどんその人を蝕んでいくの。
今、旅をさせたら、きっと体力が持たない。
Mayakov : リリゼット?
あなた、この不気味な傷について
何か知っているのね……?
Portia : じゃあ、修道院に運びましょう。
あそこなら、薬草に詳しい修道士がいるはず……。
Mayakov : いいわね?
リリゼット。
(暗転、ラヴォール村・修道院)
Lilisette : ……ねえ、[Your Name]。
もう、とっくに気づいてる……?
Lilisette : ……そう、わたしも
あんたと同じ冒険者なの。
未来から来た、ね……。
Lilisette : ……そして
あの鉄鷹騎士隊長は、わたしの父
バルマ家のラジュリーズ……。
Lilisette : これから10年ほど後
あの傷……いいえ、あの呪痕が
原因で命を落とす運命なの……
Lilisette : だから、わたしね。
ここが過去の世界だって知ったとき
真っ先に考えたの……。
Lilisette : 父は、ジュノ攻防戦で
その呪痕をつけられたって、母から聞かされてた。
だから、そこにさえ、父を行かせなければ
きっと、負傷を阻止できるだろうって……。
Lilisette : だって、この世界で
起きたこと……ううん、これから起きることを
わたしは歴史として、知ってるんだもの。
Lilisette : ……でも
結局、助けられなかった……。
Lilisette : きっと歴史が変わってきてるのよ!
だって、おとうさんの日記にはラヴォール村に行った
話なんて、まったく記されてなかったもの。
Lilisette : …………。
Lilisette : やっぱり、あの黒白ネコが……!
Lilisette : あの獣人も、わたしみたいに
歴史を変えようとしてるんだわ。
しかも、獣人血盟軍にとって有利な歴史に……。
Lilisette : 見てらっしゃい!
絶対に、あのネコをふんじばって、
今度はこちらのいいように使ってやる!
そして……
Lilisette : おとうさんを
なんとか、助けてみせるわ!
Lilisette : ……ところであんたは、
これからどうするつもり? まさか
あの黒白ネコとの約束を、守ろうっての?
世界の嘆きの涙を減らす
世界を大戦の悲しみから救う
Lilisette : ……だーかーら!
それあのネコに言われたことじゃない!
こんだけ、わたしが話してるのに、あんたは!
Lilisette : ……と、待てよ。そっか!
そういうことね。とりあえず
あのネコの言うことを聞いてるフリしてれば……
Lilisette : あいつは、きっとまた
のこのこ、わたしたちに、接触してくる……
そういうこと、ね……?
Lilisette : 冴えてるじゃなーい!
あんたのこと、気に入ったわぁ!
Lilisette : フッフ~ン♪
わたしたち、いいパートナーになりそうね!
Lilisette : さあて、そうと決まれば、
あのネコの現れそうな場所で
いっちょ派手に暴れてみせて……
Lilisette : 「嘆きの涙」とやらを
減らしてみせようじゃない!
フ……
Lilisette : フフフフフフフフフフフ……。
(暗転、ウォークオブエコーズ)
Cait Sith : ……マガーツ、ボシーの
あるトコロー♪
Cait Sith : アーカツキーの
シンペイさんが、おりたちてー……
Cait Sith Coig : オイオイ!
ヌーイ(Naoi)!
預言詩なんか歌ってる場合じゃないゼ!
Cait Sith Seachd : コーキ(Coig)ちゃんの
言うとおりだよ。オカシいじゃないか。
アイツら、どうやって、この世界に来たのさ?
Cait Sith Tri : ねえ、ケッヘ(Ceithir) ?
ヒョットして、ヒョットして……
アトモスをとおってきた、なんてことは?
Cait Sith Naoi : はっ!!
Cait Sith Ceithir : にゃははははは!
トジマリを忘れたんだろ?
Cait Sith Ceithir : ヌーイは
いっつもテギワが悪いからな!
ありそうなハナシだ!
Cait Sith Naoi : ンまあ、シツレーね!
だいいち、プロジェクトは、アタクシたち
みんなのおしごとですわよ!
Cait Sith Aon : たしかに、ワレワレは個であり全だ。
しかしそれは、きちんとプロセスが
予定どおり実行されて、のハナシ……。
Cait Sith Dha : ダイタイさぁ、なんだっけ?
シンペー? 正気とは思えないネ~。
Cait Sith Naoi : アーン(Aon)!、ダァー(Dha)!
アータたちったらほんと、文句ばっかりね!
フゥゥゥゥゥッッッ!
Cait Sith Seachd : ウルサい!
ウルサいウルサいウルサーーい!!
Cait Sith Seachd : シズかに……
トゥリ(Tri)がなにか、言おうとしてる。
Cait Sith Tri : ねぇ……
ミンナ、大事なことを忘れないで……
Cait Sith Tri : アーン(Aon)も、オフク(Ochd)も
なんどもアブナイめにあってる、
ぼやぼやしてるばあいじゃないよ……?
Cait Sith Ochd : うん、シッポつかまれて
捕まりそうになったんだよぅ!
こわかったぁ……
Cait Sith Tri : ほ、ほんと?
だ、だれかがボクたちのプロジェクトを
ジャマしようとしてるのかな……?
Cait Sith Naoi : そういえば……
Cait Sith Naoi : この間から
アタクシのことをネコよばわりして
捕まえようとしている小娘がいるわ。
Cait Sith Coig : ナ、ナンだって!?
オレら、誇り高き
ケット・シー族をネコ呼ばわりだと!
Cait Sith Seachd : アヤしいね、そいつ……
Cait Sith Tri : アヤしい……
Cait Sith Ceithir : にゃはははは!
なにをぼさっとしている! 絶対、クロだ!
ソイツは何か企んでるぜ!
Cait Sith Naoi : でしょっ? ですから
みなさん、あっちは頼みましたわよ。
アタクシは、その小娘と手下を見張りますわ!
Cait Sith Naoi : がんばるわよン!!
Cait Sith Coig : ハーイ!
Cait Sith Naoi : 決まったわね。
じゃあ、以上よ!!