アルタナの神兵/梢の胡蝶

Last-modified: 2017-07-25 (火) 03:01:04

・梢の胡蝶

進行内容
 ケット・シーを追う
 勝ち気な踊り子、リリゼット(Lilisette)。
 未来がわかると豪語する彼女に
 ラヴォール村行きに
 つきあってくれと頼まれたが……?


  1. 東ロンフォール〔S〕でイベント。
    イベント名「梢の胡蝶(1)」
     
    (ケット・シーを追いかける冒険者)
     
    Cait Sith : ……あらン?
     [Your Name]じゃないの。
     お久しぶりね。
    Cait Sith : こんなところで
     お逢いするなんて奇遇だわ。
     その後、調子はいかがかしら?
    Cait Sith : あらン? アタクシが、
     アータの名前を知ってるの、驚いておいでなの?
     
    ヴァナ・ディールの星唄進行中の場合。

    イベント名「梢の胡蝶(2)☆」

     

      
    Cait Sith : ……あらン?
     [Your Name]じゃないの。
     また会えたわね。
    Cait Sith : その後、調子はいかがかしら?
     イロハって女の子には
     あれから会えてないみたいね?
    Cait Sith : あらン? アタクシが、
     アータの名前やら何やらいろいろと
     知ってるの、驚いておいでなの?

     
    Cait Sith : フフーン。
     見くびってもらっちゃ困るわ、
     アタクシには、何でもお見通しですのよ。
    Cait Sith : たとえば、アータが……
    Cait Sith : サンドリアで
     お坊ちゃん方とやんちゃしてるのも……
    Cait Sith : バストゥークで
     堅物たちとごたごたしてるのも……
    Cait Sith : ウィンダスで
     傭兵たちとにゃんにゃんしてるのも……
    Cait Sith : ぜんぶ、ぜーんぶ!
     お見通しなのよン!
    Cait Sith : ……ところで、覚えていて?
     アタクシ、アータにお願いをしましたわよね?
    (木の上から様子をうかがうリリゼット)
    Cait Sith : そう、
     世界の嘆きの涙を、すこしでも減らすこと……
    Cait Sith : ……知ってのとーり、
     各地で戦火は激しさを増すばかり。
     もはや一刻の猶予もならないというのに……
    Cait Sith : アータときたら、
     ダンスなんか観て、浮かれてる始末……
    Cait Sith : ホント……
     困ったちゃんねぇ?
    Cait Sith : (……あぁぁ、もっと
     仕掛けておくべきだったかしらン?
     でも、そんなにたくさん……んー……)
    Cait Sith : いいこと?
     アータが持ってるのは、「時を舞う力」なのよ?
     アータには何だってできるのよ?
    Cait Sith : あの戦いや
     この戦いだって、
     アータの匙加減ひとつで……
    Cait Sith : ……!?
    (マヤコフ舞踏団の踊り子達に囲まれる)
    (暗転、捕まるケット・シー)
      
    Raina : つかまえた~っ!
    Cait Sith : んなっ!?
     なンなの? なンですの!?
    Tanja : 捕まえたぞ!
     おい、リリゼット!!
    Judith : あれえ……こいつだれぇ?
     ねえ、なんか変なヤツも捕まえちゃったぁ。
    Lilisette : あはははっ!
    Lilisette : かまわないわ!
     どうせ、そいつも黒白ネコの
     手下に決まってるんだから!
    Lilisette : ふっふん!
     やっぱり、見間違いじゃなかったわね。
    Lilisette : さーあ
     ついに捕まえたわよ。
     おとなしくなさい、黒白ネコ!
    Cait Sith : アタクシ、
     ネコじゃありませんことよっ!
    Cait Sith : あ、やめなさいったら!
     汚い手を近づけないでちょうだい!
    Cait Sith : 青臭い小娘のくせに
     アタクシの耳を持とうだなんて
     10年はやくってよッ!!
    Lilisette : はんっ! 乳臭い
     子ネコのくせに、わたしに命令しようなんて
     100年早いわっ!
    Cait Sith : キーーーーーッ!
    (リリゼットの顔を引っかき、暴れるケット・シー)
    Lilisette : きゃああぁぁ!
    (暗転)
    Raina : いったーい!
    Cait Sith : ……まったく
     とンだ邪魔が入ったわ!
    Cait Sith : [Your Name]!
     いーこと? アタクシの言ったこと
     ユメユメ忘れるんじゃありませんわよ!
    (光となって消え去るケット・シー)
    Lilisette : ……あ、まちなさいっ!
    Lilisette : ああぁぁ!
     あと、ちょっとだったのにっ!
      
    (暗転)
    Raina : ねぇ、リリちゃーん。
     あんなネコ、もう放っとこうよ?
    Lilisette : はんっ、冗談!
     あれは未来……そう、ネコに化けて
     未来からきた侵略者なんだから!
    Tanja : つか、
     それ、あんたの妄想じゃん?
    Judith : だよねえ……
     未来から来た獣人だなんてさぁ……
    Lilisette : 本当なんだって!
     捕まえたら証明してみせるわ!
     これは、世界の危機なのよ!?
    Tanja : はいはいはい。
     ……で、こいつはどうすんだ?
     そのネコの仲間みたいだったけどさ。
    Lilisette : ……なに見てんのよ。
     耳の長いヒュームが、そんなに珍しい?
    Lilisette : ……。
    Lilisette : ……て、いうか
     あんた、だれ?
    Lilisette : ずいぶんと
     仲よさそうだったけど、ひょっとして
     あの黒白ネコ「ケット・シー」の仲間?
     
