アルタナの神兵/黒天、閃電

Last-modified: 2011-08-23 (火) 12:34:31

・黒天、閃電

進行内容
 ラジュリーズとポーシャはどこへ……?
 城の最奥で何事かが起きつつあるようだ……。
 急がなければ……!


  1. 王の間〔S〕にエリアチェンジする
    Lilisette : ……リリス!
    Lilisette : ふたりを返してッ!!
    Lady Lilith : ……のこのこと
     性懲りもない……。
    Lady Lilith : 久しぶりの水入らずだ。
     邪魔をするな。
    Lilisette : はっ?
    Lady Lilith : 今、ちょうど
     聞かせていたところ……
    Lady Lilith : 本当の黒い未来と
     お前たちの、まやかしの白い未来の話を……
    Lilisette : まやかしの未来……?
    Lady Lilith : ……おやおや。
     やはり、何も知らないのだな。
     暁の神兵が聞いて呆れる。
    Lady Lilith : ならばお前たちも聞いていけ。
     なあ、ケット・シー?
    Cait Sith : ……。
    Lilisette : ……?
    Lady Lilith : ……ねえ、そこのへちゃむくれ。
     お前、未来から来たのだったか。
    Lady Lilith : ならば、この大戦が
     どうやって終わるのか、わたくしに教えなさい。
    Lilisette : だれがへちゃむくれよ!
    Lilisette : ……え、えっと、
     ジュノ攻防戦で勢いづいた連合軍を
     ザルカバード会戦で、おと……いや、
     ラジュリーズさまが率いて、包囲戦を……
    Lilisette : そして、五種族の英雄が
     闇の王を打ち破って……
    Lady Lilith : アッハハハハハ!
    Lady Lilith : なんだその絵空事は。
     子供でももう少しマシな作り話をするぞ。
    Lilisette : ……なによっ!
    Lady Lilith : そんな都合の良い話があるわけない。
     お前たちでは、闇の王に勝てないよ。
    Lady Lilith : 大戦には負ける。現に、今しがた
     身をもってそれを痛感した者がここにいる。
    Ragelise : ……。
    Lilisette : で、でも、
     じゃあ……
    Lady Lilith : お前たちの未来……
     お前たちのヴァナ・ディールは、アルタナが願って
     そこなネコがでっち上げた……
    Lady Lilith : ただの、幻だ。
    Lilisette : !?
    Lilisette : なによそれ。どういうことなの……?
    Cait Sith : ま、待って。
     アタクシから、きちんとお話するわ……
     いつか、言わなきゃと思っていた……のン……
    Cait Sith : ……本当の歴史はこうよン。
     863年……
    Cait Sith : 連合軍は、
     ズヴァール城を包囲するンだけど
     圧倒的な力の差で、返り討ちに遭って……
    Cait Sith : 闇の王に、完膚なきまでに
     叩きのめされてしまうのン……。
     そう、まるで今の状況ねン……
    Ragelise : ……。
    Cait Sith : それから、中の国……そして
     エラジア大陸……南方のオルジリアや
     北方のラゾアまで……ヴァナ・ディールは
     徐々に闇の王の手に落ちていったわ……
    Lilisette : ……
    Lady Lilith : ……しばらくは、暗黒の時代が続き
     数少ない人間の生き残りは、
     血盟軍の脅威に怯えて暮らした……
    Lady Lilith : しかし、その後……
     焦土と化した世界で、諦めず着々と
     力を貯えた者がいた。
    Lady Lilith : 雪辱と無念を晴らすべく
     再び、戦うことを選んだ者たち……
    Lady Lilith : それが、わたくしたちだ。
    Cait Sith : でもっ! でもっ!!
     その手段は、とても
     人として許されるものではなかったっ!
    Lilisette : ……いったい、なにを?
    Cait Sith : 彼女らは、黒き神と契約し、
     闇の王と同等の力を得たのですわっ……!
    Ragelise : ……!!
    Lady Lilith : ……そう。わたくしたちは、
     この身を、不死の体に変えた。
     終わらない大戦を、戦い続けるためにな。
    Ragelise : ……まさか。
    Larzos : お久しぶりでございます……
     ラジュリーズどの。
    Ragelise : ……お前、
     ラーゾス……!?
    Lilisette : ……でも、それじゃあ
     わたしたちがいた、大戦が終わった
     ヴァナ・ディールは……
    Cait Sith : ……アルタナさまは、その
     修羅界と化した未来のヴァナ・ディールを見て
     変わり果てた人の子の姿を見て……
     たいそう嘆かれたわ……
    Cait Sith : そして、願ったのン。
     世界を、人の子を、あるべき姿に戻そう、と……
    Lilisette : ……それから?
    Cait Sith : 9人のアタクシたちは
     眠っていた時を司る番人、アトモスを覚醒させ
     それぞれ過去へ飛び……
    Cait Sith : アルタナさまの願った
     「大戦に勝った」
     ヴァナ・ディールの可能性をこしらえた……。
    Lilisette : ……。
    Cait Sith : 神兵の助けを借りて
     歴史を徐々に修正し、
     より、白き未来を強固なものにして……
    Cait Sith : そして、アトモスが
     「要らなくなった」リリスたちの未来を食べて
     すべて、終了するはずだったのン。でも……
    Cait Sith : ……それを知った
     コイツらは、後から追ってきて……
     再び歴史を修正しようと、ごちゃごちゃに……
    Cait Sith : 結果、ひとつの未来を奪い合う……
     アトモスに互いの時間を喰わせあう
     形になってしまったわ……
    Lady Lilith : ……つくづく、ふざけた話だ。
    Lady Lilith : 分かっただろう?
     どちらが、正しい? どちらが、正義だ?
    Lady Lilith : わたくしたちがいた未来こそ
     真の、ヴァナ・ディール。
    Lady Lilith : お前たちのいた未来は、
     遡って一瞬で作られた、ただのまやかしだ。
    Lilisette : 本当なの……?
    Cait Sith : ええ……。
    Lilisette : どうしてっ?
     なんで黙ってたのよ!?
    Cait Sith : こ、これは……最重要機密で……
     決して明かしてはならないと……
    Lilisette : ……おかあさんの思い出も
     おとうさんの記憶も……
     全部、作りものってこと……?
    Cait Sith : ち、ちがいますわっ!
    Lilisette : でもっ!
    Cait Sith : お願いッ、信じてッ!
     アータたちは幻なんかじゃありませんわっ!
    Cait Sith : アタクシたちは
     少し、お手伝いをしただけ。
     未来を作り上げたのは、まちがいなく
     アータたち、人の子の力なのよン!
    Cait Sith : アータたちの想いも、記憶も、
     全部本当よン! 心が揺らいだら、
     それこそヤツらの思うつぼですわッ!
    Lilisette : でも……でもっ……
    Ragelise : ……!!
    Lady Lilith : さあ、茶番はここまで。
     お目覚めになった我が主が、おいでになる……
    Cait Sith : ……ふたりになにをしたのっ!
     アータっ……!
    Lady Lilith : わたくしたちは
     女神とやらの救済を待つほど、
     気が永くはないのでな。
    Lady Lilith : よりしろを用意し、自ら
     力ずくで、未来を手に入れるまで。
    Lady Lilith : 黒き神よ!
     光を遮り、時を創りしオーディンよ!
    Lilisette : 黒き……神……
    Lady Lilith : 大丈夫……
     アストラル風を浴びても、大事無い……
    Lady Lilith : その胸の印は
     黒き神の眷属が験……
    Lady Lilith : そして、
     黒き神を呼ばう引き金となるのは
     人の魂の高ぶり……
    Lady Lilith : 黒き神は、激しい情を好む……
     憎悪、悲哀、憤怒、そして……
    Lady Lilith : 愛……
    Lilisette : !!
    Lady Lilith : 寄り代の、
     力と想いが強ければ強いほど……
    Lady Lilith : 契約後の、わたくしたちの力は
     より強大なものとなる……!
    Ragelise : ……グゥゥゥゥッ!
    Lady Lilith : さあっ! 契約なさい。
     白き未来の可能性など
     微塵も残らぬよう、消し去ってしまえ!
    Odin : 奇しき縁に惑わされ……
     俗界に遊びて幾星霜……
    Odin : ……余を
     呼んだのは……汝なりや……?
    Ragelise : ……
    Odin : ……存念を……申すがよい。
    Ragelise : オレは……
     戦い続けなくてはならん……
    Ragelise : 軍を追われようとも、
     帰る場所などもうなくとも……
    Ragelise : 力を、くれ……
     あの、闇の王に匹敵する、
     奴を打ちのめせる強さを……!
    Ragelise : ……鎮めてくれ……
     この怒りと……無念をッ……!!
    Lady Lilith : 見事耐えるとは、さすが父上……。
    Larzos : 数々のご無礼、お許しください。
     すべてあなた方を正しい道に導くための……
    Ragelise : ……父?
    Larzos : 左様、あなた方は
     このレディ・リリスの
     お父上とお母上であられる。
    Portia : ……!?
    Lady Lilith : おとうさま、おかあさま……
    Lady Lilith : あんな、バカで軽薄な小娘なんかより
     わたくしの方が、強くて立派な、いい娘に育ったわ。
     そうでしょう?
    Lady Lilith : うんといって。
     そうしたら、わたくしあの娘を……
    Lady Lilith : 殺してしまうから……!!
    Lilisette : !?
    Cait Sith : ……[Your Name]っ!
     リリゼット!?
      
    Haudrale : あちらは、
     親子水入らずの対面中だ。
     邪魔をしてさしあげるな。
    Lilisette : なによそれっ! やめてよっ!
     みんなして……!!
    Lilisette : ……[Your Name]
     [Your Name]……!!
     いったい、どうしたらいいのよッ!?
    Lilisette : ……わたし、
     猛烈に腹が立ってきたわ……!!
     
  2. Throne Room を調べてバトルフィールド「黒天、閃電」へ突入する
    『黒天、閃電』でバトルフィールドに突入!
    現在このエリア内にいるパーティメンバーのうち
    自分を含めた6人がバトルフィールドに入れます。
    制限時間:30分
     
    Aquila : 君らの未来……
     本気で潰しちゃうけど、いいよね?
    Lilisette : ……手加減ナシよ。どっちが
     正しい未来か、思い知らせてやりましょう!
     
    バトルフィールドクリアタイム:xx分xx秒

アルタナの神兵
前のミッションミッション名次のミッション
鉄鷹、旋回黒天、閃電さようなら、リリゼット