    ケット・シーの仲間?
     仲間です
     知り合いです
     
    「仲間です」
    Lilisette : ……そう!
     そりゃ好都合だわ。
     
    「知り合いです」
    Lilisette : ふん。
     同じようなもんじゃない。
     
    Lilisette : いろいろ
     聞きたいことがあるんだけど
     ちょっと顔かしてもらうわよ?
    Lilisette : ま、嫌とは言わせないけどね。
    Tanja : ……あーあ、可哀想。
     リリゼットに目をつけられちゃうなんて。
     あんた、逆らわない方が身のためだよ。
    Judith : リリちゃんは
     あたしたちから見てもカワイイし
     ウチの舞踏団一のアイドルなんだけどお……
    Judith : でも
     月影の胡蝶なんてのは
     見た目だけの話でぇ……
    Raina : その実態は
     月影のオオカミ! なんせ、
     鼻っ柱の強さでも舞踏団一だからね。
    Raina : それでも、
     言い寄るイケメンは
     お星さまの数ほどいたんだけどさあ……
    Judith : いっつも、リリちゃんの逆鱗に触れて
     鼻を折られたり、顎を外されたりして
     せっかくのイケメンが……。
    Lilisette : 顔は関係ないわ。
     わたしは、バカで弱い男が
     嫌いなだけよ。
    Lilisette : ……って
     なに、わたしに言わせるの!
    Lilisette : ……もう、いい。
     こいつの始末はわたしがつけるわ。
     みんな、解散よ!
      
    (暗転)
    Lilisette : ……コホン。ええと
     話がそれちゃったけど、改めて聞くわ。
    Lilisette : いったい、あんた何者?
     あの黒白ネコと、どういう関係?
    Lilisette : ……禁断の口?
     ふーん、あれ、そう言うんだ。
     それに飲み込まれて? へぇー……
    Lilisette : ……やっぱり
     わたしの睨んだとおり。
     あの黒白ネコが黒幕ね……
    Lilisette : え? なに?
     わたしのリアクションが変?
     ふつうこんな話信じないで
     笑ったりバカにしたりするだろうって?
    Lilisette : ん、べつに……。
     だって、わたし……
    Lilisette : !!
    Lilisette : あれは!?
    (鉄鷹騎士隊の姿)
    Ragelise : ラヴォールまでは
     コーサーチョコボで向かう。
     秣と水は与えたか? 鞍のチェックを忘れるな!
    Ragelise : なんとしても
     茜隼騎士隊が持ちこたえている間に
     村に到着するぞ。総員、準備にかかれ!
    Lilisette : ポーシャ!
     なにしてるのっ?
    Portia : ラヴォール村を
     助けに行くのよ。鉄鷹騎士隊の
     皆さんといっしょにね。
    Lilisette : ダメだって、ダボ……
     ううん、ラヴォール村は危険よ!
    Lilisette : わたしの知らない事態に
     なっているんですもの。いまの時期に
     オーク軍が侵攻してるなんて、絶対おかしいのよ。
    Portia : ふふふ。
     リリゼットったら。
     また、おかしなこと言って。
    Portia : いいこと?
     確かにあなたは賢いし、よく予想も当たるわ。
    Portia : けれど、
     敵だって必死なのよ。ぜんぶ、あなたの
     計算どおりに動いてくれるわけじゃないもの。
    Lilisette : ちがうの!
     わたしにはわかるのよ……
    Portia : 心配いらないわ。
     わたしだって、こう見えて
     厳しい軍事調練を受けてきたし、それに……
    Portia : なんといっても
     今はラジュリーズさまもいっしょだし、ね。
    Mayakov : はい、はい、リリゼット!
     こんなところで油うってる場合?
     さっさと楽屋に戻って、レッスンの続きをなさい!
    Lilisette : お師匠……
    Portia : だいじょうぶよ。
     敵をやっつけたら、すぐ戻ってくるんだから。
     そしたら、またいっしょにお買い物に行こ、ね?
    Lilisette : ポーシャ……。
    (暗転、出兵する鉄鷹騎士隊)
    Lilisette : ねえ、あんた……
    Lilisette : ずばり、聞くけど。
     未来から来たんでしょ?
    Lilisette : ……あ、やっぱ
     答えなくてもいいわ。
     でも、きっと、気づいてるわね?
    Lilisette : ラヴォール村が
     近い将来、オークに占領されて
     ダボイって呼ばれるようになること。
    Lilisette : そして、それは
     「今」じゃないってことを……
    Lilisette : ところで、
     あんた、名前は?
    (暗転)
    Lilisette : ……そう
     [Your Name]……。
    Lilisette : いいこと?
     [Your Name]。
     事態は飲み込めてるわね?
    Lilisette : なら、手伝って。
     いったい、ラヴォール村で何が起こるのか
     わたしにも、まったく予想がつかないの。
    Lilisette : ポーシャたちが
     心配だわ。わたしたちも村に急ぐのよ!

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